
【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2025.02.03
更新日:2022.12.23
公開日:2019.04.09
インターネットで、様々な情報を手に入れることができるようになった現代。
人々は商品やサービスを利用・購入する前に、
かならず「似たような商品・サービスを持つ会社やサイト」を比較するようになりました。
そのため提供する側は、“ある可能性”に、危機感を持たなければなりません。
それは、単に消費者のニーズに応えていくだけでは、他の「似たようなサイト」に埋もれていく、ということ。
たくさんのサイトに埋もれず勝ち上がるには、まず『競合調査』をする必要があります。
今回は、その競合調査に役立つツールを8つ、ご紹介します。
突然ですが、イメージしてください。
私たちが実店舗で大きな買い物をするとき、複数の店舗を回り、品揃えや価格の検討をするでしょう。
1日で何店舗も回るのは疲れてしまうので、せいぜい2~3店舗が、一気に回る平均値だと思います。
しかしインターネット上では簡単に、1日のうちに数十サイトを見て回ることができます。
インターネットには膨大な数のサイトがあり、同じテーマに対しても、切り口を変えた類似のサービスや物はたくさん存在します。
ターゲットにとって常に選択肢が多い状態が、インターネットの世界。
さらに、調べようと思えば、いくらでも情報を得ることができます。
たくさんの選択肢に迷った時は、細かく「比較」を行って、ものを選ぶ。
それが、今ではターゲットの当たり前になっています。
サイト制作においてターゲット(消費者)は大切な存在です。
同時に、他のサイト…いわゆる「競合」の存在も無視できない重要なもの。
いくら良いものを扱っていても、解決したい問題に関係するキーワードが入っていなければ、ターゲットの検索に引っかかりません。 サイトが見にくかったり、登録など面倒に感じる部分が多ければ、 ターゲットは、見やすく利用しやすいと思ったサイトから注文するでしょう。
ターゲットに他サイトと比較された時、自分を選んでもらうには一体どうしたら良いのでしょうか?
その答えは、「競合」との差別化した部分を確実に見せることです。
サイト制作の際には意識しなかった些細なことでも
「比較」されることで長所短所として浮き彫りになり、
ターゲットに選ばれるかどうかが決まってしまいます。
まずは競合が具体的にどんな施策をとっているか、状況を知る、 いわゆる「競合調査」が必要です。
単に訪問者数やPV数ではなく、検索キーワードの表示順位や使っているツールなど、様々な条件から競合を分析し、その結果を自サイトと見比べます。 そうすれば、どこが違うか、同じか、差別化できそうか、自サイトの長所や短所などを発見できます。
短所だと思ったところは改善し、長所はどんどん力を入れて強めていく。
競合のデータ分析は「消費者に選択されるサイト」を作る施策の糸口といえるでしょう。
競合調査を行おう!と思っても、なにを、どこから始めたらいいのでしょうか?
競合調査の目的は、自サイトの現状を踏まえた上で他サイトを「消費者に選択されるサイト」を作ること。
どのように他サイトが人を集めているかを知るために、
最低限、これに注目すべき、という4項目をまとめました。
他サイトにどのくらいのアクセス数があるのかを知ることは、最も簡単な自サイトとの比較でしょう。
自サイトよりもはるかに多いアクセス数の場合、2つのことがわかります。
1つは、その市場に需要が多く、開拓の余地があること。
2つめは、自サイトに惹きつけられないターゲットが多いということです。
サイトのアクセス数は、今閲覧している他サイトが参考にすべきかどうか判断する材料になります。
滞在時間は長いほど、ターゲットにとって魅力的な情報を載せたサイトである可能性が高まります。
競合の滞在時間を、自サイトの平均滞在時間と比べてみましょう。
もしも自サイトの滞在時間が短ければ、
・他サイトにあって自サイトにないコンテンツは何か
・情報のボリュームは適切かどうか
こうしたものの見直しになります
ターゲットがどのようにサイトへたどり着くかを調べることで、
ユーザー層と、競合がどのような施策に力をとって集客しているかが判断できます
検索結果、SNS、広告、外部サイトからの流入など。
競合調査で成果を上げている、効果的な手段や魅せ方を分析してみましょう。
成功している集客方法は必ず参考になります。
他サイト内でのキーワード検索順位を調査したり、被リンク数など、どれくらいSEO対策に力を入れているのかを調べることもできます。
キーワードによっては追随が難しいくらいの差があるものもあれば、自サイトには思いつけなかったものなど、新たな発見があるかもしれません。
他サイトと重なっていないものが自サイトにあった場合、それを強力な長所にし、差別化できる可能性があります。
以上が、競合分析の際に押さえておきたい最低限の比較ポイントになります。
それではこのようなポイントに関して競合分析する際に、便利なツールを早速紹介していきます!
前述した、競合調査の時に気をつける4つのポイントをもとに、役立つツールを分けて紹介していきます。
データが見やすく使いやすいと、初心者にもオススメのツールです。
アクセス数、滞在時間、直帰率などの数字のほか、
サイト訪問前後にユーザーが訪れていたサイト、競合サイトなど。
競合分析の参考になるデータを、数多く提供してくれます。
オススメは、Googleの拡張機能でブラウザにインストールすること。
競合サイトに訪問し、ワンクリックで分析結果をパッと見てわかるようになります。
有料版の「 Similarweb PRO」もありますが、簡単なサイト分析なら無料版で十分です。
eMark+は本来有料プランですが、無料のトライアルが使用できます。
訪問するユーザーの属性を詳しく把握できるのが特徴です。
ユーザーの推移や流入経路、セッション数、流入元別のユニークユーザー(UU)、広告別の集客効果などがわかります。
競合サイトがどのようなサービスを利用して、インターネットでマーケティングを行っているのかを知ることができます。
使っているアクセス解析ツールは何か、どんな広告を出稿しているのか、といったことをサイトに埋め込まれているタグから明らかにするといいます。
成功している競合サイトのやり方が分かったら、自サイトの集客施策を考える上で非常に役立つでしょう。
このサービスは、インターネット上に公開されたWebページを保存しています。
利用の仕方は、競合サイトの変遷をたどることが良いでしょう。
サイトリニューアルの際に、どのような変化を加えたのかを調べることが可能です。
すでにサーバー上から削除され、見ることができないコンテンツも表示できます。
シンプルなUIで、SEOの課題分析・施策立案・効果測定を簡単に行えるコンテンツマーケティングツールです。
キーワードごとに競合の順位を自動で取得してくれたり、キーワードごとにSERPsを自動で取得してくることで上位に表示されている競合の記事調査を効率よく行うことができるようになったりと競合の調査、分析が簡単に行えます。
SEARCH WRITEでは本当に必要な機能だけをプロが厳選しているため、
SEOのためにコンテンツマーケティングをこれから始めようとしている方やSEOに知見が深くない初心者でも使いこなしやすいツールとなっています。
価格は月額50,000円とお手軽な金額となっていますので気になる方は是非サイトから資料ダウンロードをしてみてください!
出典:Keywordmap
SEM領域におけるキーワード選定からコンテンツ制作、効果測定までを支援する競合サイト分析ツール「Keywordmap」。
自社のみならず、競合サイトのSEO分析やWeb広告の調査分析などを実現する点に強みがあります。
また、世界最大級の日本語データを保持していることから、最大他社3サイトと自社サイトの流入数・キーワード獲得状況を網羅的に比較でき、自社で対策が漏れているキーワードを発見することが可能です。(面倒なインストールやタグの設置は必要ありません。)
検索市場全体の調査・分析、ならびにコンテンツ制作に役立つユーザーニーズ調査機能、共起語分析機能を備えていることから、メディア運営企業はもちろん、多くのデジタルマーケティングエージェンシーにも利用されています。
調べたいサイトのURLを入力するだけで、そのサイトタイトルやディスクリプション、インデックス数、リンク数などの確認ができます。
「検索順位チェック機能」では、そのサイトが特定のキーワードで何位表示されているかを、3つまで同時に確認することができます。
自サイトのURLと自分が狙っているキーワードを入力すると、上位表示されている競合サイト10つの、ディスクリプションを一覧で確認できます。
アンカーテキストの調査にも使える点が特徴です。
そのサイトで最重要に設定されているキーワードやその出現率などを確認することができます。
競合がどんなキーワードで検索上位を狙っているのかを知るのに役立つツールです。
他にも、インデックス数や被リンク数も知ることができます。
人工知能を搭載した、比較的新しいツールです。
Googleアナリティクスと連携して使います。
人工知能が分析結果を要約して説明してくれたり、改善ポイントを指摘してくれます。
初心者でも簡単にわかりやすいのでオススメです。
以上、競合調査に役立つツールを8つ紹介してきました。
しかし、このような分析結果だけで判断することも、気をつけなければいけません。
実際にホームページを閲覧し、初めて訪れた時の印象や使いやすさなどもチェックしましょう。
スムーズにホームページ内を移動できるか、魅力的なコピーやコンテンツがあるか、実際のユーザーが惹かれるポイントを把握しておくことが大切です。
比較される時代だからこそ、競合分析で自分もサイトを比較し、勝ち抜きましょう!