SEOとは?SEO対策で上位表示する効果的な施策と事例
SEO対策
2024.12.05
NEW
更新日:2024.07.04
公開日:2023.04.07
タイムリーな拡散力が特徴のX(旧Twitter)は、世界で3億人以上の利用者を誇る強力なSNS媒体です。そんなX(旧Twitter)での広告出稿は、自社商品・サービスの認知拡大と販売促進に効果的です。
本稿では、X(旧Twitter)広告を出稿する方法を期待できる効果や費用感とあわせてご紹介します。
X(旧Twitter)上の広告では、全角140文字の短い文章で状況に応じたタイムリーな広告の発信が可能です。どのような特徴があるのかや、広告出稿によりどのような効果が期待できるのかを解説します。
X(旧Twitter)広告は、X(旧Twitter)の画面上に他のツイートに混在する形で出稿できる広告です。X(旧Twitter)アカウントさえあれば、テキストのみで簡単に投稿できるため、専門知識がなくても手軽にはじめられます。InstagramやFacebookと異なり、アカウントを複数所持が容易で、匿名で利用しやすい点が特徴です。20種以上のオプション機能があり、自社の商品・サービスを拡散するのに適したフォーマットを使用できる、自由度の高い広告媒体です。
Twitteは、140文字以内でテキスト情報と画像・動画を投稿できるのが特徴です。ユーザーの投稿内容は、他愛もない日常のつぶやきから時事問題へのコメントまで多種多様です。誰もが手軽に匿名で参加できます。フォローした相手の投稿内容をそのまま自身のアカウントで投稿する「リツイート」機能をはじめ、情報の拡散性が高い媒体です。
X(旧Twitter)広告を実施することで期待できる主な効果を、3つご紹介します。
X(旧Twitter)は10〜20代の利用者が多いSNSです。タイムリーな情報が飛び交うため、流行に敏感な若い世代に広く受け入れられています。Webユーザーの中でも、特に若い世代へのアプローチを検討している場合は、X(旧Twitter)広告の実施がオススメです。
X(旧Twitter)上では気に入った投稿に対して、その投稿に「いいね」を押したり、引用リツイートしたりすることが容易です。ターゲットの興味・関心をキャッチし、適切なタイミングで投稿できれば、「いいね」やリツイートが増え、広い拡散が期待できます。
X(旧Twitter)広告には、ユーザーが特定のテーマに対し「投票」できる機能や、アプリダウンロード画面や特設ページへのリンクボタンを設置する機能などがあります。自社の広告を自由にカスタマイズし、ターゲットにより響くクリエイティブをつくれる点が魅力です。初心者でも簡単に設定ができます。
X(旧Twitter)広告では、用途に合わせたさまざまな広告フォーマットが提供されます。どのような広告の種類があるのか、ご紹介します。
通常のツイート形式による広告パターンです。ユーザーに幅広く情報を届けたり、商品購入やサービス成約に到達するのに有効です。「テキスト(文章)」「動画」「画像」を広告に使用できるほか、水平方向に画像や動画をスワイプさせられる「カルーセル広告」や、複数の投稿をまとめて表示する「モーメント広告」の形式があります。
(参考:X(旧Twitter)公式|プロモ広告について教えてください。)
投稿によって認知を拡大し、フォロワーを獲得するのに特化した広告パターン。ユーザーのタイムラインや検索画面に表示され、自社アカウントのフォローボタンとともに画像や動画を表示できます。自社アカウントをフォローしておらず、自社と関連性の高いユーザーをX(旧Twitter)機能で絞り込み配信することが可能。
X(旧Twitter)社と提携している動画配信サービスのアカウントに動画を出す広告パターンです。X(旧Twitter)上で流れる数多くのハイライト動画の前後に、最大2分20秒の動画広告を流せます。関連性の高い動画コンテンツを選んで自社の広告コンテンツを出稿できます。より自社商品・サービスへの関心度合いが高いユーザーに向けたアプローチが可能です。
(参考:X(旧Twitter)公式|オーディエンスの受容度が高い広告フォーマット: X(旧Twitter) Amplify)
タイムラインや[話題を検索]タブの上部に表示する広告パターンです。1日の最初にタイムライン上へ広告を表示する「タイムラインテイクオーバー」と、トレンドに連動して[話題を検索]タブに広告を表示する「トレンドテイクオーバー/トレンドテイクオーバープラス」の2種類があります。
フォローしたアカウントの投稿をみたり、検索して調べたりする画面への広告であるため、情報収集しようとするユーザーに効率よく広告を表示できる点がメリットです。
リアルタイムで情報発信できる広告パターンです。自社商品・サービスの利用シーンを動画でみせたり、生放送ならではの臨場感を伝えるのに有効な手段です。タレントが生配信にX(旧Twitter)のライブ機能を使用するなど、徐々に機能の認知が上がっているため、使いこなすと強力な武器として活用できます。
X(旧Twitter)利用者の行動履歴や閲覧状況のデータをもとに、自社商品・サービスに関する情報を表示させる広告パターンです。商品購入やサービス成約を目的とする広告出稿で力を発揮します。
アカウントページや自社サイトに1度訪問したことがあるユーザーに、再度アプローチできるのに加えて、行動履歴の情報から、自社Webサイトに1度も訪れたことがないアカウントにも、関連が高い商品広告の表示が可能です。
(参考:X(旧Twitter)公式 |ダイナミック商品広告キャンペーンを作成する)
メインとなる大きな画像と、複数の小さな画像を組み合わせ、ショップサイトのような見た目で表示する広告パターンです。個々の画像それぞれにリンク先を付与できます。複数商品のラインナップがあり、見栄えの良い商品と相性バツグンです。ぜひ活用してください。
X(旧Twitter)広告をはじめて実施する上で気になるのが、毎月発生する広告費です。X(旧Twitter)広告での出稿枠は「いくら入札したか」と「広告品質」により、各社への枠の割り振りが決まります。
広告品質は、ユーザーが広告にいいねやリツイート等の反応をしているか、ツイート内容が興味・関心とマッチしているか、最新の話題を投稿しているかを項目ごとに点数化しています。単に費用をかけるだけでなく、A/Bテストを実施するなど広告内容の精度を高めながら広告運用することが重要です。
X(旧Twitter)広告は以下の6つの課金方式を採用しています。それぞれの費用相場は以下の通りです。
広告が表示される(CPM) | 1000回表示されるごとに400~650円 |
特定のリンクがクリックされる(CPC) | 1回クリックされるごとに24~200円 |
アプリがダウンロードされる(CPI) | 1回ダウンロードされるごとに100~250円 |
いいねやリツイートなどがされる(CPE) | 1回行動が発生するごとに40~100円 |
広告アカウントがフォローされる(CPF) | 1アカウントからフォローされるごとに40~100円 |
動画が視聴される(CPV) | 1回視聴されるごとに5~20円 |
広告の入札額は入札方法により変動します。3つのパターンから設定方法を選べるので、下記の表を参考にしてください。
初心者で入札額をいくらにすればいいかわからない場合は、状況を踏まえて自動的に最適な価格を設定してくれる「自動入札」がオススメです。
自動入札 | 競合他社の広告出稿・入札状況から設定可能な入札額を自動的に算出し入札する方法。入札額を自分で設定せずに済むので、初心者でも安心してはじめられる。 |
上限入札単価 | 広告ごとに上限の金額を設定し入札する方法。自社の広告状況を踏まえて、適切な費用管理が可能。 |
目標入札単価 | 広告ごとに目標金額を設定し、目標の範囲内で自動的に最適化された金額を算出し入札する方法。キャンペーンの目的により選択可能。 |
X(旧Twitter)広告で発生する費用は、実際にユーザーが特定の行動を起こしたときのみ発生します。効果が得られる確証がない段階で、博打的に広告費を投下する必要はありません。
費用が発生する「特定の行動」は、X(旧Twitter)広告の目標をどう設定したかにより、選べる内容が異なります。
例:
『フォロワー数を増やす』を目標にした場合 ⇒ フォロワーが増えるごとに費用が発生する
『広告を拡散したい』を目標にした場合 ⇒ いいねやリツイートなどの行動が起こる度に費用が発生する
実施メニューの1か月の平均運用金額は、およそ10~30万円です。手軽な価格帯から始めて、費用対効果をみながら増減させていくことをオススメします。
(参考:X(旧Twitter)公式|入札とオークションに関するよくある質問)
X(旧Twitter)の公式サイトには、X(旧Twitter)広告を実施した企業の成功体験が掲載されています。どのような企業がX(旧Twitter)広告に向いているのか、成功事例をもとにご紹介します。
(引用:X(旧Twitter))
LINE公式アカウントの機能を拡張するツール「Lステップ」を提供する株式会社Maneql。BtoB企業でX(旧Twitter)広告を導入し、成功した事例の1つです。新規顧客へのアプローチを最大の目的とし、X(旧Twitter)広告を導入して、2年間で売上500%伸長を達成しました。
成功事例では、X(旧Twitter)広告のメリットとして遊び心のあるクリエイティブがつくれることが挙げられています。イラストや動画、タレント起用など、工夫されたクリエイティブを投下することで、ターゲットの目をひき、費用対効果が見合う広告出稿が実現できます。
ターゲットとなるユーザーの心を掴むクリエイティブにどこまでこだわれるかが、X(旧Twitter)広告の実績を大きく左右した事例です。
(引用:X(旧Twitter))
ひとり暮らしの方をターゲットに、健康的な食事を定期モデルで宅配するサービス「nosh」でおなじみのナッシュ株式会社。新規顧客へのアプローチと並行して、フォロワーとのコミュニケーションに力を入れています。2021年より本格的にX(旧Twitter)の運用を開始しました。クリエイティブに関するミーティングは毎週実施、反応のよいツイートや利用者さまの声をタイムリーに拾い、翌週の発信に反映させるようにしています。
その結果、新規注文数がいままでの4.8倍にまで増加しました。タイムリーさがウリのX(旧Twitter)で実績を出すには、広告出稿やユーザーとのコミュニケーションを適切なタイミングで柔軟に取り組む必要があります。複数人数でX(旧Twitter)広告を運用する体制を整えることが、結果を出す近道です。
X(旧Twitter)広告をはじめてみたい場合、実施する設定方法をご紹介します。
X(旧Twitter)上で広告を出稿するには、自社のアカウントが必要です。アカウントがない場合は、メールアドレスを用意した上で、アカウント作成をしてください。
X(旧Twitter)広告の管理ページでは、最初に在住する国・時間の標準について選択する画面が表示されます。自身の国籍・標準時間を選択してください。X(旧Twitter)広告の管理画面で、支払い方法や利用金額の上限、税金の設定など必要事項を設定できる項目があります。広告実施前に、管理画面の右上(アカウント名)部分をクリックして、必要な設定を入力してください。
「広告の目的」を選択します。選べる目的は下記の通りです。
リーチ | X(旧Twitter)上での認知を増やす |
動画の再生数 | 特定の動画の再生数を増やす |
プレロール再生 | X(旧Twitter)社と提携した動画コンテンツ内で表示する広告の再生数を増やす |
アプリのインストール数 | アプリのインストールを増やす |
Webサイト訪問数 | 特定のWebサイトの訪問数を増やす |
エンゲージメント数 | いいねやリツイートの数を増やす |
フォロワー数 | フォロワーの数を増やす |
アプリのリエンゲージメント数 | アプリの起動、アプリ内での行動を増やす |
目的に沿って広告の種類が決まります。自社の事業展開に合う目的を選択してください。
テキスト・画像・動画などのクリエイティブを用意し、管理画面から投稿します。自社商品・サービスを手にしてほしいターゲット顧客像を明確にイメージするのがポイントです。ターゲットの嗜好や悩み・解決したい理想がイメージできると、必要な言葉選びやビジュアルが自ずと浮かびます。自社商品・サービスを深く理解し、ターゲットに対してどのような切り口で、どのような表現で魅力を伝えるか考えましょう。
クリエイティブをつくる上でのポイントは、過去に掲載した記事をご覧ください。
広告は出稿すれば終わりではありません。指標となる数値目標を設定し、効果計測やクリエイティブ改善を繰り返しながら、費用対効果を意識して運用していくことが求められます。実績確認やクリエイティブ改善の作成は、いつ・どこで・誰が・どのように進めるのかを社内の人員体制を含めて、運用方法を明確にして出稿にのぞみましょう。
はじめてX(旧Twitter)広告を運用するのは不安がつきものです。成功し結果を残すために、ぜひおさえていただきたい運用ポイントをご紹介します。
アカウントさえあれば問題なく広告を出稿ができます。ただし、X(旧Twitter)上で出てくる広告だけで顧客にアプローチしたり成約まで至らせるのは至難の業です。大事なのは、ブランドの価値をターゲットとなるユーザーに、わかりやすく魅力的に伝えることです。
通常アカウントからの定期的な投稿に加えて、コメントをくれたユーザーへのこまめな返信などを実施することで、あたたかみのあるコミュニケーションを図れます。最終的に広告の費用対効果にも影響する施策です。
X(旧Twitter)は管理画面から、出稿した広告の実績を確認する「アナリティクス」機能を搭載しています。具体的には「広告の表示回数」「いいねへの反応」「成果につながる行動」が項目として解析可能です。出稿した広告の実績をこまめに調べることが必要です。忙しい中でも定期的に数値実績が確認できるよう、事前に運用方針として解析する頻度や時期を決めて実施してください。
SNSの分析方法については、下記の記事を参考にしてください。
広告に使用するテキスト・画像・動画といったクリエイティブは、広告の実績を左右します。計測した結果をもとに、定期的に精査・改善しましょう。
複数パターンの文面・デザインを用意し、同時に出稿して効果を比較する「ABテスト」を実施することで、よりよいクリエイティブパターンを見抜けます。
X(旧Twitter)広告は、費用設定や細かい設定が簡単で、初心者でも気軽にはじめられる広告です。ただし、運用して結果を出すには専門的な知識が必要です。社内に知見がなく単独での運用が難しい場合は、広告代理店への業務委託の検討をオススメします。弊社PLAN-Bでも、広告運営に関するサポートを随時承っております。ご相談やアカウント診断は全て無料です。お気軽にお問合せください。
X(旧Twitter)広告を効率的・効果的に運用できれば、いままでアプローチできなかったWebユーザーに自社商品・サービスを知ってもらえます。本記事で紹介した出稿の手順や運用のポイントを参考に、さらなる認知拡大を実現してください。
X(旧Twitter)広告についてさらに深く学びたい場合は、マーケティングやX(旧Twitter)広告の書籍をまとめた下記の記事がオススメです。ぜひ参考にしてください。
インターネット広告の運用は、実績のあるプロに任せることをおすすめします。PLAN-BのWeb広告運用サービスは、継続率93.7%で国内上位2%の運用力があります。目先の利益ではなく、顧客の持続的成長を第一に考えるとともに、期待以上の成果を出すことに注力しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。