【2024年】SEO対策にまつわる費用の実態調査

Web集客手法のひとつとして重要視されているSEO対策について、費用の実態調査をおこないましたので、その結果をご報告します。

調査結果の概要

  • 費用の使用先として最も多いのは「SEOツール」で全体の78.4%が利用。次いで「外部ライターへの記事執筆」「SEOコンサルティング(会社)」が共に35.3%。
  • SEOツールは複数を併用しているケースが多く、総額費用は5万円以下が50%、6~10万円以下が30%となった。
  • SEOコンサルティングにかかっている費用は、10万円以下・30万円以上と二極化の傾向があり、費用が高いほど満足度が高い傾向が見られた。

SEO対策にまつわる費用の実態調査の概要

アンケート対象弊社取引先を中心とした全国企業
アンケート期間2024年5月24日~2024年6月19日
調査方法Webアンケートによる回答
有効回答数104社

ご回答いただいた企業様について

調査設問

Q1:SEO施策の外注やコンサルティング会社、有料のSEOツールを利用していますか?

Q2: 実際に利用しているものを教えてください。(複数回答可)

Q3:上記でチェックをつけたものについて、それぞれ月額で支払っている費用を教えてください。

Q4:【SEOツールにチェックをした方】現在利用している有料SEOツールを教えてください。(複数回答可)

Q5:現在かけている費用に対し、成果の満足度を10段階で評価してください。(数が大きいほど満足)

Q6:貴社の主事業の業界について、当てはまるものを選択してください。

Q7:従業員数について、当てはまるものを選択してください。
 
Q8:月々の広告宣伝費について、当てはまるものを選択してください。
 
Q9:自社マーケティングに携わっている従業員は全部で何名いらっしゃいますか。
 
Q10:【組織体制について】自社マーケティングに携わっている従業員のうち、SEO対策に携わっている従業員の職種、および各職種ごとの人数を教えてください。

以下に、調査結果の一部を紹介いたします。

調査結果

SEOにまつわる費用の使用先

「SEO施策の外注やコンサルティング会社、有料のSEOツールを利用していますか?」という問い対して、「はい」と答えたのは104社中51社でした。

そのうち、SEOにまつわる費用の使用先として最も多いのはSEOツールで78.4%、次いでSEOコンサルティング会社への依頼、外部ライターへの記事執筆でそれぞれ35.3%となっています。SEO対策の費用の使用先一覧

使用先別の月額費用

各使用先でかかっている月額費用の割合は、以下の通りです。

SEO費用の使用先の内訳

SEOツールの月額費用総額は10万円以下が8割

使用先として最も多いSEOツールの月額費用(総額)については、50.0%が5万円以下と回答しており、割合としては最も高くなっています。6~10万円以下と回答したのは30.0%で、SEOツールを利用している企業の80%は月額費用が10万円以下と、多くの企業が比較的低コストで利用できるSEOツールを選択しています。

なお、使用しているSEOツールは、SEARCH WRITEやパスカルなどのオールインワンSEOツールが中心で、その他ahrefsや順位計測ツールGRCなども併用しているケースが多く見受けられました。

利用先として名前が挙がったSEOツール一覧

  • SEARCH WRITE…21社
  • ahrefs…9社
  • 順位計測ツールGRC…7社
  • パスカル…5社
  • ミエルカSEO…4社
  • Ubersuggest…2社
  • TACT SEO…1社
  • Semrush…1社
  • Keywordmap…1社

その他、SEOコンサルティング会社へかけている費用は、月額10万円以下が44.5%、31万円以上が50%と二極化の傾向が見られました。外部ライターへの記事執筆費用は月額11~30万円が最も割合が高く約37.5%、コンテンツ制作代行会社へは約半数が月額30万円以上を使用しており、他の費用項目と比較してやや高い傾向にあります。

SEOコンサルティング会社の月額費用と満足度の関係

SEOコンサルティング会社の月額費用が二極化傾向にあることを受け、費用とそれに対する成果の満足度について集計したところ、月額料金が高いほど満足度が高いという傾向が見られました。

10万円以下31~50万円51万円~100万円
6.237.07.6

※11~30万円以下の層は1社のみのため省略しています。 

SEOコンサルティングの月額費用は、サービス範囲やサイト規模、サイト型などの要素によって決定します。一般的には、費用が高い分よりカスタマイズされた戦略や多くのリソース・時間を提供できるため、期待を超える成果が出やすく、満足度が高い傾向になると考えられます。

まとめ

今回はSEO対策の費用実態調査について紹介しました。

SEO対策に何かしらの費用をかけている企業は全体の約半数で、そのうち費用の使用先として最も多いのはSEOツール(78.4%)であり、次いで外部ライターへの記事執筆とSEOコンサルティング(35.3%)という結果となりました。

SEO対策は成果が出るまでに時間がかかるものの、長期的に見れば安定的な流入が見込めるなどメリットの大きい施策です。これからSEO対策に取り組もうと考えている方は、今回の調査結果を参考にSEOコンサルティングや記事制作代行などを検討してみてはいかがでしょうか。

もしも発注先にお悩みなら、ぜひPLAN-Bにご相談ください。あなたの要望をヒアリングした上で最適なSEO施策をご提案し、お見積もりをいたします。

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会社名株式会社PLAN-B
設立平成15年 10月22日
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資本金100,000,000 円
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