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インターネット広告
2025.02.03
更新日:2024.07.04
公開日:2023.10.19
「GoogleやYahoo!を活用して広告を掲載したいが、広告に関する細かいルールを事前に把握しておきたい」
「ディスプレイ広告のサイズをどう決めればいいのかわからないので、広告掲載時の適切なサイズを知りたい」
このような思いを持っている経営者の方や広報担当の方も多いでしょう。GoogleやYahoo!における広告出稿は、サービスや商品の認知を広げるうえで重要な取り組みの一つです。広告運用を検討する際には、あらかじめサイズについても理解をしておきましょう。
この記事では、ディスプレイ広告の概要やオススメのバナーサイズなどを解説します。最後まで読むことで、ディスプレイ広告のサイズに関する知識が深まるでしょう。
ディスプレイ広告とは、Webやアプリの広告枠に表示される各種広告を指す言葉です。ディスプレイ広告は、画像や動画、テキストを組み合わせて作られます。コンテンツ連動型広告やバナー広告とも呼ばれます。
ビジュアル面でユーザーにアプローチできる点が大きな特徴です。ユーザーの興味を惹く広告を作成したい方や企業にオススメといえるでしょう。
ディスプレイ広告の他に、代表的なWeb広告のメニューとしてリスティング広告(検索連動型広告)があります。リスティング広告とは、ユーザーが検索した結果にあわせて検索エンジンに表示させる広告です。
代表的なディスプレイ広告とリスティング広告の違いは、下記5点です。
ここからは、それぞれの違いを解説します。
ディスプレイ広告は、商材に興味がありそうな潜在層にアプローチする広告です。すでにサービス・商品に興味がある顕在層をターゲットとしているわけではないため、認知を広げたい際に有効な手法です。
リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに対してターゲティングを行います。検索したキーワードをターゲットのベースとしているため、ニーズが顕在化しているユーザー向けにアプローチしたい際の手法として有効です。
ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリの広告枠に表示されます。掲載場所を利用するユーザーが多ければ多いほど、アプローチが容易となるでしょう。
リスティング広告は、GoogleやYahoo!の検索結果画面に表示されます。
ディスプレイ広告は、リターゲティングが可能な広告です。リターゲティングとは、一度自社のページに訪れたユーザーに向けて、広告を配信する手法です。リターゲティングによって、潜在顧客に興味を持ってもらいやすくなり、CV率向上が期待できます。
リスティング広告はリターゲティングができませんが、リスティング広告を通してサイトに来訪したユーザーに向けてディスプレイ広告でリターゲティングができるため、両方実施することが有効です。
ディスプレイ広告は、画像や動画、テキストを自由に組み合わせて、視覚に訴える訴求が可能です。よりユーザーの目に止まりやすい広告を作成できる点が強みといえるでしょう。
一方、リスティング広告の形式はテキストのみに留まっています。
一般的に、ディスプレイ広告とリスティング広告を比較すると、ディスプレイ広告のほうが平均クリック単価が低い傾向です。リスティング広告は競合性が高いため、その分クリック単価が高くなりがちな点がネックといえるでしょう。
ディスプレイ広告は、大きく下記の2つに分けられます。
Googleディスプレイ広告は、Googleに広告を配信できるディスプレイ広告です。GDNとも呼ばれます。わかりやすい例としては、YouTubeやブログページ、ニュースサイトなどが挙げられるでしょう。
Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)は、Yahoo!関連のサイトに広告を配信できるディスプレイ広告です。Yahoo! JAPANやYahooニュース、Yahooメールなどに広告が掲載されやすくなります。
ここからは、Googleディスプレイ広告とYahoo!ディスプレイアドネットワークそれぞれにオススメのバナーサイズを紹介します。
Googleは、下記5つのサイズをディスプレイ広告のオススメサイズとして推奨しています。
この5つのサイズは日常生活で使われるほとんどのデバイスに対応できます。
Googleディスプレイ広告の対応サイズは、以下のとおりです。
サイズ | スマホ/タブレット | PC |
300×250 | ○ | ○ |
---|---|---|
240×400 | – | ○ |
250×360 | – | ○ |
336×280 | – | ○ |
580×400 | – | ○ |
200×200 | ○ | ○ |
250×250 | ○ | ○ |
300×50 | ○ | – |
468×60 | – | ○ |
728×90 | – | ○ |
930×180 | – | ○ |
970×90 | – | ○ |
970×250 | – | ○ |
980×120 | – | ○ |
120×600 | – | ○ |
160×600 | – | ○ |
300×600 | – | ○ |
300×1,050 | – | ○ |
320×50 | ○ | – |
320×100 | ○ | – |
Googleディスプレイ広告のレスポンシブ対応サイズは、以下のとおりです。
600×314 | 画像(横長) | |
---|---|---|
1200×628 | 推奨 | |
300×300 | 画像(スクエア) | |
1200×1200 | 推奨 | |
512×128 | ロゴ(横長) | |
1200×300 | 推奨 | |
128×128 | ロゴ(スクエア) | |
1200×1200 | 推奨 |
Yahoo!ディスプレイアドネットワークも、基本的にはGoogleディスプレイ広告と大きな違いはありません。サイズ以外には、下記の点などを押さえておくといいでしょう。
以下より、具体的な対応サイズを確認していきましょう。
Yahoo!ディスプレイアドネットワークの対応サイズは、以下のとおりです。
サイズ | スマホ/タブレット | PC |
300 × 250 | ○ | ○ |
---|---|---|
600 × 600 | ○ | ○ |
468 × 60 | ○ | ○ |
728 × 90 | ○ | ○ |
160 × 600 | ○ | ○ |
300 × 600 | ○ | – |
320 × 50 | – | ○ |
320 × 100 | – | ○ |
640 × 360 | – | ○ |
Yahoo!ディスプレイアドネットワークのレスポンシブ対応サイズは、以下のとおりです。
300 ×300(任意) | ○ | ○ |
---|---|---|
1,200×628 | ○ | ○ |
1,200×1,200 | ○ | ○ |
180×180(任意) | ○ | ○ |
レスポンシブディスプレイ広告は上記のサイズを揃える必要がありますが、ディスプレイ広告は必ずしも全てを揃える必要はありません。ディスプレイ広告を掲載する際には、「準備すべき画像サイズ」と「準備しておいたほうがよい画像サイズ」の2つがある点を意識しておきましょう。
ここからは、それぞれのサイズを紹介します。
必ず準備すべき画像サイズは、以下の2つです。
300× 250は、Googleディスプレイ広告とYahoo!ディスプレイアドネットワーク両方の全デバイスで表示できるサイズです。また、336×280も広告枠が多いサイズであるためGoogleディスプレイ広告を使う際には積極的に活用しましょう。
「300 × 250」「336 × 280」ほどではないものの、以下6つのサイズは汎用性が高く使いやすいサイズです。
比較的表示されやすいサイズであるため、このサイズも意識して画像を用意しましょう。
ここからは、広告を作成する際の注意点を解説します。より多くのユーザーが目にする広告を出稿するために、下記3点を把握しておきましょう。
一つひとつ解説します。
ディスプレイ広告は、ターゲティングを明確にすることで、より高い効果が期待できます。
Googleディスプレイ広告とYahoo!ディスプレイアドネットワークのどちらも、下記のターゲティングを選択可能です。
商品やサービスにあわせたターゲティングを行い、購入見込みが高いユーザーへのアプローチをできる限り増やせるよう意識しましょう。
広告を作成する際、「出稿して終わり」では十分な効果が見込めません。広告の効果を最大限高めるためにも定期的な効果測定を実施しましょう。
効果測定を行う際のポイントは、下記3点です。
市場の動きやトレンドを加味しながら、出稿前後でCVなどの数値を比較することで広告の成果がわかりやすくなります。
広告を作成する際には、審査落ちで不承認になる可能性がある点に留意しておきましょう。広告が審査落ちしやすくなる原因としては、下記が考えられます。
これらに該当すると審査落ちの可能性が高まります。広告を作成する際には、サイズだけでなく内容についても十分に精査しましょう。
またGDNとYDNの広告審査を突破する上でチェックしておきたい情報は、下記の記事にまとまっています。合わせてご覧ください。
GoogleやYahoo!で広告を掲載する際には、適切なサイズの広告を作成する必要があります。まずは、どのサイズが対応しているのか理解し、そのうえで戦略を立てていきましょう。
広告に関するアドバイスが必要な方は、ぜひPLAN-Bにご相談ください。広告掲載の目的や費用感などをお聞きし、目的達成に向けて柔軟にサポートを進めてまいります。いつでもお問い合わせを受け付けていますので、遠慮なくお問い合わせください。