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SEO対策
最終更新日:2025.02.12
更新日:2025.05.01
私はこれまで約8年間、SEO業界で働いており、色々なSEO会社から営業を受けたり、自身もSEO会社で働いてきたりしてきました。
今回はその中で得た経験を基に、悪質なSEO業者の見分け方について解説したいと思います。
さっそく本題ですが、あまり多くあっても意識しきれないと思うので最低限押さえておきたいポイントを5つに絞りました。
以下、それぞれの具体的な理由を解説します。
執拗に営業をしてくる企業はまず警戒してください。例えば「商談当日に契約をお約束いただければ割引します」「特別価格は本日まで」といった焦らせるようなセールストークを多用したりして、契約を迫るようなケースです。
「よくある営業手法では…?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、SEO業者を選ぶときは注意してほしいと思います。なぜならSEO会社を選ぶときは、複数社から見積もりを取り、施策方針や相場を比較することが基本だからです。
というのも、SEO施策はサイトの業界や規模・状況によって大きく異なります。そのため一社だけの提案では、それが最適な施策なのか・適正価格なのかを判断することが難しいのです。
このような前提がある中で、過度な営業トークで急かしてくる会社は、自社の都合を優先していると言っても過言ではありません。契約後も自分本位で進められてしまう可能性もあるため、慎重に見極めることが大切です。
「絶対に上位表示します」「必ず成果を出します」などと明言するSEO業者も悪質(または実力不足)である可能性があります。
なぜなら、SEOは検索エンジンのアルゴリズムや競合状況といった外的要因に大きく左右されるため、どんなに優良で実績のあるSEO会社・SEOコンサルタントであっても、「確実な成果」を保証することはできないからです。
アルゴリズムはブラックボックスであるため、「おそらくこれが原因です」といった推測に基づいて施策を提案するケースが避けられません。もし成果を保証するような発言があれば、一度疑った方が賢明です。
かつては、検索エンジンのアルゴリズムの隙を突くことで成果を上げる手法が通用する時代がありました。しかし現在では、Googleのアルゴリズムが精度が高くなっており、そのような施策はガイドライン違反と判断され、ペナルティや評価の低下といったリスクを伴います。
もしこのような施策を提案されたら、慎重に検討しましょう。
「ドメイン貸し」とは、ドメインパワー(検索エンジンからの信頼度や評価の高さなどを評価する用語。Googleが公式に示しているものではありません)の高いサイト内に外部の事業者がコンテンツを掲載し、そのSEO評価を不正に利用して上位表示を狙う手法です。
例えば、
などのケースです。
このような施策が行われ始めた背景には、Googleが順位を決定する上でドメインパワーを重視する傾向が強まっていたことがあります。しかし新規で立ち上げたサイトのドメインパワーを即座に上げることは難しく、「ならば大手サイトのドメイン配下でサイトを運営しよう」と、ビジネスの成長を加速しようと考える事業者が増えたのです。
その後2024年にGoogleがこの手法をスパムポリシー違反としてからはかなり減少した印象ですが、まだ隠れて使用している業者がいるのも事実です。このような営業を受けたら、悪質なSEO業者だと判断して距離を取ることをおすすめします。
過去には、検索順位を高めるために意図的に被リンクを獲得する手法が広く行われていた時期もありました。一定の効果が見込めるとされ、多くの企業が実施していた背景があります。
現在でも被リンクは一定の効果があるとされていますが、あくまでも自然な被リンクであることが前提です。
Google ウェブ検索のスパムに関するポリシーで指定されている不正な被リンク獲得は、過去行われていたこともありましたが、現在はスパムポリシーに違反する行為ですので提案された場合は注意しましょう。
近年、ブランドの信頼性や権威性を示す「ブランドオーソリティ」の重要性が高まっており、その指標として指名検索数を重視すべきだとするSEO専門家の意見が増えています。(詳細を知りたい方は、SEOの最新トレンド「ドメインオーソリティとブランドオーソリティのバランスが求められる」をご覧ください)
こうした背景から、ブランド名で検索した結果のスクリーンショットを投稿する企画を実施している企業もでてきているようです。しかし、これは検索結果を人工的に操作しようとする行為であり、Googleのガイドラインに違反する可能性があるだけでなく、ブランドの信頼を損なうリスクの高い施策といえます。
このような施策を提案された場合も、慎重な判断が必要です。
過去に所属していた企業やそこでの実績・肩書だけで、それ以外に実力を判断できる情報が少ない場合も要注意です。過去に有名なSEOコンサルティング会社や大手企業に所属していたという経歴を持っていたとしても、その人自身がどのようなプロジェクトを担当し、どのような成果を上げたのかが不明瞭な場合があります。
さらに、個人の発信や具体的な事例の共有がほとんどない場合も注意が必要です。過去の経歴に頼った営業トークは巧みでも、実際に施策を進めてみると期待したような成果が出ないというリスクもあります。
悪質とまではいかないまでも、ぱっと見の印象がいいだけで実力が伴わず、成果に結びつかない可能性が考えられますので、表面的な経歴だけで判断するのではなく、実際の実績や具体的な事例、業界内での評価などをしっかり確認することが大切です。
実際にコンテンツ制作を依頼したら、「上位表示している記事を真似たような記事だった」「実際に公開してみたけど全く上位表示しない」というケースは少なくありません。
多くのコンテンツ制作サービスでは納品をもって業務完了としており、公開後の成果を保証していないことがほとんどです。そのことを業者本位で捉え、成果を十分に考慮しないまま制作を行う業者も残念ながら存在します。(もちろん、しっかりと間に入って品質を担保してくれるSEO業者が大半です)
納品物の質が低い業者に依頼してしまうと、期待した成果が得られず費用も無駄になってしまいます。もし納品物の質が良くないと感じたら、他のSEO業者への乗り換えを検討してみましょう。
悪質なSEO業者に依頼しないために、依頼者側でも対策できることがあります。
SEO知識がないと、悪質業者を見分けることはかなり難しいです。専門的な知識とまでいかなくても、最低限以下の内容を押さえておけば、悪質なSEO業者を選んでしまうリスクは限りなく低くなると思います。
それぞれ詳しく説明します。
やってはいけないSEO対策とは、アルゴリズムの穴をついて不正にSEO評価を高めるような施策です。これらの手法は短期的に効果が出ることもありますが、Googleのアルゴリズムは常に進化しているため、長期的に見れば必ず評価を落とすことになります。
例えば、以下のような施策です。
これらの「やってはいけないSEO対策」を避けるためには、検索エンジンが重視しているのはユーザー体験だと理解すると良いです。簡単に言えば、検索エンジンを欺くために行う施策は×、ユーザー体験を向上させるために行う施策は〇と考えることができます。
上記に挙げた例は、ユーザーのためではなく検索エンジンのために行った施策であり、Googleが理想とする検索結果にふさわしくありません。このような施策を提案してきたら、悪質なSEO業者であることを疑いましょう。
関連記事:SEO対策でやってはいけないこと、注意点
Googleが掲げる10の事実として公表している項目は、いわばGoogleの価値観であり、良質なコンテンツを作成するための基本原則と見なすことができます。これらの項目から考えると、いいコンテンツとはつまり、
を満たすコンテンツであると考えられます。
逆に良くないコンテンツとは、ユーザーの検索意図を十分に考慮せず、キーワードを詰め込んだだけのコンテンツや、競合サイトの情報を寄せ集めただけで独自性がないコンテンツです。
実際に上位に来ているコンテンツとそうでないコンテンツを見比べると、この感覚を養うことができます。もし「あまりピンとこないな…」という方は、こうした違いを意識しながらコンテンツを分析してみてください。
良質なコンテンツについては以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:SEOにおける良質なコンテンツとは?Googleの真意を知りユーザーに届けよう
成果報酬型とは、設定した目標(掲載順位やトラフィック増加など)を達成した場合のみ費用が発生するという契約形態のことです。一見リスクが少ないように思えますが、短期的な成果を重視してスパムポリシーに違反するような施策をおこなうSEO業者も存在します。
結果としてGoogleからペナルティを受け、サイトに悪影響を及ぼす可能性は否めません。もちろん、正当な手法で行っているSEO業者もありますが、初心者の方は特に見極めるのが難しいためできれば避けた方が安心です。
「今お願いしているSEO会社が怪しいかも…?」と少しでも不安を感じたら、ぜひ一度PLAN-Bにご相談ください。
このような状況であれば、要注意です。SEOは確実な成果を保証できるものではなく、透明性のある運用が重要です。「このまま依頼を続けて大丈夫?」そんな疑問を感じたら、お気軽にお問い合わせください。状況を確認し、適切なアドバイスをさせていただきます。
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