
【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2025.02.03
更新日:2025.02.04
公開日:2025.01.31
PINTO!編集部:山本です。
今週も、SEO業界の最新情報やSEO対策に役立つトピックをお届けします。それでは早速、ご覧ください。
HubSpot(ハブスポット)は、インバウンドマーケティングのプラットフォームを開発・提供する世界的な企業です。本社はアメリカですが日本法人も有しており、日本企業にも多く導入されています。
そんなHubSpotが運営するブログが、2024年12月に展開されたコア アップデートを機に大幅に下落しています。
引用:https://searchengineland.com/hubspot-seo-organic-traffic-drop-451096
なぜこんなにも下落したのか、SEO業界では様々な推測・議論がされています。以下は、その内容をまとめたものです。
情報過多の現代で、ユーザーは「誰が発信しているのか」を重視するようになっています。この傾向を鑑みれば、専門性のないサイトが上位表示される状況は決して良い状態とは言えません。
今回の事例をみても、発信者の専門性と扱うトピックの関連性が重要視されており、従来のようなドメインの強さに頼る時代は終わりつつあると言えるでしょう。
ドイツにて、「サイト評判の不正利用」を行うWebサイトへの手動ペナルティ対策が実施されていると、ドイツのSEOブログ「SEO SUDWEST」が報じています。このニュースの約1週間前にはイタリア、スペイン、フランスでも実施されており、ヨーロッパ領域において対策が強化されている印象です。
💡サイト評判の不正利用とは?
大手企業などのドメイン評価の高いサイト配下で第三者が別のWebサイトを運営し、不正に評価を得ようとする施策です。Googleはこれをスパムポリシーとして明記し、2024年3月のコア アップデートのときに「手動でのペナルティ対策を実施する」と公表していました。
アップデートの詳細はこちら:2024年3月のGoogleコア アップデートが開始!影響や対策について解説
‘adidas rabattcode’ yesterday vs today pic.twitter.com/i9qq7DizgX
— Laura Chiocciora (@LauraChiocciora) January 28, 2025
※上記は、「アディダス 割引コード」で検索した例
今回の対策では、大手のニュースサイトのサブドメインで運営するクーポンサイトがインデックスから除外される例が多く見られています。今後どのように手動対策が展開されていくかはわかりませんが、拡大していくことは間違いないでしょう。
スマートフォンサイトなどで利便性を高めることを目的に、タブで表示されるコンテンツを切り替えられるWebサイトがあります。この表示は、一見ユーザーにとってよいWebサイトに見えますが、一概によいとは言えないようです。
これについて、BlueSkyでジョンミューラー氏が言及しています。
AFAIK none of these click on things to discover DOM elements that load additional content under the same URL. If content in a tab is loaded in the DOM, then it could be indexed (though imo it’s still a bad practice if it’s not immediately visible to users – they’ll just bounce).
【日本語訳】
私の知る限りでは、(どのクローラーも)同じURLで追加のコンテンツを読み込むDOM要素を見つけるために、クリックはしない。タブの中のコンテンツがDOMに読み込まれれば、インデックスされる可能性がある(ただし、ユーザーにとってすぐに見えないのであれば、悪い習慣であることに変わりはない。)
If it’s loaded in the DOM on page load, theoretically it can be indexed. There’s disagreement in the SEO community about how well it will “rank”, but imo the bigger issue is that it’s easy to confuse users: they might expect something (shown in search), and will go elsewhere if they don’t see it.
【日本語訳】
ページの読み込み時に DOM に読み込まれる場合、理論的にはインデックスを作成できます。SEO コミュニティでは、どの程度「ランク付け」されるかについて意見が分かれていますが、私の意見では、ユーザーを混乱させやすいことの方が大きな問題です。ユーザーは検索に表示される情報を得られることを期待しており 、それが見つからない場合は他の場所に移動するだろう。
基本的に、タブやアコーディオンなどの要素でも、最初に読み込まれたHTML内に存在していればインデックスの対象となります。しかし、ユーザー体験としては、あまりよくないというのがジョンミューラー氏の見解です。
たしかに、タブやアコーディオンなどの要素は一見で気づかないこともあり、ユーザーの利便性を損なっている可能性も否めません。近年のSEOではUXもより重視されるようになっており、使用する際には慎重な検討が求められます。
以上、今週のSEO最新情報でした。
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