
SEOとは?SEO対策で上位表示するための具体施策と事例を解説
SEO対策
最終更新日:2025.09.02
Google検索において、AIが複雑な質問にまとめて答えてくれる「AIモード」が日本語でも使えるようになったと発表されました。長文の質問にも、AIが要約した回答を一度に提示してくれます。
これまでの検索は短い単語で行うのが主流でしたが、AIモードでは「京都駅出発で6泊7日の旅行プランを立てて」といった、会話に近い長文での質問が可能です。Googleの最新AIであるGemini 2.5を基盤にしており、質問を細かく分解してWeb上の情報を集め、一つの分かりやすい回答として生成します。
これにより、ユーザーは何度も検索を繰り返す手間が省くことができ、より効率的に情報を得られるようになるでしょう。
Googleが検索品質の評価基準を更新し、今後YMYL(Your Money or Your Life)と同様に、選挙や市民活動に関する情報も、特に信頼性において厳しく評価されるようになりました。
YMYLとは人の幸福や健康、経済的安定に大きな影響を与える可能性のあるトピックを指す言葉です。これまで医療や金融情報が対象でしたが、今回の更新で、選挙のプロセスや候補者、投票方法といった市民生活に関わる重要な情報もYMYLに含まれることになりました。
この分野の情報を発信するサイトは、誰が書いたか(専門性・権威性)、内容は信頼できるか(信頼性)といったE-E-A-Tと呼ばれる基準を、高いレベルで満たすことが求められます。
Googleの独占禁止法違反裁判で、スマートフォンの初期設定などでGoogle検索を有利にする契約が制限される判決が出ました。これにより、検索市場の競争環境が変わる可能性があります。
今回の判決により、Googleは検索エンジンのデフォルト設定に関する契約が制限されるだけでなく、競合他社がGoogleの検索インデックス(Webサイト情報データベース)にAPI経由でアクセスできるようにすることなどが求められました。これにより、Bingなど他の検索エンジンが市場に参入しやすくなると考えられます。
また、AIアシスタント市場における独占的な行為も禁止されました。今後Webサイト運営者は、Google以外の検索エンジンからのアクセスを意識する必要があるでしょう。
Googleの独占禁止法に関する裁判において、「AI Overviews(AIによる概要)」は「FastSearch」というシステムで情報を判断していると証言されました。
AI Overviewsの引用元サイトの決定では、従来の検索順位で重要視されてきた被リンクを活用していると考えておりましたが、それはなされていないようです。そのかわり、より高速で大規模な情報を扱うためのシステムであるFastSearchが利用されているということが、今回わかりました。
以上、今週のSEO最新情報でした。それでは、また来週お会いしましょう!
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