
SEOとは?SEO対策で上位表示するための具体施策と事例を解説
SEO対策
最終更新日:2025.10.01
Google検索部門バイスプレジデント・責任者であるリズ・リード氏が、AI技術の進化に伴う検索エンジンの変革や、検索アルゴリズムの変更について語りました。
AI技術の進化に伴う検索エンジンの変革については、以下のように述べました。
※自然言語処理技術…人間の言葉(自然言語)をコンピューターが理解・解析・生成できるようにする技術。Siriなどの音声アシスタントや、Google翻訳などが挙げられる。
また今後の検索のあり方について、AIが中心となる新しいアプローチを模索しているとのことです。
上記に加えて、リード氏は検索アルゴリズムを変更し、検索結果にショート動画やインターネット掲示板、UGCがより多く表示されるようになったことを明らかにしました。
特にショート動画は重要な役割を担うようになったため、ユーザーはより視覚的で、双方向的に情報を得られるようになっています。また、フォーラムやUGCが検索結果で以前よりも目立つようになったことで、ユーザーは多様な意見やリアルな情報に触れやすくなったとのことです。
これらの変更によって、検索体験の質が高まり、ユーザーの関心や目的に沿った情報提供が実現しつつあります。
※参考:The Google Exec Reinventing Search in the AI Era
Googleのロビー・スタイン氏が、AIモードについて言及しました。
この動画で語られた内容は、以下の通りです。
検索数の増加:AIによって質問がより難解・会話的・視覚的になり、検索数が増加した。Googleレンズの視覚検索は前年比70%増えた。
AIモードの登場:前後の文脈を保った会話的検索が可能。検索に特化した設計で、AIオーバービューやレンズとも統合している。
AIの検索動作:クエリファンアウトにより、AIが複数の関連検索をバックグラウンドで実行する。
SEOへの影響:Googleの品質評価ガイドライン(E-E-A-T)は依然として有効である。
競合との差別化:AIモードはチャットボットではなく、情報探索用AI。計画・学習・検証などの情報ニーズに特化している。
イギリスの競争・市場庁(以下CMA)は、Googleの一般検索および検索広告サービスに対して戦略的市場地位を正式に指定しました。この措置により、CMAはGoogleの運営に対して新たな権限を持つことになりました。
CMAが権限を持つサービスに指定されたのは、AI機能を含む一般検索と検索広告です。
一方で、Gemini AIアシスタントや特定のニュース関連商品は除外されます。これらの商品は、公正な競争を促進するための介入を可能にするものとされているからです。
今年後半から、CMAの今後の介入方針について協議が開始されます。
※参考:SMS investigation into Google’s general search and search advertising services
YEXTから、3つの主要AIモデルによって生成された160万件の回答から680万件の引用元を調査した結果が発表されました。調査結果は、以下の通りです。
調査データ | 調査からわかったこと |
全国平均では公式サイトの引用率が47%だったが、地方では70%、都市部では20%に低下した。 | ブランド単位では引用傾向が把握しづらかったが、地域ごとの差は明確に現れた。 |
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客観的でブランド名を含まない質問(例:近くの○○は?)では、Gemini・OpenAI・Perplexityにおいて、引用元の40%以上が公式サイトだった。 | 事実に関する質問には、公式サイトのコンテンツが信頼されやすい傾向がある。 |
「一番のおすすめは?」「どこが良い?」といった主観的な質問では、OpenAIが第三者サイトへの依存度を大幅に上昇した。特にブランドを指定した主観的質問では、46.3%の回答が第三者サイトから引用されている。 | OpenAIは主観的な質問で、第三者サイトを重視している可能性が高い。 |
特定の企業名やブランド名を含まない、個人の好みや主観に基づく質問では、24%が業界特化型サイトから引用されている。 | Perplexityは、特に専門性の高い主観的な質問において、業界特化型サイトを重視している可能性が高い。 |
ほぼ全てのモデルで、支店ページや店舗ページなどのローカルサイトが、全引用の8〜20%を占めている。 | 地域単位の情報発信にも、一定の影響力がある可能性が高い。 |
以上、今週のSEO最新情報でした。それでは、また来週お会いしましょう!
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