【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.07.05
2024.09.06
2024.10.09
こんにちは、PINTO!編集部:山本です。
今週みなさんが気になっているのは、やはりコアアップデート(August 2024 core update)のロールアウトが完了したことでしょうか。聞くところによれば、ここ最近のアップデートで落ち込んだサイトの戻りが発生しているようです。
今週のSEOニュースでは、このコアアップデートの最新情報に加え、AIに関する話題やドキュメントの更新項目について紹介します。
This roll-out is now complete.
— Google Search Central (@googlesearchc) September 3, 2024
まずは多くの方が気になっているであろうこの話題から。8月中旬から展開されていたコアアルゴリズムアップデートのロールアウトが、9月4日(日本時間)に完了しました。当初は1か月以上かかるとされていましたが、実際には19日間でした。
9月5日時点ではまだ順位が動いているようですが、Marie Haynes氏のポストによればいくつかのサイトで回復が見られているとのこと。公式から発表があったように、3月のコアアップデートを踏まえての調整や、コンテンツ重視の評価が強まった影響かもしれません。
詳細はこちらで解説しています:【9月6日更新】2024年8月コア アップデートの傾向
August core is complete. It did not take a month. Rather, 19 days.
— Marie Haynes (@Marie_Haynes) September 3, 2024
I’ll start digging in. Got a bunch of nice recoveries (some partial) on sites that have given me permission to share info on. So stay tuned. I’ll be analyzing which pages improved and sharing my thoughts as to… https://t.co/d3CrlauWNt pic.twitter.com/6RDP08NtHf
Google検索で、AVIFがサポートされるようになりました。AVIFは圧縮率の高いファイル形式で、高画質のままファイルサイズを小さくできます。 以下、更新されたドキュメント内容のポイントです。
- AVIF形式の画像を Googleにインデックス登録してもらうために特別な操作を行う必要ない
- AVIF形式の画像は、WordPress、 Joomla、CloudFlareなどにも対応
- フォーマット変更によりファイル名や拡張子が変更される場合は、サーバー側リダイレクトを必ず設定すること
参考:Supporting AVIF in Google Search |Google Search Central Blog
なお、AVIFは基本的にどのブラウザにも対応していますが、Microsoft Edgeは対応したのが2024年1月です。まだ未対応バージョンを利用している人がいる可能性がある点には留意しておくとよさそうです。
ジョン・ミューラー氏が、内部リンク・外部リンクの最適な数は?という質問に対してLinkedInで回答しました。その回答を紹介します。
Nobody at Google counts the links or the words on your blog posts, and even if they did, I’d still recommend writing for your audience.I don’t know your audience, but I have yet to run across *anyone* who counts the words before reading a piece of content.
【日本語訳】
Googleの誰もあなたのブログ記事のリンクや単語を数えません、そして彼らが数えたとしても、私はまだあなたの聴衆のために書くことをお勧めします。私はあなたの聴衆を知りませんが、コンテンツを読む前に単語を数える人に出くわしたことがありません。
あくまでも、ユーザーの役に立つか?という視点でリンクを置くことが大切ですね。
Googleトレンドの通知サービスが2024年10月29日をもって廃止されることになりました。
サブディスクリプション登録とその通知もなくなるようです。記録を残しておきたい場合は、過去のサブディスクリプションからコピーできます。こちらも10月29日までなので、必要な方は急ぎましょう。
テキストを読み込ませることで、対応する図解を自動で生成してくれる「Napkin AI」が日本語に対応して話題になっています。現在はプレミアムプランも無料で利用可能です。
選択したテキスト部分に対応する図解を自動生成してくれるツールで、ステップやフロー図などで簡単な図解であれば一瞬で作成ができます。ただし、いくつかある図解のテンプレートからテキストに合うものを選定しているため、現時点では複雑な図解は難しそうです。
今後機能が増えていくことを楽しみに待ちましょう。
▼Napkin AIで生成した画像
ジョンミューラー氏がリポストしていたLinkedinの投稿で、ECサイトの施策について言及がありました。ここでは「ブラックフライデー、バレンタインデー、母の日のセール」のようなページを作成することを推奨しています。
紹介されているポイントは、以下の2つです。
- URLに年を入れない
- イベントごとに個別のページを作成する(これにより、リンクが関連するページに統合され、アンカーテキストがすっきりと保たれ、1つのイベントに集中できる)
URLに年をいれないというのはつまり、毎年新たなページを作るのではなく、同一ページを毎年最新情報に更新することを勧めているということです。これは評価がそのページに溜まっていくからという理由の他に、そもそも去年のバレンタイン特集などに興味をもつユーザーがいないから、という理由もあります。
(※一方で、記事メディアにおける毎年開催されるイベントレポートなどであればURLを分けます。)
これからブラックフライデー、クリスマス、バレンタインなどイベントが続くので、ECサイトを運営している方は参考にしてみてくださいね。
2024年8月コア アップデートのロールアウトが完了し、影響のでているサイトも多数見受けられます。ここ最近のコア アップデートではドメイン優位の変更が加えられていましたが、今回はその傾向が弱まりコンテンツの質がより重視されるようになったようです。引き続き、ユーザーにとってよいサイトを目指したいですね。
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