Googleコアアップデートとは?対策方法や最新情報も解説

Googleコアアップデートとは?対策方法や最新情報も解説

Googleコアアップデートとは、Googleが検索結果の品質を向上させるために定期的に実施する大規模なアップデートです。

「Googleコアアップデートの概要を知りたい」「Googleコアアップデートで順位が下がったら、どうやって対応すればいいんだろう?」と考えている方に向けて、本記事ではGoogleコアアップデートとは何か、Webサイトにどのような影響を与えるのか、順位が下落した場合はどう対応すればよいのかを解説します。

最新のGoogleコアアップデート情報もあわせて紹介しますので、ぜひご覧ください。

SEOサービス概要資料
今すぐ無料ダウンロード

Googleコアアップデートとは?

Googleコアアップデートとは、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供するために年に数回行われる、アルゴリズムの大規模な更新です。「コアアルゴリズムアップデート」と呼ばれることもあります。

基本的には、Googleコアアップデートが始まると、Google Search Status DashboardGoogle Search CentralのLinkedInで発表されます。SEOを行っている方は、定期的に確認するのがおすすめです。

GoogleコアアップデートがWebサイトに与える影響

Googleコアアップデートでは、それぞれのコンテンツがユーザーのニーズを満たしているか見直すため、順位が変化する可能性があります。これによりクリック率などにも影響が出ます。

また、これに伴い、AIによる概要やGoogle DiscoverなどGoogleの各種サービスにおける露出状況も、変動する可能性が高いです。

ただし、順位が下がったからといって、必ずしもWebサイトに問題があるわけではありません。

Googleコアアップデートは特定のサイトを対象にして行われるのではなく、コンテンツ全体を再評価するものです。そのため、競合コンテンツの評価が向上した結果として、相対的に自社コンテンツの順位が下がるケースもあります。

Googleコアアップデートの最新動向

次に、直近で行われたGoogleコアアップデートの情報をみていきましょう。

最新のコアアップデート(2026年5月)

Googleコアアップデートは、直近では2026年5月21日から6月2日(太平洋夏時間)に行われました。

このコアアップデートの目的は、以下のように発表されています。

本日、Google検索における2026年5月のコアアップデートの展開を開始しました。

これは、あらゆる種類のサイトから、検索ユーザーにとって関連性が高く満足度の高いコンテンツを、より適切に表示するための定期的なアップデートです。

引用:LinkedIn

過去のコアアップデート

今年は、3月にもGoogleコアアップデートが行われました。

SEOコンサルタントのリリー・レイ氏によると、このGoogleコアアップデートでは、全体を通して一次情報源が優遇されるようになったとのことです。具体的には、以下のような変化が見られました。

  • 旅行・求人分野において、オンライン旅行代理店や求人サイトの順位が下がり、一次情報源であるホテルブランドサイトなどの順位が上がった
  • 医療の分野でも健康情報サイトの順位が下がり、一次情報源の順位が上がった
  • 金融分野でもブランドサイトの順位が上がった一方、アフィリエイト主体の比較サイトの順位が下がった

2024年3月・8月・11月・12月、2025年3月・6月・12月にも実施されており、おおむね2〜3か月に1回の頻度で展開されています。

Googleコアアップデートで順位が下落したらどうすればいい?

Googleコアアップデートが行われた後は、順位が大きく変動することがあります。ここでは、順位が下落した際の確認ポイントと対応方法を解説します。

1.Googleコアアップデートの影響を受けている部分を確認する

Googleコアアップデートが完了するまでは順位が大きく変動することが多いため、原因を断定したり、大規模な修正をしたりせず、ページの順位・CV数の変動を確認する程度にとどめておきましょう

ここからは、全サイトタイプ共通・オウンドメディア・ECサイト・ポータルサイトの4つに分けて、確認すべきポイントを紹介します。

全サイトタイプ共通で確認すべきポイント

どのサイトタイプであっても、以下のポイントは必ず確認しましょう。

項目確認ポイント
順位・表示回数
  • どのディレクトリやページで順位・表示回数が下落しているか
  • CVにつながっていたページやクエリにおける順位・表示回数が下落していないか
競合サイトの動向
  • どの競合サイトが上位表示されるようになったか
  • 複数の関連キーワードで共通して上昇している競合サイトがないか
コンテンツ
  • ユーザーの検索意図を満たせているか
  • 情報が古くなっていないか
  • E-E-A-Tを満たせているか
  • 独自性のある情報を掲載しているか
Webサイト全体の品質
  • Webサイト全体の品質に問題がないか
  • Web広告を過剰に掲載し、ユーザー体験を損ねていないか
その他
  • Webサイトのリニューアルなど、コアアップデート以外に順位などが変動する要因がなかったか

オウンドメディアで確認すべきポイント

オウンドメディアを運営している場合は、以下のポイントを確認してみてください。

項目確認ポイント
順位・表示回数
  • 解説記事、比較記事など、特定カテゴリの順位・表示回数が下落していないか
  • 古い記事を中心に、順位・表示回数が下落していないか
コンテンツ・サイト品質

競合サイトと比較して、以下の点が不足していないか

  • 検索意図に対して詳しく回答しているか
  • 独自調査や独自データがあるか
  • 実体験や専門家の知見が含まれているか
  • 情報は正確で新しいか
  • サイト全体の専門性は高いか

ECサイトで確認すべきポイント

ECサイトを運営している場合は、以下のポイントを確認してみてください。

項目確認ポイント
商品情報
  • 商品画像や動画が充実しているか
  • 商品の仕様やスペックが詳しく書かれているか
  • 独自の商品説明があるか
  • 在庫や配送方法は充実しているか
レビュー
  • 件数は多いか
  • 写真や体験談が書かれているか
UI・UX
  • 商品数や品揃えは充実しているか
  • カテゴリページは使いやすいか
  • 絞り込み機能は充実しているか
  • 商品を比較しやすいUI・UXになっているか
テクニカルSEO
  • 商品・カテゴリ・絞り込みURLの重複はないか
  • クロール・インデックスは適切に行われているか

ポータルサイトで確認すべきポイント

ポータルサイトを運営している場合は、以下のポイントを確認してみてください。

項目確認ポイント
順位

以下のどのページタイプで順位が変動しているか

  • 一覧ページ
  • 詳細ページ
  • 検索・絞り込みページ
  • 掲載件数が少ないページ
情報・コンテンツ

競合サイトと比較して、以下の点が劣っていないか

  • 掲載情報の件数は多いか
  • 掲載情報は充実しているか
  • 情報は新しいか
  • 独自の情報は含まれているか
  • 条件に該当する情報が少ないページはないか
  • ページ単体のコンテンツ量は十分か
UX
  • ユーザーが回遊しやすい導線になっているか
  • 内部リンクは適切に張られているか
  • 比較・絞り込み機能は使いやすいか
  • 価格・エリアなど複数の条件で探せる仕様になっているか
  • 申込みまでスムーズに進める導線になっているか
テクニカルSEO
  • 類似ページや重複ページはないか
  • クロール・インデックスは適切に行われているか(特に動的に生成されるページ)

2.影響を受けている部分を改善する

影響を受けている部分を特定したら、それに応じて改善を進めます。ここからは、改善の方法を詳しく紹介します。

これらの施策は、Googleコアアップデートへの対策としてだけでなく、日頃からユーザーや検索エンジンに評価されるサイトを目指すうえでも重要です。ぜひ参考にしてみてください。

ユーザーの検索意図を満たす

ユーザーの検索意図を満たせていないと考えられる場合は、改めて以下の点を調査し、ユーザーの理解を深めてコンテンツに反映しましょう。これらを調査する際は、上位表示されている記事の内容を確認したり、対策キーワードで検索するユーザーの立場になって、知りたい情報を考えたりするのがおすすめです。

  • 対策キーワードを検索しているユーザーはどのような状態か(いつ、誰が、どんな状況で検索しているか)

  • 顕在化しているニーズは何か

  • 潜在的にもっているニーズは何か
  • コンテンツを読んだ結果、ユーザーにどのような変化があれば理想なのか

関連記事:検索意図(検索インテント)とは?重要性と調べ方、活用法まで解説!

E-E-A-Tを満たす

E-E-A-Tとは、Googleの検索評価ガイドラインに記載されている、Webページやコンテンツ品質の評価における重要な要素で、以下の4つの要素から成り立っています。

E-E-A-T

  • Experience(経験):実体験に基づいて作成されているか
  • Expertise(専門性):そのテーマに関する知識やスキルを基に作成されているか
  • Authoritativeness(権威性):そのテーマにおける権威があるか
  • Trustworthiness(信頼性):信頼できる内容か

これらの条件を満たしながらコンテンツを制作することで、検索エンジン・ユーザーの両方からの評価を得やすくなります。

具体的には、信頼性を高めるために情報源・執筆者・監修者を明記する、自社独自の経験として顧客の支援事例を紹介する、専門性を高めるために特定のテーマに絞って情報発信するなどが挙げられます。

関連記事:E-E-A-Tとは?Googleが高く評価する記事の作成方法をご紹介

独自性の高い情報を掲載する

独自性の高い情報を入れることで、ユーザーの課題解決や意思決定の精度向上につながり、検索エンジンからも評価されやすくなります

例えば、オウンドメディアの場合は自社独自の調査データやアンケート結果、顧客の支援事例、ECサイト・ポータルサイトの場合は他サイトでは掲載されていない説明文・情報などが挙げられます。

社内の営業担当者やカスタマーサクセスへのヒアリングを通じて情報を収集し、コンテンツに反映しましょう。

適切にクロールされる状態にする

適切にクロールされていないと、検索エンジンがコンテンツやWebサイトを正しく評価するための情報を十分に取得できず、本来受けられるはずの評価を受けられなくなってしまいます

クロールされやすい状態にするためには、以下のような対応を行いましょう。

関連記事:内部SEO対策の具体施策①~クローラーにページを正しく発見してもらうための施策~

レビューを増やす

ECサイトにおいてユーザーからのレビューが少ない場合、購入者へのレビュー依頼メールの配信や、レビュー投稿フォームの改善によって、投稿数の増加を図ることができます。

レビュー依頼メールを送る際は、商品到着から数日後に「商品の使用感を教えてください」「レビュー投稿にご協力ください」といった内容のメールを自動で送信するのがよいでしょう。

また、レビュー投稿フォームの入力項目が多かったり、仕様が複雑だったりすると投稿率が下がってしまう可能性が高いです。スマートフォンで入力しやすいデザインにする、写真を簡単にアップロードできるようにする、商品ページからすぐに投稿できる導線を設けるなどして、レビューしやすい仕様に変更するのが望ましいです。

CVまでの導線を最適化する

コアアップデートによりCV数が減っている場合は、以下のような手法で、CVまでの導線を最適化するのもよいでしょう。

  • CTAをファーストビューやコンテンツの途中など、わかりやすい場所に設置する
  • 料金や事例、レビュー、よくある質問などを掲載し、ユーザーの不安を解消する
  • サービス内容やメリット・デメリットなどを明確にし、ユーザーが比較検討しやすい状態にする
  • 入力項目を最低限にするなどして、フォームの離脱を減らす

Googleコアアップデートの際にしてはいけないこと

Googleコアアップデートが始まって、自社コンテンツの順位が変動すると、すぐに対策をしたくなるかもしれません。しかし、先ほど説明したように、展開が終わらないうちに焦って対応してはいけません。

例えば、以下のような対応は避けましょう。

  • 原因の分析をせずにタイトルや見出しを変更する
  • 品質の高いコンテンツまで削除してしまう
  • 順位の回復を目的に、記事を大量に追加する
  • 被リンク購入などガイドライン違反の施策を行う

原因が特定できていないのに、コンテンツの内容を大きく変更したり削除したりしてしまうと、かえって状況を悪化させてしまう可能性があります。また、Googleコアアップデートの展開中にかぎったことではありませんが、ガイドラインに反するような被リンク購入などは絶対にしてはいけません。

Googleコアアップデートに関するよくある質問

最後に、Googleコアアップデートに関するよくある質問に回答します。

コアアップデートとスパムアップデートはどう違いますか?

スパムアップデートとは、Googleのスパムポリシーに違反するサイトを検出し、検索結果から排除または評価を下げるための更新です。リンク購入などのリンクスパムや隠しテキスト、自動生成コンテンツの大量公開などが対象であるため、適切に運営されているWebサイトは対象外です。

このように、検索結果全体の品質向上のために行われるコアアップデートとは、対象や目的が異なります。

順位が下落した場合、どれくらいの期間で戻りますか?

基本的には、数日~数週間かかります。Google Search Centralでは、以下のように案内されています。

改善を行った場合、検索結果に効果が現れるまでには時間がかかることがあります。数日で効果が出るものもありますが、サイト全体が長期的に有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツを提供しているとシステムが学習し、確認するまでには、数か月かかることもあります

参考:Google 検索のコア アップデートとウェブサイト

まとめ

Googleコアアップデートは、検索結果の品質向上を目的として定期的に実施される大規模なアップデートです。

対応を行っても、順位が回復せず流入が減り続けているという場合には、コンサルティングサービスを検討するのもよいかもしれません。

PLAN-Bでは、Googleコアアップデートに限らず、SEOやLLMOに関する幅広いご相談に対応しています。ぜひお気軽にご相談ください。

>>PLAN-BへSEOやLLMOについて相談する

売上につながる戦略を明確にする SEOコンサルティング