Googleしごと検索のUI変更に伴う影響【2024年9月最新】

Googleしごと検索のUI変更について
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    【この記事の概要】

    • 7月中旬~下旬にかけて、Googleしごと検索のUIの大きな変更が発生。(9/13時点で公式からの発表は未確認)
    • 主な変更点は、表示方法と順位計測方法
    • このUI/UXの変更に伴う各サイトの影響について事例を紹介

    Googleしごと検索とは

    Googleしごと検索

    Googleしごと検索(Google for jobs)とは、Googleの検索エンジンで求人に関連するキーワードで検索したときに、企業の求人情報がページの上部に表示される機能です。例えば「東京都 求人」「営業 正社員」といったキーワードで検索した場合に、画像のように最適化された結果が表示されます。

    基本的には広告枠の下に表示されるため、SEOによるオーガニック枠よりも求職者に見てもらえる確率が高くなります。

    2024年7月に実施されたUIの変更点

    Googleしごと検索のUI/UXは度々変更が加えられていますが、最近では7月中旬~末頃にかけて大きな変更が加えられています。(Google公式からの公式な発表は現時点で確認できていません。)

    主な変更点は以下の2つです。

    • ジョブの詳細へクリック遷移したときのUI変更
    • 上記変更点に付随した、表示回数・掲載順位の計測方法の変更

    それぞれ詳しく解説します。

    ①ジョブの詳細へクリック遷移した際のUI変更

    変更前では、ジョブをクリックするとその詳細が表示されることに加え、追加で「ジョブのリスティング」が表示される仕様でした。(Search Consoleのヘルプページでは、これを「詳細なリスト」と呼んでいます)

    変更後は、ジョブの詳細が表示されるのみで、追加でジョブのリスティングは表示されず、通常の検索結果(SERPs)が続く仕様になっています。(Search Consoleのヘルプページでは、これを「短いリスト」と呼んでいます)

    この結果、SERPsで「ジョブの詳細」に遷移した際にカウントされていたGoogle Search Consoleにおける表示回数と掲載順位に大きく変動が発生しているようです。

    なお、全てのしごと検索の仕様が変更されたわけではなく、あくまでも「短いリスト」で表示されることが増加したということになります。

    ②上記の変更に伴い、表示回数・平均掲載順位の計測条件が変わった

    詳細なリストと短いリスト表示では、掲載順位の計算方法に違いがあります。

    「詳細なリスト」の計測方法
    掲載位置 上から表示回数掲載順位
    1つめ1回1位
    2つめ1回2位
    3つめ1回3位
    4つめ1回4位
    5つめ1回5位

     

    「短いリスト」の計測方法
    掲載位置 上から表示回数掲載順位
    1つめ1回1位
    2つめ1回1位
    3つめ1回1位

    今回のUIの変更により、短いリストで表示されることが増加したため、表示される求人の数が物理的に減ることになります。そのため、「表示回数が減った」という企業が増えることになるでしょう。また、 短いリストは全て掲載順位が1位として計算されるため、Google Search Consoleにおける「ジョブのリスティング」の平均掲載順位は上昇することになります。

    【事例紹介】今回のUI/UX変更に伴う各求人サイトへの影響

    今回の変更による弊社クライアントの求人ポータルサイトの順位変動状況を調査したところ、「ジョブのリスティング」での表示回数が多くのサイトで減少し、同時に掲載順位が上昇しているサイトが多くありました。​

    しごと検索UI変更に伴う数値の変化平均掲載順位は7/18、7/24の2段階で全てのサイトで大きく変動(赤い矢印)し、その後全て5位以内で推移しています。表示回数やクリック数の下落は全てのサイトで起こっているものの、そのタイミングは6月下旬~7月上旬と幅がありました。

    流入獲得のために行うべきこと

    一覧に表示されるジョブの数が減少したことから、しごと検索内での順位を高める(目標はメニュー内表示の3位以内)がまず目指すところになります。また、しごと検索の詳細に気になる内容(給与情報など)を表示させてクリックを促す、というのも一つの手です。

    ただし、Googleは上位表示のアルゴリズム詳細は明かしておらず、また最適化に関する情報量も少ないため、順位を上げるためのベストプラクティスは見つかっていません。まずは求人情報であることを正しく認識してもらう必要があるため、構造化データのマークアップを正しくおこなうなどできることを進めましょう。

    構造化データについてはこちら:求人検索用の求人情報(JobPosting)の構造化データ|Google検索セントラル

    弊社でも引き続き調査を行い、新しい情報があればお知らせします。

    まとめ

    Googleしごと検索は2024年7月末ごろのUX変更により、多くのサイトで表示回数や掲載順位などで数値変動がみられました。現時点でも変更されたままであり、求人の視認性は大きく下がったままになっています。

    そのため、Googleしごと検索の順位改善やCTR改善が求人サイトにとって喫緊の課題といえます。

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