Google、AI回答への貢献に対価を支払う仕組みを試験導入 – 先週のSEO最新情報まとめ(2026/09/12~09/18)

Google、AI回答への貢献に対価を支払う仕組みを試験導入 – 先週のSEO最新情報まとめ(2026/09/12~09/18)

PINTO!編集部:谷風です。

2026年9月12日~18日の間に公開された、SEO業界の最新情報やSEO対策の実務に役立つトピックをお届けします。それでは早速、ご覧ください。

SEO/AI検索動向レポート|2026年8月度
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Google、AI回答への貢献に対価を支払う仕組みを試験導入

Googleが、WebサイトのコンテンツがAIの回答生成に貢献した場合、その運営者に対価を支払うプログラム「AI貢献パイロット」をテストしていることが、Digidayの報道で明らかになりました。

このプログラムでは、コンテンツがGeminiやAIによる概要、AIモードの回答生成に大きく貢献したとGoogleが判断した場合に、対価が支払われます。単純な利用回数ではなく、コンテンツがAIの回答にもたらした価値をもとに支払われる仕組みです。

プログラムに参加すると、Google Search Consoleに「AI contribution」のパネルが追加され、月ごとの収益額などを確認できます。ただし、現時点では支払額の詳しい算出方法や、どのコンテンツがどの回答に利用されたのかといった情報は表示されません。

Digidayによると、Googleは少なくとも数十社に参加を打診しており、対象はニュースメディア以外にも広がっています。

Googleは、この取り組みについて、質の高いコンテンツにどのように対価を還元するのが適切かを検証する初期段階の試験運用だと説明しています。

参考:Google rolls out pay-per-value AI licensing program to publishers

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
AI検索対策にご興味のある方のお耳に入れたい情報です。

Googleは、メディア向けに、AI回答生成に寄与するコンテンツを作成したと認められる場合、報酬を支払うテストを行っているようです。
なお、今回のテストはあくまでメディア向けなので、メディア以外に波及することは現時点では考えづらいです。
今後どのように広がるかがつかめたら、またお知らせします。

Google Search Consoleの6月のインデックス登録データ欠落が判明

Google Search Consoleのページのインデックス登録レポートにおいて、2026年6月の一部データが表示されていないことが確認されました。

ジョン・ミューラー氏によると、データが欠落しているのは、6月に同レポートの更新が遅延していた期間のものとみられます。この期間はページのインデックス登録レポート自体が更新されておらず、データが存在しないとのことです。

また、Googleではインデックス登録に関するデータを後から補完しないため、欠落している期間のデータが今後追加されることはないと説明しています。

なお、今回確認されているのはGoogle Search Consoleのレポート上のデータ欠落であり、Webサイトのページが実際にインデックスから削除されたことを示すものではありません。

参考:Google Search Console Indexing Report Missing Old June Data

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
インデックス率を重要指標としているWeb担当者の皆様にはご認識いただきたいニュースです。

英語圏では、Google Search Console のインデックス作成レポートで6月データが欠落していることが報告されています。
日本でも、レポーティング等に影響が出る可能性があるのでご認識ください。

ジョン・ミューラー氏が生成AIパフォーマンスレポートの計測方法を説明

Redditで、Googleの検索アドボケイト(検索に関する技術広報担当)のジョン・ミューラー氏が、Google Search Consoleの生成AIパフォーマンスレポートにおける、インプレッションや掲載順位の計測方法について説明しました。

生成AIパフォーマンスレポートでは、AIによる概要やAIモードにおけるWebサイトの表示状況を確認できます。ただし、従来の検索結果とAI検索では表示形式が異なるため、数値を見る際には注意が必要です。

今回ジョン・ミューラー氏が説明した内容は以下のとおりです。

  • AIによる概要にリンクが表示されていれば、ユーザーがそこまでスクロールして実際にリンクを見ていなくても、インプレッションとしてカウントされる
  • 「もっと見る」などの操作をしないと表示されないリンクは、ユーザーがクリックしなければインプレッションとしてカウントされない
  • 掲載順位は、AIによる概要の中にある個々のリンクの位置ではなく、検索結果上でAIによる概要自体が表示された位置として計測される
  • AI検索における掲載順位を有用な形で計測することは難しい
  • 生成AIパフォーマンスレポートのデータは、通常の検索パフォーマンスにも含まれている
  • 現在の検索結果にはさまざまな表示形式やユーザーの操作方法があるため、従来の検索順位という考え方をそのまま当てはめることが難しい

生成AIパフォーマンスレポートを確認する際は、こうした計測方法を踏まえて数値を見る必要があります。特に、ンプレッション数は実際にユーザーがリンクを見た回数、平均掲載順位はAI回答内での自社リンクの位置を示すものではない点に注意しましょう。

また、生成AIパフォーマンスレポートのデータは通常の検索パフォーマンスにも含まれているため、それぞれの数値を合算しないよう注意が必要です。

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
Web担当者の皆様にはご認識いただきたい情報です。
Googleのジョン・ミューラー氏が、生成AIパフォーマンスレポートとGoogle Search Consoleの平均掲載順位について、その有用さが限られることを認めました。

個人的には、AIによる概要ほかパーツを複雑に充実させてきたGoogleからすると、順位のトラッキングに代替するような有用な指標のレポーティングは難しくなっているのではないか、と思います。
ただし、願わくば、Google Search Console上でどんなプロンプト経由で流入が得たのか、は見たいですね。

一方で、弊社としてより重要な指標と考えているのは「狙ったプロンプトにおける言及率」です。
これはGoogle Search Consoleでは確認できません。

しかし、「どのプロンプトを狙うか」「言及率をいかに計測するか」は弊社コンサルタントがご支援可能ですので、ご興味のある方は是非お問合せください。
>>LLMOコンサルティングについて詳しくはこちら

Google Analytics 4でダッシュボードが利用可能に

Google Analytics 4で、ダッシュボードが利用できるようになりました。

ダッシュボードの表示例

引用:What’s new in Google Analytics

この機能では、スコアカードや表形式グラフ、ドーナツチャートを用いて、指標をわかりやすく示すことができます。

参考:About Google Analytics dashboard

監修者コメント 監修者コメント
橋本 擁
橋本 擁 デジタルソリューション事業部
Web担当者の皆様のお耳に入れたい情報です。

Google Analyticsがダッシュボード機能を正式ローンチしたと発表しましたが、未だ弊社では確認できていません。
ダッシュボードでは、集計がより視覚的にもわかりやすく、また直感的に設計できるようになるようです。
「指標をGAですぐ見てしまいたい」場合は、展開されたら活用ください。

さいごに

以上、今週のSEO最新情報でした。それでは、また来週お会いしましょう!

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