YCDとは|Yahoo!コンテンツディスカバリーのメリット・デメリットを紹介

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Yahoo!コンテンツディスカバリーはメディアサイトの記事や動画といったコンテンツを、最適なユーザーに届けることができるコンテンツレコメンドソリューションです。

記事を読み終えた後に表示されるYahoo!コンテンツディスカバリーの「レコメンドモジュール」(おすすめリンク)から、メディアやデバイスごとに最適化されたUIでユーザーにコンテンツを届けることができます。

参照元:「Yahoo!コンテンツディスカバリー

Yahoo!コンテンツディスカバリー(以下、YCD)は、Yahoo!ニュースとそのメディアパートナーのページ下部に「あなたにおすすめのコンテンツ」として配置された枠に配信されます。コンテンツ消費意欲の高いユーザーに、興味のある分野のコンテンツを届けることが可能なのです。

本記事では、YCDのメリット・デメリットのお話しと、入稿審査の概要についてご紹介させていただきます。記事の準備さえできていれば、低クリック単価での広告配信が可能となりますので、是非理解してYCDを活用していきましょう。


Yahoo!コンテンツディスカバリーのメリット

YCDには、大きく3つのメリットがあります。

3つのメリット

01:モチベーションの高いユーザーにリーチが可能

YCDの配信面はニュース記事などの下部のレコメンド枠(あなたへのおすすめ枠)です。ニュース記事などを見終えた後の、記事を読む意欲の高い状態で直下のコンテンツリンクに接触するため、自然な流れでユーザーに記事を読んでもらうことが可能となります。


02:従来のWeb広告でリーチできないユーザーにリーチが可能

YCDはコンテンツ・レコメンドソリューションです。ユーザーを深く理解する特殊なアルゴリズムにより、ユーザーにとって最適なコンテンツが表示されます。

これにより、ユーザーからは“広告”ではなく“コンテンツ”としてみなされ、普段は広告をクリックしないような”広告嫌い”なユーザーに対してもコンテンツを訴求することができます。

参照元:「Yahoo!コンテンツディスカバリー


03:低単価でコンテンツ配信が可能

YCDは、なんとクリック単価9円という低価格から配信を始めることができます。そのため、新規ユーザーの獲得だけでなく、オウンドメディアへの集客や新商品の認知拡大、中長期的な顧客育成など様々な目的で活用することができるのもYCDの魅力です。


Yahoo!コンテンツディスカバリーのデメリット

デメリットは大きく2つあります。

2つのデメリット

01:コンテンツページを準備する工数が必要

YCDに出稿するためには、コンテンツページが必要となります。「商品を買ってもらいたい!」という気持ちが強くなってしまいがちですが、商品PRは全体の3割以内に抑え、ユーザーにとって“楽しめる”“新しい気づきがある”“課題を解決できる”といったコンテンツが大切です。

したがって、コンテンツマーケティングのノウハウを持った人材が必要になる、または制作会社への依頼が必要になるなど、準備に工数がかかる場合があります。


02:審査が厳しい

Yahoo!ニュースなど掲載面に配信するためには、Yahoo!が実施するコンテンツの審査を受けなければなりません。ユーザーに不快を与えない記事かどうか、商品PRだけになっていないかなど厳しく審査されます。

その審査結果によって、Yahoo!ニュースのすべてに配信できるか、または一部に限られた配信になるかといった配信ボリュームが決まります。コンテンツ記事の作成はポリシーに即して作成しなければ、審査不可になることもあるため要注意です。


入稿審査の概要

ここからは、入稿時審査の概要について説明していきます。審査要領は刷新され、以前よりもかなり簡略化されています。それに伴い、配信面が異なるコンテンツがある場合はキャンペーン構成が重要となりますので、管理画面の仕様についても触れたいと思います。


新しい審査フロー

2017年5月18日より、審査フローが簡略化されました。入稿時審査にて、ベース審査に続きエディトリアル審査が行われ、審査通過後はそのまま本配信となります。

それ以前は、ネットワークすべてに掲載希望の場合は“コンテンツの事前相談”が必須でしたが、簡略化されて不要になりました。審査方法が1種類になったことで、審査日数が3~5営業日に短縮されています。

審査フロー


管理画面の仕様変更

以前は、事前相談でのエディトリアル審査/ベース審査の可否により、配信できるネットワークが確定してからの入稿でした。現在は入稿時審査のみとなったため、審査結果次第では再入稿する必要がある場合があります。

なぜなら、キャンペーンに複数のアイテムを入稿した場合、一番最初に審査完了したアイテムの配信ボリュームが該当キャンペーンの配信ボリュームとして適用されるからです。

【キャンペーン管理画面】

キャンペーン管理画面

配信ネットワークはアルファベットで表されます。

  1. ネットワークのすべてに配信
  2. ネットワークの7割に配信
  3. ネットワークの一部に配信

よって、入稿時審査でコンテンツによって配信ネットワークが異なる場合、キャンペーンを分けて再入稿することで、最適なネットワークへの配信が可能となります。


入稿アイテムに関する注意ポイント

特に気をつけなければならないポイントは、A配信が可能なコンテンツをBまたはC配信のキャンペーンに入稿してしまわないようにすることです。

ネットワークの一部(C)に掲載中のキャンペーンに、ネットワークのすべて(A)に配信できるコンテンツを入稿すると、「ネットワークの一部(C)」として掲載されてしまうため、「ネットワークのすべて(A)」に配信できないという状況に陥ります。もったいないので絶対に避けましょう。

エディトリアル審査可のコンテンツだけを抜き出して新規キャンペーンで入稿することで、ネットワークすべてに掲載できるキャンペーンを作ることが可能となります。

ただし、再度審査がかかるのでスケジュール管理には注意が必要です。また、配信面による効果の違いも明らかになっています。

  1. ネットワークのすべて CPC 9.34円 CTR 0.10%
  2. ネットワークの7割   CPC 16.87円 CTR 0.05%
  3. ネットワークの一部  CPC 18.57円 CTR 0.12%

※2017/5/8~2017/5/14実績

なんとしても、A配信できるコンテンツを作成したいですね。


まとめ

いかがでしたか?

情報過多の今の時代、ほとんどの情報がスルーされているのが現状です。広告をクリックしないユーザー、いわゆる“広告嫌い”なユーザーも多く、情報を受け流して消費されない情報がほとんどです。企業からの情報に対して、消費者65%はニーズとのギャップを感じています。

このような状況では、「求められているコンテンツ」を「最適な場所・時間」で「求めているユーザー」に届けることが非常に重要となります。それを可能とするのが、Yahoo!コンテンツディスカバリーです。

もしまだ導入していない企業様、そのようなニーズのあるクライアントをお持ちの代理店様は、是非YCDをご活用ください。