SEOとは?SEO対策で上位表示する効果的な施策と事例
SEO対策
2024.12.05
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更新日:2024.04.30
公開日:2019.09.05
SEOを担当していると、ついコンテンツの内容やサイト構造に目を向けがちで、SNSの運用は他者に任せたり、後回しにしてしまうことがあります。
それは「SNSが直接SEOに影響しないのではないか」というイメージがあることが原因となっていると思いますが、実際にSNSによる施策がSEOへの影響は無いのでしょうか?
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SEO対策で成果を出すには、実績のある支援会社を選ぶことが大前提。PLAN-Bは、SEO事業歴16年・5,000社以上の取引実績があるSEO対策を支援する会社です。
まずSNSによるSEO効果としてよく挙げられるのが、拡散されることよって被リンクの量が増加するという点です。
ただし、SNS経由の被リンク増加が、SEOに直接影響するということはありません。これについては以前、Googleのジョンミューラー氏が明言しています。
English Google Webmaster Central office-hours hangout
:https://www.youtube.com/watch?v=WszvyRune14#action=share
被リンク効果が得られない理由として、SNS上でシェアされるリンクには、nofollowが付くようになっています。
nofollowとは、リンク自体を存在させたまま、検索エンジン(クローラー)に対してページの評価を無効にさせる指示を出すことです。
SNSは利用者が多く、また不正に使用されてしまうリスクがある為、検索順位を操作する目的で使用されない様に、nofollowが設置されています。
いくらSNSによる被リンクが増えたとしても、検索エンジンはそれをSEOの評価に加えることはありません。
以上のように、「被リンクがnofollowなのかdofollowなのか」は非常に重要な項目です。
nofollowについては、下記の記事で更に詳しく、概要から解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ではSNSによるSEO効果は全くないのかというと、そうではありません。
実はサイテーションによるSEO効果が期待出来ます。
サイテーションとは、第三者によりサイト名や固有名を引用されることを指します。
被リンクとは異なり、実際にサイトへのリンクは必要なく、SNS上でサイトやサービスについて言及されるだけで良いので、被リンクよりも集め易いです。
サイテーションの内容は、なるべく好印象なものが望ましいです。
SNSから直接リンクを受けること自体に効果はありませんが、シェアやリツイートなどにより拡散されたコンテンツを気に入り、ブログ等で紹介されるなど、間接的にSEO効果を上げる可能性があります。
一部の無料ブログを除いて、独自ドメインで作成されたサイトからのリンクは、SEOに良い影響を与えます。
また、一般ユーザーだけでなく、メディアサイトなどに取り上げられることで、専門性、信頼性の高いサイトから被リンクを受けることが出来ます。
SEO効果が高まる以外にも、サイトの認知度および、アクセスの大幅アップが見込めます。
つまり、SNSを成長させることでSEO評価を高め、サイトを成長させられる可能性が高いということです。適切なSNS戦略を行い、リンクを獲得することは効果的です。
SNSに力を入れることで、SEOにどのような影響があるのでしょうか?ここでは、SNSがSEOに与える影響について紹介します。
SNSは若年層にアプローチするための効果的なツールとして、役立ちます。若者は積極的にSNSを利用し、そこで情報を共有・発信する傾向があります。企業やブランドがSNS上で存在感を示し、若者の関心を引くことで、SEOの観点からウェブ上での露出や検索エンジンランキングの向上を狙いやすくなります。
また、SNS上でのシェアやいいねの数が高いコンテンツは、アルゴリズムによって注目されやすくなり、より多くの若年層に広まりやすいです。SNSを積極的に活用することは、若年層へのアプローチにおいてSEOの効果を最大化する手段となるでしょう。
SNSは拡散力が高く、情報を多くのユーザーに簡単に共有することができるため、SEOに良い影響を与えます。SNS上で紹介したウェブコンテンツがシェアやいいねを獲得すれば、それによってウェブサイトが注目されやすくなり、他のユーザーにも広まる可能性が高まります。
このような拡散効果は、ウェブ上での露出や検索エンジンランキングを向上させる上で非常に有効です。さらに、SNSは若年層を中心に広く利用されており、絞られたターゲットに対しての拡散力が高まります。
サイテーションの増加や、SNS以外で被リンクが増えることにより、SEO効果を高めることが出来ますが、それらを増やす為に必要なことはなんでしょうか?
ただ闇雲にコンテンツをSNSにアップするのではなく、内容を精査してユーザーの心を掴むコンテンツにする必要があります。
具体的な内容はそれぞれのサービスによりますが、拡散されるコンテンツの特徴として「面白い」「感動する」「為になる」「癒される」など、見た人の「感情に訴える」内容が含まれています。記事を投稿する前に「誰かに伝えたい」と思えるコンテンツかどうか、また「感情に訴える」内容になっているかを確認してみてください。
ただし炎上リスクを含むコンテンツは避けるようにしましょう。ネガティブな内容はサイテーションによるSEO効果に悪い影響を与える可能性があることに加え、サービス自体の評価を落としてしまいます。例えば、炎上を狙ったコンテンツを制作する方法もありますが、マーケティングによっては顧客を失うといった逆効果を発揮するケースがあります。基本的には読者がハラハラしない内容を提供することが大切です。
フォロワーを増やすこともSNSでリンクを獲得するのに効果的です。ただし、闇雲にフォロワーを獲得すれば良いわけではありません。自身のサイトのテーマにマッチしているフォロワーを探し、少しずつフォローしていくことで地道に増えていきます。
そして、ユーザーに刺さるコンテンツを作っていくことで固定読者が増え、フォロワーも同時に増えていきます。コンテンツを楽しみにしてくれるファンが増えていき、それに伴いフォロワーも増加していくイメージです。
また、コンテンツの質が良いことを前提として、フォロワーを多く抱えているユーザー(インフルエンサー)に積極的に絡んでいくなど、テクニックを駆使した増やし方を行うことも、効率良くフォロワーを増やすことに役立ちます。
SEO効果を高めるためにSNSのフォロワーを獲得する際、関連性の高いフォロワーを獲得することが重要です。関連性の高いフォロワーとは、サイトのテーマやコンテンツに興味を持つユーザーであり、彼らがシェアやリツイートを行ってくれることで、サイトを広めてくれる可能性があります。
また、関連性の高いユーザーはSNSで投稿されたコンテンツに興味を持ってくれる可能性が高く、アクセス数の貢献にも寄与します。
拡散させたいページをサイト内に作成した際には、必ずソーシャルボタンを設置する様にしましょう。
ソーシャルボタンには「twitter」「Facebook」「はてなブックマーク」などがあり、ページを閲覧しているユーザーが、自身のSNS上でアクションを起こさせるのに利用出来ます。
基本的にページ下部に設置することが多いですが、記事の冒頭やヘッダー等、複数個所に設置し、接触の機会を増やすと良いです。
その他のサイテーションの増やし方など詳しい内容は以下の記事からご覧ください。
今年注目すべきサイテーションのSEO効果とは?
SNSはSEOに直接的な影響を与えませんが、Google検索画面のSERPsの表示でよい影響を与える場合があります。ここでは、SNSがSERPsに与える影響を2つ紹介します。
カルーセル表示では1つのツイート内で複数の画像やリンクを表示でき、1つのスペースで複数のコンテンツをアピールできるため、情報の拡散力が高まります。また、カルーセルはスライド形式で表示されるため、ユーザーが興味を持つコンテンツを見逃すリスクが低くなり、アクションに結びつけやすくなります。さらに、カルーセル表示は視覚的に魅力的でインパクトがあり、ユーザーの関心を引きやすい点も利点です。
カルーセル表示とSEOを組み合わせることで、相互的な効果が発生し、SEO効果も高まるでしょう。
SNSに力を入れることで、埋め込まれたYouTube動画が再生されやすくなるメリットもあります。最近はGoogleの検索画面にYouTubeが積極的に取り入れられるようになっており、そこから流入し、チャンネルのアクセス数が増えたり、ウェブサイトへの訪問へと促したりすることもできます。
SEO対策をやりながらSNSにも力を入れるリソースがないと悩む方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、SEOとSNS対策を両立させる手順について紹介します。
SNSに力を入れる前に、まずはコンテンツを制作しましょう。魅力的で役立つコンテンツは、SNSでの共有やリツイートが促進され、自然なリンクやシェアが増加しやすくなります。また、SEOにおいても、質の高いコンテンツは検索エンジンのランキングを向上させます。逆に、コンテンツがなければSNSに力を入れたとしても高い効果は期待できないでしょう。
コンテンツを充実させる具体的な方法としては、キーワードリサーチを行い、ターゲットユーザーの興味を引くテーマに焦点を当て、情報を詳細かつ独自の視点で提供することが大切です。また、視覚的に魅力的な画像や動画などを活用することで、コンテンツの魅力を高めることが可能です。
次に、SNSでフォロワーを獲得しましょう。フォロワーを獲得するには、ターゲット層に興味を持ってもらうコンテンツを定期的に投稿し、ユーザーとの対話を大切にします。また、コンテストやキャンペーンを通じてフォロワーを増やすことも有効です。そして、業界関連のハッシュタグを活用し、他の有力アカウントとの交流を行い、リツイートやシェアを増やすとより効果的にフォロワーを獲得できます。
定期的なアクティビティと関連性の高いフォロワーを増やすことで、SNSでの露出とサイトへのアクセスが増加し、SEOとSNSの両面での成功を達成できるはずです。
フォロワーを獲得したあとは、コンテンツを周知するフェーズです。新しいコンテンツが公開されたら、SNSでその情報を積極的に共有しましょう。キャッチーなタイトルや魅力的な画像を使い、興味を引くような投稿を行います。
また、ハッシュタグやメンションを活用して、関連ユーザーやインフルエンサーにリーチすることも効果的です。SNSを通じてコンテンツを告知することで、トラフィック数の増加に役立てられるでしょう。
ここまで、SNSを成長させる方法について紹介してきましたが、SNSからブログへの訪問者を増やすにはどのような対策を講じるべきなのでしょうか。ここでは、主な対策を5つ紹介します。
Twitter広告を活用してブログの読者を増やすためには、戦略的なアプローチが重要です。まず、魅力的な広告コピーと目を引く画像を作成し、ターゲットとする読者層に合わせたキーワードやハッシュタグを選びます。そして、リーチやエンゲージメントを最大化するために、リツイートやいいねを促すCTAを組み込みます。
3つの方法を使い分けて自社に合ったキャンペーンを打ち出すことで、自社ブログへのアクセス数を増やすことができるでしょう。
SNSを活用してブログのアクセス数を増やすためには、ユーザーとの交流を重視することが重要です。積極的にユーザーのコメントやメッセージに返信しすることで、アカウントに対して興味を持ってもらえる可能性が高まります。
また、SNS上でクイズや質問コーナー、プレゼント企画などのイベントを開催し、ユーザーとの関係を深めることも効果的です。ユーザーの参加意欲を高めるために、動画なども取り入れることで興味を持ってもらえる可能性が
高まります。
SNSを活用して有益な情報を共有することは、ブログの閲覧数を増やす上で効果的です。ユーザーはSNSで情報を探し、共有することが多いため有益なコンテンツを提供することで、ユーザーの関心を引きつけることができます。
例えば、自社が取り組んでいるジャンルにまつわる興味深い結果や役立つ情報、ヒントなどの情報をSNS上で紹介し、リンクをブログに設置することで、ユーザーを自然にブログに誘導することができます。また、SNS上で専門知識や経験を共有し、読者の問題や質問に対してアドバイスを提供することも有効です。ユーザーがSNS上で有益な情報を見つけ、それを共有することで、ブログの露出や信頼性が高まり、結果として閲覧数の増加につながります。
SNSで画像や動画を投稿することで、ユーザーの目を引き、興味を持ってくれる可能性が高まります。さらに、画像や動画は情報の伝達力が高く、短時間で多くの情報を伝えることができます。つまり、SNSでの滞在時間が伸び 、今後もSNS上での画像や動画に興味を持ってもらえるようになります。
また、SNS上で画像や動画をシェアされると、多くの方に情報が拡散されるため広告としても役立ち、多くの方に閲覧されやすくります。
SNSでプレゼントなどのキャンペーンを行うと、多くのユーザーがブログに訪れやすくなります。SNS上でキャンペーンを宣伝し、応募や参加条件を明確に伝えることで、その情報に興味を持ったユーザーにアプローチできるでしょう。
また、キャンペーンの内容やプレゼントが魅力的であれば、ユーザーはそれを共有することで他の人にも知らせたくなるため、口コミ効果も期待できます。ただし、キャンペーンは適切な規則や条件を設けることが重要であり、そこにはコストがかかることは理解しておきましょう。
SNSとSEOの共通点としては、どちらもコンテンツの質が大切であるということは明白です。
SNSはコンテンツの質が良くないと拡散されませんし、SEOの評価を上げる為には上質なコンテンツが必要です。
SEO担当としてコンテンツの質を上げることに注力しているのであれば、SNSを利用してコンテンツを広めることも視野にいれてみてはいかがでしょうか。