リスティング広告とは?メリットから運用/やり方まで【ノウハウ大公開】
インターネット広告
2024.06.18
更新日:2024.11.28
公開日:2024.06.16
本記事は、Google広告の運用代行に強い広告代理店をご紹介しています。
Google広告の種類、代理店の選び方、運用代行にかかる費用についても解説していますので、是非代理店探しにご活用ください。
Google広告は、世界最大級の検索エンジンGoogleが提供するWeb広告サービスです。Google広告の種類は豊富ですので様々な目的に合わせて配信形式を変えることができます。
基本的なGoogle広告の理解をするために、ここではGoogle広告の種類と費用について解説します。
Google広告について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Google広告で中心となるのがリスティング広告(検索連動型広告)、ディスプレイ広告、YouTube広告です。以下ではそれぞれの広告の特徴を解説します。
※本記事ではリスティング広告=検索連動型広告として解説します。詳しくはこちら。
他にもGoogle広告には、以下に示す9種類の広告があります。本記事では紹介のみにとどめます。
リスティング広告は、ブラウザ上の検索画面に検索ワードを入力した際、その検索ワードに応じて検索結果画面の上部に表示される広告のことです。
検索するとき、ユーザーは何かしらのニーズを持っているため、メインターゲットの検索行動に合わせたキーワードに対して広告を配信することで、効果的に顕在層の獲得が狙えるという特徴があります。
リスティング広告のおすすめ代理店は以下の記事で紹介しています。
ディスプレイ広告とは、Q&Aサイトやブログサービスなどに表示できる広告です。
ディスプレイ広告はニーズではなく、ユーザーの見ているコンテンツにあった広告表示や、過去のサイト訪問履歴から興味を推測して広告を表示するなどといった配信が可能です。そのため、顕在層の獲得よりは、潜在層への認知拡大に向いているといえるでしょう。
YouTube広告は、YouTube動画の再生前や途中に流れる動画広告です。
前年代のYouTube利用率は87.1%(調査対象は10代~60代の男女計1500人)とされていますので、認知拡大の面で効果的な配信が期待できます。また、YouTube広告はGoogleによって管理されているため、Googleが保有するデータを利用したターゲティングができるのも特徴です。
参照:【2024年5月最新版】SNS媒体別利用状況を調査!年代別、利用数・利用率や目的を比較
YouTube広告のおすすめ代理店は以下で紹介しています。
Google広告の費用は以下の4つの課金方式によって決まります。ここでは各課金方式の特徴を簡単にご紹介します。
クリック課金は、CPC(Cost Per Click)とも呼ばれ、広告が1回クリックされると課金される方式です。
インプレッション課金は、CPM(Cost Per Mille)とも呼ばれ、広告が1,000回表示されるごとに課金される方式です。
コンバージョン課金は、PPA(Pay Per Action)とも呼ばれ、広告配信時に設定したコンバージョンを1つ獲得するたびに課金される方式です。
広告視聴課金は、CPV(Cost Per View)とも呼ばれ、ユーザーが一定時間動画を視聴したときに課金される方式です。
課金方式や費用の決め方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ここでは、Google広告の運用代行を代理店に依頼するメリットを2つご紹介します。
Google広告代理店による運用代行の一番の恩恵は、その運用力を自社の広告運用に活かせることです。特に保持している情報量と経験が圧倒的に変わってきます。
具体的な代理店として強みは以下の通りです。
特に、Google広告のアルゴリズムは毎日常に変動しており、年に2~4回大きなアップデートが行われます。こういったアップデートに対応し、必要に応じて現在のトレンドを教えてくれるという点でメリットを感じられるでしょう。
また、豊富な情報量の中からそのケースに対する最善の施策を選べるというメリットもあります。
広告運用には、ターゲティングの細かい調整や、クリエイティブのPDCA、アップデートへの対応など、様々なメンテナンスが求められます。特に、複数の広告媒体に対して広告出稿を行う場合、兼任での運用は難しく、社内で専任の運用担当を設けることを強いられるでしょう。
代理店による運用代行は、自社の人的リソースを削減しつつ、効果の高い運用を行ってくれるというメリットがあります。
Google広告の運用代行で最大の成果を上げるには、代理店選びが非常に重要です。本章では、失敗しない代理店の選び方を解説していきます。
Google広告の運用代行でしっかりと成果を出してもらうためには、クライアントに対して十分な体制で満足度の高い対応をしてもらう必要があります。ここでは、組織と個人にわけてチェックするべきポイントを解説します。
まずは、組織として以下のポイントをチェックしましょう。
広告運用の体制で確認すべきことは、1クライアントに対して、何人のメンバーで、どんな役割の人がいて、誰と実際にコミュニケーションをとることになるのかです。特にどの人とかかわることになるかは確認できるとよいでしょう。
次に、レポーティングです。運用の透明化を図るためにも、具体的な報告の内容、管理画面の共有の有無、レポーティングの頻度を確認しましょう。また、定期で行われるミーティングがあるのかなども確認できるとよいでしょう。
運用担当者のスタンスやコミュニケーションの相性を確認するとよいです。意外と重要なCVの質と満足度に関わることですので、詳しく解説します。
運用担当者のスタンスが、運用担当者の目標が担当社数や運用額ではなく、クライアントの売上向上・事業拡大に紐づいているかを確認してみてください。運用者の評価指標を確認するのも良いでしょう。
また、代理店とのコミュニケーションがうまくいかないと、希望通りの運用をしてもらえないことが考えられます。会話の相性、連絡の速度や頻度など、代理店とのやり取りが円滑に行えそうかはチェックしておくとよいでしょう。
実績の確認方法は大きく以下の2つがあります。
1つ目はGoogle広告のパートナー認定を受けているかです。
認定が全ててではありませんが、パートナー認定を受けるためには定められた基準を満たす必要がありますので、一つの信頼の証にはなります。
Google Partnerになるには、Google広告の実績、利用金額、認定資格の3つの観点で基準を満たす必要があります。さらにGoogle Premier Partnerは、各国のGoogle Partnerの上位3%にランクインする必要があります。指標として、クライアントの成長率や維持率が含まれるため、実力を測る一つの指標としてみることができます。
実績として一番わかりやすいのが事例です。過去に自社と近い企業の運用実績があれば、それだけ自社の運用に対する信用も高まります。
事例を確認するときは、以下の3種類の事例を確認するとよいでしょう。ポイントは同業界だけでなく、類似した形態の事業・商材・サービスの事例を見ることです。toC向け商材の中でも、1年の中で数回買うような商材の広告なのか、数年に一度買うような商材の広告なのか、のような観点で見ると参考にできる事例の幅を増やすことができます。
事例や提案は代理店自らが発信している内容です。比較・検討の際には、周りからの評判も気になるでしょう。なるべく客観的な評価を確認したい場合は以下の2点を確認してみてください。
継続率は、お客様満足度ととらえることができます。そもそも何社との取引実績がある中での話かは確認が必要ですが、一つの客観的な観点として継続率を確認できるとよいでしょう。
専門家や企業によって作成されたカオスマップは、その業界内での代理店の評価を知るための一つの目安になります。世の中に広告代理店は山ほどありますので、代理店を探している方にとっては候補を絞る上でも役に立つでしょう。ただし、カオスマップの発信元に権威性や信ぴょう性があるかには注意が必要です。
具体的にどのような施策ができるかチェックしましょう。
施策を見る際には、「具体的にどんな施策を行うのか」と「どのくらい解決手段を持っているか」の深さと幅の観点で確認することをおすすめします。
企業のサービスページや資料のダウンロード、実際の提案を聞くことで具体的な施策を確認することができます。
クライアントの課題を的確に分析し、マーケティング戦略を設計したうえで施策が提案されているかもよく確認しましょう。
戦略に紐づかない施策は何も課題の解決に結びつかないこともあります。効果の高い施策を行ってもらうためにも、戦略立案からよく確認してみてください。
Google広告は潜在層から顕在層、認知拡大から獲得まで幅広い目的やターゲットに合わせて広告配信が可能です。しかし、場合によってはSNS広告の方が効果的な場合や併用した広告運用が必要になることもあるので、対応可能な広告の種類を確認しておくとよいでしょう。
また、クライアントの課題解決・売上向上にとって最善なWeb施策が必ずしも広告配信だけでない可能性も考えられます。広告運用のほかにもSEO対策に強いかどうかなどの観点も持っておくことをおすすめします。
下記の記事では広告代理店の選び方を解説しています。興味のある方はこちらの記事も見てみてください。
Google広告の代理店においては、主に3つの費用が発生します。
Google広告代理店によっては、初期のアカウント開設や設計の際に、初期費用を設定している場合があります。
初期費用の相場は代理店によってばらつきが大きいので、依頼する際にはしっかりと確認するようにしましょう。場合によっては、自社でアカウント開設まで行うことで、初期費用を抑えられることもありますので、初期費用についてはよく確認することをおすすめします。
Google広告の運用代行の際には、一般的に運用額の20%が手数料の相場です。例えば、月あたりの運用予算額が100万円の場合、20万円が手数料となりますので、120万円がその月に支払う費用になります。
ほとんどの代理店において、クリエイティブの作成には別途費用がかかるので、あらかじめ予算の中にクリエイティブ制作費を入れておくとよいでしょう。
作成するのが、LPなのか、バナーなのか、動画なのかによっても費用は変わりますので、よく確認する必要があります。
ここからは、Google Premier Partnerに選出されている代理店の中で、Google広告の運用代行に強いおすすめ代理店を5社紹介します。
PLAN-BマーケティングパートナーズはPLAN-BとADKホールディングスのジョイントベンチャーでデジタルマーケティングにおける認知、獲得領域を問わないフルファネルでの幅広いソリューション提供が魅力です。
Google広告代理店としての強みは以下の3点です。
広告媒体による認定
費用
月額予算 | 運用手数料 | 初期費用 | 契約期間 |
100万円~ | 運用額の20%* | 0円 | 6か月~ |
*媒体のご予算が50万円未満の場合、1媒体当たり固定手数料8.3万円
基本情報
項目 | 詳細 |
会社名 | 株式会社PLAN-B |
---|---|
本社所在地 | 大阪本社: 〒550-0013 大阪市西区新町1-28-3 四ツ橋グランスクエア 6階 東京本社: 〒141-0022 東京都品川区東五反田2-5-9 CIRCLES with 島津山 3階 |
事業内容 | デジタルマーケティング事業 マーケティングDX事業 ASP事業 メディア事業 |
電話番号 | PLAN-B:大阪本社:06-6578-5558、東京本社:03-3446-7577 PLAN-Bマーケティングパートナーズ:大阪本社:06-6535-3344、東京本社:03-3446-7701 |
コーポレートサイトURL | PLAN-B:https://www.plan-b.co.jp/ |
事例・実績 | リスティング広告の事例ページ |
引用:株式会社Union
UnionはWebマーケティング事業としてWeb広告運用、動画制作、アクティビティ事業などを展開していて、AIツールを駆使した最先端の広告運用を特徴としたAIアドテックカンパニーです。
Google広告代理店としての強みは以下の4点です。
広告媒体による認定
費用
月額予算 | 運用手数料 | 初期費用 | 契約期間 |
100万円以上~ | 広告費の20% | 0円 | 制限なし |
基本情報
項目 | 詳細 |
会社名 | 株式会社Union |
---|---|
本社所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿4丁目1-6 JR新宿ミライナタワー 22階 |
事業内容 | Web広告運用、動画制作、アクティビティ運営 |
電話番号 | 03-5944-0940 |
コーポレートサイトURL | https://union-company.jp/ |
事例・実績 | 事例ページ |
引用:ASUE株式会社
ASUEは広告運用を軸としたマーケティング会社です。LP制作やサイトの保守管理を行う制作チームも在籍し、広告・制作・解析のプロジェクトチームが常に施策の効果検証を行うという特徴があります。
Google広告代理店としての強みは以下の3点です。
広告媒体による認定
費用
月額予算 | 運用手数料 | 初期費用 | 契約期間 |
50万円以上~ | 運用額の20%(下限10万円) | 0円 | 要問い合わせ |
※スタンダードプラン参照
基本情報
項目 | 詳細 |
会社名 | ASUE(アスエ)株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 〒460-0002 名古屋市中区 丸の内3丁目20番9号 三晃社ビル4F |
事業内容 | インターネット広告事業、Web制作事業、Webサイト・メディア運営事業 |
電話番号 | 052-212-7917 |
コーポレートサイトURL | https://asue.jp/ |
事例・実績 | 要問い合わせ |
引用:アナグラム株式会社
アナグラムは一気通貫な体制で顧客の広告運用を行う広告代理店です。運用型広告についての相談だけでなく、顧客の事業戦略、ビジネス、マーケットについての相談にも経営視点で回答できます。
Google広告代理店としての強みは以下の3点です。
広告媒体による認定
他
費用
月額予算 | 運用手数料 | 初期費用 | 契約期間 |
要問い合わせ | 運用額の20% | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
基本情報
項目 | 詳細 |
会社名 | アナグラム株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目4-4 フィールド北参道 1・2F(受付1F) |
事業内容 | 運用型広告コンサルティング、広告運用代行、マーケティング支援、クリエイティブ制作支援、ビジネス・インキュベーション |
電話番号 | 非公開 |
コーポレートサイトURL | https://anagrams.jp/ |
事例・実績 | 要問い合わせ |
引用:株式会社アイレップ
アイレップはデジタル起点の統合マーケティングにおいて、必要なサービスを体系的に取り揃えており、クライアント企業の本質的なマーケティング課題を解決するために、戦略から実行までを支援しています。
Google広告代理店としての強みは以下の3点です。
広告媒体による認定
他
費用
月額予算 | 運用手数料 | 初期費用 | 契約期間 |
要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
基本情報
項目 | 詳細 |
会社名 | 株式会社アイレップ |
---|---|
本社所在地 | 〒150-6021 東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー21F |
事業内容 | 広告代理事業、ソリューション事業、クリエイティブ事業 その他 |
電話番号 | 非公開 |
コーポレートサイトURL | https://www.irep.co.jp/ |
事例・実績 | 要問い合わせ |
ここまで、Google広告を運用代行するメリットからデメリット、代理店を選ぶ際の考え方を紹介してきました。
Web広告は高い効果が見込める一方で、1施策あたりの費用が大きくなる傾向があります。ですので、失敗したくない、確実に成果を出したいというのが正直な思いなのではないでしょうか。
実際に代理店を決めていく際には、実際に話して相談をし、提案を聞いてみなければわからないことも多いでしょう。弊社PLAN-Bでは、ご相談やアカウント診断をすべて無料で行っています。Web広告についてお困りごとがあればお気軽にお問合せ下さい。