GoogleアナリティクスのPV数とは? セッション・UUとの違いや増やし方を徹底解説

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自社サイトのパフォーマンス向上のためにGoogleアナリティクスでデータ分析をしていると、「PV数」や「セッション数」「ユーザー数」などの指標が表示されます。アクセス解析には様々な指標が存在するので、それぞれの意味が混同しやすい人もいるのではないでしょうか。

PV数は、Webサイトで閲覧されたページの合計の数を意味し、Webサイト運営やSEO対策においてユーザーのアクセス解析を行なうための欠かせない指標の1つです。PV数が増えると、サイトへの訪問数が増えるのでユーザーに対するアプローチの機会が増えることに繋がります。PVの基礎知識を把握し、増やしていけるようなサイト運用をしていくことが大切です。

本記事では、PV数とは何なのか、PV数の目安、調べ方のツールや増やし方について解説していますので、ぜひご覧ください。

PV数とは?

PV数(ページビュー数)とは、一定期間内にWebサイトで閲覧されたページの合計の数を意味します。


例えば、AさんがWebサイトを訪問し、離脱せずにWebページA,B,Cを閲覧した場合、1セッション3PVとなります。また、WebページAを再読み込みして再びWebページAを閲覧した場合には1セッション2PVとなります。PV数はユーザーや訪問回数に関係なくサイト内のページが表示された回数を表しているので、PV数が多いほど閲覧された回数が多いページであると言えます。

PV数と勘違いしやすい指標

PV数と勘違いしやすい指標についてご紹介します。Webサイトのアクセス状況について正しく把握するためにも、それぞれの指標の意味について知っておきましょう。

<1>セッション数
<2>UU(ユニークユーザー数)
<3>AU数(アクティブユーザー数)
<4>imp数(インプレッション数)
<5>リーチ数

PV数と勘違いしやすい指標

<1>セッション数

セッション数はユーザーがWebサイトを訪問して離脱するまでの一連の行動のことで、言い換えると「訪問回数」です。一定期間にWebサイトに訪問された回数を表しています。

PV数とセッション数の関係

【例】「特定のWebサイトを訪問」→「ページAを読む」→「同サイト内の別のページBに遷移」→「同サイト内の別のページCに遷移」→「サイトから離脱」

このようにAさんが同じブラウザでWebサイトを3ページ閲覧した場合、PV数は3となりますがセッション数は1となります。セッションが継続する時間については、セッションを計測するツールなどによって異なりますが、Googleアナリティクスのデフォルトのセッション持続時間は30分となっています。サイトから離脱しなければ永遠にセッションが続くというわけではありません。

セッション数について詳しくはこちらをご覧ください。

<2>UU数(ユニークユーザー数)

UU数(ユニークユーザー数)は、一定期間にWebサイトに訪問した人数を表しています。人数をカウントしているので、同じ人が一定期間に何度も同じWebサイトに訪問をしても、UU数は変わりません。

PV,セッション、ユニークユーザーの違い

UB数(ユニークブラウザ数)もUU数と同じ意味ですが、UB数はブラウザベースでUU数をカウントしているので、同じ人が別ブラウザから同一のWEBサイトに訪問した場合は別ユーザーとしてカウントします。

<3>AU数(アクティブユーザー数)

AU数(アクティブユーザー数)とは、UU数と同様Webサイトに訪問した人数を表す指標です。GoogleアナリティクスではAU数とUU数は同じ概念として扱われていますが、AU数は一定期間内にWebサイト内で1回以上のセッションが行われたユーザーのみをカウントするという特徴があります。また、AUは実際にスマホアプリを利用しているユーザーのみを意味する場合があり、WebサイトとスマホアプリではAU数の意味が異なるので注意しましょう。

<4>imp数(インプレッション数)

imp(インプレッション数)とは、Web広告や自然検索の結果において表示された回数のことを示す数値や指標です。表示された回数が多いほど、ユーザーの目に留まる機会が多いということになります。

インプレッション数について詳しくはこちらをご覧ください。

<5>リーチ数

リーチ数とは、Web広告やコンテンツ投稿を見たユーザー数を意味します。リーチ数は表示回数とは違い「見た人数(ユーザー数)」をカウントするため、1ユーザーが何回表示したとしても、カウント数は1となります。

PV数の目安

WebサイトのPV数には明確な目安があるわけではありません。業界・商品・サービス・Webサイトの種類、ターゲットなどによって目安とする数値も変わってきます。

そのため、自社サイトでの目安を立てる為には目標値を割り出す必要性があります。目標指標としてセッション数が使われることが多いですが、Webサイトの目的によってPV数を目標指標として設定することで効果が得られる場合があります。以下、代表的なケースを紹介いたします。

Googleアドセンスの収益を最大化したい場合

Googleアドセンスとは、「クリック報酬型広告」とよばれる広告サービスの1つです。表示された広告がユーザーにクリックされるごとにWebサイト運営者に報酬が支払われます。アドセンスの収益は1PVあたりの単価と、クリック率によって算出されます。例えば毎月10万円の収益を獲得したい場合、1PV=0.4円であれば月間25万PVまで増やす必要があります。アドセンス収益を上げていくためには、目標のPV数を設定することが大切です。

特定ページのリーチ数を増やしたい場合

リーチ数とは、前の見出しで解説した通りWeb広告やコンテンツを見たユーザー数を意味します。PV数が増えると、コンテンツがユーザーの目に留まる機会を増やすことができます。セッション数は単なるWebサイトにおけるユーザーの訪問回数であるため、キャンペーンページやランディングページではセッション数が増えても、特定のWebページへのリーチ数を増やすことができません。PV数を増やすことでコンテンツがユーザーの目に留まる機会を増え、リーチ数を増やすことができます。

目標CV数を増やしたい場合

CVとは「Conversion(コンバージョン)」のことで商品の購入や申込みの達成といったWebサイトでの成果を意味します。どのくらいのユーザーがWebサイトに訪問すればCVにつながるかを考える必要がある為、セッション数を増やすことが大切ですが、1訪問(セッション)あたりどのくらいのページを見てもらうかを想定してPV数の目標を設定することも、目標CV数を増やすことに繋がります。このような考え方で目標CV数を増やしたいときに、PV数を目標指標として設定できる場合もあります。

PV数の調べ方(Googleアナリティクス)

今回はGoogleアナリティクスを活用してPV数の調べ方について解説していきます。Googleアナリティクスを活用すれば、Webサイト全体のPV数だけでなく、指定の記事毎のPV数も確認することができます。各ページのPV数を知ることで、自社のWebサイトがどれくらい閲覧されているのかが分かります。

PV数の調べ方
「行動」をクリック→「サイトコンテンツ」をクリック→「すべてのページ」をクリック

下記画像のように指定期間全体のPV数(黄枠)と指定期間の記事毎のPV数(青枠)を確認することができます。

Googleアナリティクスの基本的な使い方についてはこちらで詳しく記載しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

競合サイトのPV数の調べ方

競合サイトの具体的なPV数を調べることはできません。しかしながら「Dockpit」という有料ツールを活用すれば、セッション数・PV数を推定値で確認することができます。Dockpitは有料のツールですが消費者のWeb行動ログデータをもとに、分析し確認することができます。さらにDockpitではそれぞれの項目ごとに推移状況を確認することもでき、様々なWebサイトの状況を把握することも可能となっています。キーワード分析、競合分析、業界分析、トレンド分析といった多様な機能が備わっています。

Dockpitより引用)

PV数の増やし方

PV数を増やしていく為にはセッション数を増やす方法と、1セッションあたりの平均PV数を増やす方法があります。それぞれ詳しく説明します。

セッションを増やす

まずはセッションを増やす方法です。PV数の増え方として、セッション数が増えることは閲覧されるページが増えるため非常に大切です。セッションを増やすためには流入経路を増やす必要があります。

Googleアナリティクスを活用してどのような流入経路で集まってきたかを確認しましょう。チャネルとしては、Organic Search(自然検索からの流入)、Social(SNSからの流入)、Paid Search(有料検索からの流入)、Direct(直接入力やブックマークからの流入)、Referral(他のサイトからの流入)などがあります。今回はセッションを増やすための方法としてSEO施策、広告施策、SNS施策に焦点を当ててご紹介していきます。

SEO施策

セッションを増やす方法としての1つ目はSEO施策です。SEOとはSearch Engine Optimization(検索エンジン最適化)という意味の略で、検索エンジンの検索結果で上位に表示されるよう、ユーザーにとって最適なWebサイト作成を行なうことを指します。自社サイトへの多くの流入を獲得するためには、検索結果で上位に表示されることが重要になってきます。そのためWebサイトのSEO対策を行っていくことが大切です。

SEO対策について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

広告施策

PV数を増やすためには、Webサイトの集客施策としてWeb広告やSNS広告を活用して宣伝することも大切です。広告施策は即効性が高く、よりユーザーの目に留まる機会を増やすことができるので、中長期的に運用を行なうSEO施策と掛け合わせると非常に効果的です。広告は主に下記のような種類があります。

広告を出稿する際には費用がかかるため、ターゲットを絞って細かい設定を行ってから適切な広告運用を行なうようにしましょう。

SEOとリスティング広告の違いにつていは、こちらの関連記事もあわせてご覧ください。

SNS施策

InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSを活用して多くのユーザーに記事を拡散することでWebサイトの流入数が増え、PV数を増やすことができます。SNSでは写真や動画を投稿するとシェア等で拡散され、幅広いターゲットにアプローチすることができ、様々なビジネスプロモーションとして活かすことができます。様々なSNSを活用してユーザーニーズやターゲットに沿った方法を試していきましょう。

1セッションあたりの平均PV数を増やす

次に初回するのは、1セッションあたりの平均PV数を増やすという方法です。サイトに訪れたユーザーが同じサイト内の回遊しやすくすることで、PV数を増やしていくことができます。

内部リンクの最適化

内部リンクとは、自社Webサイト内の記事同士をつなぐリンクのことをいいます。Webサイト内の関連するページに内部リンクを設置することで、リンク先のWebページの評価の向上につながります。

また、各々のコンテンツと関連する記事を貼り付けることで、もっと詳しく知りたいというユーザーニーズに応えることができます。多くのユーザーに見てもらいたいページがあるにも関わらずなかなかインデックスされない、検索結果に出てくるページが不要なものばかりと悩む場合は、内部リンクの構造に目を向けてみることが重要になります。

内部リンクに関して詳しくはこちらをご覧ください。

検索ニーズを満たす記事

1セッションあたりの平均PV数を増やすには、検索ニーズを満たす記事を作成して、一度の訪問で多くの記事を見てもらう必要があります。SEO観点だけで最適化された記事コンテンツではなく、独自性や網羅性があり、ユーザーのニーズに応えた内容を提供する記事コンテンツを作成することで、検索結果において上位表示にされ、ユーザーの回遊性を高めることができます。

また一旦記事を公開したらそれで終わりではなく、定期的にリライト(加筆や修正)を行なうことで、より最新な情報を提供していく必要があります。新規記事だけでセッションを増やそうと思うと、新しいテーマを見つけ続ける必要があります。重複したコンテンツを避け、かつページ内の網羅性を担保しながら、新しいテーマで記事を書き続けることは、特に運用歴が長いメディアでは難しくなってきます。そのため、既存記事の内容を見直し・リライトを行っていくことが非常に大切です。リライトとは、「すでにリリースされたコンテンツの改善」を意味します。「記事はたくさん書いているけれど、セッション数がなかなか伸びない……」という課題をお持ちの方にはリライトが効果的である可能性が高いです。

リライトに関してこちらの関連記事もご覧ください。

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日本のPV数ランキング

2022年11月の日本のPV数ランキングはこちらになります。1位は「Goggle」、2位は「Yahoo」、3位は「docomo」でした。

1位
Google
9,440,000,000
2位
news.yahoo.co.jp
4,620,000,000
3位
amazon.co.jp
4,290,000,000
4位yahoo.co.jp
4,270,000,000
5位

rakuten.co.jp

2,290,000,000

6位
youtube.com
2,160,000,000
7位
Twitter.com
1,710,000,000
8位
docomo.ne.jp
1,410,000,000
9位
google.co.jp
1,220,000,000
10位syosetu.com

810,000,000

(Dockpitにて自社調査)

まとめ:適切な指標をKPIにアクションを起こそう!

本稿では、PV数の基礎知識や増やす方法、調べ方について解説しました。PV数が増えるとWebサイトの利用者や閲覧者が増え、ユーザーに対するアプローチの機会が増えることにつながります。「より多くのユーザーにWebサイトのWebページを見てもらいたい」「特定のコンテンツを見てもらいたい」と考えている方はPV数を目を向けることをオススメします。まずはPV数の推移を確認し、現状を把握してPV数を増やす対策を行っていきましょう!

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