MUFGとGoogleがAI・クラウド領域で提携 – 先週のSEO最新情報まとめ(2026/05/09~05/15)

MUFGとGoogleがAI・クラウド領域で提携 – 先週のSEO最新情報まとめ(2026/05/09~05/15)

PINTO!編集部:谷風です。

2026年5月9日~15日の間に公開された、SEO業界の最新情報やSEO対策の実務に役立つトピックをお届けします。それでは早速、ご覧ください。

SEO/AI検索動向レポート|2026年3月度
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MUFGとGoogleがAI・クラウド領域で提携

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と米国Googleが、AI・クラウド活用を中心とした戦略的提携に合意したと発表されました。

これにより、MUFGのマーケティングにおけるGoogle Cloudの活用や、MUFGの顧客へのGoogleサービスなどの提供が行われます。

その中でも注目すべきなのは、AIエージェントが、商品選択・購買から決済の実行に至るまでの一連のプロセスを支援する「Agentic Commerce」や「Agentic Payments」の実現です。これらの機能では、欲しい商品を撮影またはテキストで入力すると、AIからおすすめの商品や最適な決済手段が提案され、家計データと合わせて支出が可視化されます。

Agentic Commerce/Agentic Paymentsの流れ

引用:MUFG と Google のリテール領域における戦略的提携について

参考:MUFG と Google のリテール領域における戦略的提携について

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
簡単にいうと:
ECを運営している方や、AIエージェント経由の集客に関心のある方はご確認ください。

マーケターの方は、以下の対応を行いましょう。
・まず、自社の商品がAI経由の購買に向いているかを見極める。日用品などの定期購入する商材は相性が良く、高額商品や比較検討が必要な商材は、対応の優先度が下がる。
・AI経由の購買が重要だと判断した場合は、商品データ・在庫API・決済導線の整備などの対応を段階的に進める。さらに社内でのAI活用実態も調査し、施策の優先順位に使う。

詳細:
EC事業者の方や、AIエージェント経由の集客に関心のある方はご一読ください。

MUFGとGoogleが戦略提携を発表し、Google CloudのAI・クラウド基盤を活用してAIエージェントが商品選択・購買・決済までを自律支援する「Agentic Commerce」「Agentic Payments」の日本での早期実現を目指す方針が示されました。
GoogleのUCP拡張やOpenAIのアプリ経由決済への戦略転換に続き、決済インフラ側の動きが日本市場で本格化した形です。

マーケター視点で押さえるべきは2点です。
・そもそもAI経由の購買が、自社の商材・サービスにとって重要なチャネルになり得るかを見極めること。日用品や定期購買性の高い商材は親和性が高い一方、検討プロセスが複雑な高単価商材や体験性の強い商材では優先度が下がります。自社商材の購買特性と照らして、投資判断を行いましょう。
・重要と判断した場合に限り、Agentic Commerce対応の機能実装(商品データの構造化・在庫API整備・決済導線の標準化など)を中期ロードマップへ組み込むこと。あわせて、自社EC担当者や現場メンバーが「AIを購買場面でどう使っているか」の実態調査も並走させ、施策の優先度判断に使いましょう。

引き続き動向を追ってまいります。

3月のコアアップデートで一次情報源の評価が高まる

SEOコンサルタントのリリー・レイ氏が、3月に行われたコアアップデートによる変化について発表しました。

今回のコアアップデートで起こった変化は、以下のとおりです。全体を通して、一次情報源が優遇されるようになりました

  • 旅行・求人分野において、Booking.comなどのオンライン旅行代理店やIndeedなどの求人サイトの順位が下がり、一次ソースであるヒルトンなどのホテルブランドサイトなどの順位が上がった
  • 医療の分野でも、健康情報サイトの順位が下がり、国立衛生研究所などの一次情報源の順位が上がった
  • 金融分野でも、アメックスなどのブランドサイトの順位が上がった一方、アフィリエイト主体の比較サイトの順位が下がった
  • YouTubeが上位表示されづらくなった
  • Reddit・インスタグラム・Xの順位は当初大きく落ち込んだが、Redditのみ部分的に回復した

参考:3月コアアップデート分析にみる、Google検索「一次ソース」「公式」優遇の傾向

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
簡単にいうと:
SEO対策を行っている方は、ぜひご確認ください。

ご担当者の方は、以下の対応を行いましょう。
・独自のデータや顧客の事例など、独自性・具体性・真正性のある情報を発信する。
・自社サイトだけで評価を獲得するのが難しい場合は、PRを掛け合わせて、官公庁・業界団体・大手メディアなど権威性の高い媒体に情報提供や共同調査を行い、自社情報を権威ある情報源の中で引用・言及してもらう。

詳細:
検索エンジン経由で集客している方は把握しておくべき内容です。

先月展開された3月のコアアップデートの分析結果が出てきました。
公式・一次情報源・権威性の高いサイトが優遇され、アグリゲーター・UGCの可視性が低下しました。旅行・求人領域ではOTAから一次情報源(ホテル・航空会社・空港など)へトラフィックが移動し、健康・金融領域でも政府機関ドメインの伸長が報告されています。

実務上のポイントは2点です。
・自社サイトのコンテンツが「一次情報」「非汎用(non-commodity)」として評価されうるかを点検すること。従前お伝えしたダニー・サリバン氏の講演(@Googleによる商品性コンテンツの公開について)でも、汎用的な「シューズ選びの10ポイント」ではなく「ある顧客のシューズが400マイルで潰れた理由:摩耗パターン分析動画」のような、独自性・具体性・真正性を伴う事例ベースのコンテンツが評価されると示されています。社内に蓄積された独自データ・現場事例・顧客接点を起点に、他社では再現できないコンテンツを設計しましょう。
・自社サイト単体での戦いに限界がある領域については、デジタルPRを掛け合わせて「権威性の高い一次情報源」側に自社の文脈を流し込むこと。官公庁・業界団体・大手メディアへの一次情報提供や共同調査を通じて、Googleが優遇する情報源の中に自社の言及を埋め込みましょう。

AIモードで「Buy」ボタンによる商品購入が可能に

Wayfairなどの一部の店舗で、GoogleのUCP(Universal Commerce Protocol)を使った決済機能が、英語版AIモードで利用可能になりました。これは、SEOコンサルタントのブロディ・クラーク氏が運営するSERP AlertというXアカウントにて投稿された情報です。

Google検索の商品ページを開くと表示される「Buy」ボタンをクリックすると、請求先情報と配送先情報が自動的に読み込まれ、購入手続きを完了させることができます

関連記事:AIモード・GeminiでUCPの利用が開始 – 先週のSEO最新情報まとめ(2026/02/14~02/20)

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
簡単にいうと:
ECサイトを運営している方や、商品購入につながるキーワードからの集客を行っている方はご確認ください。
検索して比較し、自社ECサイトで購入するという導線が変わり、検索結果から直接購入する流れが進んでいることは認識しておきましょう。

詳細:
EC事業者の方や、購買系クエリでの集客を担当されている方はご一読ください。

先月お伝えしたGoogleのUCP(Universal Commerce Protocol)について、英語版Googleにて検索結果のメイン表示への拡張が確認されました。
Wayfair等で「Buy」のクリックにより請求先・配送先が自動入力され、SERP上で購買が完結するUXが提供されています。今後Etsy・Targetなどへの拡大も予定されています。
そのため、「検索 → 自社EC → 購買」という従来導線の前提が崩れ、「検索 → 購買完結」が新たに発生することを認識しておきましょう。

さいごに

以上、今週のSEO最新情報でした。それでは、また来週お会いしましょう!

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