【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.07.04
公開日:2018.02.01
本記事では、Instagram広告のターゲティングの種類とターゲティングのコツについてご説明いたします。
Instagramのユーザー数は年々伸びており、Instagram広告を効果的に用いることができると、これまでにはなかった広告効果を得ることができます。
効果的な広告配信を行うにあたって、適切なターゲティングを設定することは必須になります。本記事を参考に皆様がInstagram広告を効果的に配信できるようになってくだされば幸いです。
Instagram広告のターゲティングを理解するには、Instagram広告の特徴を知る必要があります。ここでは4つの特徴についてまとめます。
Instagram広告はFacebookと同じく「Meta社(旧フェイスブック)」が運営しているサービスで、ノウハウを共有しています。実名登録メディアであるFacebookはユーザーの年齢や性別といったデータがあるためデータの信ぴょう性が高いという特長を持ちます。そのため、他社のSNSよりも精度の高いターゲティングができると考えられます。
Instagramは写真や動画が中心のSNSサービスであり、他のサービスに比べるとビジュアル性が非常に高いコンテンツを提供しています。ぱっと見てわかりやすい広告やインパクトのある画像や動画を用いた広告と相性が良いため、ビジュアル重視の広告と相性が良いといえます。
運営元であるMeta社はInstagramを「モバイルファースト」のプラットフォームだと定義しています。モバイルファーストとはスマートフォンやタブレットといったモバイル端末を最優先にデザイン設計やアプリ開発を進めることです。
小さな画面でも簡単に操作できるようなデザインやモバイル画面のサイズ・見え方を重視した広告と相性が良いといえます。Meta社は魅力的で創造性のあるデザインにし、人々の注目を集めるのが重要だとしています。
Instagramの特徴にストーリーズがあります。この機能は24時間限定で動画や画像を表示するものです。ストーリーズはInstagramのトップに表示されるため非常に目立ちます。ストーリーズには画像だけではなく文字やスタンプ、絵文字、手書き文字なども追加できるため、オリジナリティのあるものを作り出せます。
これらの特徴からわかるのは、InstagramはFacebook由来の正確なデータと視認性を武器としたSNSです。ターゲティング能力に優れているため、意図した層に広告を届けやすい仕組みだといえます。できるだけ見やすく、インパクトがある画像を中心とした広告を掲載することで、費用対効果が高い広告を掲載できる可能性がある媒体だといえるでしょう。
Instagram広告を使えば、Instagramのフィードに広告を出稿することができます。その際のターゲティングはほぼ通常のFacebookのニュースフィードに配信するFacebook広告と同じです。
つまり非常に細かくターゲティングすることが可能です。また、ユーザーがFacebook上に登録している情報やユーザーの購入行動、電子機器の利用状況など様々なデータを基にターゲティングするため、非常に精度が高いです。
Instagram広告を有効に使えば、広告を配信したいユーザーに正確にリーチすることができます。
Instagram広告には様々なターゲティングがあり、精度も非常に高いです。よく利用するターゲティングを順番にご紹介します。
Instagram広告で最も利用するターゲティングの1つかと思います。ユーザーのプロフィールをもとにターゲティングするため精度は非常に高いです。
Instagram広告で最も利用するターゲティングです。Facebookのプロフィールに登録された年齢や性別の情報を利用してターゲティングができるので、かなり精度が高いです。年齢ターゲティングでは13歳から65歳以上のユーザーまで配信ができます。どのターゲティングを設定するか困れば、まずは年齢や性別を切ることから考えれば良いでしょう。
国・地域や都道府県・州、市区町村、郵便番号、住所を入力して、その地域にいる人や、最近その地域にいた人、旅行中の人に広告を配信することができます。またそのエリアに広告を配信したくない場合はエリアを除外することもできます。
ユーザーの属性に合わせてターゲティングをすることが可能です。基本的にユーザーがFacebook上に登録した情報を基にターゲティングします。
人の興味・関心に基づいてターゲティングを設定することが可能です。Facebook上の趣味・関心、アクティビティ、「いいね!」したページなどの情報を基にターゲティングします。
Instagram広告のインタレストターゲティングの種類は非常に多いです。そのため商材に合ったインタレストを選ぶことができますが、ターゲティングを絞りすぎることで広告の配信量が出なかったり、CPM・CPCが高騰する可能性があるので注意が必要です。
ユーザーの行動データや電子機器の利用状況などの情報を基にターゲティングできます。
サイトにFacebookピクセルを設置することで、そのサイトに訪れたユーザーに再度Instagramのフィードで広告を配信することができます。サイトに流入したがコンバージョンに至らずに離脱したユーザーは、1度もサイトに訪れたことがないユーザーと比べてCVRが高い傾向にあります。彼らのようなコンバージョンの確度の高いユーザーにアプローチするためにリマーケティングは有効です。
Instagram広告ではユーザーのデータ(電話番号やメールアドレスなど)を利用して、ユーザーに広告を配信することができます。例えば初回購入したユーザーのメールアドレスや電話番号があれば、そのデータを使って彼らに定期購入を促す広告を配信することが可能です。または、既に購入したユーザーのメールアドレスや電話番号があれば、そのデータを使い彼らを広告の配信対象から除外することも可能です。
ユーザーのデータ(電話番号やメールアドレスなど)や、ユーザーのWebサイトやアプリ内での行動データ、Facebookページや広告に反応したユーザーのデータ、などの情報を基に彼らに類似するユーザーに広告を配信することができます。
例えば、今まで購入したことのあるユーザーのメールアドレスを集めて彼らと類似するユーザーをFacebookが抽出して広告を配信できたり、サイトにFacebookピクセルを埋めてそのサイトに訪れたユーザーと似たユーザーに広告を配信することも可能です。
アプリのプロモーションでは、アプリを使用した頻度が高いユーザーと似たユーザーに広告を配信できます。アプリを使用した頻度が高いユーザー=コアユーザー であるため彼らに類似したユーザーに広告を配信できるのは嬉しいですよね。
このようにあらゆるデータを基に、Facebookが類似するユーザーを抽出して広告を配信することができます。
以上がInstagram広告でよく実施するターゲティングです。基本的にInstagram広告でも、Facebook上のユーザーの登録情報や行動情報などをもとにターゲティングします。ターゲティングの種類は豊富なので、いろいろ試して獲得効率の良いターゲティングを見つけましょう!
Instagram広告ではFacebook広告同様に非常に細かいターゲティングをすることが可能です。そのため非常に細かくターゲティングを設定したくなりますが、推奨しません。理由は主に2つあります。
ターゲティングを細かく切りすぎることによって、CPCもしくはCPMが高騰する傾向があります。広告を配信する対象となるユーザーが少なくなれば、当然他社と入札の競争も激化して、CPC・CPMが高騰します。結果CPAが悪化するので、むやみに細かくターゲティングを設定することは推奨しません。
Instagram広告もFacebook広告と同様に、Facebookの自動最適化機能に従って広告を配信します。広告を配信した結果をもとに、Facebookがどのユーザーに広告を配信すればよいかを学習し、自動で質の高いユーザーに広告を配信してくれるようになります。
この自動最適化機能の精度を上げるために必要なのは、コンバージョンなどのデータです。ターゲティングを切りすぎることで、広告の配信量が減少し、コンバージョン等のデータの量が減少すると、Facebookが十分に学習することができません。
すると自動最適化機能の精度が下がり配信結果が悪くなるため、極力データの量を担保するためにもターゲティングを切りすぎないことを推奨します。
プロモーションの初動は基本的に「ブロード配信」、もしくは明らかにユーザーの年齢や性別が分かっている場合のみ「年齢・性別ターゲティング」を設定しますが、それ以上のターゲティングは設定しません。ある程度配信してデータが溜まった段階で、更にターゲティングを設定するか吟味します。初めからターゲティングを切りすぎることがないように注意しましょう。
Instagram広告ではFacebook広告同様に様々なターゲティングの種類があり、ターゲティングの精度も高いので、ピンポイントで訴求したいユーザーに広告を配信できます。GoogleやYahoo!と同様にプロモーションの軸となる広告なので是非マスターしましょう。
Instagram広告についてのその他参考記事はこちら: