Google「AI検索は“検索回数を増やし、より高品質なクリックを生む”」、これに対し懐疑的な声も – 先週のSEO最新情報まとめ(2025/08/02~08/08)

Google「AI検索は“検索回数を増やし、より高品質なクリックを生む”」、これに対し懐疑的な声も – 先週のSEO最新情報まとめ(2025/08/02~08/08)

PINTO!編集部:山本です。

2025年8月2日〜8月8日の間に公開された、SEO業界の最新情報やSEO対策の実務に役立つトピックをお届けします。それでは早速、ご覧ください。

SEO動向レポート|2025年6月度
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Google「AI検索は“検索回数を増やし、より高品質なクリックを生む”」、これに対し懐疑的な声も

GoogleのLiz Reid氏が、AI OverviewsやAIモードによって「総オーガニッククリックは前年比でおおむね安定」「平均クリック品質は改善」と公式ブログで説明しました。業界内で指摘されているクリックの減少に対する反論とも捉えられます。

このブログでは、

  • Webサイトへの質の高いクリック*数(*ユーザーがすぐにクリックバックしないクリック)は1年前よりもわずかに増加
  • ユーザーは、より詳細なレビューやユニークな視点のコンテンツ、より深く学べるWebコンテンツをクリックする傾向がある
  • これらのユーザーニーズを満たすサイトは、恩恵を受けてトラフィックが増加している

といった見解が述べられています。

GoogleはAIによる検索体験の進化がWeb全体にプラスであると主張していますが、その効果を裏付ける具体的な公開データは今回のブログでは示されていません。したがって、この見方について、業界内では懐疑的な声も上がっています。

現時点では結論づけるには材料が限られているため、今後の推移や自社データを踏まえて落ち着いて見極めていくことが大切です。

Googleの検索バーが上部固定表示に

Googleの検索結果ページで、スクロール時にも検索バーが画面上部に固定表示されるようになりました。これにより、ユーザーはいつでも検索バーにアクセスでき、再検索がより簡単に行えます。

この変更により、以下のような効果が期待できます。

  • ページ移動やスクロールによる操作の中断が減少
  • キーワード追加などの再検索がワンクリックで可能
  • 検索回数の増加による情報探索効率の向上

また、再検索を促進する仕様は関連するキーワードで、自社サイトが表示されるチャンスが増える可能性があるということです。実際にどの程度まで検索流入に影響するかは現時点では不明ですが、流入クエリや再検索経路の変化にも留意し、必要に応じてキーワード戦略の調整を検討しましょう。

さいごに

以上、今週のSEO最新情報でした。それでは、また来週お会いしましょう!

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