【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2023.12.12
公開日:2017.12.11
Web担当の皆様!サイトリニューアルの予算取りにお困りではないですか?社内でWebサイトの新規構築やリニューアルを行うことが決まったら、必ず行うのが制作会社への見積り依頼。
このお見積りですが、依頼の仕方で金額が変わる可能性があります!今回、制作会社側の基本的な見積りの考え方や見積り依頼をする前準備についてご紹介します。(SEOや広告の諸費用は割愛します)
まずは、Webサイトを持つだけでかかるコストとして代表的なものは下記の4項目です。
こちらの4項目は多くのサイトで発生するコストです。
この内、サイト制作費が、公開前〜公開までの初期コストとなります。サーバー代・ドメイン代・更新管理費は運用に関わるコストになりますが、サーバーやドメインなどを別途新しく契約する場合は、初期コストが発生する場合があります。
また、サイトの種類によって更新内容や更新頻度も変わるので、更新管理費も変動します。例えば、ECサイトなど変化が多いタイプのWebサイトは、
によって、特集ページの制作や、そこに誘導するためのバナー制作が必要となります。更新する回数が多いと、そのぶん更新管理費のコストが高くなります。
Webサイト制作のお見積もりの3大ポイントとは以下の3つです。
この3つの掛け合わせでお見積りの費用が大きく変化しやすいです。
サイト全体のボリューム感を知るために、必要なのはサイトマップです。ここでいうサイトマップとは、Webサイト内にあるページをリスト化し図に表したものを言います。わかりやすくするために、サンプルとして仮にA社を例にしてみましょう。
例えばこんな感じです。
この時点ではサイトとして制作するページは全部で5ページとなりますが、このサイトマップにもっと肉付けしていきましょう。
このように5ページから、18ページまでボリューム感が変わりました。例えば、一言に「会社案内」といっても、代表あいさつや会社の沿革・受賞歴、会社名や設立日、資本金、住所などをまとめた会社情報など、さまざまなコンテンツが隠れているものです。
サイトマップを作成することで、漠然とイメージしていたものがどんどんと具体的になります。それにより、どういった資料や写真を用意していかないといけないかが明確になっていきますし、何よりページ数が明確になることで、ページ数による金額の振れ幅を軽減することが可能です。
もちろん、より詳細なサイトマップの設計は制作会社側で行なっていきますが、見積り依頼を出す前にできるだけ棚卸しをし、サイトマップのように簡単な図にまとめておくと全体のボリューム感が見えてくるのでより正確な見積りを出してもらいやすくなります。
特にWebサイトにおいては、サイトの動きやシステムの導入などで工数が異なってくることがあります。
サイトの動きとして特に目立つのはTOPページ。サイトにアクセスすると画面が大胆に動きだしてデザインも凝っていて思わず「カッコいい!」と誰もが言いたくなるようなサイトを実現するには、それ相応の知識や技術、工数が必要となります。
こういったサイトはいわゆる、動きの無いベーシックなサイトに比べ全般的に高度な専門技術や工数が必要となり、費用面が上がる傾向にあります。
また、サイトを簡単に更新できる、CMSというシステムがあります。
CMS自体は無料で使用できるものもあるので、CMS自体を使うことの初期コストやランニングコストは安くできます。しかし、それをサイト内に組み込んでいく…といった仕様になると、専門的な知識や技術が必要になります。
また、会員サイトを追加する、検索機能を追加するなどが要件として入る場合は、システム構築費として別途費用が発生していきます。
このような大胆な動きのあるサイトや、CMS・システム構築は、Webサイト制作の工数に大きくかかわります。しかしながら、工数の部分は特に、クライアント側では通常なかなか判断することが難しい内容です。
そこで!見積り依頼をする前の準備としてオススメしたいのが、ベンチマークとなるサイトをいくつかピックアップして制作会社に伝えること。想定している具体例を制作会社と共有できれば、ある程度精査された見積り額が降りてきやすくなります。
まずはWeb担当者様の想定に近いサイトを見つけてみることがとても重要です。
Webサイト制作においても納期が短いことが見積りの値段に影響することがあります。
通常3ヶ月かかる制作期間を、1ヶ月で構築したい、などの場合ですね。その場合は、別途費用が発生する場合もありますし、しっかりクオリティーを高めるのであれば、制作期間は余裕を見たほうがよいと考えます。
制作期間の目安としては、「Webサイト制作の見積り依頼をしてから3〜5ヶ月くらい」実際に制作する時間も鑑みて、余裕を持ったスケジュールで見積り依頼をされることをオススメいたします。
というわけで、見積り依頼の前に準備しておきたいのは以下の4項目!
この4項目が明確になってくると、Webサイト全体のボリューム感や難易度、必要な工数がよりはっきりとするので精度の高い見積りが返ってきやすくなります。
最後に、ホームページ制作の見積もりを取る際に確認しておくべきポイントを6つ紹介します。
ホームページの見積もりを取る際には、制作における疑問点をしっかりと聞くことが重要です。例えば、制作期間や納品スケジュール、デザインのカスタマイズ範囲、機能の実装方法、レスポンシブデザインの対応、SEO対策の内容などを明確に確認しましょう。
また、追加料金が発生する事項や保守・アフターサポートについても問い合わせます。これにより、予想外のトラブルやコスト増加を事前に防ぎ、信頼して任せられる会社を選べるでしょう。
制作会社の選び方については、こちらの記事でも紹介しています。
ホームページの見積もりを取る際には、見積もり金額だけに依存せず、他のポイントも確認することが重要です。例えば、安価な見積もりが出されている場合、制作会社の信頼性や実績、技術力などにマイナス面があることも考えられます。
安心して長期的な取引ができる信頼できる外注先を選ぶために、金額だけでなく、総合的な評価を行いましょう。
ランニングコストにも目を向けましょう。見積もり金額だけでなく、サイトの運用や保守にかかる費用を明確にすることが重要です。ウェブサイトを制作する場合、ドメインの更新費用、サーバーのレンタル料、セキュリティ対策やバックアップの費用、コンテンツ更新や機能追加の際の料金などが発生します。
ランニングコストは、長期的な視点でサイトの運営負担を把握するために不可欠な情報であり、予算計画や取引条件にも影響します。トータルコストがどの程度かかるのかを事前に把握し、将来的にも安定して運用できるサイトを制作しましょう。
ホームページの見積もりを取る際には、自社の業種に近い実績があるかを確認しましょう。同じ業種に精通している制作会社は、業界の特性やニーズを理解しており、業界でどのようなサイトが評価されるかを理解しています。
そのため、より効果的なコンテンツや戦略を提案し、ターゲットとなる顧客に対して訴求力のあるサイトを依頼できるでしょう。業種に関する専門知識や経験を持つ制作会社を選ぶことで、成功するウェブサイトの制作が期待できます。
ホームページの見積もりを取る際には、複数社から相見積もりをとることが重要です。複数の制作会社から見積もりを取ることで、サービス内容や価格の比較が可能となり、適切な予算や要件に合ったプランを選びやすくなります。
また、複数社からの提案を比較することで、異なるアイデアやアプローチを知ることができ、最も魅力的な提案を選ぶことができます。さらには、競争を促すことで価格の交渉余地も生まれるかもしれません。複数社から見積もりを取り、より良いパートナーを見極めることが成功するウェブサイトの構築につながります。
提案内容をしっかりと確認することも意識しましょう。提案内容には、デザインの詳細、ページ構成、機能の有無、CMSの種類、SEO対策の内容、制作期間、ランニングコストなどが含まれます。
特に、デザインのイメージやコンセプトについて適切な提案を行ってくれるかについて意識して確認しましょう。また、提案内容が目的や要件に適合しているか、予算内かどうかも確認すべきポイントです。十分な情報を得ることで、信頼性のある制作会社を選び、満足度の高いホームページの制作を実現できます。
サイト制作の見積もりを取ったら、次は実際に依頼するフェーズになります。ホームページ制作を依頼する際にもいくつか意識すべきポイントがあります。ここでは、ホームページ制作で意識すべきポイントを6つみていきます。
Webサイトには、個人情報や機密情報が含まれることがあります。そのため、Webサイトのセキュリティを強化することは非常に重要です。
SSL証明書の導入、不正アクセスへの対策などを行い、セキュリティを確保しましょう。さらに、セキュリティの監視や定期的な脆弱性スキャンを実施することもおすすめです。
現代のWebサイトは、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなど様々な端末で閲覧されることがあります。そのため、レスポンシブデザインを実施し、どの端末からでも見やすいWebサイトを作ることが重要です。
レスポンシブデザインを取り入れる場合には、メディアクエリを指定するか、WordPressのテーマを使う方法があります。レスポンシブデザインを取り入れていない場合には、自社の運用状況に合わせて、取り入れることをおすすめします。
Webサイトのトラフィック解析ツールを導入することで、アクセス解析やユーザーの行動分析が可能になります。これにより、ユーザーがどのようなコンテンツに興味を持っているかや、どのページで離脱してしまっているかなどを把握し、Webサイトの改善に役立てましょう。
トラフィック解析ツールにはさまざまなものがありますが、無料で利用できるGoogleアナリティクスや有料のAhrefsなどがあります。まずは無料のGoogleアナリティクスを使い、より高度な解析が必要になれば有料ツールを導入するのがおすすめです。
WebサイトのSEO対策を実施することで、検索エンジンからのアクセスを増やすことができます。具体的には、キーワードの選定やタグの最適化などを行い、検索エンジンにとってWebサイトが有益であると認識されるようにしましょう。
さらに、コンテンツマーケティングや被リンク獲得などの戦略を取り入れることも検討しましょう。これにより、より多くの被リンクを獲得し、検索エンジンランキングを上げることに役立ちます。
Webサイトを公開した後も、保守・運用は非常に重要です。Webサイトの保守・運用には、コンテンツの定期的な更新やセキュリティ対策の実施、サーバーの監視といった様々な要素が含まれます。
保守・運用を行うことにより、Webサイトの安定した運用を確保することができます。また、トラブルが発生した場合にも迅速に対応できる体制を整えることが重要です。Webサイトの保守・運用体制をしっかりと整え、ユーザー・運営者ともに安心して運営できる環境を整えましょう。
Webサイトに掲載するコンテンツは、ターゲットユーザーにとって有益でなければなりません。それだけでなく、情報の正確性や信頼性も非常に重要です。
まず、当たり前のことですが、誤字脱字や情報の誤りがある場合には、修正しましょう。また、ユーザーからのフィードバックを積極的に収集できる環境を構築し、逐一改善していくことも大切です。信頼性の高いWebサイトを作成するために、コンテンツの品質管理に十分な時間と労力をかけましょう。
まとめとして、ご担当者様がWebサイトの新規構築・リニューアルでやりたいことが具体的で明確なほど、より現実的で正確なお見積もりを出すことができます。逆に、あまりに不明瞭で情報が少ないほど、想像の範囲が多くなり高額な見積りになってしまう可能性があります。
そうなると、お見積もりを出すまでに時間がかかる上にいざ見積もりが出てきた時点で、「実は不要なページや機能があり、割高になっている…」というようなことが発生し、お客様が正確な判断ができなくなってしまうこともあります。
できる限り、見積り依頼をする前に「構築したいサイト像を思い浮かべ、棚卸しをする時間」を作ってみてください。ただ、そんなお見積もりの事前準備も知識と経験が必要な部分が多いのも事実です。「プロにヒアリングしてもらい整理する」ことができれば、1番スムーズなのかもしれません。
弊社は、制作だけでなく、「SEOから広告、サイト制作まで」多くのサービスを取り扱っております。お客さまの課題は、「実はサイト制作だけでは解決できない」こともしばしば。少しでもお困りのことがございましたら、遠慮なくご相談くださいませ。
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