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Web広告
最終更新日:2025.02.03
更新日:2025.04.22
近年、インターネット広告(Web広告)はマーケティングには欠かせない施策になっていますよね。
「やってみたいけど、まずは基本的な知識をつけたい」「インターネット広告でどういうことができるのか、詳しく知りたい」という方は多くいらっしゃると思います。
本記事ではインターネット広告の種類や費用、効果を高めるポイントなどについて解説します。
インターネット広告とはWeb広告とも呼ばれ、インターネット上で配信される広告の総称です。Webページや検索結果画面、SNSなどインターネット上のさまざまな場所で広告を表示することができます。
インターネット広告は、以下のような場合に行うのが一般的です。
インターネット広告の目的
インターネット広告を使うと、例えば新商品を発売した場合ターゲットに知ってもらったり、商品名で検索しているユーザーを購入ページに誘導したりすることができます。
インターネット広告は配信を開始するとすぐにターゲットに広告が表示されるため、SEOやSNS運用と比べて集客効果をすぐに得られます。そのためセールの時期や新商品の発売など、特定のタイミングやキャンペーンで宣伝したい場合に特に適しています。
インターネット広告は、少額の予算から広告を出稿できます。少額で運用を開始し、効果が出れば額を増やすという方法もおすすめです。
インターネット広告では、どういったユーザーに配信するかを詳細に設定できます。基本的には、以下のような条件を設定することが可能です。
設定できるターゲティングの条件
例えば若年層の女性向け化粧品の広告を配信する場合、首都圏在住の20~30代女性で化粧品に興味があるユーザーをターゲティングすることができます。
インターネット広告では管理画面から常に配信の状況を閲覧できるため、効果測定や改善がしやすいです。
例えば複数の動画を使って配信した場合、成果の悪い動画広告を止めて、成果の良い動画に対して予算を多く割り当てることができます。
インターネット広告では、出稿している間でも内容をすぐに変更できるのが特徴です。
例えば、広告へのユーザーの反応に合わせて広告文や画像を変更し、成果の改善をはかることができます。
ただし頻繁に内容を変更すると、成果を正確に計測できなくなったり、運用の最適化に時間がかかったりすることがありますので気をつけましょう。
インターネット広告で成果を出すためには、常に効果を測定し設定を調整することが必要です。
インターネット広告は効果測定と改善を繰り返すことで、最適化されます。クリエイティブ※やターゲティング、予算配分を、状況に合わせながら調整することが重要です。
※クリエイティブ…バナーや広告文など、広告で使われる素材
インターネット広告ではクリック単価・インプレッション単価の高騰などが原因で、想定より成果を得られないことがあります。
クリック単価やインプレッション単価が高騰する理由として、競合の増加や品質スコア※の低下などが挙げられます。
※品質スコア…広告の関連性、クリック率、ランディングページの品質などをもとに広告媒体が評価する指標。
品質スコアについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
インターネット広告の仕組みは複雑なので、運用する際は知識が必要です。
GoogleやYahoo!などの主要な媒体の仕組みやターゲティングの種類、改善するための施策、コンバージョン※を測定する方法など、幅広い知識を使いながら運用しなければなりません。
※コンバージョン…広告においてユーザーが期待されるアクション(購入、登録、問い合わせなど)を実行すること。
「勉強しながら広告を運用するのは手間がかかりそうだな」と思われた方は、運用を代理店に依頼するのもおすすめです。代理店の選び方について解説している以下の記事も、ぜひ参考にしてみてください。
インターネット広告を実施する際、ターゲットに合った媒体を選ぶことは非常に重要です。
ターゲットの属性は、以下の4つに分類されます。
ターゲットの4つの属性
ターゲットの属性は、商品に対して情報を能動的に得ているか受動的に得ているかで判断できます。
商品について検索するなどして情報を能動的に得ようとしている人は顕在層、商品やサービスに対する問題意識はあるものの、まだ情報を探し始めていない人は潜在層だと判断できます。
今回どのターゲットに広告を配信したいか検討した上で、インターネット広告の媒体を選びましょう。
まずは課金形式の種類とその仕組みについて解説します。広告形式によって使える課金形式が異なる場合があるので、それぞれ理解しておきましょう。
課金方式 | 課金条件 |
---|---|
クリック課金 | 広告がクリックされるたびに課金される。 |
インプレッション課金 | 広告が1000回表示されるたびに課金される。 |
エンゲージメント課金 | 広告に「いいね・リツイート」などのユーザーアクションが発生するたびに課金される。 |
コンバージョン課金 | コンバージョンされるたびに課金される。 |
広告視聴課金 | 動画広告が視聴されるたびに課金される。 |
成果報酬型課金 | 広告主が設定した成果が達成された場合に報酬を支払う。 |
費用は市場や競合の状況、商品の種類などに大きく影響されるため、あくまで以下は目安ですがぜひ参考にしてみてください。
課金方式 | おおよその費用目安 |
クリック課金 | 1クリック:50〜100円程度 |
---|---|
インプレッション課金 | 1000回表示:100円〜1000円程度 |
エンゲージメント課金 | 1エンゲージメント:100〜200円程度 |
コンバージョン課金 | 1コンバージョン:広告予算÷目標コンバージョン数×1.5 |
CPV課金 | 30秒間視聴:4〜7円程度 |
成果報酬型課金 | 定率型:商品サービスの価格の数% |
全体の広告予算は企業ごとに異なりますが、少額でも1回の広告出稿で10万円程度は必要です。ただしあまりにも少額だと、成果が出にくいだけではなく適切に分析できない可能性があるため注意しましょう。
特徴
リスティング広告とはユーザーが検索したキーワードに関連してテキスト形式で検索結果画面上に表示される広告で、GoogleやYahoo!、Microsoftで出稿することができます。
検索されたキーワードに関連した広告を表示できるため、顕在層にアプローチしたい場合に向いています。
課金方式として、クリック課金のみ選択可能です。
▶より詳しく知りたい方はこちらもご覧ください!
特徴
ディスプレイ広告はWebサイト上やアプリ内にバナー形式で表示する広告で、GoogleやYahoo!で配信することができます。
ディスプレイ広告は、ユーザーの注意を引きやすく複数のWebサイトやアプリに配信できるため認知獲得に向いており、潜在層にアプローチしたい場合におすすめです。
課金方式としてクリック課金とインプレッション課金、コンバージョン課金を選ぶことができます。
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💡リマーケティング広告(リターゲティング広告)とは?
リマーケティング広告(リターゲティング広告)は以前Webサイトやページにアクセスしたユーザーに対して、再度配信する広告です。興味を示したユーザーに再度広告を表示することで、購入を促進することが可能です。
リターゲティング広告の課金方式には、クリック課金とインプレッション課金があります。
費用を抑えつつコンバージョンを最大化したい場合におすすめです。
特徴
SNS広告は、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSで配信される広告です。
登録されている情報をもとに高い精度でターゲティングすることができたり、シェアなどで拡散されたりすることから認知獲得に向いています。
課金方式として、クリック課金やインプレッション課金があります。
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特徴
アドネットワーク広告は、複数のWebサイトに一括で広告を配信できる広告です。
予算を抑えながら多くの認知を取りたい場合におすすめで、課金方式としてクリック課金とインプレッション課金があります。
特徴
アフィリエイト広告(成果報酬型広告)とはブログやWebサイト上で商品を紹介し、リンクから商品が購入されると報酬が発生する形式の広告です。
予算を抑えながらコンバージョンを獲得したい場合におすすめです。
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特徴
動画広告はYouTubeやSNS、Webページなどで動画を用いて配信する広告です。
課金方式としてクリック課金やインプレッション課金、広告視聴課金が採用されています。
ストーリーや商品を詳しく伝えることができ、エンゲージメントが高くなる傾向があるため、潜在層へのアプローチや認知獲得に向いています。
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特徴
記事広告は他社メディアやブログ上に記事を掲載する形式の広告で、商品に関するストーリーなどを記事内で解説することができます。また、メディアの影響力を活かして信頼度を上げることも可能です。
記事を掲載する際に料金が発生する形式で、認知獲得や潜在層へのアプローチに向いています。
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特徴
純広告とはメディアの広告枠を購入して、決められた期間内で掲載することのできる広告です。メディアだけでなく、新聞や雑誌に広告を掲載する場合も「純広告」と呼ばれます。
他のインターネット広告との大きな違いとして、必ず希望の場所に広告を掲載できることが挙げられます。メディア内の目立つ位置にある広告枠を買えば、多くのユーザーに閲覧されるでしょう。
細かいターゲティングは難しいため、認知獲得や潜在層へのアプローチをしたい場合に適しています。
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特徴
デジタル音声広告は、ポッドキャストやラジオ内で配信される音声のみを使った広告を指します。
純広告のように広告枠を買い切る形式と、運用型広告のようにインプレッションにもとづいて課金される形式があります。
また映像広告より記憶に残りやすいというデータもあり、認知獲得や潜在層へのアプローチに効果的です。
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潜在層は課題に対する意識が薄い状態の人や、商品の情報を受動的に受け取っているため、いきなり商品のセールスを行っても、購入や成約にはなかなか至りません。
そのため購入に至るまでに多くの情報を提供し、購入意欲を高める必要があります。「育成ポイント」の設計とは、潜在層に対して問題意識を持たせ「解決しなくてはいけない」と思ってもらう設計のことです。
広告を配信する際もただ商品を紹介するのではなく、問題意識を持たせるキャッチーな文言で関心を引くのが効果的です。
そもそも広告配信において定量的に目標を設定することは必要ですが、認知獲得が目的の場合でも定量的に目標を定めることが重要です。購入や登録などのわかりやすい成果指標がないからこそ、明確な目標を持つことで効果的な広告配信を行うことができます。
広告が何人に表示されたか、何回クリックされたかなどの数値で表すことのできる指標を用いて、目標を事前に定めておくのがおすすめです。
予算内で少しでも多くのクリックやコンバージョンを得るには、クリック単価を下げてコンバージョン率を上げる必要があります。
これを実現するためには課題に合わせてさまざまな施策を行う必要がありますが、以下では施策例の一部を紹介します。
施策例
施策や考え方をより深く知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
インターネット広告で成果を出すには媒体の種類や選び方、基本的な仕組み、施策などについて理解を深める必要があります。もっと知りたいという方は、インターネット広告について詳しく解説しているこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
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