“LLMs.txtはメタキーワード同等” ジョンミューラー氏が言及 – 先週の最新SEO情報まとめ(2025/04/12~04/18)

“LLMs.txtはメタキーワード同等” ジョンミューラー氏が言及 – 先週の最新SEO情報まとめ(2025/04/12~04/18)
SEO動向レポート|2025年3月度
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PINTO!編集部:山本です。

今週も、SEO業界の最新情報やSEO対策に役立つトピックをお届けします。それでは早速、ご覧ください。

“LLMs.txtはメタキーワード同等に評価” ジョンミューラー氏が言及

LLMs.txtとは、大規模言語モデル(LLM)向けのWebサイト情報を提供するファイル形式です。ChatGPTやGoogle Geminiなどの大規模言語モデルが急速に普及したことで、AIが必要とする正確な情報を、AIが理解しやすい形式(Markdown)で提供することを目的に、Webサイト運営者側が主体的に情報の提供範囲を管理する仕組みとして注目されています。

これに対し、Googleのジョンミューラー氏はredditにて、以下のような見解を述べました。

どのAIサービスもLLMs.TXTを使っているとは言っていない(サーバーのログを見れば、LLMs.TXTをチェックしていないことがわかる)。私にとっては、keywords metaタグに匹敵するものです。これは、サイトオーナーが自分のサイトが何について主張しているのか・・・(本当にそのようなサイトなのか?その時点で、サイトを直接チェックすればいいじゃないか)。

もしこの方法が有効であれば、意図的にAIに読ませるスパム行為ができてしまうため、それを防ぐためにスパムではないことを確認する必要があります(実際のWebページをチェックするなど)。であれば、「わざわざLLMs.txtを使う必要があるのか」という投げかけは確かに納得できるものです。

現時点では、LLMs.txtは過渡期にある仕組みであり、不明瞭な点が多い仕組みです。ただし、AI時代における情報提供のあり方を考えるうえで、重要な試みであることには間違いありません。SEOに携わる人であれば、今後の動きには注目したいところです。

Googleの国別ドメイン、今後は全てGoogle.comにリダイレクト

Googleは、今後すべてのccTLD(国別トップレベルドメイン)をGoogle.comにリダイレクトすると発表しました。google.co.jpや、Google.caなどの国別ドメインは、Google.comに転送されます。

Googleによれば、国別ドメインはもはや必要なくなったため、検索体験を効率化するためにこれらのccTLDからのトラフィックをgoogle.comにリダイレクトするとのことです。この変更は今後数ヶ月かけて段階的にすべての検索ユーザーに展開されます。

なお、検索ユーザーは、この変更に伴い検索設定のリセットや再ログインを求められる可能性がありますが、Webサイト運営者側では特に対応は不要です。

検索結果への影響は?

Googleは、「このアップデートにより、ブラウザのアドレスバーに表示される内容は変わりますが、検索の動作には影響しません。また、国内法に基づく義務の取り扱いにも変更はありません」と明言しています。

また、海外SEOを実施しているサイトについても、今回のGoogleのケースをモデルケースとすべきではない、とも述べています。引き続きhreflangタグや適切なccTLDを使用して、Googleにコンテンツの地域と言語を正しく伝えましょう。

さいごに

以上、今週のSEO最新情報でした。それでは、また来週お会いしましょう!

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