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インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.07.04
公開日:2022.02.18
Instagramのユーザーは年々増えており、若者だけでなく幅広い年齢層が利用しています。
個人同士のやりとり以外にも、お店や企業、アイテムやアプリなどのトレンドも検索されることが多いため、Instagramに広告を出すことで多くの人にリーチできます。
この記事では、Instagram広告の種類や費用、目安相場などに加え、Instagram広告の費用対効果を上げるためのポイントなどもご紹介します。
これからInstagram広告を出したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
広告を実際に出す時の流れについては以下記事を参考にしてみてください。
Instagram(インスタグラム)は、写真や動画を中心としたSNSで、日本国内だけでも約3,300万人を超えるユーザーが存在しています。
そのため、Instagram上に広告を配信することは、一般消費者向けのアプローチでは効果的な手段になるのです。
まずは、Instagram広告の特徴をご紹介していきます。
Instagramは実名登録であるFacebook傘下のサービスなので、InstagramとFacebookを連携している場合、そのユーザーの情報はとても精度の高いものになります。
基本情報である年齢や性別、居住地の他にも、興味関心やライフスタイルなどから、より精密なターゲティングを行うことができます。
自社の商品やサービスを、ターゲットとしているユーザー層に合わせてアプローチできるため、広告費用を無駄にすることなく最大限に生かせるのです。
Instagramには4種類の配信面があります。
【配信面】
フィードはユーザーが投稿した内容がタイムライン形式で表示される場所です。フィードに広告を配信すると、アカウントをフォローしている一般ユーザーの投稿に溶け込む形で表示されるため、広告っぽさや違和感を覚えることなく自然な形でユーザーの目に触れさせることができます。
こちらもフィードと同様、一般ユーザーの投稿の間に挟まるような形で、スライドや動画広告の配信ができます。広告内容が全画面で表示されるため、視認性も高くより配信内容を強く印象付けることが可能です。ストーリーズへの広告配信は、フォローされていないユーザーに対しても配信されるため、ターゲット層を対象に新たなリーチ獲得が狙えます。
Instagramの下部メニューにある虫眼鏡アイコンをタップすると表示される画面が「発見タブ」です。発見タブではユーザーの興味関心に応じて、フォロー外の投稿も含めて表示されるのが特徴です。
Instagram広告は、リールへの出稿も可能です。リールとはInstagramの動画共有機能で、最大90秒間音楽やエフェクトなどを加えた動画を投稿できるものです。ストーリーズと似ていますが、リール専用タブやプロフィール画面に限らず、フィードや発見タブなど複数の配信面にも露出できるなどの違いがあります。
このようなバリエーション豊かな出稿面を有効活用することで、様々な角度からユーザーにアプローチができます。
「自動最適化」とは、広告出稿時に設定していたターゲットの範囲で、キャンペーンの目的に沿って効率の良いターゲットに広告を表示させることができます。
Facebookはその自動最適化の機能が優れているため、Facebookのアルゴリズムに基づいて広告出稿をしているInstagramでも、その効果を得ることができるのです。
そのため、Instagram広告でのターゲティングでは、あまりターゲットを絞りすぎずにある程度幅をもたせ、徐々に最適化を図っていくのがおすすめです。
それぞれの特徴を理解したうえで、より効果的な広告配信を目指せる方法を探しましょう。
画像広告は、Instagramの中で最も多い広告形式です。他の投稿と一緒にフィードに表示されるので、広告感がうすく自然にユーザーの目にとまりやすいというメリットがあります。
写真の投稿に特化したInstagramには効果的な広告で、写真とキャプションから構成されます。アプリのインストールやWebサイトへのリンクも掲載できるのでコンバージョン獲得にもつながりやすいと言えます。
動画広告では、Instagramに最大30秒の動画を広告として設定することができます。YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツの人気が高まっていることで、Instagramでも動画広告が増えつつあります。主に、ゲームや料理、配信アプリなど、動きを見せたい広告に採用されます。
動画広告は画像広告よりインパクトがあり、得られる情報量も多いのでメッセージがユーザーに届きやすいメリットがありますが、惹きつける要素が薄い場合、動画を最後まで見てもらえないという点もあります。
カルーセル広告とは、Instagramのフィードに複数の画像や動画を表示させる広告形式です。ストーリー形式でアピールしたり、複数の商品やサービスを紹介したいときに効果的です。1つ目の画像を横にスワイプすることで続きを表示できるので、1枚目でユーザーを引き付ける工夫が必要になります。
ストーリーズ広告とは、Instagramの「ストーリーズ」という、24時間で投稿が消える機能面に広告を配信させるものです。フィード投稿とは違い、コンテンツが端末の全画面に表示されるのでユーザーを引き付けやすいのが特徴です。動画の尺は15秒ですが、簡単にスキップされないように、いかにユーザーを引き付けるかがポイントになってきます。
ストーリーズ広告は、アンケートや質問なども表示できるので、ユーザーリサーチにも役立てることができます。ストーリーズ広告についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
コレクション広告は、1枚のメイン画像の下に3つの小さな画像を同時に表示できる広告形式です。小さな画像をタップすることで、商品一覧をカタログのように表示できるので、スムーズな購買体験を促すことができます。
ファッションやインテリアなど、全体的なコーディネートを1枚目のメイン画像に設定し、使用されているアイテムの購入につなげるという広告手段に向いています。
Instagramの検索画面である「発見タブ」に表示される広告です。表示形式は、通常のフィード投稿と同じですが、積極的に情報を探しているユーザーへ向けてアプローチできるため、新規顧客の獲得につながりやすいと言えます。発見タブに広告を配信することで、関心度の高い多くのユーザーにリーチされやすくなるでしょう。
リールは最大90秒の縦型動画を投稿できるInstagramのショート動画機能です。発見タブと同じようにユーザーの情報に適した情報が配信されるため、積極的に新しい情報を求めているユーザーにアプローチをすることができます。
また、ストーリー広告と同様に画面の占有率が高いためユーザーの目に留まりやすい特徴もあります。フォローの有無に関係なく配信可能ですので、新たなリーチ獲得にも有効です。
Instagram広告には4つの課金形態があり、それぞれの特徴を理解して最適な方法を選ぶことが大切になります。
Instagram広告の4つの課金形態について詳しくご紹介します。
CPMは広告が表示されるたびに費用が発生する課金形態です。
広告が1,000回表示された段階で費用が発生し、費用相場は1再生あたり0.5円~1円程度、つまり、1,000表示で500円~1,000円程度の費用になります。
広告表示の回数を増やして、まずは企業やブランドの認知度を高めたい場合に有効です。
しかし、コンバージョンにつながりにくい広告表示の場合は、費用対効果が十分に得られないこともあります。
CPCは、広告がクリックされるたびに費用が発生する課金形態で、自社のWebサイトへの誘導が主な目的になります。
広告をクリックされないと費用が発生しないので、より広告に興味のあるユーザーにアプローチできることが特徴です。
CPCの費用相場は、ジャンルやターゲティングによっても異なりますが、1クリックあたり40円~100円程度です。
CPVは、動画の再生時間に応じて費用が発生する課金形態です。
CPVの費用相場は、1再生あたり4円から7円程度で、その定義についても10秒以上や最後までなどいくつかのパターンがあります。
動画広告は情報量も多くインパクトもあるので、うまくいけばコンバージョンにもつなげることができる有効な手段です。
Instagramの場合、フィードとストーリーズにおいて動画広告を表示できるので、動画でPRする場合にはCPVが採用されやすい傾向にあります。
ただし、Instagramでは広告動画再生中であっても視聴者が自由にスキップできるため、必ずしも表示回数に応じて課金されるわけではありません。
CPIは、広告からアプリがインストールされるたびに費用が発生する課金形態です。
スマホ向けアプリの配信に特化しているので、多くのユーザーがスマホから閲覧するInstagramでは効果的な広告形態になります。
CPIの費用は1インストールあたり100円~150円程度が一般的で、有料アプリの場合は広告費用と同時に売上も発生するため、費用対効果を得やすいと言えます。
ただし、無料アプリや一部有料のアプリでは、その後のアプリ利用の状況によっては費用対効果がうすくなってしまうこともあります。
これからInstagram広告を活用しようと思った場合、気になるのは費用の目安ではないでしょうか。Instagram広告では、あらかじめ任意の予算額を設定することが可能です。
Instagram広告は、最低100円から出稿可能です。とはいえ最低額の100円のみを予算に設定しても、当然期待する効果は得られません。
さしあたり1日当たり1,000円程度を目安とし、ひと月3万円ほどの予算で設定しておくとよいでしょう。その後、広告の反応や効果などを分析材料とし、商材やターゲットに応じて調整していくのがベターです。
Instagram広告は、インプレッション課金が基本となりますので、どれくらいのユーザーにリーチしたいのかをイメージして、無理なく予算を設定しましょう。
では、実際にInstagram広告を出稿する場合、どれくらいの費用感で運営するのが一般的なのでしょうか。業種や業態、事業規模などによって費用相場は様々です。それぞれ参考となる費用相場についても、詳しく解説していきましょう。
Instagram広告には、低予算から気軽に始められるというメリットもあります。個人事業の方や小規模経営の場合には、無理をせず月額2万円~3万円程度の費用感で、スタートするのがオススメです。
ただし配信できる広告数は費用によって変動するため、広告効果が期待できるように予算を組むのがポイントとなります。
広告効果が表れはじめ、広告にあてられる予算が増えてきたら、さらなる拡大を目指して広告も充実させていきましょう。
広告のプロである広告代理店に依頼すると、クオリティ高く、費用対効果が得られやすい広告が期待できます。
そのため、Instagramに広告を出す多くの企業やブランドが広告代理店に依頼している傾向にあります。
しかし、広告代理店に依頼すると、広告費の約20%程度が手数料として取られてしまうというデメリットもあります。
広告代理店を選ぶときには、数か所候補をあげておき、運営内容や予算を比較して決めると良いでしょう。
Instagramの機能を利用した広告とは違いますが、多くのフォロワー数を獲得している「インスタグラマー」を活用したPR方法があります。
有名人や芸能人だけでなく、一般の方の中にもインスタグラマーは多く、そのような方に商品やサービスをPRしてもらうことで認知拡大やコンバージョン獲得につなげることができるのです。
インスタグラマーに依頼する場合は、案件やフォロワー数によっても変わりますが、およそ1フォロワー獲得につき2~6円程度が一般的です。
消費者目線で広告が出せるため、ユーザーの信頼が得やすいというメリットがあります。インスタグラマーなどのインフルエンサーを活用した施策についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
Instagram広告を運用するときは、商品の価値だけでなく、ターゲティングや運用体制によっても広告の効果は異なってきます。
できるだけコストをおさえつつ、費用対効果の大きい広告を配信するにはいくつかのポイントがあります。
少しでも費用をおさえて広告効果を出したいのであれば、ターゲットを細かく指定するのがポイントです。
また、Instagramにはいくつかの広告形態パターンがあり、画像や動画、サイズ、アピールの方向性などが異なるので、ターゲットに合わせた広告表示方法の使い分けも重要です。
広告効果を高めるためには、広告出稿後に効果測定を行ってPDCAを回していくことが大切です。
配信した広告のターゲティングや訴求ポイント、広告素材に対して、数週間程度かけてリサーチや検証を行い、常に改善を図っていきましょう。
効果測定を繰り返すことで、広告の内容を客観的にとらえられ適切な改善ができるので、さらなる費用対効果の向上につながります。
Instagram広告には様々な広告形態があり、それぞれの費用やアプローチの仕方も異なります。
できるだけ費用をおさえて広告の効果を得るためには、目的やターゲットに合わせた広告配信が重要になります。
個人で低予算から広告を出すこともできますが、自身では難しい場合や効果がなかなか得られない場合は、Instagram運用のプロに相談することもできます。
Instagram広告を上手に活用して、さらなるユーザー獲得につなげてみませんか。
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