SEOとは?SEO対策で上位表示する効果的な施策と事例
SEO対策
2024.11.01
2017.10.27
2024.11.08
本記事ではメタディスクリプションのSEOにおける役割や効果的な設定の方法についてご説明します。
また、こちらの資料でコンテンツの品質をチェックすることができます!メタディスクリプションの設定とあわせて、コンテンツ自体の見直しも行いましょう。
なお、SEO対策の支援会社に依頼をするときは、実績のある会社を選ぶことが大切です。PLAN-Bは、SEO事業歴16年・5,000社以上の取引実績があるSEO対策を支援する会社です。ご興味のある方はぜひこちらをご覧ください。
メタディスクリプションとは、検索結果の画面に表示される、記事内容を100文字程度のテキストで表現した「概要」のことです。ユーザーはメタディスクリプションを見て、このページが自分の検索意図に合っているかどうかを判断するため、記事のクリック率に影響します。
メタディスクリプションは、PC版の検索結果であれば100字程度、モバイル版は70字程度の文字が表示され、ユーザーが検索したキーワードが網羅されたページ内の文章を自動で掲載するものと、自ら文章を設定するものがあります。
メタディスクリプションはクリック率に影響すると説明しましたが、SEOに関してはどうでしょうか?やはり上位化させたいキーワードは必ず入れるべきなのでしょうか?
実はメタディスクリプションにはSEO的な影響はほとんどなく、Google公式からはメタディスクリプションをSEOのランキング要素に含めていないと発表されています。
正確なメタディスクリプションはクリックスルー率を向上させる可能性がありますが、検索結果内のランキングには影響しません。
引用:Google検索センター
SEOへの効果はないものの、適切なメタディスクリプションを設定することでユーザーがページに流入しやすくなります。ユーザーの悩みに寄り添った、クリックしたくなるようなメタディスクリプションを設定するようにしましょう。
メタディスクリプションは、記事の内容とリンクしているかが非常に重要です。記事本文を書いてからメタディスクリプションを書くことで、記事の内容とのズレを防ぐことができます。
メタディスクリプションの意義は、検索結果を見ているユーザーに簡潔に記事内容を伝え、クリックするなどの次のアクションをとってもらうことです。
そのためには、ユーザーの興味関心に寄り添う必要があります。「この記事はあなたの悩みを解決できる記事だ」とアピールするためには、記事が何に悩んでいる人に向けて書かれているか、この記事を読むことでどのような利益が得られるかを強く意識しなければなりません。そうすることで、はじめて他の人に興味を持ってもらえるメタディスクリプションを書くことができます。ユーザーに興味をもたせることができれば、自ずとクリック率も上昇します。
メタディスクリプションを書く際のポイントは以下の3つが挙げられます。
これらのポイントについて、詳しく解説します。
長すぎる文章は、たとえどんなに内容が素晴らしくても読み手が敬遠してしまいます。なぜなら、ユーザーは内容を精査する前には大まかにしか文章を読まないからです。
メタディスクリプションには、ユーザーが興味を持つような、記事の内容を100字程度で要約した文章を設定しましょう。
SEOを意識してキーワードを詰め込み過ぎると、見栄えが悪くなりクリック率が下がってしまう恐れがあります。キーワードを詰め込むより、ユーザーの悩みに合っていて興味をひくような説明文を考えることが大切です。
キーワードには共起語などを盛り込んでいくのがおすすめです。盛り込みすぎはよくありませんが、検索の時に使われるキーワードとして考えられるものは取り入れていきましょう。
キーワードや共起語などに関しては、以下の記事をご覧ください。
全てのページが同じメタディスクリプションで統一されているWebサイトを見かけることがよくあります。必ずページごとに個別のメタディスクリプションを設定しましょう。重複しているメタディスクリプションは、Google Search Consoleの「HTMLの改善」から確認が可能です。該当のページを探す際に、このような専用のツールを使用すると便利です。
また、無料ツール(Screaming Frog SEO Spider)を利用することで全ページのメタディスクリプションをチェックすることも可能です。
メタディスクリプションを設定する際は、以下のような形で記述をします。
例:
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<meta name=”description” content=” PLAN-Bの情報発信メディア「PINTO!」では、企業のマーケティング担当者様向けに、SEO、インターネット広告、Web改善に関するサービス・事例のご紹介や、Webマーケティングに関連する最新情報や活用事例を発信していきます。” /> |
上記の内容を各ページのheadタグ内に設置します。content=””の中の文言は、ページごとに変更して利用してください。
ワードプレスのプラグインをインストールし、メタディスクリプションを設定するのが最も簡単な方法です。
Yoast SEOをインストールすると簡単にメタディスリプションを変更できます。
ワードプレスのサイドメニューの「プラグイン」からYoast SEO を検索してダウンロードし、以下のようにメタディスクリプションを直接書き込みます。タイトルの下にどのように表示されるのかわかるので、非常に使いやすい機能です。
メタディスクリプションを設定するメリットや書き方はご認識いただけたかと思いますが、一から考えるのは少し難しいですよね。
そこで、本記事で設定すると仮定した場合のメタディスクリプションの良い例と悪い例を2つ紹介します。
悪い例:メタディスクリプションに関する内容を記載しています。
良い例:メタディスクリプションは記事のクリック率に影響します。本記事では、メタディスクリプションの設定方法やポイントについて、初心者の方にもわかりやすく解説します。
こちらの悪い例では、記事にどのような内容が書かれているか、全くわからないものとなっています。この文面だと、自分が求めている内容が含まれているか、ユーザーが判断しづらいですよね。
一方、良い例では、今回のテーマである「メタディスクリプション」と本記事の内容やターゲットを、78字で簡潔に説明しています。モバイル版だと70字程度までしか表示されないため、テーマの概要と記事の内容を簡潔に伝えられるよう工夫することもテクニックの一つです。
悪い例:メタディスクリプションに関して説明しています。是非ご覧ください。
良い例:メタディスクリプションとは、記事内容を100文字程度のテキストで表現した概要のことで、適切に設定することでクリック率の向上が見込めます。本記事では、メタディスクリプションの設定方法やポイントについて解説しています。
こちらの悪い例では他の記事でも使いまわせるような文章を設定しており、先ほどと同様、この記事を読むことでどんなことを知ることができるのか、ユーザーは判別がしづらいですよね。
良い例では、メタディスクリプションの概要の後に、メタディスクリプションを設定するメリットと記事の内容を107字で説明しています。設定するメリットを含めることで、ユーザーに興味を持ってもらうことが可能です。
設定されているメタディスクリプションは、以下の3つの方法で確認することができます。
各記事の編集画面下部に、以下のような「Meta description」という欄があります。
この欄に文面が入っていれば、メタディスクリプションが設定されているということです。文面を修正したい場合は、この欄から修正を行いましょう。
ラッコツールズのTITLE & META情報抽出では、メタディスクリプションに設定されている内容を確認することができます。
まず、以下の「URL」欄に確認したい記事のURLを入れます。
「抽出」をクリックすると「meta DESCRIPTION」欄に設定されている文面が表示されます。メタディスクリプションが設定されていない場合は、「meta DESCRIPTION」欄が空欄となります。
HTMLソースからも、メタディスクリプションの設定状況を確認することができます。
①確認したいページを開く
②右クリック→「ページのソースを表示」を選択する
③「<meta name=”description” content=」から始まる部分を確認する
①確認したいページを開く
②右クリック→「ページのソース表示」を選択する
③「<meta name=”description” content=」から始まる部分を確認する
メタディスクリプションを設定したのに検索画面で表示されない場合、Googleが適切ではないと判断している可能性があります。
Google公式ヘルプには、以下のような記述があります。
Google では、ページ上のコンテンツのみから取得できる情報よりもページの概要をユーザーに正確に説明できると判断した場合、ページの <meta name=”description”> タグを使用して、検索結果のスニペットを生成することがあります。
つまりGoogleから適切でないと判断されれば、設定したメタディスクリプションは反映されないということです。
Googleから適切でないと判断される要因として、以下が挙げられます。設定したメタディスクリプションが以下の内容に当てはまっていないか確認しましょう。
また、適切な場所に記述されておらず反映されないこともよくあります。headタグ内に記述されているか、必ず確認しましょう。
先ほど述べたように、PC版の検索結果であれば100字程度、モバイル版は70字程度の文字が表示されるため、どの媒体でも文章の全体を表示させたいのであれば、70字程度が適切です。
ちなみにGoogle公式からは表示される文字数について明言されていませんが、2024年11月現在、PCでは90字程度、モバイルでは70字程度が表示される仕様になっています。
メタディスクリプションを設定していない場合、そのページ内に存在するテキストをGoogleが自動的に検知して表示する仕様となっています。ただし、あくまでも自動であり意図しない文章が表示されてしまう可能性があるため、メタディスクリプションは設定しておくのがおすすめです。
クリック率だけでなくコンテンツ自体の改善のために
適切なメタディスクリプションの設定により、検索結果画面上でのクリック率は改善されると考えられています。
しかし肝心なのは、クリックされた後実際に閲覧されるコンテンツの品質です。もし検索結果画面のタイトルとメタディスクリプションが魅力的でクリックしても、その中で見たコンテンツが求めている内容と異なる場合、ユーザー体験はあまりよくないものになってしまいます。
コンテンツ自体の内容を改善するときにチェックすべき項目をまとめておりますので、ぜひこちらの資料をご覧ください。皆様の記事コンテンツの改善につながれば幸いです。
メタディスクリプションは、あくまでもクリック率を左右するものなので、SEOの上位化を目的として設定をする必要はありません。
Googleは常々、検索エンジンではなくユーザー行動を意識することを、我々ウェブマスターに訴えています。メタディスクリプションは、SEO目的ではなくユーザーライクなものにすることを心がけると良いでしょう。
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