【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2025.01.15
公開日:2024.12.26
株式会社進興メディカルサポートは、健康診断や人間ドックを提供する医療機関に対し、財務・経理・広報をはじめとする管理業務や医療・健診事務、営業支援、人材育成・教育などの運営支援業務を行っています。
株式会社進興メディカルサポートには、2022年に同社が運営支援を行う医療法人社団 進興会様のサイト制作を、2024年10月からは同サイトのSEO対策をPLAN-Bが支援させていただいています。当初の課題とされていた集客面においては、サイトリニューアル後の間もない段階ながらも、すでにコンバージョンレートが増加するなど成果を実感いただいています。どのような取り組みによってこのような成果を上げられたのか、今回は株式会社進興メディカルサポートの中村様と小島様にお話を伺いました。
― PLAN-Bとご契約前のサイトの課題について教えてください。
中村様:これまでの進興会のサイトは、前回のリニューアルから5〜6年が経過しており、クリニックのサービス拡充や変更に伴い増改築を繰り返した結果、情報構造が乱雑になっていました。また、デジタルマーケティングを推進するための基盤が整っていないことも課題となっていました。
― サイトリニューアルを実施しようと思われたきっかけについてお聞かせください。
中村様:当時、集客の面で対策が必要だと感じており、最初はコンテンツSEOの実施を検討していました。しかし、集客施策の効果を高めるためには、まずその土台となるWebサイトを整えることが最も重要だと判断し、Webサイトのリニューアルを行うことにしました。
― 当時はどのような検討軸でパートナーを探されていましたか?
中村様:医療業界の特性上、専門的な内容を扱うことも多いため、担当の方の業界理解が早く、私たちのニーズを汲み取っていただけそうかどうかという部分は重要視していました。
また、今回のホームページ制作はサイトを作って終わりではなく、その先のマーケティング施策を進めるための土台づくりという位置づけでした。中でも、集客課題の改善としてSEOに取り組みたいということはサイトリニューアル前から考えていたので、SEOに関する知見が豊富で、制作後の施策まで一気通貫でサポートしていただける会社を探していました。
― 数ある代理店の中から、PLAN-Bを選んでいただいた理由について教えていただけますか?
中村様:まさに一気通貫でサイト制作からSEO対策までご支援いただけることが、最も大きな決め手となりました。これらを別々の会社に依頼すると、やり取りが増え、コミュニケーションコストが大きくなりがちです。私たちは3人で10施設以上のクリニックのサイト運用を担当しているため、サイト制作からSEO対策まで一貫して効率的に進められる点が非常に魅力的でした。
加えて、リニューアル後の運用についても相談したかったため、提案力のある会社を選びたいと思っていました。複数の会社からお話を聞いた中でも、増田さんからのご提案は納得感があるということはもちろん、押し付けではなく私たちの要望や課題に真摯に向き合う姿勢が感じられる内容で、その丁寧な対応には非常に安心感がありました。
さらに、PLAN-Bはオウンドメディア「PINTO!」でメディア運営の実績をお持ちであることも信頼感につながりました。社内で承認を得る際に、実績ある会社として説明しやすかった点も大きな決め手の一つです。
― まず、PLAN-Bからはどのような提案をしましたか?
増田(PLAN-B):進興メディカルサポート様とは、コンテンツSEO内製化支援ツール「SEARCH WRITE」に関するお問い合わせをいただいたことがPLAN-Bとの最初の接点でした。
当時、リニューアル前のサイトの状況を拝見した際、構造や導線の問題があり、このままではSEOや広告に費用をかけて流入を増やしても、サイト上でコンバージョンまでつなげることが難しいのではないかと感じました。そのため、まずはすべての受け皿としてサイト全体を整備することが優先ではないかと考え、サイト制作を軸にご提案させていただきました。
― 出来上がったサイトに対しての率直なご感想を教えていただけますか?
中村様:単純に「すごく綺麗になった」と感じました。その綺麗さというのは、デザインのクオリティだけでなく、情報が整理された上での見やすさもあると感じています。また、他部署のメンバーからも反響があり、人事部では採用面接時に「ホームページが見やすかった」という声をいただいたことがあったそうです。こうした意外なところからも評価をいただけたことは嬉しく感じています。
また、構造設計の際に都度こちらの要望を聞いてくださったおかげで、ご覧になるユーザーだけでなく運用する私たちにとっても使いやすいサイトに仕上がっており、運用面でも大きなメリットを感じています。 設計時には複数の選択肢をご提案いただいたうえで、それぞれのメリット・デメリットまで丁寧にご説明くださり、私たちが選択した方針に沿って実装していただきました。
小島様:私自身、入社してすぐにサイト運用の引き継ぎを受けたのですが、サイトの構成が非常にわかりやすいと感じました。Web関連の専門的な知識があるわけではないのですが、メンバーから依頼を受けた際にも、比較的スムーズに更新できる点がとても助かっています。
また、裏側の管理画面の構成も整理されており、自分がどの部分を修正し、それがどこに影響するのかが明確にわかるため、運用者としても馴染みやすいサイトだと感じています。
― これから本格的に集客を実施される所だと思いますが、現時点での成果について教えていただけますか?
中村様:サイトリニューアル後、コンバージョンレートが上がっているのは数値として明らかになっています。リニューアルにより土台がしっかりと整い、施策の効果が十分に発揮できる形になっていると感じています。これからはさらに成果を高められるよう、SEOをはじめとした施策に積極的に取り組んでいきたいと思っています。
― 一番成果に繋がったと感じる取り組みについて教えていただけますか?
増田(PLAN-B):サイト制作においては、細かいデザインよりもサイト全体の構造を整理することに重点を置き、進興会様のメインページのトップ階層に各クリニックのページ群を配置する形で整理しました。
また、最終的なゴールはユーザーにクリニックの予約をいただくことなので、ユーザーが迷うことなく目的のクリニックへたどり着き、スムーズにコンバージョンできる設計が必要だと感じました。そこで、サイト構造や導線をすべて見直し、当時のサイトの状況と理想の形とのギャップを把握しながら完成形をすり合わせていきました。
こうした整理を行った結果、ユーザー視点で見やすいサイトにできたことはもちろん、クリニックごとのサイト運用担当者がどなたでも簡単に更新ができる仕組みに改善することができました。
このように、ユーザーと運用者、両方の視点で構造や導線の整理を行ったことが成果に繋がったと考えています。
※サイト構造の整理マップ資料一部抜粋
※リニューアル後のウェブサイト(医療法人社団進興会 | 健康診断・人間ドック年間約50万人の実績)
― サポートの中で印象に残っていることをお伺いできますか?
中村様:増田さんは「こうした方が絶対に良い」と押し付けるのではなく、「どうしたいか」や「どのような課題を抱えているか」という私たちの意図を丁寧に汲み取り、それに寄り添った提案をいただけた点が非常に印象的でした。
場合によっては、私たちの要望が増田さんの中では最適解ではないと感じられていたこともあったかもしれませんが、時には譲歩しながら、「それならこうしてみましょう」と要望に沿う形でさらに提案をいただくなど、柔軟に対応していただきました。この姿勢は全体を通して感じられ、とてもありがたく感じています。
― サイト制作を進めていくにあたり、特に大切にされたことを教えていただけますか?
増田(PLAN-B):本音を言うと、SEO面やサイト制作における技術的な観点から見れば「もっと最適な方法があるのでは」と考えることもありました。しかし、技術的な効率性や実現可能性だけを重視するのではなく、実際にサイトを運用される方やご覧になるユーザーにとって使いやすいことを優先すべきだと考え、その視点を持ちながら進めさせていただきました。
また、常に提案の姿勢を持つことも大切にしています。結果としてご依頼いただいたまま対応することもありますが、ご相談を受けた際には、目的に基づいた最適な選択肢を提案するように意識しています。
― 御社のサイト集客における今後の展望についてお聞かせください。
中村様:進興会の中では、名古屋のミッドタウンクリニック名駅のホームページがコンテンツマーケティングでの集客に成功しています。今回のサイトリニューアルによって、進興会のホームページでもこの成功パターンを踏襲できる基盤が整ったので、今後は広告施策のみならず、コンテンツマーケティングやSEO施策の積み重ねでサイトをさらに良いものにしていきたいと考えています。
増田(PLAN-B):提案の姿勢は今後も変わらず続けていきたいと思っております。現在、SEOコンサルティングについてはPLAN-Bの専任担当者がプロの観点から適切な施策をご提案し、ご支援させていただいています。サイト制作の専門家とSEOの専門家が同じ事業部内で連携できるというPLAN-Bの強みを生かし、SEO施策がユーザー体験の観点からも効果的なものとなるよう、定量面、定性面の両面でサポートをさせていただければと思っております。
また、デジタルマーケティングという業界全体でみると、日々、新しい技術が開発されています。医療業界に限らず、幅広く最新技術やトレンドをウォッチし続け、特に集客に大きな影響を与えそうなものについては、私から積極的にご案内を差し上げたいと考えています。そうした動向にも目を配りながら、引き続きPLAN-Bチーム全体でご支援をさせていただければと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。