【LPO事例】CTAボタン周りのコピー変更でCVR163%改善!

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    LPO(ランディングページ最適化)とは、Web広告自然検索などからの流入後に、ユーザーが最初に閲覧するランディングページ(LP)を最適化し、コンバージョン率(CVR)の向上を目指すマーケティング手法です。 

    この記事では、建設業界に特化した交流サイトにLPO施策を実施し、CVRを1.9%⇒3.09%の163%改善に成功した事例をご紹介します。 

    LPO改善事例をご紹介

    案件概要

    案件概要

    施策を行った背景

    ページの課題

    対象のLPは、建設会社や個人事業主、ひとり親方などをターゲットとした建設業界に特化した交流サイトで、会員登録数の増加を目的に作成されています。 

     

    ページの課題 出典:サガツクの公式LP

     本案件は、会員登録完了単価(CPA)の目標を達成している状態で、LPOコンサルティングを開始しました。 

    お客様からのご依頼は「CVRをさらに改善し、CV数を増加させる」こと。 

    そのため、「ページの課題を改善する」よりも「ページの訴求を強化する」ことが主な取り組み内容となりました。 

    また、LPは公開後ほぼ変更がなされていなかったため、「LPを改善することでどのくらいCVRが変わるのか見てみたい」というお客様のご期待もこのお取り組みの背景です。 

     仮説

     LPOにおいて、特にCVRの改善が期待できる箇所は、 

    1. ファーストビュー(以下、FV) 
    2. CTAボタン周り 

    です。 

    1. FVは、ページ訪問したユーザー全員が目にするため影響が大きい箇所で、 
    2. CTAボタン周りは、登録の意思決定に近いエリアのため注目されやすく、数は少ないがインパクトが大きい箇所です。

    今回は②CTAボタン周りに施策を行うことでCVRの改善を目指しました。 

    施策内容

    一般的に、CTA上部は「動機づけを促すテキスト(実績・信頼・簡易さ)との相性が良く、 

    CTA下部には「やらない理由を解消するテキスト」との相性が良いとされています。 

    この訴求ルールにのっとり、CTA上部と下部の両方に対して施策を行いました。 

    施策

    出典:サガツクの公式LP

     CTA上部のコピー「ご登録はとってもカンタン!」は、数字を用いた実績訴求の「現在10,000人以上が登録中!」に変更することで動機づけを強化。 

    さらに、もともとコピーがなかったCTA下部にはやらない理由を解消するコピーとして「登録費と利用費が無料であること」を伝えることでCVRの改善を目指しました。 

    また、実際の交流サイトに遷移するCTAボタン内のコピーをよりわかりやすくするために、 

    「今すぐサガツクをチェック」⇒「サガツクのサイトを見てみる」に変更しています。 

    結果

     CVRフォーム遷移率
    オリジナルページ1.90 

    11.0% 

    テストページ3.09 9.96% 
    改善率162% 90% 

    考察

    仮説通り、CTAボタン上部および下部のコピーを変更したことで、CVRの改善が見られました。 

    「現在10,000人以上が登録中!」という実績訴求は、狙い通り「多くの利用者がいるサイトだから安心だな。1度試してみるか」とユーザーに動機づけを促すことができたと考えられます。 

    さらに、CTA下部に追加した「登録費、利用費はずっと無料です。まずはお試しで登録してみませんか?」のコピーにより、動機づけされたユーザーをさらに後押しし、CVR162%改善につながったと推測されます。 

     

    一方で、フォーム遷移率は低下しました(改善率:90%)。 

    これは、変更前にCTAボタン上部に記載していた「ご登録はとってもカンタン」というテキストを削除したことが原因でしょう。変更前は「登録が簡単そうだから、一度フォーム見てみよう」という心理から「なんとなくフォームに遷移するユーザー」が一定数存在していましたが、コピーの変更によりその層が減少したためフォーム遷移率が低下したと考えられます。 

     

    結果として、今回の施策は「フォーム遷移ユーザーの質を向上させながら、CVRを163%改善した取り組み」となりました。 

    まとめ 

    みなさまもご自身のサイトやLPを見て、「たぶんここのコピー変えるだけで成果改善されるんじゃないか?」と感覚的に思うことが多いのではないでしょうか? 

    しかし、 

    「些細な変更だけど工数かかるし提案しづらいな…」 

    「まあ、些細な変更だし試しても大きな数値変化は期待できないだろう…」 

    と、見て見ぬふりをするケースは少なくありませんか? 

     

    ですが今回の事例ではたった1行の変更と2行の追加でCVRが163%改善しました。 

    CVRが1.6倍になるということは、CPAが2/3以下に改善されることを意味します。 

    運用調整でCVRを1.6倍に改善するには、何ヵ月かかるでしょうか?LP改善では、適切な施策が当たれば、初回の施策でもCVRが1.6倍になります。 

     

    腰の重いLP改善やサイト改善は、私たちにまるっとまるなげしてください。 

     

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