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インターネット広告
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X(旧Twitter)広告は、幅広い世代が利用するX(旧Twitter)のタイムラインに広告を配信できるサービスです。自身のアカウントのトップページから簡単に作成できますが、出し方がわからない方も多いかもしれません。
そこで、この記事ではX(旧Twitter)広告の出稿手順や利用できない原因、成果を上げるためのクリエイティブのコツまで詳しく解説します。X(旧Twitter)広告を効果的に活用するための情報を提供することで、より多くの人々が広告の出し方について理解し、成功を収めることができるでしょう。
X(旧Twitter)広告の出し方は次のとおりです。
STEP 01:X(旧Twitter)広告アカウントを設定する
STEP 02:広告を作成する
STEP 03:広告ツイートの作成
STEP 04:詳細設定、配信開始
アカウント作成から配信開始まで、さらに詳しくみていきましょう。
まず、X(旧Twitter)広告を配信するために使用するアカウントを作成し、ログインします。その後、広告マネージャーにアクセスします。方法としては、X(旧Twitter)のトップページの右上にある「…」(三点リーダー)をクリックし、表示されるメニューから「プロフェッショナルツール」を選択し、その中から「X(旧Twitter)広告」を選びます。これにより、広告マネージャーにアクセスすることができます。
広告の配信地域と言語、キャンペーン目的を設定します。
最初に、広告の配信地域と言語をプルダウンから選択します。この項目を誤ると広告効果が期待できない地域に配信してしまうため、確実に選択しましょう。
続いて、広告キャンペーンの目的を選択します。上記5つの項目の中から最適な目的を選びましょう。それぞれの特徴は次の通りです。
今回は、「ウェブサイトの訪問者数」を選択して次に進みます。
広告テキストの作成と画像・動画の追加を行います。広告テキストは最大で140文字まで記載できます。ただし、長すぎる広告テキストは流し読みされる可能性があるため、キャッチコピーの工夫や改行、画像・動画との連携を意識して作成しましょう。視覚的な要素や短く分かりやすいメッセージを組み合わせることで、広告の効果を高めることができます。
続いて、配信をカスタマイズします。カスタマイズ次第でX(旧Twitter)項目のパフォーマンスが大きく変わるため、目的や希望などを明確化してから設定しましょう。
性別・年齢・地域を設定し、配信するユーザーを絞り込みます。設定項目は次のとおりです。
ユーザーが使用しているキーワードや似ているアカウントのフォロワー、利用しているデバイスなどに応じて、広告を届けるユーザーを設定します。設定項目は次のとおりです。
キーワード (オプション):
ユーザーが検索・ツイートしたキーワード、エンゲージメントしたツイートに含まれるキーワードなどを追加・除外する設定
フォロワーが似ているアカウント (オプション):
特定のアカウントのフォロワーと似た興味関心を持つアカウントにリーチする設定
オペレーティングシステム (オプション) :
オペレーティングシステムの指定により、ユーザーへリーチする機能(iOS・Android・その他のモバイル・デスクトップから選択)
興味関心:
特定の興味関心を持つユーザーにアプローチする機能
言語:
一般的に使われていない言語を話すユーザーにリーチしたい場合に設定する機能
広告の予算と配信スケジュールを設定します。設定した配信期間において、毎日の日別予算の上限に達するまで広告を配信します。
X(旧Twitter)広告の支払方法はクレジットカード払いのみです。アカウントページからもクレジットカードの登録が可能ですが、支払方法の選択項目からも登録できます。
X(旧Twitter)広告の成果は、X(旧Twitter)広告マネージャーで管理します。主な機能は次の通りです。
カスタムフィルター:
お支払い方法、目的、ステータス、キャンペーン名でフィルターをかけることで目的の広告キャンペーン、広告グループ、広告を簡単に見つける機能
カスタムデータ:
結果、結果あたりのコスト、結果レートを目的別に表示する機能。「データをカスタマイズ…」から他の測定データの表示も可能
オーディエンスの詳細情報:
キーワードや地域、公道、性別、言語、興味関心といったオーディエンスの内訳を表示する機能
アクティビティの履歴:
広告キャンペーン、広告グループの変更内容および実行者の情報を確認できる機能
チャートのカスタマイズ:
広告キャンペーン、広告グループ、広告の単位で任意のデータを表示し、重視したいKPIの進捗を視覚的に確認できる機能
X(旧Twitter)広告を利用しようとしても次に進めない、配信されないケースがあります。X(旧Twitter)広告を利用できない原因は次のとおりです。
クレジットカードが利用停止中や失効している場合、X(旧Twitter)広告を利用することはできません。また、X(旧Twitter)広告におけるクレジット限度額に達した場合も、広告の配信は停止されます。クレジットカードへの課金処理が正常に行われると、クレジット限度額が自動的に増加され、再びX(旧Twitter)広告を利用することができるようになります。
X(旧Twitter)広告およびツイートは、運営元によって広告規定の審査が行われ、規定を満たしている場合に配信されます。審査の状況は、X(旧Twitter)広告ページの「アカウント設定」で確認することができます。審査をスムーズに進めたい場合は、X(旧Twitter)広告サポートチームに問い合わせてください。彼らは迅速な対応をしてくれます。
予算または入札額が低すぎる場合、X(旧Twitter)広告のインプレッションが得られないか、非常に少なくなることがあります。入札額を上げることで、X(旧Twitter)広告の配信が正常化され、インプレッションが改善されます。予算は入札額に影響を与える仕組みですので、広告キャンペーンの予算上限額を増やすことをオススメします。これにより、広告の効果を最大限引き出すことができます。
ターゲティングの範囲が広すぎるまたは狭すぎる場合、広告のインプレッションが非常に低くなることがあります。ターゲティング設定に問題がないか確認し、適切に設定しましょう。
例えば、営業効率化ツールの広告を考えてみましょう。キーワードが「営業」とだけ設定されていると、営業を効率化したい人だけでなく、営業のコツやアポイントメントの取り方に興味がある人もターゲットとなります。そのため、「営業 効率化」というキーワードに変更するだけで、よりターゲットに合った広告が表示されるようになります。ターゲティング設定を見直すことで、広告の効果を向上させることができます。
X(旧Twitter)広告の目的は、フォロワーの増加やウェブサイトの閲覧数増加、リーチなどです。これらの目的を達成するためには、ユーザーが興味を示す広告を作成する必要があります。広告の文字数や文章の内容、画像・動画との関連付けなど、細かなポイントを押さえることで広告の完成度を高めることができます。
以下では、X(旧Twitter)広告のクリエイティブにおけるポイントについて詳しく紹介します。これらのポイントを意識しながら広告を作成することで、より効果的な広告を実現することができます。
X(旧Twitter)は、ユーザーの気持ちに寄り添いつつもインパクトを与える文言を推奨しています。ただし、インパクトだけを追求して商材の特徴やメリットを抜かないように注意が必要です。ユーザーは自分に合っている商材かどうかを判断するために、商材の特徴やメリットを知る必要があるからです。
また、140文字を改行無しでツイートすることも、読み飛ばしにつながります。会話調にする、適度に改行する、ユーザーの悩みに対して訴求する、といったポイントを押さえるようにしましょう。
商品やサービスのメリットを整理し、効果的に訴求することも重要です。上記の例は、効果が期待できるクリエイティブの成功例と失敗例です。失敗例では、広告が「何を行なっているか」を示しつつユーザーに「お願い」をしていますが、これは購入や来店にはつながりにくいアプローチです。
一方、成功例では、メリットを簡潔に伝えることに重点を置いています。広告には「買ってください」「来てください」といった呼びかけを直接記載するよりも、ユーザーが自らアクションしたくなるようなメリットを簡潔に示す方が効果的です。
ユーザーが広告を見た際に、どのようなメリットや価値が彼らにもたらされるのかを明確に伝えることが重要です。それによってユーザーが自発的にアクションを起こしたくなる動機付けが生まれます。広告を見たユーザーが自分自身に合うと感じ、関心を持ち、アクションを起こしたくなるようなメッセージを簡潔かつ魅力的に伝えるよう心がけましょう。
メリットを認識したユーザーの行動を促す文言を広告に入れましょう。失敗例では、リンク先がどのページなのかが明確でないため、ユーザーはアクセスすべきかどうか迷ってしまいます。成功例では、資料請求や見積もりを取るために必要な行動を簡潔に示しているため、ユーザーは迷うことなくリンク先にアクセスすることができます。
ユーザーが広告に興味を持ち、メリットを認識した後は、次にどのようなアクションを起こすべきかを明確に伝えることが重要です。例えば、「資料請求はこちらから」「見積もりを取るにはリンクをクリック」などの具体的な行動を促す文言を広告に盛り込みましょう。これによってユーザーは迷わずにアクションを起こせるようになります。
また、リンク先のページがどのような内容かも明確に示すことも重要です。ユーザーがリンク先のページにアクセスすべきかどうか判断するためには、そのページがどのような情報やサービスを提供しているのかを知る必要があります。広告内に短くても分かりやすい説明を盛り込み、ユーザーがリンク先にアクセスする意欲を高めましょう。
ユーザーに対して具体的な行動を促し、リンク先の内容を明示することで、広告からのアクションをスムーズに促すことができます。ユーザーが広告を見た後にどのような行動を起こすべきかを明確に示し、ユーザーが迷うことなくアクションを起こせるような広告を作成しましょう。
X(旧Twitter)広告の費用は、広告のタイプやジャンル、競合状況などによって異なるため、一概には言えません。ただし、一般的には入札額や予算に応じて広告の配信範囲や頻度が決まります。
月額10万円以上の予算を設定する場合、それに応じた広告の配信や効果測定のための分析に十分な資金を割くことができます。また、本格的に運用するためにはさらに多くの予算が必要となることがあります。具体的な費用は広告の目的や戦略によって異なりますので、適切な予算設定には広告の専門知識や目標に基づいた計画が必要です。
広告予算を設定する際には、目的やターゲットを考慮し、予算と効果のバランスを見極めることが重要です。予算を適切に設定し、分析にも注力することで、より効果的なX(旧Twitter)広告キャンペーンを展開することができます。
X(旧Twitter)広告のサイズ規定は次のとおりです。
画像広告 | 動画広告 | ||
アプリボタン付きの画像広告 | アスペクト比1.91:1の場合、800px × 418pxを推奨 アスペクト比1:1の場合、800px × 800pxを推奨。 | 独立した動画広告 | アスペクト比1:1の場合、1200px × 1200pxを推奨 アスペクト比16:9の場合、1920px × 1080pxを推奨 |
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カンバセーションボタン付きの画像広告 | アスペクト比1.91:1の場合、 | ウェブサイトボタン付きの動画広告 | アスペクト比16:9の場合、800px × 450pxを推奨 アスペクト比1:1の場合、800px × 800pxを推奨 |
投票付きの画像広告 | アスペクト比1.91:1の場合、800px × 418pxを推奨 アスペクト比1:1の場合、800px × 800pxを推奨 | アプリボタン付きの動画広告 | アスペクト比16:9の場合、800px × 450pxを推奨 アスペクト比1:1の場合、800px × 800pxを推奨 |
ウェブサイトボタン付きの画像広告 | アスペクト比1.91:1の場合、800px × 418pxを推奨 アスペクト比1:1の場合、800px × 800pxを推奨 | カンバセーションボタン付きの動画広告 | アスペクト比16:9の場合、800px × 450pxを推奨 |
独立した画像広告 | アスペクト比1:1の場合、1200px × 1200pxを推奨 アスペクト比1.91:1の場合、1200px × 628pxを推奨 | 投票付きの動画広告 | アスペクト比16:9の場合、800px × 450pxを推奨 アスペクト比1:1の場合、800px × 800pxを推奨 |
(引用:X(旧Twitter)「広告クリエイティブの仕様」)
スマホからでもX(旧Twitter)広告の出稿は可能です。X(旧Twitter)公式アプリの最新バージョンを使用しましょう。
個人・法人のいずれも利用できます。個人と法人のアカウント作成において違いはありません。また、法人よりも個人、個人よりも法人が優先的に広告表示される仕様でもないため、公平にオークションに入札できます。
X(旧Twitter)広告は、月間利用者数4,500万人(2017年10月時点)のX(旧Twitter)に広告を出稿できるサービスです。広告アカウントの作成から目的や詳細の設定、広告ツイートや画像の入稿など、さまざまな手続きを経て出稿します。X(旧Twitter)広告の運用を成功させるには、効果測定とデータに基づいた施策改善が欠かせません。
自社で広告運用の時間を確保できない、ノウハウがないため成功できる自信がない、プロに任せたいといった場合は、広告運用の専門家に相談することをオススメします。