【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2024.02.02
公開日:2023.11.15
SEOを効率よく推進し成果を上げるためには、適切なSEOツールの導入は重要な打ち手です。しかし、実際に「適切な=自社の状況にあった」SEOツールを選ぶことは、想像よりも難しいです。
どのような観点でツールを比較・検討すればよいのか自体が不明確で、さらにツールの提供するサービス内容やサポートまでを正確に理解するのは一筋縄ではいかないという事情もあります。
Webサイト上の情報や営業担当者からの説明だけでは、ツールの性能や実際に運用できるのか、ツール導入で課題を解決できるかを判断するのは難しいと思います。実情としては、勇気をもってツール導入の意思決定を行い、数ヶ月にわたりツールを運用してみて初めて、そのツールが自社に合っているのか/いないのかが判明することが多いというのがあるあるだと思います。
本記事では、そういった実態を解消すべく、どのようにSEOツールを選べばよいかを解説いたします。SEOツールを提供する身分でありますが、皆さまにとって不幸なマッチングを起こさないように最大限フラットにポジショントークなしでお伝えするように心がけます。ぜひ最後までご覧ください。
そもそもSEOツールの導入が必要とされるシチュエーションは多岐にわたりますが、弊社の経験上、以下のようなケースが多いです。
<SEOツール導入がおすすめのシーン>
基本的なSEO対策は無料で実施することも、可能には可能です。しかし、きちんと成果を出そうと思うと無料の範囲だけで終わらせることはかなり難しいです。
こういった事情からよく取られる体制は以下のような形です。
相当な経験があれば、無料の範囲内でもやれることは見つけられますが、分析できる範囲などに限りがあることからは逃げられないので、やはり施策の幅は狭くなります。しっかりと取り組むのであればツールを利用するなどし、分析や施策実施を進めていく必要があります。
SEOツールの導入を検討するときは、以下のような流れで検討することをお勧めします。
<SEOツールを導入するときの流れ>
上記の流れの中で、特に気を付けておいていただきたいのは、「1.SEOで成果を出すにあたっての課題整理」と「3.比較する軸を決定する」です。それぞれしっかりと考えておかないと後々失敗しやすいためです。
「SEOで成果を出すにあたっての課題整理」でいうと、そもそもの「正しく課題を特定する」こと自体に専門性が必要となるためここがうまくできないケースが多いです。
例えば、コンテンツを頑張って更新しているがなかなか成果が上がらないようなケースで考えてみましょう。このとき担当者の方が課題を「コンテンツ品質に問題があるのではないか?」と考えて、もっと質の高いライティングをしようとしても、実際に問題があるのは「キーワードの選び方だった」ということはよくあります。
正直なところ、そもそもの課題特定は難易度が高いのでこの時点からSEO業者に頼ってしまっていいと思います。PLAN-Bも含めて無料で相談できる窓口もあるのでそういったところからまず相談するとよいと思います。
「比較する軸を決定する」の難しさは、正しい比較軸はある程度経験がないとそもそも考えられないことにあります。
例えば、テニスを始めようと思って、テニスショップに行ったシーンを想像してください。
目の前には様々なメーカーの色とりどりなラケット達が並んでいます。値段は10,000円から30,000円ほどです。「さあ、お好きなラケットを選んでください!」と言われてもどれが自分にあったラケットなのかを判断し、最適なラケットを選択することは難しいと思います。
▲テニスショップの様子です。テニスをしない方はラケットの違いがいまいちわからないと思います。
引用元:https://news.tennis365.net/news/today/202204/135692.html
しかし、手慣れた店員さんから
「プレーの頻度が週2回を超えるなら2万円ぐらいはかけてしっかりとしたものを選んだほうがいいですね」
「20代の男性だと、力があるのでラケットの厚みはそこまでない方がプレーしやすいですね」
「シングルスではなく、ダブルスのプレーが多いならラケットの操作性が良いほうがいいので、重量は少し軽めがおすすめです」
とアドバイスを受けると自分にとって合うラケットを見つけられそうな気がしてきます。テニスの経験があるとどんな観点でラケットを選択すればいいのかがわかりますが、経験がない場合は違いがいまいちわかりません。ともすれば「見た目がかっこいい!」「値段が安い」といった理由でラケットを決めてしまい、自分のプレーと合わないラケットを使う羽目になる、そんな事態が起きることは容易に想像がつきます。
SEOツールの選択においてもこれは同じことで、ある程度SEOに知見がないと、そもそもどういった軸で比較すべきかが見えてこないのです。そこで次の見出しでは、SEOツールを選ぶときの観点について解説します。
SEOツールを選ぶ際に見ておくべき観点としては以下があります。
SEOツールを選ぶ時の観点
どのSEOツールがそもそも自社にとって合っているのかは、「どんな課題を持っているのか」によって大きく変わります。しかし、見るべき観点は上記に集約されてくると思います。
ツールを比較する際、搭載されている機能は重要なポイントとなります。しかし、ただ機能が多ければ良いというわけではありません。最初に目指していた目的がしっかりと達成できるのか、自分のニーズに合った機能が含まれているのか、これらが明確でなければ、単に機能の多さだけでツールの良し悪しは判断できません。
だからこそ、自分にとって何が必要な機能なのかをしっかりと理解し、それを言語化しておくことが大切です。
例えば、「コンテンツ品質に課題がある」という課題感でツールを検討しているのに、「内部テクニカル施策の状況が可視化できる」機能は必要ありません。しかし、こういった機能があると「何かで使うかも!」と思ってしまうというのはよくあることです。本来の目的を見失わないようにしましょう。
ツールを比較する際、サポートの質は非常に重要な要素となります。特に、ツール利用になれておらず、これからきちんと運用に乗せていきたい場合、サポートの品質は肝心です。
ツールは導入するだけで成果が出る魔法の杖ではなく、導入後、実際にツールを使いこなし運用に載せ、自立自走していくことが必要だからです。
さらに、サポート内容は単にツールの使い方の指導だけなのか、それともキーワードの選び方やコンテンツの質に関するアドバイスが含まれるのか、さらにはマーケティング全般のアドバイスまで提供してくれるのか、これらはツールによって異なります。ツールによっては事業成長全体に対してコミットをして、ほぼほぼ事業のコンサルタントと同じような役割を果たすようなものもあります。
このあたりは公式サイト内の記載だけでは分からない部分も多いので、実際にサポートを受けてみることができるなら、試しに受けてみることを推奨します。
ツールや企業の背後にある理念や思想は、予想以上に重要です。
その理由は、この理念や思想が、サポートの品質や今後追加される機能の基盤となるからです。
例として、弊社が提供する「SEARCH WRITE」を取り上げてみます。SEARCH WRITEにおいては「『見える・分かる』ではなく『できる・回せる』をすべてのお客様に」をミッションにおいています。
このミッションを掲げているので、「SEARCH WRITE」では単に「SEOを理解できるようになる」だけでなく、「実際に行動に移せるような」機能開発・サポート内容を重視しています。一方で、「施策を動かしにくいテクニカルな領域の分析」の重要度は相対的に低いです。
これだけではSEARCH WRITEのえこひいきのようになってしまうので別の例で説明すると、以下のようになります。
このように、企業の理念はそのビジネス戦略や提供するサービスに深く関連しています。この点を理解することは、ツールの長期的な価値を判断する上での大切なキーとなります。特に現段階で機能の違いがわかりにいくいときは、こういった理念などを営業の方に聞いてみることをお勧めします。
SEOツールを選ぶ際、費用対効果は非常に重要な指標となります。
これは、投資している費用に対してどれだけのリターンを得ているかを示すもので、ROIとも呼ばれます。
現在のSEOツールへの投資額と、ツールを使用しない場合や他のSEOツールと比較した際のリターンを考慮して、費用対効果を評価しましょう。
ただ、実際の計算は複雑なので、添付の資料なども参考にしてください。
よくあるのは、不要な機能が多すぎて、実際のニーズよりも高い費用を支払ってしまっているケースです。そういった場合は、ツールの選び直しを検討し、必要な機能だけを持つツールを選んで、適切な費用を支払うよう心掛けましょう。
また、SEOツールを選定する際には、ユーザーの評価や口コミも確認すると良いでしょう。上記で挙げた機能、サポート、思想、費用対効果に関して、市場でどのような評価を受けているかを把握するためです。
クチコミサイトや実際にツールを利用しているユーザーの意見を参考にすると、より具体的で信頼性のある情報を得られるでしょう。
前提としてどの会社も基本的には自社のことを良い部分を積極的に発信し、ネガティブなところはそこまで強く発信しないことが多いです。
例えば、弊社で提供している「SEARCH WRITE」についていえば、「SEOの中でも内部テクニカルの細かい施策をガンガン回していきたい方」からすると、正直なところ機能としては物足りないと思います。
そんな中、あえて「内部テクニカル系の対策をしたい人には向いていません!」といったことを声高にサービスサイトなどでは掲載していません。裏返しにはなりますが、「コンテンツSEOの施策を効率よく進めたい方」や「メディア以外の業務と兼任で忙しい中成果を出すことを求められている方」にとって「SEARCH WRITEいいな!」と思っていただくためのメッセージを発信しています。これはどの企業でも自然と行っていると思います。
こういった背景があるため、ツール提供者の情報だけを見ていると良い部分はよくわかりますがネガティブなポイントが見えづらいときがあります。
そのため、フラットに比較をするため第三者が何という評価をしているかも併せて確認しておくことをお勧めしています。
第三者視点での評価を見る場合は、「ITreview」などの口コミサイトはSEOツール選定でよく使われています。ぜひそういった場を活用してみてください。
「ITreview」は以下のリンクからご覧いただけます。
【2023年】SEOツールのおすすめ10製品(全32製品)を徹底比較!満足度や機能での絞り込みも (itreview.jp)
SEOツール選びでよくある失敗としては以下が挙げられます。
よくある失敗の一つ目は、「『機能が多くて予算の範囲内』という理由で選んでしまう」というケースです。「何が必要なのか」「どんな軸で選定すべきか」がわからないまま選んでしまった典型例です。テニスラケットで言うならば、半年に1回しかテニスをしないのに、予算があるからという理由で必要以上のスペックのトッププロが利用するラケットを選んでしまっているような状況です。
多機能なツールはさまざまな分析などが可能ですが、それらの機能を実際に自社のSEOにとって本当に必要かどうかは慎重に判断する必要があります。
「使わない機能がついているという事態になっていないか」「それらの機能を使いこなすのに必要な時間が本当にあるのか」と考えてみましょう。
「自社にとって良いSEOツール」というのは、状況によって変わります。例えば「社内にSEOを専門に取り組む社員が複数いる企業」と、「人手が足りずに他の業務と並行してSEOを進める担当者が1名しかいない企業」では、必要とされるSEOツールが全く異なることでしょう。
自社の体制に合った、本当に必要な機能を把握しておくことが重要です。
また、他社のツールと比較検討せずに選択してしまうケースもよくあります。
もちろん、一つのツールだけを検討し、それが自社の目的に合致しているかを適切に判断できれば問題ありませんが、それが難しいことも多いです。
SEOツールを比較する際には、インターネット上の情報、営業の提案、第三者の声を利用し、主要なツールをしっかりと比較検討することをお勧めします。複数のツールを比較することで、各ツールの特徴が明確になり、より適切な選択が可能になります。
最後に、特に目的を持たずに「SEOの成果が出そう」という理由だけでツールを導入してしまうケースがあります。
これは非常によくある失敗例です。くどいようですが、ツール導入だけで自動的に成果が上がるわけではありません。導入後には担当者がツールを活用し、効果的な施策を実施することが必要です。
ツール導入後に十分に活用することができず、結局は費用だけがかかってしまい成果が出ないというケースを避けるためにも、担当者はツールを最大限に活用して成果を上げるという強い意志が必要です。最初は気合がいりますが、SEOツール導入することで効率をあげ、仕事時間を削減しながら成果を改善することができればこんなに良いことはないでしょう。
SEOツールの導入を検討している際には、営業担当者の話を直接聞いてみることをおすすめします。
現在は幸いなこと(ツール提供側からすると大変なのですが)に、海外製ツールなども含めると本当にたくさんのSEOツールが市場に出回っています。ChatGPTを中心に生成AIのSEO活用も広まってきつつあります。
そんな状況では、Web上の情報だけでうまく選び切ることは正直難しいのではないかなと思います。ぜひライトな気持ちで営業担当者の話を聞いてみると良いでしょう。
たくさんの選択肢の中から、皆さまが最適なSEOツールを選択できるようになることを心から祈っています。もしそれが弊社が提供する「SEARCH WRITE」であれば、うれしいです。
ここまでは、本当にフラットに記事を書いてきましたが、ここからは少しだけ株式会社PLAN-Bが提供するSEOツール「SEARCH WRITE」の紹介をさせてください
「SEARCH WRITE」は、「コンテンツSEO施策を効率よく進めたい」「コンテンツSEO施策を正しいフローで進めたい(もしくはチームメンバーに正しいフローで進めてほしい)」といった課題を解決できるツールです。
コンテンツSEOで必要な、分析ー施策立案、実装ー成果振り返りをすべてツール内で実施することができるツールです。PLAN-Bの16年のSEO事業でのナレッジを詰め込んでいて、実際にコンサルタントが行う思考の流れに沿ってSEO対策を進めることができます。
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