SEOに強いポータルサイトを作るためには? 具体的な施策について徹底解説!

SEOに強いポータルサイトを作るためには? 具体的な施策について徹底解説!
SEOサービスのご案内
今すぐ無料ダウンロード

無料で資料をダウンロード

※フォーム送信後、メールにて資料をお送りいたします。

SEOサービスのご案内

専属のコンサルタントが貴社Webサイトの課題発見から解決策の立案を行い、検索エンジンからの自然検索流入数向上のお手伝いをいたします。

※フォーム送信後、メールにて資料をお送りいたします。

    STEP 1


    フォームでの問い合わせが
    完了いたしました。
    メールにて資料をお送りいたします。

    ポータルサイトで利益を生み出すには、徹底してSEO対策を行わなければなりません。しかし、「ブログコンテンツに対するSEOはわかるけど、ポータルサイトでどうやってSEO対策を行えばいいの?」と疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。

    本記事では、ポータルサイトにおけるSEO対策の方法や意識すべきポイントなどについて紹介します。ポータルサイトで効果を発揮したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

    ポータルサイトの主な種類

    そもそもポータルサイトとは、インターネット上の様々な情報にアクセスできる巨大なWebサイトのことを指します。ニュースサイト、天気予報、メール、SNSなどの様々な情報にアクセスできるようになっており、例えばYahoo!JAPANもポータルサイトです。

    ポータルサイトは、複数のサービスを一つの場所で利用できるため、利用者にとって利便性が高くなっています。また、多くの場合、ポータルサイトはカスタマイズが可能で、ユーザーが多用な条件の掛け合わせで表示する情報を選択することが可能です。

    かなり幅広い意味を持つ「ポータルサイト」ですが、いくつかの種類があります。ここでは、ポータルサイトの種類ごとに詳しくみていきます。

    • 総合ポータルサイト
    • 口コミポータルサイト
    • 社内ポータルサイト
    • 地域ポータルサイト
    • 業界特化型ポータルサイト

    総合ポータルサイト

    総合ポータルサイトは、多機能でさまざまな情報を一元管理しているサイトです。ポータルサイトの中でも最も代表的な種類の1つです。ニュース、天気、検索エンジン、メール、SNSなど、さまざまな情報やサービスを提供し、利用者が必要とする情報を1つの場所で手軽に入手できるようになっています。広告収入によって運営されていることが多く、利用者は無料でポータルサイトを利用できます。

    例:Yahoo!JAPAN、goo、@nifty

    口コミポータルサイト

    口コミポータルサイトは、利用者が自分の経験や意見を投稿し、他の利用者がその情報を参考にすることができるポータルサイトです。主にレストランやホテル、美容室、観光地などの口コミ情報が多く掲載されています。利用者にとってはリアルな情報を入手しやすいメリットがあり、投稿者にとっては、自分の意見を発信できる場となっています。

    例:食べログ、ぐるなび、トリップアドバイザー

    社内ポータルサイト

    社内ポータルサイトは、企業内で利用されるポータルサイトのことです。社員向けの情報やニュース、業務支援ツール、社員間のコミュニケーションなど、企業内で必要な情報や機能を提供することが目的です。社員の業務効率化や情報共有を促進し、企業全体の生産性向上に貢献します。また、社員が情報を収集する際の手間を省くこともでき、業務改善につながるケースもあります。ちなみに、大学のポータルサイトもこの1部となっています。

    地域ポータルサイト

    地域ポータルサイトは、地域に特化した情報を提供しているポータルサイトのことです。主に市区町村の情報、イベント情報、生活情報、地域のニュースなどが掲載されており、地域住民や地域情報に関心のある人たちに利用されます。

    また、地域の企業や店舗などの情報発信の場として利用されることもあり、地域の活性化にも役立つでしょう。また、地域の特色を生かしたコンテンツや地元の情報を発信することで、地域住民の情報収集にも役立っています。

    業界特化型ポータルサイト

    業界特化型ポータルサイトとは、特定の業界や分野に特化した情報を集約し、関連するサービスを提供するポータルサイトです。特定の業界に関心のあるユーザーを対象に、業界ニュース、専門知識、求人情報、物件情報などの情報を提供しています。

    例:リクナビNEXT、SUUMO

    ポータルサイトでSEO対策を行うべき理由

    ポータルサイトは、膨大なデータを扱うサイトです。ユーザーが設定した条件などによって動的にページが生成されることが多く、この場合は重複ページが発生しやすいなどの注意点があります。そのため、オウンドメディアなどのSEO対策と比較すると、技術的なSEO施策が多く、その分しっかりと実施しなければSEOで評価されにくくなってしまうのです。

    ポータルサイトのSEO対策の考え方として大切なポイントとしては、以下のものが挙げられます。

    • 適切なキーワード戦略(どのキーワードを、どのページで対策するか)
    • 正しくクロール・インデックスさせること
    • コンテンツのクオリティを上げること

    例えば「適切なキーワード戦略」については、競合がひしめくようなキーワードで上位表示を目指してもなかなか成果には結びにくいため、「自社で勝てる」キーワードを探す必要があります。

    また、ポータルサイトでは、リストページ(例えばSUUMOなどの不動産系のポータルサイトでいうと、物件一覧ページ)を対策ページとするケースも多くなりますが、このページを上位表示させるには、リストに表示させる商品数(不動産系のポータルサイトでいえば物件数)がSEO評価を大きく左右します。つまり、自社で扱う商品数が(競合サイトよりも)少ない状態であれば、上位表示が難しいということです。

    ポータルサイトはそのサイト特性上、考慮すべき要素も複雑になります。だからこそ、しっかりとSEO対策を行うことが、上位表示を目指すためには必要不可欠なのです。

    ポータルサイトでSEO対策を行うことで得られる効果

    ポータルサイトでSEO対策を行う場合、通常のコンテンツマーケティングよりも専門的な知識が必要となります。なぜなら、前述したような技術的な改善要素が多いからです。

    そのため、そもそもSEO対策に取り組むべきか悩む企業も少なくありません。しかし、ポータルサイトでSEO対策を行うことで、以下のようなメリットが期待できます。

    • 見込み客のアクセスが狙える
    • 広告により収益化ができる
    • 接触する機会を増やせる

    見込み客のアクセスが狙える

    まず、見込み客のアクセスが狙えることがメリットとして挙げられます。ポータルサイトが上位表示されるようになると、そこが間口になり、自社ホームページを利用してコンテンツマーケティングを行うよりも多くの見込み客にアクセスしてもらうことができます。

    また、ポータルサイトに掲載されているコンテンツが魅力的な場合、リピートや口コミによる集客効果も期待できます。

    広告により収益化ができる

    広告による収益化ができることも、ポータルサイトでSEO効果を出すメリットです。多数のユーザーが訪れるポータルサイトに対して、企業が広告出稿を希望することもあります。

    したがって、成長して価値のあるコンテンツを生み出せれば、その広告掲載益を手にできるケースもあるでしょう。さらに、ポータルサイトに集まるユーザーがターゲットに合わせた広告をクリックする可能性が高いため、広告運用を行いたいと考える企業からのオファーが増える可能性もあります。

    接触する機会を増やせる

    ユーザーとの接触機会を増やせることもポータルサイトのメリットです。ポータルサイトは多数のユーザーが訪れるため、企業が自社情報を掲載することで、多くのユーザーに情報を伝えることができます。うまく活用することで、これまで接点がなかったユーザーの流入を見込めるため、企業やブランドの魅力を伝える上でも役立ちます。

    ポータルサイトのSEO対策のポイント

    次に、ポータルサイトのSEOで効果を発揮するために意識すべきポイントについて紹介します。

    • 正しくクロール・インデックスさせること
    • コンテンツのクオリティを上げること
    • 外部対策をおこなうこと

    正しくクロール・インデックスさせること

    ここまで紹介してきたように、ポータルサイトはページ数が多くなりがちです。重複ページも発生しやすく、検索エンジンに正しくクロール・インデックスされるように最適化することが求められます。

    具体的には、以下のようなポイントで改善を進める必要があります。

    • XMLサイトマップの活用:新規・更新ページを検索エンジンに効率よく伝える。
    • robots.txtnoindexの適切な設定:クロール不要なページ(フィルタ結果ページなど)を制御し、重要なページのインデックスを優先。

    このような技術的な改善施策を、「内部対策」と呼びますが、SEOではこれ以外にも実施すべき内部対策がたくさんあります。内部対策とは自社サイト内の構造やコンテンツ、リンク構造などを最適化することによって、検索エンジンからの評価を高める手法のことです。キーワードの適切な配置やメタ情報の最適化、内部リンクの整備などを行うことで、自社サイトの品質を向上させユーザーにとってより使いやすいサイトになり、検索エンジンからの評価も高まるでしょう。

    コンテンツのクオリティを上げること

    また、ポータルサイトであってもコンテンツのクオリティにも重視することが重要です。クオリティの高いコンテンツとは、例えば以下に当てはまるようなコンテンツです。

    • ユーザーの検索意図を満たすコンテンツ
    • 競合ページよりほしい情報に辿りつきやすいコンテンツ
    • 被リンクされているコンテンツ
    • モバイルフレンドリーなコンテンツ
    • 信頼性・独自性のあるコンテンツ

    検索エンジンはコンテンツの質をとても重視しており、コンテンツの質が高ければ高いほどランキングアップにつながります。以下の記事では、良質なコンテンツを自己評価する方法も解説しているので、併せてご覧ください。

    関連記事:SEOにおける良質なコンテンツとは?Googleの真意を知りユーザーに届けよう

     

    ポータルサイトの具体的なSEO施策

    最後に、ポータルサイトのSEOで効果を出すために行うべき具体的な施策について紹介します。

    • サイトの構造の最適化
    • キーワード戦略
    • 質の高いコンテンツを制作する
    • 外部対策

    サイトの構造の最適化

    ポータルサイトでは膨大なデータを取り扱っているため、「ユーザーが迷わずに欲しい情報にたどり着ける」ことが大切です。そのためには、サイト構造をしっかりと設計しましょう。

    • できるだけ3クリック以内に、全ての情報にたどり着けるシンプルなカテゴリー設計
    • 階層構造を見直し、ユーザーが迷わずに情報にたどり着ける

    などを満たしたサイト構造が理想です。

    ポータルサイトのサイト構造

    またタグを使ったり、フィルタ機能を充実させたりという工夫を行うことで、よりユーザーが使いやすいサイトになります。

    キーワード戦略(対策キーワードと上位表示するページの決定)

    ポータルサイトのSEOでは、顕在層の獲得につながるカテゴリーページを上位表示させることが重要です。例えば、不動産系ポータルサイトのSUUMOであれば、エリア別の物件一覧ページが該当します。このようなページでは、「品川区 1LDK」や「新宿 一人暮らし」など、ニーズが明確なキーワードで上位表示を狙うことが可能です。

    ただし、カテゴリーページで上位表示するには、商品数(SUUMOなら物件数)が順位に影響します。当然のことですが、ユーザーにとっては、選択肢が多い方が自分のニーズを満たしやすいためです。

    そのため、顕在層向けのキーワードの中から、自社で十分な商品数を確保できるカテゴリーページを選定することが重要です。自社が競争力を持てるカテゴリーページを見極め、適切なキーワードを設定することで、戦略を立てることができます。

    また、競合他社が狙っていないけどニーズがあるキーワードを見つけ出すことも必要です。そのためには、ツールなどを活用して機械的にキーワードを調査するのではなく、ペルソナのカスタマージャーニーから導きだすことをおすすめします。

    キーワード戦略については以下で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

    関連記事:SEO戦略とは?効果的な戦略を策定する際のポイントや手順を徹底解説!

    質の高いコンテンツを制作する

    ポータルサイトで上位表示を狙うには、質の高いコンテンツを制作することも重要です。カテゴリーページにおいても、ただ商品を並べるのではなく、ユーザーにとって必要な情報は何か?を考えてみましょう。

    例えば以下は、「五反田 ランチ」で上位表示している食べログのページです。ランキングの他に、口コミが多い順やニューオープンのお店などで並び替え・フィルタリングができるようになっていたり、予算などのさらに細かい条件で検索できる仕様になっていたりします。また、一覧ページでは駅からの距離・口コミ評価、価格帯などのユーザーが求めている情報が一目でわかり、ユーザーが目的を達成しやすいように設計されています。

    ポータルサイト「食べログ」の上位表示ページ

    このようにユーザーが使いやすいコンテンツを目指すことが、ポータルサイトで上位表示を目指すためには不可欠です。

    関連記事:SEOにおける良質なコンテンツとは?Googleの真意を知りユーザーに届けよう

    外部対策

    ポータルサイトを運営するなら、外部対策に力を入れることも重要です。外部対策とは他のWebサイトからの「被リンク」や「サイテーション」を増やすことで、自社サイトへの評価を高める施策のことを指します。

    外部対策の種類

    例えば被リンクを増やすには、

    • 独自に調査したレポートを公開したり、プレリリースで配信したりする
    • 独自見解を示したものや、実験データなど一次情報をまとめたコンテンツを公開する
    • 自社について言及してくれているサイトがあれば、発リンクしてもらえないか問い合わせる

    などの方法があります。サイテーション獲得のためには、

    • わかりやすいサイト・ブランド名にする

    • 様々な媒体の広告を活用し、認知度の向上を目指す

    • SNSを活用して認知度の向上を目指す

    などの方法があります。外部対策については以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

    関連記事:SEOの外部対策って実際何をすればいいの?詳しく解説!

    まとめ

    本記事では、ポータルサイトにおけるSEO対策の方法や意識すべきポイントなどについて紹介しました。ポータルサイトでSEO効果を高め、上位表示させることによって、インターネット上でのアクセス数を増やせたり、広告益を獲得できたりとさまざまなメリットがあります。アクセス数の多いポータルサイトを運営するには多くの時間がかかりますが、その分獲得できるメリットも大きいです。

    とはいえ、ポータルサイトを制作して運営しても簡単にアクセス数を増やすことはできません。SEOを意識してサイトを構築したり内部対策・外部対策を行ったりしながら、評価を高めていくことが重要です。本記事の内容も参考に、ポータルサイトのSEOについて考えてみてください。

    株式会社PLAN-Bについて
    SEO対策やインターネット広告運用などデジタルマーケティング全般を支援しています。マーケティングパートナーとして、お客様の課題や目標に合わせた最適な施策をご提案し、「ビジネスの拡大」に貢献します。

    ■SEOサービスについて
    SEOコンサルティング
    5,200社を超える支援実績に基づき、単なるSEO会社ではなく、SEOに強いマーケティングカンパニーとして、お客様の事業貢献に向き合います。

    SEOツールSEARCH WRITE
    SEARCH WRITE」は、知識を問わず使いやすいSEOツールです。SEOで必要な分析から施策実行・成果振り返りまでが簡単に行える設計になっています。

    ■その他
    関連するサービスとしてWebサイト制作記事制作なども承っております。

    売上につながる戦略を明確にする SEOコンサルティング