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インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.07.05
公開日:2017.12.22
Facebook広告にはダイナミック広告というメニューがあります。これはサイトに訪問したことのない人やアプリを使ったことがない人に対しても、関心がありそうな人に広告を配信できる仕組みです。
ダイナミック広告は短期間でより多くの商品やサービスが販売できるようになる可能性もあり、今注目されています。
今回はそんなFacebookのダイナミック広告についてご紹介します。
ダイナミック広告は、Facebookのフィードに表示される広告です。フィードというのは友達の投稿や友達ではない人の投稿の部分です。
通常の広告と違うのは、通常の広告は広告主があらかじめ決めておいたオーディエンスに対し表示させるものであるのに対し、ダイナミック広告はフィードを見ている人の関心や興味のあることに合わせて広告が表示されます。
つまり、同じ広告でもよりユーザーに寄り添って掲出される広告がダイナミック広告です。通説として、広告はそれを見ている人の強いニーズと、それを見ているタイミングが合えば購入につながりやすいと言われています。
ダイナミック広告ではこのような広告の通説をふまえ、Facebookのユーザーが過去に見た広告主のサイトや閲覧した製品、サービスを分析し、その人の好むものを抽出した上で関連性が高い広告を表示する仕組みになっています。
結果、広告とユーザーとの接触が「ちょうどいい、ジャストタイミング」になり、購入などのアクションにつながりやすくなるというわけです。
ダイナミック広告は、広告を掲載したい製品やサービスがあるWebサイトにコード(Facebookピクセル)を埋め込んで、ユーザーの閲覧履歴(Webサイトトラフィック)を取得します。そのデータに基づき、Facebookがそのユーザーに最適な広告を出すという形になります。
ダイナミック広告を始めるためにはいくつかの準備が必要です。
自社の WebサイトにFacebookピクセルを実装してください。詳しくは「Facebookピクセルコードの設置方法とコンバージョン測定方法」をチェックしましょう。
スマホなどのアプリを見た人に対し広告を表示する場合は、アプリにFacebook SDKを組み込んでおく必要があります。
詳しくはこちらを参照してください。
この商品カタログがダイナミック広告のポイントになります。宣伝したい商品を掲載したカタログで、このデータをもとに広告を作成していきます。
作ることができるカタログのタイプは
以上の5種類です。
カタログに記載する商品については、ID、商品名、商品説明文、リンク先ページのURL、画像URL、在庫数などの情報を入れていきます。まずは自社の商品リストに基づいて、ベースとなる元データを用意しておく必要があります。
まず広告マネージャーを開きましょう。新しいキャンペーンを作成をクリックし、「マーケティングの目的は」のコンバージョン下、カタログからの販売をクリック。
カタログ作成画面に移行します。
今回は例としてカタログのタイプをホテルで作ってみます。
タイプを選んだら次へをクリック
カタログの名前を決めます。
カタログ名を決めたら、作るべきカタログを表示します。こちらの例ではホテルを選択しました。ホテルをカタログのリストに追加します。
カタログの中身を作っていきます。データフィードをアップロードする方法を選択します
こちらではシングルアップロードを選択しました。アップロードを開始してデータをアップしましょう。
無事データのアップが完了しました。アップしたデータはプレビューボタンで参照できます。
製品カタログの作り方について詳しくはこちらをご覧ください。
facebook business:ビジネスマネージャでカタログを作成する
カタログを利用し、広告を作成します。これ以降は通常の広告作成と同じように進めていきましょう。通常の広告と異なるのは広告テンプレートです。3種類あります。
用意している画像のタイプや製品によって広告テンプレートを選んでいくと良いです。
このダイナミック広告を利用して得られるメリットは以下のようにまとめられます。
従来の広告では、「○○という商品がある」ということをまず認知してもらう必要があります。
周知のための広告が必要となるわけですが、ダイナミック広告を使えばもともとユーザーの関心が高く、ある程度「欲しい」と思っている商品を広告として掲出するわけです。
認知促進の段階を飛び越えたところから広告がスタートするので、購買などのアクションに掛かる時間がその分短くなります。よってより短期間で成果をあげることが可能になります。
例えばある宿泊施設の予約サイトでは、予約まで至らなかったユーザーに対し、彼らが最後に見た予約施設を複数の画像が見られるカルーセル広告で掲出したところ、コンバージョン率がアップしたというケースもあります。
予約フォームまで行ったものの購買にいたらなかったユーザー=購買意欲のもっとも高かったユーザーをキッチリとトラフィックし、広告を表示させたところがミソですね。
製品のカタログさえ作ってしまえば、ありとあらゆる製品を宣伝できることになります。アパレル系であれば靴なら靴、コートならコートという形でカタログ化した広告を作り、それぞれ購買意欲の高いユーザーに配信していくこともできます。
広告作成の手間が省けるだけでなく、コンバージョン率のアップも期待できますね。
ここまでFacebookのダイナミック広告についてご紹介しました。使い方次第では通常の広告よりも高い効果が期待できるので、ぜひ試してみてください。
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