知っているようで知らない? Instagram広告の入稿規定を徹底解説

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    Instagramは2010年に登場して以降、その市場規模をどんどん拡大しています。商品のアプローチに、Instagram広告を使用している企業も数多くあり、その宣伝効果に大きな注目が集まっています。

    Instagramには誰でも広告出稿することができ、広告の種類や配信面は様々です。しかし、広告の種類や配信面ごとに入稿規定があり、規定に則っていない場合は審査に落ち配信できません。ということで、審査落ちしないためにも本稿ではInstagram広告の入稿規定について解説します。

    Instagram広告とは

    Instagramの広告とは、ユーザーがフォローしているアカウントと同じように、Instagramのフィードなどに画像・動画で掲載される広告です。性別、年齢、興味、行動などのデモグラフィック情報や行動履歴を基に、ターゲティングを行うことが可能です。

    またInstagramの広告にはCTA(コール・トゥ・アクション)と呼ばれるアクションを促すためのボタンを設定することができます。すなわち、的確なInstagramの広告運用を行なうことで自社サイトに誘導したり、ひいては商品やサービスの購入に効率よくつなげることが可能です。

    Instagram広告の種類における入稿規定

    前述のとおり、Instagramに広告を出稿する際は、広告の種類や配信面ごとに規定があります。まずは広告の種類における規定について見ていきましょう。

    動画広告

    Instagramのユーザーに向けて、商品やサービスを宣伝するための動画広告のことです。動画広告は、最大60秒の長さで掲載できます。特徴は、フィード・ストーリーズ・発見タブ・リールとすべての配信面に対応しており、画像では伝えきれない情報も伝えることができることです。

    また動画広告の他のメリットは「音と画像を組み合わせて配信できるところ」でしょう。視覚だけでなく聴覚で訴えることができるのは動画広告の強みです。

    規定サイズ

    ファイルの種類

    jpg、png

    ファイルサイズ

    30MB

    正方形

    ピクセル数:600×500px(最小)

    横型

    ピクセル数:600×315px(最小)

    縦型

    ピクセル数:600×750px(最小)

    アスペクト比

    1:1または1.91:1

    テキスト数

    2,200文字(最大)

    テキスト内ハッシュタグ数

    20個(最大)

    画像広告

    Instagram広告の中で一番シンプルなのが画像広告です。画像とハッシュタグ等のテキストを組み合わせた広告であり、画像付きの記事を投稿するだけで作成できます。ハッシュタグを使いこなすことで、自社ブランドの認知を高めることも可能です。

    規定サイズ

    ファイルの種類

    jpg、png

    ファイルサイズ

    30MB

    正方形

    ピクセル数:600×500px(最小)

    横型

    ピクセル数:600×315px(最小)

    縦型

    ピクセル数:600×750px(最小)

    アスペクト比

    1:1および4:5~1.91:1

    テキスト数

    2,200文字(最大)

    テキスト内ハッシュタグ数

    20個(最大)

    カルーセル広告

    複数の画像や動画をスライドショー形式で表示する広告形式のことです。1つの広告枠内に、最大10枚の画像や動画を配置することができます。1つの広告枠で複数の画像や動画を見せることができるため、商品の特徴や魅力を伝えるためのストーリーテリングがしやすくなります。また、複数の商品やサービスを同時に宣伝することができるため、広告の効果的なキャンペーン運用ができる点もメリットの一つです。

    規定サイズ

    ファイルの種類

    jpg、png

    画像サイズ

    30MB

    画像/ビデオのサイズ

    画像:30MB
    ビデオ:4GB

    横型

    ピクセル数:600×315px(最小)
    アスペクト比:1.91:1

    正方形

    ピクセル数:600×500(最小)
    アスペクト比:1:1

    テキスト数

    125文字(最大)

    テキスト内ハッシュタグ数

    30個(最大)

    コレクション広告

    複数の商品やサービスをアピールするための広告形式の1つです。複数の画像や動画を、製品の詳細ページへのリンクを含め1つの広告枠内にまとめて表示することができます。また、ユーザーが広告をクリックした際には、コレクション内の個々の商品の詳細ページに飛ぶことも可能です。

    規定サイズ

    ファイルの種類

    jpg、png

    画像サイズ

    30MB

    ビデオのサイズ

    ビデオ:mp4またはmov形式

    横型

    ピクセル数:600×315px(最小)
    アスペクト比:1.91:1

    正方形

    ピクセル数:600×500(最小)
    アスペクト比:1:1

    テキスト数

    2,200文字(最大)

    テキスト内ハッシュタグ数

    30個(最大)

    ストーリーズ広告

    Instagramのストーリーズ機能を利用した広告のことです。ストーリーズ機能は、Instagramのユーザーが写真や動画をアップして、24時間限定で公開され、ユーザーにリアルタイムな情報やキャンペーンを伝えることができます。1日あたり5億以上のストーリーが投稿されており、ユーザーの目に留まりやすいといわれています。臨場感があり「今」に特化したSNSです。また、スマートフォンの画面にフルスクリーンで表示されるタイプであることも特徴です。

    規定サイズ

    ファイルの種類

    jpg、png

    画像サイズ

    30MB

    ビデオのサイズ

    ビデオ:mp4またはmov形式

    アスペクト比

    9:16

    動画に要する秒数

    1~15秒

    テキスト数

     125文字(最大)

    テキスト内ハッシュタグ数

    30個(最大)

    Instagram広告の配信面における入稿規定

    Instagramには配信面が4つあります。それぞれの特徴を活かして、自社のアピールにつなげましょう。

    • ストーリーズ
    • フィード
    • 発見タブ
    • リール

    ストーリーズ

    一般ユーザーのストーリーズ投稿の間に表示され、フルスクリーンで広告が表示されます。ストーリーズ最大の特徴は24時間で消えるということです。つまりストーリーズの閲覧者はよりリアルタイム性の高い情報を求めているケースが多いでしょう。

    規定サイズ

    縦横比率

    9:16

    解析度

    1,080×1,080ピクセル以上

    掲載できる広告

    画像・動画・カルーセル・コレクション

    フィード

    フィードはInstagramのタイムライン的なものです。一般ユーザーの投稿の間に表示されるので、広告を違和感なくユーザーに見てもらうことができます。

    規定サイズ

    縦横比率

    正方形「1:1」もしくは横長「1.91:1」、縦長「4:5」

    解析度

    500×888ピクセル以上

    掲載できる広告

    画像・動画・カルーセル・コレクション

    発見タブ

    発見タブとは、ユーザーがまだフォローしていないアカウントや、ユーザーが興味を持っているトピックやハッシュタグなどに基づいて、新しい投稿を発見できる場所です。Instagramのアルゴリズムによって、ユーザーが興味を持つ可能性の高い広告を表示するため、広告出稿する側にとっては効果的な広告運用が期待できます。

    規定サイズ

    縦横比率

    9:16

    解析度

    500×888ピクセル以上

    掲載できる広告

    画像・動画

    リール

    リールは15秒以内のショート動画コンテンツであり、TikTokやストーリーズと似た形式で表示されます。ストーリーズと違うポイントは、音源を使って投稿できるという点です。商品やサービスを簡潔にアピールすることが求められますが、ショート動画という形式から多くのユーザーにアプローチすることができます。

    規定サイズ

    縦横比率

    9:16

    解析度

    500×888ピクセル以上

    掲載できる広告

    動画

    Instagram広告の料金

    Instagram広告は配信の形式によって、広告の料金が決まります。課金方式は以下の通りです。

    • クリック課金制CPC
    • インプレッション課金(CPM
    • アプリインストール課金(CPI)
    • 動画視聴課金制(CPV)

    クリック課金制(CPC)

    広告主が広告掲載サイトに掲載した広告に対して、ユーザーがクリックした場合にのみ広告料金が発生する方式です。したがって、掲載されているだけでは課金対象とはなりません。

    インプレッション課金(CPM)

    広告が表示された回数に応じて広告料金が発生する方式です。フィード内に広告が表示される回数が1,000回カウントされる度に課金対象となります。

    アプリインストール課金(CPI)

    広告をクリックしてアプリをダウンロード・インストールしたユーザー数に応じて広告料金が発生する方式です。つまり、スマホユーザー向けの広告であり、Instagramはスマホユーザーが圧倒的に多いので親和性は高いでしょう。

    動画視聴課金制(CPV)

    広告動画を視聴した回数に応じて広告料金が発生する方式です。動画が10秒以上再生された場合、課金対象となります。

    目的によって、課金形態を決めることにより効率よく広告を出稿することができますね。一方、どの課金方式にもデメリットがあるので、予算と照らし合わせながら過剰なコスト増加にならないように注意しましょう。

    Instagram広告を使うメリット

    Instagram広告にはメリットが数多くあります。導入しようか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

    • ターゲットを細かく絞れる
    • ユーザー層に特徴がある
    • 低予算から出稿可能

    ターゲットを細かく絞れる

    InstagramはFacebookと同じMeta社が運営しています。そのため、Instagram広告は膨大なユーザーデータを持つFacebookの情報を利用でき、精度の高いターゲティングを実現します。

    • 地域
    • 年齢
    • 性別
    • 職業
    • 趣味・関心事 など

    メールアドレス、電話番号、アプリ利用履歴、サイトの訪問履歴などを基に既存の顧客にリーチできるカスタムオーディエンスや、既存のカスタムオーディエンスと類似した属性や興味関心を持つユーザーを見つけアプローチできる類似オーディエンスなどのターゲティング設定も可能です。

    ユーザー層に特徴がある

    Instagramは他のSNSと比較して、若年層や女性の利用割合が非常に高いです。令和3年度の総務省の調査データによると、20代の78.6%がInstagramを利用しています。もし、若年層や女性をターゲットにしているのであればInstagramに広告出稿すると大きな効果を発揮するかもしれません。

    低予算から出稿可能

    最低は1ドルから出稿できます。もちろん、少なすぎると広告の表示もその分少なくなってしまうので、日本円で月2万円から3万円程度の予算から出稿することが可能です。

    例えば、1日あたりの最大広告費用を設定することができます。これをデイリーバジェットと呼び、広告が1日あたりの予算に達すると終了です。

    Instagram広告を使うデメリット

    メリットがあれば当然、デメリットも存在します。Instagram広告の主なデメリットは以下のとおりです。

    • 他社との競争が激化する可能性がある
    • フォロワー数の多いアカウントやインフルエンサーとの差別化が困難

    他社との競争が激化する可能性がある

    Instagram広告のメリットに注目して、多くの企業がInstagramで広告を出稿しています。より多くの広告主がInstagram広告に参入し、競争が激化すると広告費用が高くなる可能性があるでしょう。

    フォロワー数の多いアカウントやインフルエンサーとの差別化が困難

    Instagramでは広告主がアカウントを持っている場合、自分のフォロワーに広告が表示されることがあります。しかし、インフルエンサーや有名人と比較すると、フォロワー数が少ない場合、広告の影響力や信頼性が低くなる可能性も否めないでしょう。

    まとめ:Instagramの入稿規定を確認して広告運用しよう

    いかがでしたでしょうか。Instagramでは、広告の種類や広告の配信面などが多岐にわたります。また、種類によって広告サイズの規定が異なってきますので、Instagramで広告出稿を検討している際は必ず確認するようにしましょう。

    他にもInstagramで広告を出す際のメリットやデメリットも理解しておくことで、効果的な広告運用につながります。