「検索順位が上がらない」7つの原因|SEO対策の改善方法も解説

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    PINTO!編集部の山本です。弊社PLAN-Bでは、これまで17年間、多職種・多業種の企業様のSEO対策を支援してきました。

    この記事では、これまでの支援事例を基に検索順位が上がらない原因と対策について初心者の方にもわかりやすく解説しています。また、検索順位を上げるだけでなく、その先の成果を出すためのポイント・方法も併せて解説しますので、成果が上がらずお悩みの方は参考にしてください。

    以下の資料でもコンテンツの品質をチェックすることができます!SEOで求められる高い品質のコンテンツの作成にお役立てください。


    「検索順位が上がらない」その原因は?

    コンテンツ内容がニーズを満たしていない

    検索順位が向上しない原因として最も一般的なのは、コンテンツがユーザーのニーズを十分に満たしていないことがあります。

    もし「絶対にニーズは満たしている」という自信があったとしても、順位が上がらないのであれば以下の問いに答えることで改めて検索意図とのズレがないか確認してみてください。

    Q1.このキーワードを検索しているユーザーはどういう状態? 

    • いつ  
    • 誰が  
    • どんな状況で: 
    • どうしたい 

    Q2.ユーザーの顕在化しているニーズは? 

    • 〇〇について知りたい
    • 〇〇について知りたい

     ※上位表示サイトに書かれている事柄から洗い出す

    Q3.ユーザーが潜在的に持っているニーズは?

    • 〇〇をしたい
    • 〇〇をしたい

    ※顕在化されているニーズの裏にある表に現れていない(ユーザー自身も気づいていない)ニーズを考察する

    上記のうち、顕在化しているニーズについては、競合サイトや関連キーワードを調査すれば初心者の方でも比較的すぐに答えられるかと思います。一方で潜在的なニーズは、やや難易度が高いものの、競合サイトとの差別化に繋がるコンテンツ作成の肝となる部分です。

    例えば「ダイエット食品 おすすめ」などのキーワードについて考えてみます。このキーワードの顕在ニーズとしては「おすすめのダイエット食品が知りたい」が考えられますが、だからといっておすすめのダイエット食品だけを並べた記事では本当にユーザーのニーズを満たしているとは言えないでしょう。顕在ニーズの奥にある「楽して痩せたい」「空腹になるのは嫌だ」などの潜在的なニーズを捉えることで、「おすすめの置き換えダイエット食品」「腹持ちのいいダイエット食品〇選」といった、よりニーズに沿ったコンテンツが作成できるようになるのです。

    関連記事:SEOにおける”良質なコンテンツ”とは何か?Googleの考え方を知ろう

    競合サイトよりドメインパワーが弱い

    競合サイトよりドメインパワーが極端に弱い場合、SEOにおいては不利になり検索順位に大きく影響します。ドメインパワーとはわかりやすく言えばそのドメインがGoogleからどれくらい信頼されているかを表す概念です。

    ドメインパワーは主にリンク数やそのリンクの質により決定され、各SEOツールでその指標となる数値を測定できるようになっています。競合サイトよりドメインパワーが極端に低いのあれば、信頼できる外部サイトからのリンクを増やすなどの対策が求められます。

    関連記事:ドメインパワーの確認方法・強める方法

    対策キーワードをタグに入れていない

    メタタグやタイトルタグ、見出しタグに対策キーワードを含めていない場合、検索エンジンに対して十分なシグナルを送ることができません。これにより、記事が適切に評価されず、検索順位が低くなることがあります。

    関連記事:SEOで重要なタグについて

    コンテンツの独自性が不足している

    独自性とは、他のサイトにあるようなありふれた情報だけでなく、自社事例など独自の情報を提供できているかを評価する項目です。

    過去は上位表示しているサイトを真似てコンテンツを作成することが主流でしたが、現在ではこのようなコンテンツでは検索順位が上がりにくくなっているように見受けられます。

    独自性を出すための方法は、以下を参考にしてみてください。

    • アンケート調査を行い、自社独自のデータを基にコンテンツを作成する
    • ライター自身の経験を基に失敗/成功談を盛り込む
    • 自社での取り組み事例を掲載する(toBで相性が良い)
    • お客様の声、感想を掲載する(toCで相性が良い

    不要なトピックがある

    コンテンツ作成をするときによく言われるのが「情報の網羅性が大切」ということです。Webサイト全体という文脈においては確かにトピックの網羅度は必要ですが、記事単体で見ればこの考え方はやや注意が必要です。

    というのも、記事内にニーズから逸れた不要な情報やトピックが含まれていると、主題がぼやけてしまいユーザー体験を損ないます。Googleが公表している検索品質評価ガイドラインにおいても「ニーズメット(≒ユーザーニーズとの合致度)」を評価指標としており、ニーズに逸れたトピックが多く含まれているコンテンツは検索順位がなかなか上がらないのです。

    主題に関連する情報を中心に提供することで、読者の満足度を高め、検索順位の向上を目指しましょう。

    ペナルティを受けている

    検索エンジンのガイドラインに違反している場合、ペナルティを受けて検索順位が低下することがあります。ペナルティには、アルゴリズムによる自動ペナルティと手動で受けるペナルティの2種類がありますが、よほどのことをしていなければ自動ペナルティです。(手動の場合、Google Search Consoleに通知がきます)

    自動ペナルティを受けるケースでよくあるのが、キーワードの詰め込みすぎ、不自然なリンクなどです。自動ペナルティは原因の特定が難しく、一つずつ思い当たるものを改善していく必要があります。

    選定キーワードが適切ではない

    選定したキーワードの競合性が高すぎたり、検索ボリュームが大きすぎる場合、上位表示の難易度は高くなる傾向があります。その場合、上位表示のためにやるべき施策が多く、かける工数に見合った成果が得られない可能性があります。

    この場合、適切なキーワードを選定しなおし、それに基づいたコンテンツを作成しなおす必要があります。

    関連記事:SEOキーワード選定のやり方を初心者にもわかりやすく解説

    SEOで成果が出ていないよくあるケース

    まずはSEOで成果を出す方法を知る前に、上手くいかないケースをいくつか覚えておきましょう。

    色々とコンテンツに手を加えたら逆効果となりアクセスが減った

    SEOで成果を出すために、狙ったキーワードに応じたテキストを追加したり、サイトのソースを修正すると思います。ただし上位表示を目的とした修正が、逆にSEOの効果を下げてしまい、オーガニック検索の順位が下がることでアクセスが減ってしまうケースがあります。

    SEOに良いと思いやってしまいがちな修正

    SEOに良いと思いやってしまいがちな修正が、対策キーワードをテキスト内に盛り込み過ぎてしまうことです。

    上位化対象となるキーワードでランキングを上げたい場合は、そのキーワードに関する情報を深堀した文章を加えるようにしましょう。その際に共起語を含めることを忘れてはいけません。

    記事はたくさん入れているが(コンテンツSEO)アクセスが伸びない

    コンテンツSEOを意識して記事を大量に追加していても、一向に順位が改善せずトラフィックを獲得できないケースがあります。まず原因の1つとして考えられるのは、サイト自体に重大な問題がある可能性です。

    例えばGoogleから手動対策、または自動ペナルティがサイトにかかっている場合は、記事をいくら投入したとしても順位が上がらないでしょう。

    アクセスが伸びない時の対処法

    オーガニック検索でなかなか上位を獲得できない場合は、まずGoogle Search Consoleで手動対策を受けていないか、または直近で複数のキーワードで順位が下落していないかどうかを確認してください。

    サイト自体に問題が無い場合は、記事の質を高める必要があります。コンテンツは量よりも質が重要なので、サイト内に同じような内容の記事がいくつも存在していないかどうかをチェックし、なるべく1つの記事にまとめるように意識しましょう。

    アクセスは増えているがコンバージョンに繋がらない

    サイトへユーザーが集まっているにも関わらず、問い合わせや資料請求といったコンバージョンに結び付かない場合があります。

    コンバージョンに繋がらない原因

    理由の1つとしてはサイト内の導線が悪く、ユーザーがコンバージョンに辿りつく前に離脱してしまっている可能性があります。UI(ユーザーインターフェイス)を改善することで、コンバージョン率を上げることができます。

    例えば、お問い合わせや資料請求の場合は入力フォームの項目を減らしたり、基準を満たしていない項目をリアルタイムでエラーを表示させることで、入力フォーム内での離脱を減らす効果があります。

    最近はPCよりもスマートフォンからのアクセスが多いので、なるべくシンプルな設計にし、ワンタップでコンバージョンページへ到達できるようにしましょう。何度もボタンをタップさせて、無駄にページ遷移させるのは避けてください。

    導線の問題以外の原因としては、コンバージョンに至るユーザーを集められていないことが挙げられます。

    例えば、商品の販売を目的としている場合、「商品名」で検索してくるユーザーはコンバージョンに至り易いです。しかしその使用方法や効果など「ノウハウ系」の検索ユーザーの場合は、コンバージョンの一歩手前の潜在的なユーザーであり、商品を購入することなくサイトを離れていくことが多いです。

    アクセスが集まるページを、潜在ニーズのあるユーザーにコンバージョンを促すような内容に修正することで、購買率を上げることができます。

    アクセス、問い合わせは増えているが売り上げに貢献していない

    ECサイトのような商品の販売(売り上げ)を成果としているサイトの場合に、アクセスが増えているが直接コンバージョンに至らず、問い合わせに流れてしまうことがあります。

    商品購入に結び付かない際は、商品に関する説明や決済方法などを分かり易く明記するとよいでしょう。問い合わせの内容に沿ったコンテンツを提供し、ユーザーにできるだけ迷わせずに購入までアシストします。

    SEOでの成果の測り方がわからない

    SEOの成果というと検索結果の上位に位置することをイメージしている方も多いと思います。しかし実際に特定のキーワードで順位を上げたとしても、アクセスが思ったように伸びないこともしばしばあります。

    SEOの成果は単純にサイトの順位を上げることではなく、オーガニック検索から集めたユーザーがどれだけコンバージョンに貢献しているかどうかで測りましょう。


    SEOで成果を出すためにやるべきこと

    ここまでSEOの成果が出ない例をいくつかご紹介してきましたが、当てはまるものはありましたか?同様のケースが発生している場合は改善が必要です。またSEOで成果を出すためには、サイトに関する数値を計測するようにしましょう。

    正しく数値を測定する

    SEOで成果を出すために必要な数値は、以下の3つです。

    01:順位の計測

    オーガニック検索結果でサイトの順位が何位か確認しましょう。主な順位の計測ツールをご紹介します。

    SEOチェキ

    SEOチェキ!

    http://seocheki.net/

    サイトのURLとキーワードを入力するだけで順位が計測できる無料のツールです。1URLでチェックするキーワード数も少ない場合に便利なツールです。


    GRC

    SEOツールラボ

    http://seopro.jp/grc/

    有料のツールですが1度に複数のURLとキーワードの順位を取得できるので、サイトを複数所有している場合や、競合サイトの順位も確認することが可能です。デスクトップアプリなので、順位を取得する際にはPCが起動している必要があります。


    BULL

    BULL

    http://bullseo.jp/

    GRCと同様に複数のURLとキーワードの順位チェックが可能で、尚且つクラウド型のツールであるためPCを起動する必要がありません。

    02:アクセス数の計測

    Google Analyticsを利用して、サイトへのアクセス数を確認します。検索結果で上位化しているページへどれだけ流入しているかを見ると、そのキーワードがどれだけ集客に貢献しているかが分かります。

    03:売り上げの計測

    Google Analyticsでコンバージョン毎に金額を設定し、計測しましょう。ECサイトの場合はeコマースのトラッキングコードを実装することで、サイトへの流入から売り上げまでの分析を行うことができます。


    SEOでアクセスを増やすために行うこと2つ

    上記の数値を正しく計測できるようになった上で、アクセスを増やすための施策を行うとよりSEOの効果を実感することができます。

    アクセスを増やすためにやること

    ユーザーが求めるコンテンツを作成する

    SEOでアクセスを増やすには、オーガニック検索の順位を上げる以外に道はありません。そのためには、検索ユーザーが求めるコンテンツを作成し続けることが大切です。

    スマホサイトの改善

    ただコンテンツを作るだけではなく、ユーザーが使用しやすいようにUIの改善も忘れずに行いましょう。MFI(モバイルファーストインデックス)が実施されたこともあり、スマートフォンでのサイトの使いやすさがより重要となります。UX(ユーザー体験)を損ねることの無いようなコンテンツの提供を目指してください。


    まとめ:SEOで成果が出ない場合は、サイト内のデータを正しく計測して対策しよう!

    SEOを目的とした改善を施しても、なかなか狙ったキーワードで順位が上がらず頭を悩ますウェブマスターの方もいると思います。

    そんな時は順位だけにとらわれるのではなく、アクセス数や売り上げといった数値を正しく分析し、他にコンバージョンに貢献しているキーワードが無いかどうか調査してみましょう。

    狙ったキーワードで順位が悪くても、SEOで成果に繋がっているキーワードが他にあるかもしれません。

    弊社では、Webサイトの順位調査や競合調査、UI/UX改善提案に至るまでを一括してコンサルティングさせて頂いております。現状のSEO施策に頭打ちを感じていらっしゃるご担当者様は、是非弊社の「SEOコンサルティングサービス」へお問い合わせください。

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