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インターネット広告
2025.02.03
純広告とは、広告主がメディアの特定の広告枠を買い取って一定期間掲載する予約型広告を指します。テレビCM、新聞・雑誌の広告欄、バナー広告などさまざまなメディアで展開されます。
出典:Yahoo! JAPAN
運用型広告と大きく異なる純広告ですが、メリットについて具体的にみていきましょう。
純広告は広告枠を買い切る仕組みなので、オークション形式の運用型広告と異なり必ず希望の場所に掲載することができます。例えばメディア内の目立つ位置にある広告枠を買えば、多くのインプレッションを獲得したり、ユーザーに強く印象づけたりすることができるでしょう。
ただし予約型で買い切ることのできる広告枠は限られているので、その点については注意が必要です。
バナー広告などのWeb広告以外の純広告は、一度出稿すると契約期間が終了するまで掲載され続ける仕組みのため、日々の調整は必要ありません。その一方で出稿後に内容の変更はできないため、出稿する媒体やクリエイティブの選定を慎重に行うことが必要です。
Web広告の形式をとっている純広告は、クリエイティブの入れ替えを行うことができます。
次は純広告のデメリットについて、詳しく紹介します。
純広告は掲載料金が数十万円からで、運用型広告のように少額で出稿することができません。
広告を出稿した媒体が商材に合わなかった場合大きな額を無駄にしてしまうことになるため、媒体の選定は非常に重要です。
運用型広告ではさまざまなクリエイティブを試して成果を改善していくのが一般的ですが、純広告ではそのように頻繁にクリエイティブを変更することが難しいです。
そのため出稿した後に「このクリエイティブでは期待通りの成果を得られなかった」という状態にならないよう、事前に運用型広告でクリエイティブを試すのがおすすめです。
運用型広告では詳細にターゲティングした上で出稿するというのが当たり前の流れですが、純広告ではそのように細かくターゲティングを行うことはできません。
そのため掲載する媒体を選ぶ際は、ユーザーの年齢層や性別などの属性を調べた上で、商材のターゲットに当てはまるか確認することが重要です。
ここまで純広告の概要やメリット、デメリットを説明してきましたが、ここからはそれらを踏まえて活用するためのポイントを解説します。
先述したように、純広告は運用型広告のようにターゲティングを細かく設定することができないため、商材に合った媒体を選定することが非常に重要です。
ターゲット層が閲覧する媒体か確認した上で、媒体を決定するようにしましょう。
こちらも先ほど説明した通り、出稿した後にクリエイティブを変更することができないため、事前にコンバージョンを獲得しやすいものがどれか検証しておくようにしましょう。
バナーや広告文はユーザーが一番はじめに目にするもので、広告に興味を持つかを左右する非常に大事な要素です。運用型広告を行う際などにA/Bテストを実施し、コンバージョンの出やすいバナーはどれか確かめることをおすすめします。
LP(ランディングページ)はコンバージョンを後押しする最後のステップなので、離脱するユーザーを減らせるよう構成や訴求ポイントなどを改善することが大切です。
LPについてより詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。