Google動画広告の種類とは? 設定方法や入稿規定

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Googleに動画広告を出したいけど、動画広告にはどのような種類があり、どれが自社に適しているのかがわからず、困っていませんか。この記事では、Googleの動画広告の種類と、それぞれの特徴について解説します。自社でどの動画広告にチャレンジすればいいのか判断できるようになるので、参考にしてみてください。

Google動画広告の目的とは?

Google動画広告は企業やブランドがオンライン上で広告を展開し、効果的にターゲットオーディエンスにアプローチするための重要な手段です。その目的は以下の通りです。

<1>短期間での認知拡大

Google動画広告は、ビデオコンテンツを通じて広告主の存在を多くの人々に知らせる効果的な方法です。短い時間内に広告メッセージを効果的に伝え、広告主の認知度を高めることが目的です。

Googleの動画広告を出稿すると、Google広告と連携している200万以上のWebサイトやアプリケーションに動画が配信されます。短期間で一気に広範囲へと動画を届けられるうえ、動画は記憶に残りやすいため、認知を拡大させることが可能です。

<2>購入や問い合わせに繋がりやすくなる

Google動画広告は、視聴者の関心を引き付け、商品やサービスに対する興味を喚起する役割を果たします。視聴者が広告に興味を持った場合、直接的な行動への促進や購入、問い合わせなどの行動へと繋がりやすくすることが目的です。

Googleの動画広告は、ターゲティングが可能です。広告を表示するユーザー(人)を年齢や性別などで絞れるだけではなく、配信メニューによって広告を表示する場所を指定することもできます。人気のあるブログを指定したり、特定のニュース配信サイトに設定することも可能です。そうすることで、より自社の商品やサービスのターゲットに近い層に配信できるため、購入や問い合わせに繋がりやすくなります。

<3>他社商品と比較検討してもらいやすくなる

Google動画広告は競合他社の商品との差別化を図り、視聴者に対して他社商品と比較検討をしてもらいやすくすることが目的です。優れた特徴や利点を明確に伝え、視聴者の関心を引きつけ、自社商品の優位性を訴求します。

動画によって、商品の特徴を明確に伝えて、解決策を提供することで、視聴者が自社の商品やサービスへの理解を深められます。その結果、検討中の他社商品と比較してもらいやすくなるのです。

Google動画広告の種類

Googleで配信可能な動画広告の種類は、以下のとおりです。

  • インストリーム広告
  • インフィード動画広告
  • バンパー広告
  • アウトストリーム広告
  • マストヘッド広告

それぞれ、詳しく解説します。

動画再生中に流れる「インストリーム広告」

インストリーム広告とは、YouTubeやその他のGoogle動画パートナーで動画が配信される際、再生前後や動画の視聴中に配信される広告のことです。

視聴者は広告をスキップすることができますが、一部の広告主は視聴を促す魅力的なコンテンツを制作することで、スキップを回避しようとします。

スキップできるインストリーム広告

動画再生中に表示される広告ですが、視聴者は一定時間後にスキップすることができます。広告主は魅力的なコンテンツやメッセージを効果的に伝え、視聴者の興味を引き付ける必要があります。

スキップできるインストリーム広告は、広告が再生開始してから5秒経過するとスキップできます。5秒以降はユーザーが視聴するか否かを判断できるため、ユーザーに与える不快感を軽減できる点がメリットです。

ただし、5秒でスキップされることが多くなるため、認知拡大などの効果は小さくなります。認知拡大よりは見込み顧客の獲得や、販売促進に向いています。料金はCPV単価制(広告視聴単価制)で、動画を30秒視聴したか、30秒経過する前に動画の操作があった場合に料金が発生します。

スキップできないインストリーム広告

動画再生中に表示され、視聴者はスキップすることができません。広告主は短い時間内に魅力的なメッセージを伝え、視聴者の関心を引きつける必要があります。

ユーザーは動画広告への興味の有無に関わらず、動画の再生が終了するまで、目的の動画視聴を待つ必要があります。その結果、商品やサービスに不快感を持つ可能性があるので、注意が必要です。

完全視聴が必要なので、ユーザーに動画の印象が残りやすくなります。そのため、リーチだけでなくブランド認知度向上が見込めます。料金は目標インプレッション単価制(CPM課金)で、広告の表示回数をもとに料金が確定します。

動画を探す時に視界へ飛び込む「インフィード動画広告」

ユーザーが動画を検索する際に、検索結果ページや関連コンテンツの中に表示される広告です。ユーザーの注目を引くことで、広告主のメッセージを効果的に伝えます。

サムネイル画像とテキストが表示され、ユーザーがクリックすると動画が再生されます。料金はユーザーがクリックし、動画が再生されたときのみ発生します(CPC課金)。

6秒以内で強制再生「バンパー広告」

非常に短い時間(最大6秒)で再生される広告です。視聴者に対して迅速かつ効果的にメッセージを伝えるための広告形式です。

6秒で動画内容をまとめなければならないため、凝縮した内容を考えなければなりません。6秒に絞られていることでインパクトのある広告になりやすく、ユーザーの印象に残りやすいのが特徴です。リーチと認知度向上に役立ちます。料金は目標インプレッション単価制(CPM課金)で、広告の表示数に応じて課金されます。

ミュートで再生される「アウトストリーム広告」

ユーザーがコンテンツを閲覧している際に表示される広告で、ミュートで再生されます。視聴者が広告をクリックすると、全画面で再生されます。

YouTubeには配信されず、Google動画パートナーのウェブサイトやアプリにのみ配信される、モバイル専用広告です。他の動画広告と比べて、比較的安価な費用で動画のリーチ拡大が狙えるのが特徴です。料金は視認範囲のインプレッション単価(CPM)にもとづいた額が請求され、動画を2秒間以上再生したときのみ課金されます。

YouTubeのトップ画面で自動再生「マストヘッド広告」

YouTubeのトップ画面で自動再生される広告です。大規模なアクセスと注目度を持つYouTubeのトップページを活用し、広告主のブランドや商品を効果的にアピールします。

1日1社のみの特別な枠で、YouTubeの営業を通じてからではないと使えません。YouTubeの動画広告の中で、もっとも目立つ場所に配信できる動画広告です。他の動画広告と比較しても、よりいっそう高い認知拡大の効果が期待できます。予約ベースでのみ利用できるため、料金はインプレッション単価(CPM)にもとづいた額が請求されます。

Google広告の動画設定方法

一例として、インストリーム広告の動画設定方法は以下の通りです。

<1>キャンペーン目標を選択する

まずは「Google広告」の「新しいキャンペーン」から、適切なキャンペーン目標を設定します。広告キャンペーンの目標に合わせて、適切な目標オプションを選択します。例えば、認知度向上やコンバージョンの増加など、目的に応じた目標を設定します。

この広告フォーマットを使用する際に選択できるキャンペーン目標は下記のどおりです。

  • 販売促進
  • 見込み顧客の獲得
  • ウェブサイトのトラフィック
  • ブランド認知度とリーチ
  • 商品やブランドの比較検討
  • 目標を設定せずにキャンペーンを作成する

<2>キャンペーンタイプを選択する

キャンペーンタイプで「動画」を選択します。Google広告では、さまざまなキャンペーンタイプが用意されており、動画広告に適したタイプを選びます。

<3>キャンペーン設定をする

キャンペーンの基本設定を行います。予算の設定や広告表示の地域や言語の選択などを行います。全般設定の画面になるので、地域、言語や予算などの項目を入力します。項目は先程設定した「目標」によって変化します。

<4>広告グループの作成

キャンペーン内に広告グループを作成します。広告グループは、広告のターゲティングや入札方法などを設定する単位です。

オーディエンスでは、ユーザーの興味や習慣、検索している情報などでターゲットを絞り込んで広告を配信できます。うまくターゲティングすることで、広告の無駄打ちがなくなり、成果に繋がりやすくなります。

<5>配信する動画を選択する

広告グループ内で配信する動画を選択します。動画ファイルをアップロードし、必要な設定を行います。

動画広告を配信するためには、一般公開または限定公開設定でも良いので、YouTubeに動画をアップロードしておく必要があります。アップロードした動画が非公開となっている、あるいは削除されている場合は配信できません。動画広告の作成画面では、YouTubeにアップロードしている動画のURLを貼り付けるか、検索窓で動画を検索して入稿する流れです。ちなみに動画がない場合はテンプレートを使い、Google広告上で動画広告を作成することもできます。

選択した動画は広告審査が行われます。その審査に通過すると、YouTube上で広告が配信されます。審査には数日かかるので、スケジュールを設定する際は考慮に入れておきましょう。

Google動画広告の入稿規定

Google動画広告には、動画広告の種類に合わせた入稿規定が存在します。動画広告を準備したにもかかわらず、規定外だったということがないようにご注意ください。

Google動画広告の入稿規定は以下の通りです。

ファイル形式

主にMP4やMOVなどの一般的な動画フォーマットが使用されます。

動画の長さ

インストリーム広告では最大でも15秒、バンパー広告では最大でも6秒となっています。

ファイルサイズ

動画ファイルのサイズは1GB以下に制限されています。

解像度

推奨される解像度は最低でも720pです。

音声

インストリーム広告ではオーディオトラックを含めることが推奨されますが、アウトストリーム広告ではミュートでも再生される必要があります。

広告の種類動画の長さ解像度

スキップ可能なインストリーム広告

12秒〜3分

16:9〜9:16

スキップ不可のインストリーム広告

6〜15秒

16:9〜9:16

インフィード動画広告

規定なし

推奨サイズ
640×360(16:9)
480×360(4:3)

バンパー広告

6秒以下

16:9〜9:16

アウトストリーム広告

6〜15秒

16:9〜9:16

マストヘッド広告

営業担当に相談

ワイドスクリーンまたは 16:9

Google動画広告を成功させる3つのコツ

Google動画広告を成功させるためには3つのコツがあります。

<1>目的を明確にする
<2>ターゲットを絞る
<3>簡潔な内容にする

コツをしっかりと押さえた上で、効果的な広告運用に取り組みましょう。

<1>目的を明確にする

動画広告を実施する前に、何のための動画広告なのか、目的を明確にしておきましょう。目的が明確でなければ、適切なKPI(重要業績評価指標)を設定することが出来ないからです。KPIは動画広告の目的に合った指標にする必要があります。認知が目的であれば指標はリーチ数やリーチ単価。流入数増加が目的であれば、指標はクリック数やクリック単価。売上アップが目的であれば、指標はコンバージョン数やCPA(顧客獲得単価)になります。

適切なKPIを設定しなければ、効果の良し悪しを判断できず、PDCAサイクルが回せません。まずは動画広告の目的を明確にすることから始めましょう。

<2>ターゲットを絞る

動画広告成功の重要な要素のひとつに、ターゲティングがあります。動画広告の目的に沿ったターゲティング設定をすることで、動画広告の無駄がなくなります。想定しているターゲットに絞り込んで動画広告を配信できるため、動画の視聴完了率が改善するだけでなく、再生回数やクリック率などのデータが改善しやすくなります。

<3>簡潔な内容にする

動画広告はなるべく簡潔な内容にしましょう。基本的に動画は全部見てもらえないものと考え、冒頭の1〜2秒でいかに引きつけるかが重要となります。動画で商品やサービスの魅力を全て伝えることは不可能です。興味さえ引きつけられば、魅力はあとでじっくり紹介できる機会があります。

動画広告では、伝える内容をなるべく簡潔にシンプルにし、一点突破することで印象に残るようにしましょう。まずはユーザーがスクロールする手を止めることこそが重要です。

Google動画広告認定資格とは?

Google動画広告認定資格は、Googleが提供する広告プラットフォームでの専門知識とスキルを認定する資格です。この資格を取得することで、広告主や広告代理店はGoogle動画広告の専門家としての信頼性を高めることができます。

広告運用を行なう人にとってはメリットだらけの資格です。どのような資格なのか解説します。

Google動画広告認定資格のメリット

  • 学習も受験も費用がかからない
  • 専門性が示せ、権威になる
  • Google Partners(正規代理店)に近づける
  • 資格勉強によって、動画広告への理解が深まる

通常、資格試験と言えば、高額な受験料がかかったり、学習テキストが高かったりすることがあります。しかし、Googleの認定資格は学習も受験も無料です。これだけでも大きなメリットです。

Google動画広告認定資格を取得する一番のメリットは、資格保持者として能力を持っていることを社会的に示せるようになることです。社内評価はもちろんですが、社外で仕事を獲得する際には信頼の指標として、活かされることでしょう。

Google動画広告認定資格の試験概要

Google動画広告認定資格の試験はWeb上で行われ、学習もWeb上でeラーニングで行います。学習も受験もすべて無料で、デメリットはほぼありません。広告運用を行う方にとっては、学習に時間を使うたいへん有益な試験なので、ぜひチャレンジしてみてください。

まとめ:Google動画広告を活用して、多くの人に自社商品を知ってもらおう

Google動画広告は短期間での認知拡大や購買促進、競合他社との差別化など、さまざまな目的を達成するための強力なツールです。適切な広告形式を選択し、明確な目的とターゲットを設定することで、効果的な広告キャンペーンを展開することができます。

またGoogle動画広告認定資格を取得することで、専門知識を習得し、ビジネスの成果を最大化することができます。Google動画広告の活用によって、自社商品やブランドを多くの人々に知ってもらいましょう。

Google動画広告には、以下のような種類があります。

  • 動画再生中に流れる「インストリーム広告」
  • 動画を探す時に視界へ飛び込む「インフィード動画広告」
  • 6秒以内で強制再生「バンパー広告」
  • ミュートで再生される「アウトストリーム広告」
  • YouTubeのトップ画面で自動再生「マストヘッド広告」

これらの特性を理解して使い分け、自社に合った動画広告を選ぶようにしてください。動画はユーザーの記憶に残りやすく、うまく活用できれば大きな成果も期待できます。明確な目的を持った動画広告を配信し、効果検証をしてPDCAを回しながら、成果を追求していってください。

インターネット広告の運用は、実績のあるプロに任せることをオススメします。PLAN-BWeb広告運用サービスは、継続率93.7%で国内上位2%の運用力があります。目先の利益ではなく、顧客の持続的成長を第一に考えるとともに、期待以上の成果を出すことに注力しておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。