Googleが「戻る」ボタンのハイジャックを禁止 – 先週のSEO最新情報まとめ(2026/04/18~04/24)

Googleが「戻る」ボタンのハイジャックを禁止 – 先週のSEO最新情報まとめ(2026/04/18~04/24)

PINTO!編集部:谷風です。

2026年4月18日~24日の間に公開された、SEO業界の最新情報やSEO対策の実務に役立つトピックをお届けします。それでは早速、ご覧ください。

SEO/AI検索動向レポート|2026年3月度
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Googleが「戻る」ボタンのハイジャックを禁止

Googleが、「戻る」ボタンのハイジャックを禁止すると発表しました。

「戻る」ボタンのハイジャックとは、ユーザーが前のページに戻ろうとした際に、別ページへリダイレクトされたり広告が表示されたりして、正常に戻れなくなる行為です。

これはユーザー体験を大きく損なう可能性が高いため、Googleは「戻る」ボタンのハイジャックをポリシー違反としました。ポリシー違反と認められたページは手動ペナルティや自動評価の低下対象となり、検索順位や流入に影響が出る可能性があります。

このポリシーは6月15日から施行される予定です。

これにあたり、Googleはサイト所有者に次の対応を求めています。

  • ユーザーのブラウザ履歴に不正なページや操作的なページを挿入または置き換えるスクリプトや手法を使用している場合は、そのスクリプトや手法を削除または無効にする
  • 技術的な実装を徹底的に確認し、「戻る」ボタンのハイジャックの原因となっているコードやインポート、設定を削除または無効にする

参考:「戻るボタンのハイジャック」に関する新しいスパムポリシーの導入

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
簡単にいうと:
Webサイトを運営している方はご確認ください。
「戻る」ボタンのハイジャックにあたる機能を実装している場合は、6月15日までに修正しておきましょう。

詳細:
全てのWebサイト運営者が把握しておくべきニュースです。

「戻る」ボタンを押下した際に、ユーザーの意図に反して本来訪れていないページへ遷移させたり、想定外の広告やレコメンドを表示したりする実装が、新たにスパムポリシーの対象に追加されました。違反ページは手動対応や自動的な降格の対象となります。
該当する実装があるサイト運営者は、6月15日までに修正し、「戻る」ボタンでユーザーが元のページへ正しく戻れる状態にしておきましょう。

補足として、これは私の所感ですが、Googleのアルゴリズムでは「ユーザー体験を阻害する要素の有無」が以前にも増して重視されてきていると感じています。今回の「戻る」ボタンに限らず、他にも閲覧を妨げる要素がないかを、この機会にあわせて点検することをご検討ください。

Googleがレビューに関するポリシーの項目を追加

Googleは、ユーザーが投稿したレビューに関するポリシーの項目を追加しました。

以下の「これには以下が該当します。」以降が、今回追加された部分です。

クチコミを依頼する際、販売者がユーザーにその場で評価を残したりクチコミを書いたりすることを要求または強要する行為は禁止されています。また、特定のコンテンツを含めるよう依頼することもできません。 

これには以下が該当します。

  • 一定数のクチコミを募るよう販売者がスタッフに要求すること。
  • スタッフを特定するコンテンツなど、具体的なコンテンツを含むクチコミを募るよう販売者がスタッフに要求すること。

引用:禁止または制限されているコンテンツ

ただし、以下のようにも記載されており、実体験に基づく口コミであればユーザーに促すことができます。

販売者が次の行為を行うことは許可されます

  • インセンティブを提供したり、評価やクチコミの内容に影響を与えようとしたりせずに、実体験に基づくコンテンツの投稿を募ったり促したりする行為。

引用:禁止または制限されているコンテンツ

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
簡単にいうと:
Googleマップでレビュー収集を行っている方はご確認ください。
今回追加されたポリシーに違反していないか、自社サイト内を必ず確認しましょう。もし該当するものがあれば、その施策を止めた上で、ユーザーが自発的にレビューを投稿したくなるような他の施策に切り替えましょう。

詳細:
Googleマップでレビュー収集を行っている事業者の皆様は認識しておきましょう。

Googleはユーザー生成レビューに関するポリシーを更新し、以下2点を追記しました。
①店舗がスタッフに対し、特定の本数のレビュー投稿を勧誘するよう依頼すること
②店舗がスタッフに対し、スタッフ名など特定の内容を含むレビュー投稿を勧誘するよう依頼すること

①は、これまで明示的な規定がなかった領域が明確にNGとして定義された点に意義があります。自社の運用で該当する行為がないかを点検し、該当すれば直ちに停止のうえ、顧客が自発的にレビューを投稿したくなる施策へ切り替えましょう。

Google広報担当が低品質リスト記事に対し言及

Googleの広報担当であるジェニファー・カッツ氏が、「The Verge」の記事内コメントで低品質なリスト記事について言及しました。

発表された内容は以下のとおりです。

In an emailed statement, Google spokesperson Jennifer Kutz said the company applies robust protections against common forms of manipulation in search and Gemini; Kutz noted the company is aware of the low-quality listicle content and that it works to combat that kind of abuse. The company’s guidance to website operators is consistent. Kutz said: Make sure search engines can ‘understand’ your content, which should be made for people.

日本語訳:Googleの広報担当ジェニファー・カッツ氏は、メールによる声明の中で、同社は検索およびGeminiにおける一般的な操作行為に対して強固な対策を講じていると述べた。また、低品質なリスト形式の記事の存在を認識しており、そのような不正な手法への対処を進めているとも説明した。さらに、Webサイト運営者に対する同社のガイダンスは一貫しており、「コンテンツはユーザーのために作成し、検索エンジンが理解できるようにすること」が重要だと述べている。

引用:Can AI responses be influenced? The SEO industry is trying

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
簡単にいうと:
比較記事を掲載している方はご確認ください。
アメリカでは比較記事の検索順位の低下が確認されており、日本でもそのうち同様の対応が行われるかもしれません。
比較記事において、自社商材を過度にアピールするような表現がないかを確認し、もしあれば修正しましょう。

詳細:
比較記事・ランキング記事を自社メディアに掲載している事業者の皆様は要注意です。

Googleは、LLMに引用させる目的で自社商材を不当に有利に見せる比較・ランキング記事を問題視し、乱用の抑止対策を強化していると表明しました。日本国内でペナルティ事例は未確認ですが、米国では該当すると思しきページの検索結果での可視性低下が報告されており、日本への波及は時間の問題と見ています。

自社の比較・ランキング記事に、事実と乖離した形で自社商材を持ち上げる表現が含まれていないかを点検し、該当箇所があれば事実に即した表現へ改めましょう。

さいごに

以上、今週のSEO最新情報でした。それでは、また来週お会いしましょう!

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