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SEO対策
最終更新日:2025.02.12
SEO対策を効果的に進めていくには、自社サイトだけでなく競合サイトの状況を把握することが重要です。競合サイトがどのキーワードで上位表示されているのか、どのようなコンテンツ戦略を取っているのかを分析することで、自社の施策に活かせるヒントが見えてきます。
しかし、競合の情報を手作業で収集・整理するのは、時間も手間もかかる作業です。そこでこの記事では、こうした作業を効率化し、精度高く分析できる競合分析ツールを厳選して紹介します。
「競合サイトがなぜ上位表示できているのか知りたい」「マーケティング戦略全体の精度を高めたい」といった悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
競合分析ツールを活用すれば、競合サイトの施策内容や検索パフォーマンスを客観的に把握することができます。どのキーワードで流入を得ているのか、どのページが評価されているのかなど、さまざまな観点から競合サイトを分析することが可能です。
ここでは具体的にどういったことができるのか、代表的な機能や取得できるデータについて見ていきましょう。
※ここで紹介している機能は代表的なものであり、この記事で紹介している競合分析ツールに共通して備わっているわけではありません。ツールごとに対応範囲や機能は異なりますので、導入時には各ツールの仕様をご確認ください。
競合分析ツールでは、特定のサイトがどのキーワードで上位表示されているのかを確認できます。この情報をもとに、自社がまだ対策できていないキーワードや、競合と差別化できるテーマを見つけることが可能です。
また、ツールによっては、キーワードごとの推定検索流入数も表示されるため、流入インパクトの大きいキーワードを優先的に狙う判断材料として活用できます。さらに、キーワードを「情報収集系」「購入意欲が高いキーワード」といった検索意図ごとに分類すれば、競合サイトがどの意図のキーワードに注力しているのかを読み解くことも可能です。
競合サイトが獲得しているキーワードについては、キーワードごとに順位やその推移を確認することも可能です。この機能により、どのページが強化されて順位を伸ばしているのか、逆にどのページが順位を落としているのかを確認できます。
順位を上げている、または落としているキーワードの傾向がわかれば、
など、SEO施策を進める上でのさまざまなヒントを得られます。また、自社のサイトと競合サイトのデータを比較できる競合分析ツールを選べば、自分たちの現在地と目標のギャップを具体的に把握することも可能です。
競合分析ツールを使えば、競合サイトの被リンク状況も確認できます。具体的には、リンクの数、リンクの参照元、リンク時に使われたアンカーテキストなどの情報です。
たとえば、競合サイトがレビュー記事やまとめサイトなどから多くの被リンクを獲得していることがわかれば、同様のサイトに掲載されるチャンスを探すなど、自社のリンク施策にも応用できます。
また、使用されているアンカーテキストを確認することで、競合がどのような文脈で紹介されているかを把握し、自社の被リンク獲得戦略に活かすことが可能です。
競合分析ツールの中には、競合サイトにどれくらいの訪問者が来ているのか、どの経路から来ているかを推定できるものもあります。
たとえば、ある競合サイトが月間で10万トラフィックを集めていることを推定でき、そのうち60%が検索エンジン経由、20%がSNS、10%が外部メディアの紹介リンク、というような内訳を確認可能です。
このように流入元を把握することで、どの程度SEOに力を入れているか、SNSや広告にも注力しているかなど、競合サイトの集客戦略のバランスが見えてきます。
競合分析ができるツールを紹介します。各ツールの機能もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
Ahrefsは、指定したサイトのトラフィック数や流入キーワード、被リンク状況といったSEOに関する重要な数字を確認できるツールです。特に被リンクデータの網羅性と精度の高さで定評があり、世界中のSEO担当者に広く利用されています。
被リンクについては、被リンク元ページとその概要、アンカーテキストと被リンクを受けたページ、獲得日などを一覧で確認できるので、視覚的にわかりやすいです。また、dofollow/nofollow/UGC/Sponsoredといった属性でフィルターをかけられるため、より精度高くチェックできます。
有料のツールではありますが、SEO対策に本気で取り組みたいという方には導入をおすすめします。
カテゴリ | 確認できる項目例 |
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出典:https://moz.com/link-explorer
Site Explorerは、指定したサイトの被リンク数や、ドメインの信頼性を数値化した指標(ドメインオーソリティ)を確認できるツールです。Mozアカウントを作成する必要がありますが、無料で分析できます。
さらに「Compare Link」という機能では、最大5つのサイトでスコア比較を表示し、各項目の差が一目で確認できます。
カテゴリ | 確認できる項目 |
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キーワード調査 | – |
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トラフィック | – |
出典:https://www.similarweb.com/ja/
データが見やすく使いやすいと、初心者にもおすすめのツールです。
アクセス数、滞在時間、直帰率などの数字のほか、サイト訪問前後にユーザーが訪れていたサイト、競合サイトなど、競合分析の参考になるデータを数多く提供してくれます。
Googleの拡張機能でブラウザにインストールすれば、競合サイトに訪問したときに、ワンクリックで分析結果をパッと見てわかるようになります。
有料版の「 Similarweb PRO」もありますが、簡単なサイト分析なら無料版で十分です。
カテゴリ | 確認できる項目例 |
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キーワード調査 |
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被リンク |
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トラフィック |
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出典:SEARCH WRITE
シンプルなUIで、SEOの課題分析・施策立案・効果測定を簡単に行えるコンテンツマーケティングツールです。キーワードごとに競合の順位を自動で取得してくれたり、キーワードごとにSERPsを自動で取得してくることで上位に表示されている競合の記事調査を効率よく行うことができるようになったりと競合の調査、分析が簡単に行えます。
SEARCH WRITEでは本当に必要な機能だけをプロが厳選しているため、SEOのためにコンテンツマーケティングをこれから始めようとしている方やSEOに知見が深くない初心者でも使いこなしやすいツールになっています。
カテゴリ | 確認できる項目 |
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キーワード調査 |
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SEM領域におけるキーワード選定からコンテンツ制作、効果測定までを支援する競合サイト分析ツール「Keywordmap」。自社のみならず、競合サイトのSEO分析やWeb広告の調査分析などを実現する点に強みがあります。
また、世界最大級の日本語データを保持していることから、最大他社3サイトと自社サイトの流入数・キーワード獲得状況を網羅的に比較でき、自社で対策が漏れているキーワードを発見することが可能です。(面倒なインストールやタグの設置は必要ありません。)
検索市場全体の調査・分析、ならびにコンテンツ制作に役立つユーザーニーズ調査機能、共起語分析機能を備えていることから、メディア運営企業はもちろん、多くのデジタルマーケティングエージェンシーにも利用されています。
カテゴリ | 確認できる項目 |
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キーワード調査 |
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被リンク | – |
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登録不要・無料で使えるツールです。
調べたいサイトのURLを入力するだけで、そのサイトタイトルやディスクリプション、インデックス数、発リンク数などを確認できます。「検索順位チェック機能」では、そのサイトが特定のキーワードで何位表示されているかを、3つまで同時に確認することが可能です。
カテゴリ | 確認できる項目 |
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キーワード調査 |
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被リンク | – |
トラフィック | – |
以上、競合分析に役立つツールを6つ紹介しました。競合サイトを分析することは、市場や業界のトレンドや、自社の現在地を把握するために大いに役立ちます。
今回紹介した競合分析ツールは無料から使えるものもありますので、ぜひ活用してください。また高度な分析をしたい場合は、SEOコンサルティングサービスの利用もおすすめです。
比較される時代だからこそ、競合サイトを分析し、自社サイトの勝ち筋を見つけていきましょう。
■株式会社PLAN-Bについて
SEO対策やインターネット広告運用などデジタルマーケティング全般を支援しています。マーケティングパートナーとして、お客様の課題や目標に合わせた最適な施策をご提案し、「ビジネスの拡大」に貢献します。
■SEOサービスについて
①SEOコンサルティング
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②SEOツール「SEARCH WRITE」
「SEARCH WRITE」は、知識を問わず使いやすいSEOツールです。SEOで必要な分析から施策実行・成果振り返りまでが簡単に行える設計になっています。