GoogleのAIモード、米国の全ユーザーが利用可能に – 先週の最新SEO情報まとめ(2025/04/26~05/02)

GoogleのAIモード、米国の全ユーザーが利用可能に – 先週の最新SEO情報まとめ(2025/04/26~05/02)
SEO動向レポート|2025年3月度
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PINTO!編集部:山本です。

今週も、SEO業界の最新情報やSEO対策に役立つトピックをお届けします。それでは早速、ご覧ください。

GoogleのAIモード、米国の全ユーザーが利用可能に

これまでウェイトリストへの登録が必要だったAIモードが、米国のすべてのLabsユーザーに提供されるようになりました。ユーザーからの反応が良かったために、ウェイトリストを撤廃したようです。

Googleの発表によれば、今後1週間かけて展開されるAIモードでは、

  • 場所と商品のビジュアルカードが表示される
  • レストラン、サロン、店舗などの地域スポットについては、評価、レビュー、営業時間などの情報を確認できる
  • 商品を探している場合は、リアルタイムの価格(最新のプロモーションを含む)、画像、配送情報、現地の在庫状況など、購入可能なオプションが表示される

といったように、より視覚的な情報も提供されるようになります。

出典:https://blog.google/products/search/ai-mode-updates-may-2025/

なお、AIモードを利用できるのは現時点では米国ユーザーのみで、日本を含む他の地域への展開についてはまだ公式な発表はありません。日本での利用開始にも期待が高まります。

Google、タイトルタグの76%を書き換え – 2年前より25%増加

SearchEngineLandの発表よれば、Googleは2025年第1四半期にタイトルタグの76%を書き換えており、約2年前の調査と比較して25%増加しています。この傾向は、コンテンツの種類、業界、検索ボリュームにかかわらずおおむね一貫しており、多くのケースで76%前後が書き換えられているようです。

調査結果からは、タイトルの書き換えを防ぐ方法として以下が述べられています。

  • ブランド名の削除:最も一般的な書き換えパターンであり、変更されたタイトルの約63%で確認されています。特に、検索クエリがブランドに特化していない場合や、Googleが「ブランド名がユーザーにとって特に価値をもたらさない」と判断した場合、コンテンツの核心となる情報が優先される傾向があります。
  • 明確性の向上: タイトルをより読みやすく、ユーザーの期待に沿うように変更します。例えば曖昧な表現を明確にする、何が得られるのか(価値)を伝わりやすくするなどです。
  • 長さの調整: 長すぎるタイトルや短すぎるタイトルを調整します。
  • 検索意図と一致させる: 特に商業的なクエリ(商品購入やサービス利用を意図したクエリ)の場合、検索意図に合わせてタイトルが修正されることがあります。

また、特にYMYL領域におけるコンテンツでは、キーワードの最適化よりも正確性が重視されます。

この結果を踏まえると、Googleによるタイトル書き換えは、もはや当たり前のことといえるかもしれません。「Googleに変更されないようにする」ことを目指すより、ユーザーに伝えたい大事な内容がしっかりと伝わるようなタイトルを目指しましょう。

さいごに

以上、今週のSEO最新情報でした。それでは、また来週お会いしましょう!

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