【2023年版】マイクロソフト広告とは? メリット・種類・向いている商材などを解説

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マイクロソフト広告は、世界有数のグローバル企業「マイクロソフト社」の関連サービスに出稿できる広告のことです。主にビジネスユーザーにアプローチできるため、BtoB商品・サービスを取り扱う企業に向いているでしょう。本稿では、マイクロソフト広告の特徴や配信先、メリット、種類、向いている商材や効果を高めるコツなどについて詳しく解説します。

マイクロソフト広告とは

(引用:Microsoft広告

マイクロソフト広告とは、BingやMicrosoft Edgeといったマイクロソフト社の関連サービスに配信する広告のことです。月間デスクトップ検索数6.72億回、シェア10.9%のサービスに出稿するため、多くのユーザーにアプローチできます。予算の最低料金は設けられておらず、少ない予算やニッチな商品・サービスにも対応。さらに、パフォーマンス測定によってキーワードや配信のタイミング、入札単価などを調整し、ROI(投資収益率)の最大化できます。

マイクロソフト広告の配信先

マイクロソフト広告の配信先は次の通りです。

・Bing(検索エンジン)
・Microsoft Outlook(効率化ツール)
・Microsoft Edge(検索ブラウザ)のスタートページ
・MSN(関連サービスをまとめたページ)
・Netfrix(VODサービス)

それぞれの特徴や広告配信で期待できることなどについて詳しく解説します。

Bing

(引用:Bing

Bingは、マイクロソフト社が提供する検索エンジンです。Teamsを導入する企業が増え、デフォルトのWEBブラウザがMicrosoft Edgeになったことでbingのシェアが増加しています。ただ、Bingの「AIチャット」の発表により大きな注目を浴びているため、今後の検索シェアが大きく変動する可能性もあります。

Microsoft Outlook

(引用:Microsoft Outlook

Microsoft Outlookは、メールやスケジュール、ファイル共有ソフトなどが1つにまとまったソフトです。複数のページにアクセスせずに、そのときに必要な機能を速やかに利用できます。主にビジネスユーザーが利用しているため、BtoB商品・サービスやビジネスパーソンがプライベートで使用する商品・サービスに向いています。

Microsoft Edge

(引用:Microsoft Edge

Microsoft Edgeは、Windows10から標準搭載されたマイクロソフト社製の検索ブラウザです。音声アシスタントの「Cortana」との連携機能や、Web上にメモを書き込める「Webノート」などが新たに搭載されました。

Webのトラフィック解析を行なっているstatcounterによると、Microsoft Edgeのシェアは4~5%で推移しています。Google Chromeが65.4%であることを踏まえると、マイクロソフト広告を利用するメリットが小さく感じるかもしれません。しかし、クリック課金を選択すれば広告をクリックしたときにのみ費用が発生するため、シェアが少なくても広告を出稿する意義は十分にあります。

MSN

(引用:MSN

MSNは、ユーザーがよく利用するサイトがまとめられているページです。Outlook.comやYahoo!メール、Amazon、楽天市場、Facebookなどへスムーズにアクセスできます。今後はサービス縮小が見込まれていますが、月間の訪問数は900万程度で推移しているため、出稿するメリットは大きいと言えるでしょう。

NETFLIX

(引用:Netfrix

NETFLIXは、マイクロソフト社と提携することを発表しました。2023年3月時点では追加の発表はありませんが、NETFLIXの広告付きプランにてマイクロソフト広告が配信される見込みです。NETFLIXの2022年7〜9月期決算報告によると、9月末時点での会員数は2億2,309万人です。日本人の利用者数は非公表ですが、オリジナルドラマが連日話題になっているため、相当数のユーザーがいることが見込まれます。

このように、順調に会員数を伸ばしているNETFLIXへ広告を出稿できることは大きなメリットと言えるでしょう。

マイクロソフト広告を利用するメリット

Google広告・Facebook広告との併用が簡単

すでにGoogle広告などの他の製品を使用している場合、既存のキャンペーンをMicrosoft広告にインポートできるため簡単に取り込むことができます。

ビジネスパーソンに効果的にアプローチできる

マイクロソフト広告には、ビジネス向けSNSのLinkedInに登録されているプロフィール情報をもとにターゲティングできる機能が搭載予定です。特定の企業、業界、職種のユーザーに対して配信できるため、BtoB商品・サービスに適した広告と言えるでしょう。

マイクロソフト社がフォレスターコンサルティングと共同で実施した調査によると、「勤務時間中にプライベートの用事に費やす時間が増えた」と45%の人が回答。また消費者の51%は勤務時間中に商品検索し、そのうち37%が仕事中に購入していることも判明しました。

仕事で使用するMicrosoft EdgeやMicrosoft Outlookなどに広告を出稿することで、ビジネスパーソンへ効果的にアプローチできます。

予算を自由に変更できる

マイクロソフト広告は予算の下限がないうえに、1日単位で予算を調整できます。そのため、予想外に広告効果がなくて、早急に見直したいような場合でも広告費が無駄になりません。

マイクロソフト広告の種類

マイクロソフト広告には、アプリインストール広告やレスポンシブ検索広告などの種類があります。商品・サービスの性質に合った広告を選ぶためにも、マイクロソフト広告の種類について確認しておきましょう。

  • アプリインストール広告
  • レスポンシブ検索広告
  • 動的検索広告
  • Microsoft オーディエンス広告
  • マルチメディア広告
  • バーティカル広告

アプリインストール広告

アプリ インストール広告は、アプリのダウンロードを目的とした広告です。ユーザーに表示された広告をクリックすると、ダウンロードするためのストアへ遷移します。

レスポンシブ検索広告

レスポンシブ検索広告は、最大15個の見出しと最大4個の説明文を組み合わせて、適切な形式で表示される広告です。最も成果が高い広告の組み合わせが報告され、効果が低い広告は表示されなくなります。そのため、広告のパフォーマンスの向上およびコスト削減につながります。

動的検索広告

動的検索広告は、ユーザーの検索行動に基づき、広告に興味関心を持つと考えられるユーザーに表示します。広告に興味を示す見込みがないターゲットに配信しないため、費用対効果の向上が期待できます。

Microsoft オーディエンス広告

Microsoft オーディエンス広告は、ユーザーの購買意欲やサイト上での行動を踏まえ、コンバージョンにつながりやすいユーザーに広告を表示します。また、LinkedInに登録した会社や業界、職種などに基づきターゲティングできます。

マルチメディア広告

マルチメディア広告は、サイドバーの目立つ場所に広告を表示します。サイズが大きい広告を表示するため、効率的な認知拡大が可能です。なお、マイクロソフト広告が提案する最適化案を適用すれば、短時間で出稿できます。

バーティカル広告

バーティカル広告は、Microsoft AIによって生成された広告を出稿します。対応している業種・商品・サービスは以下の通りです。

  • 自動車
  • クレジット カード
  • クルーズ
  • 健康保険
  • 専門サービス (医師と病院、保険、不動産、税金)
  • オススメスポット

マイクロソフト広告の課金体系

マイクロソフト広告は、次の課金体系を採用しています。

クリック課金(CPC)

クリック課金(CPC)は、ユーザーが広告をクリックして初めて費用が発生する課金体系です。拡張クリック単価という方式では、入札単価が自動的に調整され、コンバージョンの可能性を引き上げてくれます。例えば、コンバージョンにつながる可能性が高いものは入札単価が高くなり、反対にコンバージョンにつながりにくい検索では入札単価が低くなります。

なお、クリック単価は手動でも入札可能です。ただし、競合よりも入札単価が低いとユーザーに広告が表示されにくくなります。

インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金(CPM)は、広告が1,000回表示される度に費用が発生する課金体系です。広告の50%以上の表示、および1秒間表示されると1カウントとなります。

広告視聴単価(CPV)

広告視聴単価(CPV)は、動画広告の表示またはクリックごとに費用が発生する課金体系です。画面の50%以上の表示、および2秒以上の連続再生で1カウントとなります。

マイクロソフト広告の動画広告は広告視聴単価(CPV)がデフォルトで設定されていますが、目標に応じて別の課金体系を選択できます。

マイクロソフト広告が向いている商材

マイクロソフト広告は、ビジネスパーソン向けの商品・サービスやBtoB商品・サービスに向いています。一例を紹介します。

  • 営業支援ツール(SFA)
  • 顧客管理ツール(CRM)
  • マーケティングオートメーション(MA)
  • 会計ソフト
  • 製造設備
  • サブスクリプションサービス全般
  • オフィス関連用品
  • 不動産投資
  • 住宅関連サービス
  • 健康関連商品
  • ジム
  • スマートフォン、パソコン など

ビジネスパーソンに強みはあるものの、ビジネスに関連していない商品・サービスがクリックされにくいわけではありません。まずは気軽にマイクロソフト広告に出稿し、効果測定の結果を見て継続や改善などを検討しましょう。

マイクロソフト広告の効果を高めるポイント

マイクロソフト広告は、他の広告と同じく出稿すればすぐに成果が出るとは限りません。PDCAサイクルを回してパフォーマンスを引き上げる取り組みが必要です。マイクロソフト広告の効果を高めるポイントについて詳しくみていきましょう。

ファーストビューでインパクトを与える

人が物事を判断したり印象を受けたりするのにかかる時間は、わずか3秒といわれています。つまり、ファーストビューで広告をクリックするかどうかが決まるのです。動画やGIF画像を使用する場合は、ファーストビューでユーザーにインパクトを与えて注目を集めましょう。

広告表示オプションを活用する

広告表示オプションは、電話番号やWebサイトへのリンクなどを広告に追加できるオプション機能です。なお、オプションとの名称ではありますが、追加料金はかかりません。広告が見やすくなりクリック率が上がることが期待できるため、積極的に活用しましょう。

広告表示オプションの種類は次の通りです。

  • アクション表示オプション……注文ボタンやメッセージ送信ボタンを表示する
  • アプリリンク表示オプション……アプリのダウンロードページへのリンクを表示する
  • 電話番号表示オプション……広告が表示される地域に応じて最適な電話番号を表示する
  • コールアウト表示オプション……商品やサービスを強調するテキストのスニペットが可能になる
  • フィルターリンク表示オプション……広告の下部に複数ページへのリンクを表示する
  • チラシ表示オプション……製品やサービスのプロモーション画像を表示する
  • 画像表示オプション……広告を目立たせるビジュアル要素を追加する
  • 住所表示オプション……最寄りのビジネス住所と電話番号を表示する
  • 価格表示オプション……潜在顧客に対応した価格で製品やサービスを表示する
  • プロモーション表示オプション……休日や行事など特定の条件を満たした際にお得情報を強調表示する
  • レビュー表示オプション……商品やサービスのレビューを表示する
  • サイトリンク表示オプション……特定のWebページにリンクする
  • 構造化スニペット表示オプション……広告の下にサービスの種別のような追加情報を表示する
  • 動画表示オプション……広告の横に商品やサービスなどを紹介する動画を表示する

マイクロソフト広告の始め方

マイクロソフト広告は、次の手順で利用を開始します。

STEP 01:マイクロソフトアカウントを作成する
STEP 02:キャンペーン予算を選択する
STEP 03:キャンペーンターゲットを選択する
STEP 04:広告グループを作成する
STEP 05:広告を作成する
STEP 06:アカウントを設定する

広告を作成する際は、「広告の有効性」をマイクロソフト広告が自動で判断します。これは、レスポンシブ検索広告を構成するアセットの多様性や品質、量を評価するものであり、「非常に高い」と評価されるように調整することが重要です。調整する際は、「広告見出しを増やしてください」や「説明文を長くしてください」などのヒントが表示されます。

まとめ

マイクロソフト広告は、ビジネスパーソンやBtoB向けの商品・サービスに強みを持ちます。クリック課金方式を選択すれば、広告をクリックしたときにだけ費用が発生するため、まずは気軽に広告を出稿してみてはいかがでしょうか。Web広告運用を成功させるには、効果測定とデータに基づいた改善が重要です。

「自社で広告運用の時間を確保できない」「成果が出るか不安」といった場合は広告運用の専門家に相談することをオススメします。

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