【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2023.07.14
公開日:2019.01.24
サイトにアクセスを集める手段の一つとして、オーガニック検索結果での上位表示が挙げられます。その為にはSEO対策が必須となりますが、ツールを駆使することで、効率よく行うことが出来ます。
SEOのツールは世の中に数多く出回っていますが、順位の計測、内部構造や被リンクのチェックなど、用途が様々存在します。そんなSEOツールの中で、初心者の方にお勧めなのが「SEOチェキ」です。
SEOチェキは、無料で使用できるSEOツールのひとつで、SEO対策を実施しているウェブマスターの方なら、一度は利用したことがあると思います。SEOツールではありますが、ダウンロードの必要が無く、ウェブサイト上で利用出来るサービスです。
SEOチェキ一つで、キーワード毎の順位計測や、外部リンクや内部リンクの数が分かるなど、SEO対策に役立つ情報が簡単に得られます。利用回数に制限がありますが、1IPアドレスあたり、1日200回まで利用可能です。
SEOチェキの実践的な内容に触れる前に、SEOチェキの基本的な特徴を3つみていきましょう。
SEOチェキはブックマークレットから簡単に使用することができ、非常に利便性が高く効率的に分析できることが特徴です。ブックマークレットとは、ブックマークを起動するだけでプログラムが起動されることを指しますが、
Webサイトの特定のページを表示している状態でブックマークをクリックするだけで、即座に分析結果が表示されます。
ツールによっては、わざわざ競合サイトのURLを入力しなければならないケースもありますが、そういった手間が一切発生しないのは大きな魅力でしょう。
SEOチェキはブックマークレットをクリックするだけで、以下のような情報を確認できます。
これらの情報を理解することで、細かい部分まで競合を分析できるため、非常に重宝する機能となっています。
サイトにアクセスし、ボタンをクリックするだけでSEO対策に必要な情報が収集できるため、SEOについて知識がない方でも簡単に利用できます。また、会員登録も必要なくすぐに調査結果を獲得できるほか、無料で利用できることも大きな魅力となっています。
SEOチェキは、下記のサイトから利用出来ます。 SEOチェキ: http://seocheki.net/ 対象となるページのURLを検索ボックスに入力し「チェック!」を押すと、調査結果が出ます。
また、検索順位チェックという項目にキーワードを入れることで、そのキーワードで検索結果の何位に位置しているかを確認することが出来ます。
SEOチェキで確認出来るサイト情報は、以下の通りです。
SEOの基本とも言われているtitle、h1と言った情報を、HTMLソースを見ずに確認出来ます。現在meta descriptionと、meta keywordsに関しては、SEOの評価には含まれていません。ただしmeta descriptionは検索結果に表示される為、ユーザーの検索意図にマッチする様な説明文にすることで、クリック率が上がります。まずは基本的な部分が正しく設定されているかどうかの確認として利用しましょう。
サイト内にあるリンク(内部リンク)と外部サイトへ飛ばしているリンク(外部リンク)の数が表示されます。数だけでなく、リンク先のタイトルとURL、またnofollowの有無まで分かります。これにより、必要なページにnofollowを付けてしまっていないかどうかのチェックが出来ます。内部リンクの数はなるべく多い方が良いですが、過度に設定するのは避けましょう。
この項目の中でも特に注目したのが読込時間です。読込時間が長いとページの表示速度が遅くなり、ユーザー体験を損ねてしまいます。結果としてSEOにも悪影響を与えるので、読込時間が長い場合は、ファイルサイズを軽くするなどの対処をしましょう。読込速度の改善方法をもっと詳しく調べたい場合は「PageSpeed Insights」を利用すると良いでしょう。
PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
Alexaランキングというのは、アメリカの企業が全世界のサイトをアクセスの多い順にランキングしたものです。AlexaランキングがSEOに影響することはありませんが、順位が高ければアクセスが多いサイトである証明になります。
GoogleとYahoo!の検索エンジンのインデックス数となっていますが、現在はGoogleの検索エンジンでsite:を使用したURLの検索結果が表示されています。インデックス数が多い方がSEOには効果的ですが、むやみに増やしてはいけません。ページを増やす際は、必ず内容が濃く、質の高いものにしましょう。
サーバーのIPアドレスや、ドメインの登録年月が分かります。そのドメインでどれだけ長く運用されているかよりも、より質の高いコンテンツを更新し続けているかどうかがSEOには重要です。中古ドメインを利用される場合は、ドメイン年齢だけで判断してはいけません。
Facebookの「いいね!」の数や、twitter、はてなブックマークなどのSNSにより、どれだけそのページがシェアされているかの参考値となります。SNSはサイテーション(リンクではなく、そのサイトについて良い評判を書く)を獲得するのに適しているので、SEO対策の一環として、SNSでの拡散を意識したコンテンツ作りも行いましょう。
SEOチェキでも最も利用する機会が多い機能です。1度に3つのキーワードの順位が確認出来ます。思いついたキーワードを直感的に調べたい時などに便利です。GoogleとYahoo!の検索エンジンでの順位が出ていますが、現在Yahoo!は11位以下の順位が表示されません。
ページ内に含まれているキーワードの数が表示されます。上位化させたいキーワード以外にも、共起語(関連性のある語句)が含まれているかどうか確認しましょう。また上位化対象となるキーワードを過度に記載してはいけません。キーワードは適度に使用し、内容を深堀することに注力しましょう。
Whois情報は、ドメインの所有者や、登録年月日などを調べることができる機能です。
ドメインの登録者名や、組織名、登録年月日、有効期限やドメインの状態などのドメインについての詳細な情報を確認することができます。
便利なSEOチェキですが、調べたいサイトが多くなると、毎回SEOチェキにサイトのURLを追加するのが面倒になってきます。そこで、SEOチェキのブックマーク機能を利用するとそのひと手間を省くことが出来ます。
SEOチェキの検索結果画面の右下に「SEOチェキ!ブックマークレット」という項目があります。あとは指示通りにお気に入り登録を完了させると、調べたいサイトを閲覧している状態からSEOチェキの検索結果を開くことが出来ます。わざわざURLをコピペする必要が無くなるので、競合調査などで多くのサイトを調べる際に活用してみてください。
最後に、SEOチェキを活用してサイトを改善する具体的な方法について紹介します。
SEOチェキはキーワード別の順位を計測する際に役立ちます。具体的には、競合となるサイトのブログ記事のURLを抽出し、ページごとの順位を確認します。そうすることで、どのページが上位に来ているのか、どんなキーワードで上位表示できているのかをリストアップすることが可能です。
そして、上位に来ているページを参考にしてサイト運営を行えば、自社サイトでも上位表示できる可能性が高まります。また、競合の順位を把握することで、競合サイトならではの手法が見えてくるかもしれません。
SEOチェキを使用することで、サイトの被リンク数を確認し、その現状を把握することができます。また、競合他社と比較することで、自社サイトの被リンク数が業界基準や競争相手と比べてどの程度のレベルにあるかを判断することも可能です。
目標を設定する際には、以下の点を意識しましょう。
まずは、競合サイトの情報を収集する際に、得た情報から分析していくと、自社サイトの目的を設定しやすくなります。
SEOチェキを活用すれば、キーワードの含有率を調査できます。過度なキーワードの使用はブラックハットSEOと見なされ、検索エンジンに対して不自然なサイトとして認識される可能性がありますが、キーワードの含有率が低すぎると、検索エンジンが記事の内容を正確に把握するのに十分な情報を得られない可能性があります。そのため、競合サイトの含有率を調査し、適切な含有率を調査してみてもよいでしょう。
具体的には、1~5位程度のコンテンツを表示し、それぞれのサイトの含有率を確認してみることをお勧めします。そうすることで、適切な含有率をチェックでき、自社サイトを上位表示しやすくなります。ただし、キーワードの含有率だけにこだわるのではなく、質や読みやすさにも重点を置き、読みやすいものを作ることが重要です。
SEOを始めたばかりだと、何から手をつけて良いのか分からなくなってしまいます。余計なツールに手を出す前に、まずはSEOチェキで対応出来る範囲でSEO対策を行ってください。それでもある程度上位化させるには十分なツールだと言えます。基本的なSEO対策を行う為に、SEOチェキを使用してはいかがでしょうか。
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