SEOコンサルティングとは
SEO(Search Engine Optimization = 検索エンジン最適化)をお客様のサイトで実施するサービスのことです。
弊社が定義するSEOコンサルティングサービスは、「無機質にキーワードの順位を上げる」だけでなく、「目的達成」に向けて「SEO戦略」を決め「戦略に紐づいた戦術・施策」を連続的に行っていき、「ビジネスの成長」を助けることであると考えております。
SEO施策は掛け捨て型のWeb広告施策とは違い、サイト内の最適化とユーザーファーストなコンテンツ運用により、中長期的に検索エンジンからの集客が可能であると同時に、検索上位に表示されることで、企業としてのブランディング効果も得られる、非常に費用対効果の高い施策といえます。
アドテクノロジーを始めとするデジタル広告が加速度的に進化していく中でも、古くから最も重要視されているデジタルマーケティングの施策の一つでもあり、常に動向に注目が集まるソリューションです。スマートフォンの登場などにより、ユーザーの検索行動は変化し続け、AI技術の導入により検索エンジンも進化し続けているため、常に最新の知見・ノウハウが求められる領域でもあります。
SEOお取引社数トップシェアのPLAN-Bは、5,000社以上の企業様に技術を提供してきました。技術の会社だからこそ成し得る確かな施策を是非とも一度お試し下さい。
こんなお悩みありませんか?
-
別のSEO会社にお願いしているが、
中々成果に繋がらない…。 -
セッションは増えるものの、
CV増に繋がらない…。 -
社内でSEOに割く
リソースが無い…。 -
自社でSEOに取り組んでいるが、
更なる成果のために
プロの知見を借りたい…。
PLAN-Bが解決します!
PLAN-Bの
SEOコンサルティングの特徴
売上につながる戦略を明確にする
SEOコンサルティング
PLAN-BではSEO観点で売上につながる戦略をご提案いたします。
要望があったキーワードで順位を上げるのみでなく、
お客様の事業特性やターゲットを深く理解し
事業貢献に最もインパクトする戦略構築を行います。
-
01
お客様の事業に最も貢献するSEO戦略の構築
SEO対策において最も成果に差が出るのは戦略です。
PLAN-Bでは担当のSEOコンサルタントがお客様の事業特性やサイト特性、狙うべきターゲットを深く理解し、事業貢献に最もインパクトする戦略構築をいたします。お客様の事業貢献に繋がったSEO戦略の事例
-
02
累計取引社数5,000社超、
SEO歴18年という歴史から蓄積された
成果の出るSEOメソッドPLAN-Bは戦略立案に加え、施策実行においても他社を圧倒します。
累計の取引実績が5,000社を超えており、日本国内では最大級の規模を誇るSEO事業です。これまでのご支援の中で培った、膨大な施策の成功ノウハウを保有しております。
長くSEOと向き合ってきたPLAN-Bだからこそ、どのような状況においても成果の出る施策をご提案いたします。 -
03
業種業界、Webサイトの特性ごとに特化した
コンサルティングチームPLAN-Bでは長年の実績から特定の業種業界、そしてサイト特性に特化してコンサルティングチームを形成しております。
特に以下に示している領域においては専門コンサルタントを配置し、日々知見を集約しております。
またWebサイトの特性を6つの型と15の組み合わせに分類しており、それぞれにおいて最適な施策をご提案いたします。
PLAN-BのSEOコンサルティング
の得意領域
-
BtoBサービス オウンドメディア
弊社オウンドメディア「PINTO!」ではSEOに関連する多くのキーワードで上位表示を達成し、月間800〜1,000件のリード獲得に成功しております。
自社のマーケティングで培ったノウハウを活かし、SEO経由でのセッション獲得だけでなく、リード獲得数増加に向けてのコンサルティングが可能です。 -
ECサイト/ポータルサイト
大規模なECサイト/ポータルサイトは普通のメディア型のサイトと違い、複雑な内部テクニカル施策が多く発生します。またページ数が多いため必然的にデータ分析の難易度が高く、経験の少ないコンサルタントでは質の高いコンサルティングが難しいです。
5,000社以上のお取引実績のある弊社では多くのECサイト/ポータルサイトのコンサルティングを行ってきたため、経験をもとにした高品質なコンサルティングが可能です。 -
YMYL領域のWEBサイト、クリニックのWEBサイト
YMYL領域のSEOは難易度高く、信頼性を向上させるための施策が多く必要となります。またクリニックのWEBサイトはコラムからの流入だけでなく、「施術名×エリア名」キーワードでの上位表示獲得が売上向上のためには最も重要であると考えています。過去に多くのサイトを対策してきた経験豊富なコンサルタントが難易度の高いYMYL領域のサイトを成功に導きます。
※YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、人の将来的な幸福や健康、金融にまつわる情報のことを指し、Googleの「検索品質評価ガイドライン」の項目の一つです。
-
コンセプト設計が必要なBtoCコンテンツマーケティング
BtoCのコンテンツマーケティングは他の施策と比較し、マーケティングファネルの上流にアプローチする認知/ブランディング向けの施策であることが多いです。
ただ単にキーワードを決め、コンテンツを追加していくだけでなく、伝えたいメッセージ、ユーザーに与えたい印象、自社の強みから、メディアのコンセプトを立案し、独自性に優れたコンテンツマーケティングをご提案いたします。
SEOだけでなく、マーケティング全般に強いPLAN-Bだからこそ可能な領域です。
SEOコンサルティング内容
-
SEO戦略設計/対策キーワード選定
SEOコンサルタントがターゲットユーザー/ペルソナに関するヒアリングを行い、検索市場キーワード分析、競合サイト分析、自社サイト分析といったクロス3C分析を通じて、戦略を設計します。
弊社では戦略を「Webサイトの検索エンジン最適化を促進するためにキーワード戦略・SEO戦術・SEO施策などで構成される総合的な方針」と定義しており、具体的にはWebサイトの目標に合わせたキーワード選定、そのキーワードを狙うためのページ群の作成計画、Webサイト内のコンテンツや内部リンクの最適化などの手法を考えていきます。
また、KPI数値、マイルストーンならびに全体対策スケジュールを策定し、自然検索における集客戦略を立案します。 -
SEO戦術・施策提示
設計した戦略に基づき、担当のSEOコンサルタントが対策キーワードで上位表示させるためのサイト改善施策を立案・提案します。
検索エンジン上の順位は、サイトコンテンツの内容、ドメインパワー、内部テクニカルという、大きく3つの観点から、他サイトとの相対評価で決まります。これらの観点を踏まえ、内部コンテンツの改善、内部テクニカル施策(エラーの解除やサイト速度の改善など)、外部施策、一般的なコンバージョン率(CVR)改善施策などを網羅的に立案・検討し、優先度の高いものを毎月ご提案いたします。 -
定点観測・レポーティング・定例会
Google Analytics、Google Search Consoleを用いて、全体状況からKPI進捗、注力キーワード順位、ランディングページの流入分析、施策の効果計測などをレポーティングし定例会でご報告いたします。
定例会では、毎月施策のPDCAを回していくため、担当のSEOコンサルタントより翌月の改善施策のご提案及びご説明も行います。また、SEO動向レポートを添付し、お互いに最新動向をキャッチアップできる体制を構築していきます。
SEOコンサルティングの
費用とプラン
-
スタンダードプラン
- 費用
- 50万円/月~
- 契約期間
- 半年~
おすすめサイト
- サービスサイト
- 記事メディア
- 企業オウンドメディア
-
プレミアムプラン
- 費用
- 70万円/月~
- 契約期間
- 半年~
おすすめサイト
- ECサイト
- ポータルサイト
-
戦略設計プラン
- 費用
- 150万円/式
- 契約期間
- 1ヶ月
プラン内容
- 初期分析
- SEO戦略・戦術
- スケジュール作成など
-
コンテンツライティング
- 費用
- 8万円/記事〜
- 契約期間
- 半年~
おすすめサイト
詳しくはコンテンツライティングのページ
をご覧ください
SEOコンサルタント紹介
-
馬谷 達也SEO専門執行役員
行政機関や大手EC、大手メディアから町の歯科医院といった中小企業まで幅広く、数多くのサイトの改善に10年以上従事。
2015年よりSEO事業の責任者に就き、国内最大規模の売上・取引社数まで成長させることに貢献。
現在も現役でサイト分析からレポーティングまで手掛けており、最高難易度のお客様を主に担当する。 -
出田 晴之SEOコンサルティング事業部 部長
「お客様に利益をあげていただくことが最も重要である」との考えを持ち、サービス改善に取り組んでいる。
WEB領域にとどまらず、事業上の問題解決を目的にコンサルティングサービスを提供する。
愛読書は『ストーリーとしての競争戦略』であり、戦略の本質は”特定の文脈に埋め込まれた特殊解”との一節に強く影響を受けている。 -
北村 隆汰SEOコンサルティング事業部 マネージャー
月間3,500万PVの娯楽業サイトや、日本有数のファッションECサイト、導入社数50,000社を超えるクラウドサービスなど、幅広く担当するSEOコンサルタント。直近ではYMYL領域での対応を中心に行っており、過去20サイト以上の継続的なサービス提供を実施。
成果創出のために実装まで推進力を持って行うSEOサービスの提供を心掛けている。 -
高橋 佑輔SEOストラテジスト
年間で100サイト近くのSEO戦略設計、WEBサイトの課題分析に従事。
SEOという領域だけに囚われず、WEBマーケティングの全体像からSEO戦略に落とし込んでいくスタイルで分析、プランニング、ご提案までを一気通貫で対応。
得意なサイト型はECサイトやポータルサイトといった大規模サイトやBtoBサービスのオウンドメディアのSEO。 -
日髙 伸哉SEOコンサルタント
大手求人、旅行の大規模DBサイトからニッチ領域のBtoBサイトのSEOコンサルティングに幅広く従事し、現在はBtoB領域をメインで担当。
エンタープライズ領域のフロントや広告運用の経験もあり、SEOのみではなくデジタルマーケティング全体の知見を有するSEOコンサルタント。 -
石橋 和勢SEOコンサルタント
2021年に中途入社以後、一貫してコンサルタントとしてSEOコンサルティングサービスを提供。
不動産やブライダル、WEBメディアなどBtoC向けのサイトを主に担当し、現在はECサイトに注力。
大手企業・大規模サイトを中心に担当。好きな事は整理整頓。
全ての物事に対して綺麗に整理したいタイプ。
SEOコンサルティングの実績
DMMぱちタウン様の事例
継続的な改善により、
対策前の2020年1月と比較し
300%を超える実績を記録!
ご相談時の課題
- パチンコ/パチスロ機種を指し示す単体キーワードの上位表示が網羅的には出来ていない。
- ユーザーの様々なニーズに応えるためのキーワードについて、受け皿となるコンテンツが充分に対策されていない。
- パチンコ店の店名キーワードにて特定競合が上位を占有しており、上位表示が出来ていない。
解決策
- コンテンツのギャップ、タイトルや図表の挿入など、ユーザーニーズに沿った徹底的な機種ページの改善。
- ユーザーが検索行動を起こすであろう瞬間を想像し、記事として受け皿を生成。リライトを繰り返しながら対策を重ねる。
- パチンコホールに足を運ぶユーザーにとって“ぱちタウンをわざわざ選んで見る理由”が出来るよう、独自性の追求。
施策結果
- 現在稼働している主要なパチンコ/パチスロ機種の単体キーワードにて、1位を多く獲得。
- 多くのユーザーが検索する業界特有の関連語句(例*『番長ZERO 設定』)にて上位を獲得。
- ホール名単体キーワードではまだ競合を超えられてはいないものの、特定店舗にて1位を獲得。


野村不動産ソリューションズ株式会社様の事例
2021年6月から
コンテンツSEOの取り組みを開始し、
現在では対策前の2021年5月と比較し、150%を超える実績を記録!
ご相談時の課題
- 複数の事業部が絡み追加に追加を重ねてできている大規模サイトのため、ページ数は多いがGoogleからの評価を受けづらい構造だった。ゆえにSEO対策を考えたサイト構造になっていなかった。
- 不動産査定業界は競合サイトがSEOに強く、検索結果上では流入シェアを奪われてしまっていた。
解決策
- タイトルタグ、ディスクリプションタグ、headタグといった基本的な項目から弊社が見ている約70項目ほどのSEOの内部施策を順次確認していき、修正の千本ノックを実施。SEO内部対策の全面見直しを行った。
- 競合他社が力を入れているSEO型コンテンツの制作をスタート。司法書士、弁護士、税理士、宅建士などの専門家を監修者としてアサインし、E-E-A-Tを担保したコンテンツ制作を行った。
施策結果
- コンテンツSEO開始から9か月後で自然検索経由でのセッション数150%越えを達成。
- 一般キーワードである「土地 名義変更」、「マンション 名義変更」、「空き家 活用事例」などの複数のキーワードで上位表示を獲得。
- BIGキーワードでもある「不動産売却」も順位改善傾向に。


株式会社プラスワンインターナショナル様の事例
コンテンツSEOの取り組みを開始し、
自然検索流入については、
昨対比200%を達成!
ご相談時の課題
- 自社でSEO対策を行ったり、複数のSEO専門の業者に委託したりしたものの、なかなか思うような効果が出なかった。
- お願いしていたSEO業者が被リンクを購入する施策を行ったが、アルゴリズムのアップデートでペナルティを受けてしまい、解除された後もSEO対策に関して満足いくような結果は出なかった。
解決策
- PLAN-Bで目標に掲げたのは「注力キーワードの順位上昇」と「セッション数の増加」の2点。そのために内部対策と外部リンクのクリーニングを合わせて行っていった。
- 記事のディレクションから制作までを一手に担い、取材に基づいた良質なコンテンツを定期的に配信していき、サイトの独自性が高まり、外部からの自然なリンクが増え、サイトの信頼性や権威性を高めることにしていく。
施策結果
- 良質なコンテンツ制作やキャンペーンの実施などの施策を行ってきた結果、さまざまなキーワードでの検索結果上位表示を達成。2017年3月時点では「Tシャツ」という単体ビッグワードでの検索結果1位表示を実現。
- Facebookページでコンテンツを配信したことで、フォロワー数の増加と投稿へのいいね数の増加を実現。
- 自然検索流入については、昨対比200%を達成。

SEOコンサルティングの
よくあるご質問
-
Q
成果が出るまでにどれくらいの期間を想定していればよろしいでしょうか?
開く -
これまでのSEO対策歴、ドメインパワー、施策の実装スピード、競合性など様々な要因で成果までのスピード感は異なります。
平均して半年~1年くらいかかるケースが多いです。ドメインが強く、SEO設計がしっかりされているサイトの場合、サイト実装後すぐに効果が表れるケースも もちろんございます。
-
Q
将来的にはSEOの内製化を考えているのですが、内製化の支援も可能でしょうか?
開く -
可能です。弊社ではSEOの内製化を支援する「SEARCH WRITE」というSEOツールを独自で開発しております。お客様によってはまず、SEOコンサルティングサービスのご契約をいただき、その後SEARCH WRITEを使用して内製化に成功した方もいらっしゃいます。
また、ツールだけでなくウェビナー開催も行っていますので是非ご参加くださいませ。
-
Q
SEOだけでなくサイトへの実装まで可能でしょうか?
開く -
可能です。弊社ではサイト制作サービスも展開しております。別途制作サービスのご契約をいただくことで、SEOコンサルティングだけでなく、改善施策の実装まで可能です。一気通貫でお力添えできることがPLAN-Bの強みです!
-
Q
成果報酬型のSEOコンサルティングは可能でしょうか?
開く -
恐れ入りますが、新規での成果報酬型のSEOコンサルティングサービスはお受けしておりません。
-
Q
SEOだけでなくWEB広告なども併せてお願いすることも可能でしょうか?
開く -
可能です。PLAN-Bはインターネット広告運用代行事業や、WEBマーケティングコンサルティング事業を展開しております。WEBマーケティングの上流から設計を行い、施策の選定から実行まで対応しております。インターネット広告事業についてはGoogle、Yahoo!から公式の認定パートナーをいただいているので、運用力についてもご安心ください。「代理店とのコミュニケーションを一本化したい」「WEBマーケティングの上流から依頼したい」という方は是非ご相談いただけますと幸いです。買取業界のお客様だと、リスティング広告も含めたSEM(検索エンジンマーケティング)に取り組む会社も多く、面として検索結果を取り合う戦いになっています。
-
Q
複数サイト運営していますが、費用の相談は可能ですか?
開く -
複数サイト分のお打ち合わせなどを同時に行わせていただくことでボリュームディスカウント可能です。遠慮なくご相談くださいませ。
-
Q
スポットでのコンサルティングは可能でしょうか?
開く -
原則としては、継続型のSEOコンサルティングを中心にサービス展開しております。
場合によって、「初期キーワード選定のみ」「初期内部テクニカル修正指示書のみ」といったサービスでもお受けしておりますので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。 コンサルタントが目標達成に向けて最適なプランニングをさせていただきます。
SEOコンサルティング
ご利用の流れ
-
1
ヒアリング/サービス概要説明
WEB会議にてお打ち合わせを設定させていただき、SEOに取り組んでいこうと思われた背景、過去の施策状況、現状の課題点、お客様の事業やターゲットユーザーについて細かくヒアリングさせていただきます。 また、この場でPLAN-BのSEOコンサルティングサービスについてご説明をさせていただきます。
-
2
事前調査・分析
SEOコンサルタントがGoogle Analytics、Google Search Console、その他外部ツールを使用し、検索市場調査、競合サイト調査、自社サイト調査を行います。分析内容をもとに、ご提案内容を立案させていただきます。
-
3
ご提案
改めてお打ち合わせのお時間をいただき、目的・目標達成に向けたSEO戦略・戦術・施策のご説明をさせていただきます。同時にプランについてもご案内させていただきます。
-
4
すり合わせとご契約
ご不明点の解消を始め、お取り組み内容のすり合わせを行います。コンテンツ本数やコンサルティングのプランを最終確定します。最終的なプランが確定したのち、正式にご契約を行います。書面での契約、クラウドサインどちらでも可能でございます。
-
5
施策開始
スケジュールに合わせた施策展開と、定例会の実施をいたします。月1のサポートだけでなく、SEOコンサルタントからのお電話やメールでのトピック共有や、急遽対応を要する案件ではWEB会議システムなどを用いたサポートも可能です。
SEOに関するコラム
SEO動向レポート
2025年2月度
※2025年3月13日更新
Google、2025 年はオリジナリティを重視か
Googleのゲイリー・イリーズ氏が発言
2025年2月、Googleのゲイリー・イリーズ(Gary Illyes)氏は、ロンドンで開催されたSEOコンサルタントのアレイダ・ソリス(Aleyda Solis)氏主催の#seofomoパネルディスカッションにおいて、今年は「オリジナリティ」に注力することが重要であると述べたようです。
上記の内容については、ディスカッションに参加したSEOコンサルタントのマーク・ウィリアム・クック(Mark Williams-Cook)氏が、Linkedinにて共有しています。
参考:LinkedIn|マーク・ウィリアム・クック氏の投稿
ゲイリー・イリーズ氏の発言内容詳細
Linkedinで投稿したマーク氏によると、パネルディスカッションにおけるゲイリー氏の発言は以下です。
「オリジナリティは、今年私たちが注力するポイントの一つです。これは重要になってくるでしょう。」
原文:“Originality is something we‘re going to be focusing on this year. That’s going to be important”
参考:Linkedin|マーク氏のLinkedInより、アレイダ・ソリス氏のパネルディスカッションの様子
今後、SEOにかかわる人に必要な視点
オリジナリティを担保するためには、「そのコンテンツには、あなただけが読者に提供できる情報があるのか」という質問に必ず答えられるようにしましょう。
上記に答えるために、あなた(が所属する組織)の「独自情報やレポート、研究や分析の結果」をコンテンツに用いる、などという手段があることを覚えておきましょう。
背景としては、下記の2点があります。
- ①WEB上に、SEO目的の「同じようなコンテンツ」が飽和していること
- ②Googleがコンテンツ作成のガイドラインで推奨していること
参考:Google|ガイドライン「有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成」
Ahrefs、被リンクの重要性低下に関して調査
被リンクの重要性は低下しているのか
SEO分析ツールベンダーのAhrefs社のパトリック・ストックス(Patrick Stox)氏は、Googleが「被リンクの重要性が以前より低下した、あるいはしていく」と過去発言したことを受け、100万件の検索結果ページを分析し検証を行いました。
その結果、下記の示唆を得たとしています。
- ①被リンクの重要性は低下しているが、依然としてランキングに影響を与えている。
- ②特に、特定の種類のキーワードでは重要度が高い。
参考:ahrefs blog|パトリック氏の記事|「Googleは『リンクは重要ではない』と言っているが、その検証のため100万の検索結果ページを調べました』」
調査方法の詳細
調査方法は、アメリカの検索ボリュームが多い上位100万キーワードを対象に、検索結果(SERPs)のランキング(上位20位以内)と、さまざまなSEO指標との相関関係を調べました。
- 対象: 米国の検索ボリュームが多い上位100万キーワード
-
分析方法: 各キーワードの検索順位(上位20位以内)と、以下のSEO指標とのSpearman相関係数(順位相関)を計算
- ドメイン評価・外部被リンク数・外部発リンク数・相互被リンク数・参照ドメイン数
- 内部被リンク数・内部発リンク数
- URLのKW有無・URLの長さ
参考:ahrefs blog|パトリック氏の記事|「Googleは『リンクは重要ではない』と言っているが、その検証のため100万の検索結果ページを調べました』」
調査結果
調査結果は下記のとおりです。
依然として相対的に被リンクが重要であることがわかります。
指標 | スコア | 評価 |
---|---|---|
ドメインの評価(Domain Rating) | 0.131 | 弱い相関 |
被リンクの数(Number of backlinks) | 0.248 | 弱い〜中程度の相関 |
フォローされた被リンクの数(Number of followed backlinks) | 0.242 | 弱い〜中程度の相関 |
参照ドメイン数(Number of refdomains) | 0.255 | 弱い〜中程度の相関 |
フォローされた参照ドメイン数(Number of followed refdomains) | 0.25 | 弱い〜中程度の相関 |
内部リンク数(Number of internal inlinks) | 0.117 | 非常に弱い相関 |
内部発リンク数(Number of internal outlinks) | 0.093 | 非常に弱い相関 |
外部発リンク数(Number of external outlinks) | 0.083 | 非常に弱い相関 |
URL内にキーワードが含まれるか(If keywords present in URL) | 0.034 | ほぼ無相関 |
URLの長さ(Length of URL) | -0.107 | 弱い負の相関 |
参考:ahrefs blog|パトリック氏の記事|「Googleは『リンクは重要ではない』と言っているが、その検証のため100万の検索結果ページを調べました』」
ほかの得られた示唆①
ほか、調査で得られた示唆としては、以下です。
-
被リンクは、検索ボリュームが大きいキーワードほど順位との相関が強い。
- 検索ボリュームの大きいキーワードの方が競合性が高いため、リンクが重要になるケースがある。
- 検索ボリュームの大きいキーワードで表示されるページは、露出回数が多いため、リンクを得られる確率が高い。
-
被リンクは、非ブランド指名検索よりもブランド指名検索の方が順位との相関が強い。
- ただし、人気ブランドはリンクを獲得する機会がそもそも多い。
参考:ahrefs blog|パトリック氏の記事|「Googleは『リンクは重要ではない』と言っているが、その検証のため100万の検索結果ページを調べました』」
ほかの得られた示唆②
ほか、調査で得られた示唆としては、以下です。
-
被リンクは、エリアキーワードにおいて順位との相関がより強い。
- 前提、ローカル情報ページは似通いやすい傾向がある。そのため、被リンクが差別化要因になっている可能性がある。
-
被リンクは、情報を求めるキーワードにおいて順位との相関がより強い。
- 上記のキーワードでは、競合性が高い可能性がある。そのため、差別化要因としてGoogleが活用している可能性がある。
- また、良質なコンテンツは被リンクを獲得しやすいという背景もある。
参考:ahrefs blog|パトリック氏の記事|「Googleは『リンクは重要ではない』と言っているが、その検証のため100万の検索結果ページを調べました』」
被リンクの重要性低下について
掲題について、パトリック氏は、2019年にも似た調査を実施しています。
同氏は、調査方法が厳密には異なることを前置きしたうえで、「前回の調査時より今回の調査時の方が、被リンクと順位の相関がわずかに弱まっている」と報告しています。
参考:ahrefs blog|パトリック氏の記事|「Googleは『リンクは重要ではない』と言っているが、その検証のため100万の検索結果ページを調べました』」
今後、SEOにかかわる人に必要な視点
まずは、前述の結果は事実に過ぎず、順位との因果関係は無いことをご理解いただけますと幸いです。
そのうえで、下記3点を認識しておきましょう。
- リンクは、本質的にはユーザーの役に立つためのものである。
- Googleのアルゴリズムは、被リンクをランキングシグナルとして今なお活用している。ただし順位との相関は弱まっている可能性がある。
- 被リンクは、特に検索ボリュームの大きいキーワードやエリアキーワードにおいては、ほかのキーワードと比較して競合との差別化を図る要素としての比重が高い。
参考:ahrefs blog|パトリック氏の記事|「Googleは『リンクは重要ではない』と言っているが、その検証のため100万の検索結果ページを調べました』」
Search Engine Journal、AI Overviewに関する19の調査を統合し得られた示唆を発表
AI Overviewに関する19の調査を統合
マーケターのケビン・インディグ(Kevin Indig)氏は、Search Engine Journalに寄稿した記事で、AI Overview(以下、AIOと呼称)に関する19の調査を統合して得られた結果と示唆を報告しました。
※ケビン氏は、過去、Shopify社やReddit社、Dropbox社などの事業成長をサポートした実績がある人物です。
参考:Search Engine Journal|AIOがSEOに与える影響[19の研究の分析]
調査方法
調査方法は、19の異なる調査データを収集・分析(各調査のサンプルサイズや公開日を考慮)したうえで、「メタ分析(複数の独立した研究の結果を統合し、より信頼性の高い結論を導く手法)」を実施したとのことです。
※具体的な調査のデータをご覧いただく場合は、下記記事内にリンクがあるので、そちらからご覧ください。
参考:Search Engine Journal|AIOがSEOに与える影響[19の研究の分析]
調査結果
調査を統合した結果は、下記のとおりです。
カテゴリ | 詳細 |
---|---|
AIOの表示頻度 | 検索クエリの4.5%~42%でAIOが表示される(調査によってバラつきあり) |
情報系の検索クエリ(How・Whatなどの疑問形)で特に多く表示される | |
業種別の影響 | 健康・テクノロジー・金融・ショッピング などの業界でAIOの表示率が高い |
特にYMYL(Your Money, Your Life)分野ではAIOの影響が大きい | |
クリック率(CTR)への影響 | AIOが表示されると、通常の検索結果のCTRが低下 |
平均CTRは8.9%減少 | |
一部のサイトではAIOが表示されても影響は小さい | |
検索順位との関係 | AIOに引用されるページの75%が検索結果の上位12位以内にランクイン |
ただし、上位3位にランクインしているページがAIOで引用される確率は22%程度 | |
引用の基準は「キーワードの一致」ではなく、コンテンツの類似性 | |
AIOのフォーマット | 平均90~170ワードの短い回答 |
40%がリスト形式(箇条書き) | |
YouTubeやWikipediaが頻繁に引用される |
参考:Search Engine Journal|AIOがSEOに与える影響[19の研究の分析]
調査結果からいえること
調査結果から、ケビン氏は下記の示唆を提言しています。
カテゴリ | 詳細 |
---|---|
SEO戦略の再考が必要 | 「AIOで引用されること」が新たなSEO目標 |
強調スニペット対策と同様に、簡潔で明確な回答が重要 | |
情報系の検索トラフィックの価値が低下 | AIOは主に情報検索クエリ(長めの質問系)に表示されるため、情報系コンテンツのオーガニック流入が減少 |
ただし、商業・取引系キーワードではAIOの表示率は低く、広告収益への影響は限定的 | |
コンテンツの最適化 | シンプルで要点を押さえた回答を提供 |
リスト形式やFAQ形式が効果的 | |
AIが参照しやすいように、テキストの類似性を高める | |
YouTube・SNSの活用 | YouTubeやWikipediaの引用頻度が高いため、動画SEOの重要性が増加 |
LinkedInなどのSNSもAIOの引用対象になることがあるため、コンテンツ戦略に組み込むべき |
参考:Search Engine Journal|AIOがSEOに与える影響[19の研究の分析]
今後、SEOにかかわる人に必要な視点
AIOでの表示を狙うケースでは、下記の点を意識しましょう。
- キーワードの観点
- その対策キーワードは、情報検索型のキーワードか?
- その対策キーワードでは、本当にWEBページのテキストで回答できる検索ニーズが想定されるか?YouTubeやLinkedInなど他媒体が主な引用対象になっていないか?
- ページ内容の観点
- 対策ページでは、質問に対し要点を抑えてシンプルに回答できているか?
- 対策ページでは、AIが参照しやすいテキストになっているか?
参考:Search Engine Journal|AIOがSEOに与える影響[19の研究の分析]
レポート詳細は、以下より無料でダウンロードいただけます。
SEOコンサルティングを受ける
メリット・デメリットとは?
SEOコンサルティングを受ける最大のメリットは、プロのSEOコンサルタントによる専門知識や経験に基づいたSEO戦略の立案、施策実行の支援を受けられることです。Googleのアルゴリズムは日々細かなアップデートを繰り返しており、SEO対策を進める上では専門的な知識に加え、検索エンジンのルール変更やトレンドの変化に対応する必要があります。
自社にSEOのノウハウがない場合はこれらの対応は難しく、またWebサイトのマイナス要因にも気づかず効果が出るまでに時間を要してしまう可能性もあるのです。実績豊富なSEOコンサルティング会社であれば、多数のサイトをコンサルティングしており、アルゴリズムの変更などがあった際は複数サイトを横断しての調査が可能です。それらの調査結果に基づきSEOコンサルタントが傾向を把握し、素早く適切な対応ができます。
一方でデメリットとしては、やはりコスト面が挙げられます。SEO対策は効果が出るまでに時間がかかるため、SEOコンサルティングにおいても半年程度の契約期間が設けられることが一般的です。月額費用は最低でも30~50万円程度が相場となるため、それなりに費用がかさむことになります。
また、一般的には社内にSEOの知見が蓄積しにくいというのもデメリットでしょう。SEOコンサルタントと一緒に施策を進めていく中で施策実行部分の知見は培うことができますが、考え方や戦略といった上流部分はなかなか身につきにくいです。
ですがPLAN-Bでは、SEOツール「SEARCH WRITE」などを用いて、自走できるような体制づくりもサポートしています。コンサルティングを受けながら自社にノウハウを蓄積し、ゆくゆくは内製化を目指すことも可能です。
SEOコンサルティングにはこのようなデメリットもあるため、しっかりと成果を出すためにも次のポイント押さえ、自社にあった会社を選びましょう。
SEOコンサルティング会社の
選び方のポイント
SEO会社を選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。
実績と評判を確認する
信頼できるSEOコンサルティング会社は、過去の実績や成功事例を公開しています。クライアントの声やレビューを参考にすることで、その会社の信頼性や成果を確認しましょう。
特に自社サイトと近しい実績があるかを確認できると安心です。例えば、業界・サイト規模・サイト型などの観点で、自社サイトと近しい実績があるかを確認しましょう。これらの要素が異なれば、ベストプラクティスも異なるためです。過去に事例を有していれば、失敗経験から学び、同様のリスクを回避できる可能性も高まります。
事業戦略・経営戦略に基づいたSEO戦略であるか
SEO対策を行う上で重要なのは、「ビジネスの成果」に繋がることです。仮に対策キーワードで上位表示ができたとしても、それが売上や利益に繋がっていなければ意味がありません。単なる順位向上を目的とせず、企業戦略や事業戦略を達成するためのSEO戦略をリードして考えてくれるSEOコンサルティング会社を選ぶことが大切です。
自社固有の提案であるか
SEO対策はベストプラクティスに誰でもアクセスしやすく、戦略が一般化し、企業ごとの差別化がしづらい状況にあります。ユーザーと検索エンジン両方から選ばれるには、自社の固有のSEO戦略を立てることが大切です。
例えば同じ不動産業界のポータルサイトでも、物件掲載数を増やすことで収益を拡大するのか、広告掲載により収益を得るために話題性の集まるキーワードで流入数を獲得するかなど、戦略は多岐にわたります。
市場や競合、自社の強みを深く分析した上で、自社固有のSEO戦略を提案しててくれるコンサルティング会社を選ぶことをおすすめします。
SEOコンサルタントのSEO知識が豊富であるか
SEOは変化の激しい分野であり、最新のアルゴリズムや市場動向に対して迅速な対応が求められます。しっかりと成果に繋げるには、このような変化に対して常に知識をアップデートしているSEOコンサルタントを選ぶことが大切です。最新のコアアルゴリズムアップデートに対する見解やサイト課題に対するアプローチ方法などを聞き、納得できる回答であるかを確認してみてください。オウンドメディアを運営しているSEO会社であれば、発信内容を確認してみるのも有効です。
SEOコンサルティングの費用相場
SEOコンサルティングは、初期費用に加え、月額固定費がかかるのが一般的です。また、前述したようにSEO対策は効果がでるまでに時間がかかるため、契約期間を半年程度とする会社が多くなっています。
月額料金は主に以下の要素によって決まり、月額30~100万円程度が相場となります。
- サイト規模や複雑さ: 大規模で複雑なサイトほど、必要なSEO施策の工数が増え、それに伴って費用が変わります。
- サイト型:ポータルサイトやECサイト、オウンドメディアといったサイト型により対策内容に違いがあり、費用にも差が出ます。
- 競合の状況: 競合が激しい市場では、上位表示のためにより多くのリソースが必要となるため、費用が変わることがあります。
- 目標: クライアントが目指す目標や期待する成果に応じて、必要な作業量や時間が変わるため、費用も異なります。
- 支援内容: キーワード調査、内部SEO、リンクビルディング(外部対策)、コンテンツ作成など、提供されるサービスの範囲によって費用が異なります。