Google Search Consoleのインプレッション計測の不具合をGoogleが発表 – 先週のSEO最新情報まとめ(2026/04/04~04/10)

Google Search Consoleのインプレッション計測の不具合をGoogleが発表 – 先週のSEO最新情報まとめ(2026/04/04~04/10)

PINTO!編集部:谷風です。

2026年4月4日~10日の間に公開された、SEO業界の最新情報やSEO対策の実務に役立つトピックをお届けします。それでは早速、ご覧ください。

SEO動向レポート|2026年2月度
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Google Search Consoleのインプレッション計測の不具合をGoogleが発表

Googleが、Search Consoleにおいて2025年5月13日以降のインプレッション数を正確に出力できていなかったことを発表しました。

A logging error is preventing Search Console from accurately reporting impressions from May 13, 2025 onward. This issue will be resolved over the next few weeks; as a result, you may notice a decrease in impressions in the Search Console Performance report. Clicks and other metrics were not affected by the error, and this issue affected data logging only.

日本語訳:ログの不具合により、2025年5月13日以降のインプレッションがSearch Consoleで正確に報告されていません。この問題は今後数週間で解消される予定です。そのため、Search Consoleのパフォーマンスレポートにおいてインプレッション数が減少しているように見える可能性があります。クリック数やその他の指標はこの不具合の影響を受けておらず、影響があったのはデータの記録処理のみです。

引用:Data anomalies in Search Console

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
簡単にいうと:
SEO対策をしている方は、ぜひご確認ください。
本ニュースはクリック数・順位に影響を与えるものではないため、これまでの流入数が誤っていたということはありません。影響が出る可能性があるのはインプレッションのみで、これまで多めにカウントされていた分が減る可能性があると認識しておきましょう。

詳細:
検索エンジン経由で集客している方は把握しておくべき情報です。
Googleが4月3日付のデータ異常レポートで、Google Search Consoleのロギングエラーを公表しました。2025年5月以降、インプレッション数が約1年間にわたり水増しされていた可能性があります。修正は今後数週間で完了する見込みです。
ただし、影響範囲はインプレッションの記録のみです。クリック数・順位・その他の指標は一切影響を受けておらず、皆さまのサイトの実際の検索パフォーマンスは何も変わっていません。修正後に数値が下がっても「正しい値に戻る」だけなので、冷静に受け止めましょう。

コアアップデートは段階的に進む?Google社員が仕組みを解説

Googleのジョン・ミューラー氏が、ユーザーからのコアアップデートに関する質問に答えました。

Blueskyで投稿されたユーザーからの質問は以下です。

Given the timing, I want to ask a core update related question. Usually, we see waves of volatility throughout the 2-3 weeks of a rollout. Broadly, are different parts of core updated at different times? Or is it all reset at the beginning then iterated depending on the results?

日本語訳:このタイミングなので、コアアップデートに関連する質問をさせてください。通常、ロールアウトの2〜3週間の間に順位変動の波が見られますが、コアアップデートの異なる要素が時間差で更新されているからなのでしょうか?それとも、最初に全体が一度リセットされ、その後結果に応じて調整が繰り返されているからなのでしょうか?

これに対し、ジョン・ミューラー氏は以下のように回答しました。

We generally don’t announce “stages” of core updates.. Since these are significant, broad changes to our search algorithms and systems, sometimes they have to work step-by-step, rather than all at one time. (It’s also why they can take a while to be fully live.)

I guess in short there’s not a single “core update machine” that’s clicked on (every update has the same flow), but rather we make the changes based on what the teams have been working on, and those systems & components can change from time to time.

日本語訳:通常、コアアップデートの「段階」については発表していません。これらは検索アルゴリズムやシステムに対する大規模かつ広範な変更であるため、すべてを一度に適用するのではなく、段階的に処理されることがあります。(そのため、完全に反映されるまでに時間がかかることもあります。)

つまり、毎回同じ流れで動く単一の「コアアップデートの仕組み」があるわけではなく、各チームが取り組んできた変更内容に基づいて実施されます。そして、それらのシステムや構成要素はその時々で変わる可能性があります。

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
簡単にいうと:
SEO対策をしている方はご覧ください。
本ニュースを踏まえて、以下の対応を行いましょう。
  • 展開完了までは様子を見る期間と考え、途中で施策を変えない
  • 完了後に大きく順位が変動したページを中心に、内容を見直す
  • スパムアップデートも並行して行われているため、意図せずスパムポリシーに抵触していないかも確認する

詳細:
検索エンジン経由で集客している方はご一読ください。
先週お伝えしたMarch 2026コアアップデートの展開開始に続き、Googleのジョン・ミューラー氏がコアアップデートの段階的展開について説明しました。
コアアップデートは単一のシステム変更ではなく、複数のチーム・システムにまたがる変更が順次適用されます。そのため、ランキングへの反映も一度に完了するのではなく、ロールアウト期間中に複数回にわたって順位が動きます。
先週のコメントで「2週間後の安定値を基に示唆を抽出し対処しましょう」とお伝えしましたが、今回のジョン・ミューラー氏の発言はその裏付けです。実務上のポイントを改めて整理します。
  • ロールアウト完了(4月10日前後の見込み)までは「観測期間」と割り切り、途中で慌てて施策を変更しない
  • 安定後に変動幅が大きいページについてはコンテンツの独自性・網羅性・E-E-A-T要素を再点検する
  • スパムアップデートとの併走を踏まえ、意図しないスパムポリシー抵触がないかも併せて確認する

Googlebotのクロール上限は2MB、Google社員が明言

Google検索で使用されるクローラー「Googlebot」のクロールサイズ上限が、15MBでなく2MBであると、Google検索チームのアナリストであるゲイリー・イリース氏が、Google Search Central Blogで発表しました。

  • Googlebotは単一のクローラーではなく、複数のサービスが共通のクロール基盤を使って動いている
  • 検索以外(ショッピング・AdSenseなど)も同じ基盤を使ってクロールしている
  • HTMLは2MB、PDFは64MBまでしか情報を取得せず、それを超えると情報を取得しない
監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
簡単にいうと:
テクニカルSEOに関わる方は確認しましょう。
Googleから、クローラーは2MBまでしか情報を取得しないと発表されました。
そのため、重要な情報はHTMLの上部に配置し、不要なインラインCSSやJavaScriptを減らしてページを軽量に保つことが重要です。あわせて、見出し構造や構造化データを整えることで、検索エンジンやAIに内容が正しく伝わりやすくなります。

詳細:
テクニカルSEOに関わる方はご一読ください。
Googleのゲイリー・イリース氏の解説を基に、Googlebotの取得上限が1URLあたり2MBであることが改めて整理されました。超過時は取得が途中で打ち切られ、レンダリング・インデックスが行われない仕様です。なお、HTMLが2MBを超えるケースは実務上ほぼ稀であり、過度に心配する必要はありません。
ただし、AI時代の文脈で押さえるべきポイントがあります。
  • HTML設計の基本原則の再確認です。重要なコンテンツ(title・meta・構造化データ・主要見出し・本文)をHTML上部に配置し、不要なインラインCSS/JS(=HTML内に直接書かれた装飾コードやスクリプト)を排除してページを軽量に保つ。これはクロール効率だけでなく、AI Overviewsやその他LLMがHTMLを読み取る際の精度にも直結します。
  • LLMO観点での構造化です。h1〜h6による意味階層の明確化、FAQ・HowToなどの構造化データ整備は、Googlebotのクロール効率向上とAIによる要約・引用精度の改善に寄与します。

さいごに

以上、今週のSEO最新情報でした。それでは、また来週お会いしましょう!

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