【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.09.25
公開日:2023.04.14
SNS広告とは、X(旧Twitter)やYouTube・LINE・Instagram・TikTok・Facebookなどの、SNS上で配信される広告のことです。種類豊富な配信方法から選べるため、届けたい人に届けたい形で情報を発信できるのが魅力です。
本稿ではSNS広告のメリットや各種特徴、成功事例などを解説します。ぜひご覧ください。
SNS広告を配信するメリットは主に3つあります。以下より具体的に解説します。
SNS広告では、SNSを活用している人の個人情報を元に、細かくターゲットを絞って情報を届けられる点がメリットです。SNSはアカウント作成の際に、「性別」「年齢」「住まい」などを登録します。アカウントの情報から、特定の人物像に対して広告の配信が可能です。
例えば、 「自社の拠点と同じ県内に住む30代女性」など、詳細なターゲットに的を絞ってアプローチできます。フォローやいいね・シェアなどのアクションが加わると、アクションした内容に基づいて、さらに狭い範囲のターゲット層に対してアプローチできる点が強みです。
SNS広告を活用することで、まだ自社商品を知らない人や、自分の抱えている課題に気づいていない人に向けて情報を届けられます。多くのユーザーは、自分のニーズと異なる広告が一方的に表示されるのを不快に感じます。
その点、SNS広告は各SNSのタイムラインに違和感のない形態で作っているため、ユーザーに苦手意識を持たせないアプローチが可能です。場合によっては、幅広く拡散される可能性があります。
SNS広告には 配信先や表示方法に多くの種類があります。自社商品の特徴や、広告を配信する目的に合わせて選べるのがメリットです。例えば、LINEは他のSNSに比べて圧倒的多数のユーザーが利用しています。中でも、トークリストの上部に表示される広告は見られる可能性が最も高い場所です。年齢や性別など関係なく、大勢の人にアプローチをかけたいときに適しています。
写真や動画など、表示方法にこだわることで、期待する広告効果を得られる可能性が高まります。
X(旧Twitter)の特徴は、性別問わず30代以下の若年層が多く利用していることです。匿名性が高く、Facebookほどの細かい個人情報はありません。ただし、フォローやいいねのアクションで、関心ごとがわかります。自社商品に関係のあるアカウントをフォローしていたり、つぶやきをいいねしているユーザーに情報を発信できるのが魅力です。
7種類のX(旧Twitter)広告を紹介します。
プロモ広告
フォロワー獲得広告
X(旧Twitter) Amplify
X(旧Twitter)テイクオーバー
X(旧Twitter)ライブ
ダイナミック商品広告
コレクション広告
通常のつぶやきと同じように配信されます。
タイムラインや検索結果などに配信されます。アカウントのフォロワー獲得のため、フォローするボタンが自動挿入できます。
スポーツ関係のハイライト動画など、多くの人の目に入る可能性が高い動画の前後に配信されます。
タイムラインやトレンドの上部に配信されます。
新商品の発表会やトークライブなど、生放送が配信されます。
特定のユーザーに向けて、適切なタイミングで適切な商品の宣伝が配信されます。自社のWebサイトを訪問したものの購入に至っていなかったり、同じような商品を探しているユーザーにアプローチします。
メイン画像の下に、小さなサムネイルで複数の商品画像を掲載できます。商品ごとのランディングページに飛べるよう設定可能です。
X(旧Twitter)広告費用の決まり方は、以下の6つです。
X(旧Twitter)広告は、以下の手順で出稿します。
STEP 01:宣伝に使いたいつぶやきを投稿する
STEP 02:キャンペーン作成ページで、広告を設定する
STEP 03:必要項目を設定して出稿する
YouTube広告は、ユーザーが選んだ動画の前後や合間に流れます。興味のある動画を見ようとすると目に入るので、多くの人に届きやすいのが特徴です。
5種類のYouTube広告を紹介します。
YouTube動画の最初や最後、途中に配信されます。広告動画開始5秒後にスキップできるものと、最後までスキップできないものがあります。
YouTubeの動画内ではなく、関連動画や検索結果一覧に混ざって配信されます。
YouTube動画の最初や最後、途中に配信されます。Google動画パートナー上のWebサイトやアプリにも配信されます。広告動画開始6秒後にスキップ可能です。
YouTubeの動画内ではなく、Google動画パートナー上のWebサイトやアプリに配信されます。
YouTubeのホーム画面上部に配信されます。
YouTube広告費用の決まり方は、以下の3つです。
YouTube広告の出稿手順は以下の通りです。
STEP 01:広告コンテンツを作成する
STEP 02:YouTubeアカウントを作成し、コンテンツをアップロードする
STEP 03:Google広告で必要項目を設定して出稿する
LINEは、年齢や性別問わず多くの人が利用しています。そのためLINE広告は、他のSNSと比べてより幅広い層の人たちの目に入る点が大きなメリットです。拡散機能はありませんが、大々的に宣伝したい場合に適しています。
4種類の主なLINE広告を紹介します。
タイムライン上に配信されます。
トーク画面の上部に配信されます。
ウォレットに配信されます。
トップページや、それぞれの記事ページに配信されます。
LINE広告費用の決まり方は、以下の3つです。
LINE広告の出し方は以下の通りです。
STEP 01:LINEアカウントを作成する
STEP 02:広告タグを設置し、必要項目を設定する
STEP 03:広告コンテンツを作成して、審査に出す
Instagramの特徴は、20代以下の女性が多く利用していることです。主に画像を使って表現するプラットフォームのため、国内に限らず海外ユーザーをターゲットに含めることができます。写真映えする鮮やかな商品や、特に女性が興味のある美容やグルメに関するプロモーションに使われることが多い広告です。
3種類の主なInstagram広告を紹介します。
タイムライン上に配信されます。
ストーリーズの投稿と同じように配信されます。
発見タブに配信されます。
Instagram広告費用の決まり方は、以下の4つです。
Instagram広告は以下の手順で広告を出稿します。
STEP 01:Facebookアカウントを作成し、Facebookページの作成まで済ませる
STEP 02:Facebook広告ビジネスマネージャーアカウントを作成し、Facebookページを追加する
STEP 03:FacebookページとInstagramを連携する
STEP 04:広告コンテンツを作成する
STEP 05:Facebook広告ビジネスマネージャー内で必要項目を設定し、出稿する
TikTokの特徴は、20代前半以下の学生が多く利用していることです。長時間閲覧していることが多く、若年層への発信に向いています。基本的には一般投稿と一緒に配信されるので、不快感を抱かれることなく受け入れてもらえるのが魅力です。高額ですが、全てのユーザーが起動した際に表示される広告配信も設定できます。
3種類の主なTikTok広告を紹介します。
アプリ起動時に配信されます。
ユーザーによる拡散を狙って、ハッシュタグを付けた動画を配信します。
通常の投稿と同じように配信されます。
TikTok広告アカウント登録はこちら
>>TikTok for Business公式サイト
TikTok広告費用の決まり方は、以下の4つです。
TikTok広告の出稿手順は以下の通りです。
STEP 01:広告用ビジネスアカウントを作成し、審査に出す
STEP 02:審査通過後、必要項目を設定する
STEP 03:広告コンテンツを作成する
STEP 04:広告コンテンツの審査通過後、出稿する
Facebookの大きな特徴は、実名登録制であることです。その他にも「年齢」「性別」「職歴」「居住地」などが登録できるようになっています。そのためFacebook広告では、信ぴょう性のある情報を元にターゲティングができます。
ビジネス目的での利用が多いため、BtoB向けサービスのプロモーションに使われることが多い広告です。
5種類のFacebook広告を紹介します。
タイムライン上に配信されます。
ストーリーズの投稿と同じように配信されます。
投稿された動画の最初や最後、途中に配信されます。
検索結果が表示される場所に配信されます。
ニュース記事に混ざって配信されます。
Facebook広告費用の決まり方は、以下の2つです。
Facebook広告は以下の手順で出稿します。
STEP 01:Facebookアカウントを作成し、Facebookページの作成まで済ませる
STEP 02:Facebook広告ビジネスマネージャーアカウントを作成し、Facebookページを追加する
STEP 03:広告クリエイティブを作成する
STEP 04:Facebook広告ビジネスマネージャー内で必要項目を設定し、出稿する
SNS広告を活用し、成果が出た事例を2つ紹介します。
カスタムオーダースーツの販売をしている尾上繊維株式会社様は、主に紙媒体での集客を実施していました。しかし、広告ごとの効果がわかりにくく、改善が難しい状況であったため、Facebook広告・LINE広告を活用した集客に移行します。
具体的な施策は以下の2点です。
SNS広告での集客に移行してから、売上が約130%も成長しました。
メンズ・アパレルECの運営をしている株式会社FLAVA様は、LINEモールでの集客に効果を感じていましたが、サービスが終了してしまいました。その後登場したLINE広告も、最低出稿金額が高かったため出稿を見送っていました。しかし、最低出稿金額が緩和されたことによりLINEでの集客を再開します。具体的な活用方法は以下の通りです。
LINE広告運用開始3か月で、想定を遥かに超えるCPA抑制ができました。
SNS広告の運用を成功させるコツを、主に以下の4つが挙げられます。
以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
どのような人に自社商品の広告を届けたいのか、明確に決めておくのが重要です。以下のような観点から、どのような人に届けたいか細かい特徴を想像してみましょう。
現在の顧客情報や、他社商品と差別化できるポイントを分析していくと、ターゲットの人物像がはっきりと見えてきます。自社商品を必要とする人が多い市場を見つけやすくなります。
どのような人に届けたいのかが決まったら、その人にどのようなアクションを起こしてほしいのか明確にするのも重要です。自社商品の認知が目的か、自社商品のファンになってもらいたいのか、お問い合わせをしてほしいのか、期待する行動を具体的に設定しましょう。
なんとなく購入につながればいいな、という不明瞭な目的を設定してしまうと、広告づくりに迷ってしまいます。しっかりゴールを決めた上で「どの媒体が適切か」「どの課金形態が最適か」などを判断していくのがオススメです。
1度広告として作成した配信コンテンツを、その後ずっと使いまわすのは好ましくありません。トレンドは静止画と動画のどちらなのか、どのような動画なら配信先のコンテンツになじめるのか、常に分析を怠らないようにしましょう。
動画を作るにも、テレビCMのようなクオリティの高いものではなく、一般ユーザーが撮影したようなカジュアル動画の方がよい反応を受けられる場合もあります。SNSは多くのユーザーがアクティブな分、同じコンテンツが何度も目に入ると飽きられるのもあっという間です。反応を見ながら、頻繁に複数のクリエイティブを差し替えてその都度最適解を見つけていく必要があります。
自社や、自社商品の情報を短期間で集中的に拡散できるのは大きなメリットですが、ネガティブに捉えられてしまった場合も同じように拡散されることを忘れないようにしましょう。
せっかくよい商品を取り扱っていても、1度炎上のイメージがついてしまうと信用を取り戻すのが難しくなります。事前にルールやトラブル事例の共有をして、社員のネットリテラシーを高めておくと安心です。
広告を配信する直前には、今一度、誰かを傷つける可能性がないか、どうか様々な視点で確認しましょう。
SNS上で配信されるSNS広告は、主に6種類あります。
ユーザーの属性や配信方法は各SNS広告によって異なります。自社商品に適切なものを見極めて効果的に使いましょう。また、SNS広告を成功させるには目的を明確にし、広告クリエイティブの内容に細心の注意を払うことも重要です。今回解説したコツを参考に、SNS広告の効果を最大化させましょう。
インターネット広告の運用は、実績のあるプロに任せることをオススメします。PLAN-BのWeb広告運用サービスは、継続率93.7%で国内上位2%の運用力があります。目先の利益ではなく、顧客の持続的成長を第一に考えるとともに、期待以上の成果を出すことに注力しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。