
SEOとは?SEO対策で上位表示するための具体施策と事例を解説
SEO対策
最終更新日:2025.03.25
更新日:2024.05.07
公開日:2022.04.18
Webサイトにおいて、それぞれのユーザーに最適な接客を行える「Web接客ツール」の導入を検討している企業は多いのではないでしょうか。
この記事では、「まずはどんなWeb接客ツールがあるのか知りたい」「自分の要望にあうツールあるんだろうか」とお考えの方に、Web接客ツール15選とその特徴や料金などの特徴をまとめてます。
また、選ぶ時の比較ポイントや、導入後に得られる効果なども解説しているので、Web接客ツールの導入をお悩みの方はぜひ最後までご一読ください!
なお、成約率や売り上げアップに即効性のあるEFO(エントリーフォーム最適化)ツールについては以下の記事で解説しています。エントリーフォームの改善でお悩みの方は、こちらをご覧ください。
Web接客ツールは、サイト離脱防止ツールとも呼ばれ、Web上で接客をして顧客を引き留めるためのWeb接客ツールです。
対面接客のないWebサイトでは、ユーザーは疑問や不安を解決することができず、最終的な購買に至らないケースが多くあります。
Web接客ツールを適切に利用できれば、購入前に離脱してしまうユーザーや、リピートや継続に至らずに解約してしまうユーザーの減少を狙えます。
Web接客ツールと一言にいっても、搭載されている機能は多岐にわたります。
各機能の導入に特化したツールや、ユーザー分析などの上流からできるもの、各機能を網羅したツールなどさまざまですので、課題にあったものを選ぶことが大切です。
機能の概要 | 用途 | |
---|---|---|
チャット | Web上でチャットコミュニケーションがとれる機能。直接オペレーターと対話できるものや、AIによる自動応答などがある。 | カスタマーサポート |
ポップアップ | ユーザーに対して任意のタイミングでメッセージを表示させる。 | 営業・マーケティング |
ユーザーのデータ分析 | ユーザー属性や流入元、アクセス数などを可視化できる機能。 | マーケティング |
ヒートマップ | Webサイト上でよく見られている・クリックされている箇所などを可視化する機能。 | マーケティング |
パーソナライズ機能 | ユーザー属性や行動に応じて、メッセージ内容などを変えられる機能。 | カスタマーサポート、営業、マーケティング |
プッシュ通知 | Webサイトやアプリ上で各種通知をできる機能。 | マーケティング |
Web接客ツールは多機能なツールが多く、さまざまな用途に活用することができます。導入する目的をしっかり踏まえた上で吟味し、トライアルや資料請求などのアクションを起こすようにしましょう。
「SEARCH WRITE LEAD」は株式会社PLAN-Bが開発した、オウンドメディアのCVR改善ツールです。
サイト訪問者にあった情報提供をすることで、CVR改善を行うことをベースの思想としています。また、ツール内で数値の計測に加えて、どの記事にどんな施策を実行するかのPDCAを回すことができるため、Excelでのデータ管理などが不要となっています。
「SEARCH WRITE LEAD」は本メディア「PINTO!」の運用の中で得てきた知見をベースにツール化しているため、ツール導入後のサポートも充実しています。実際にCVR改善を行った知見に基づいたサポート内容となっています。
機能 | ポップアップ |
---|---|
他ツールとの連携 | 開発予定 |
プラン・月額料金 | 月額5万円~(税抜) |
無料トライアル | あり(実際に運用可能) |
運営会社 | 株式会社PLAN-B |
公式サイト | https://lead.searchwrite.jp/ |
資料ダウンロード | 資料ダウンロードはこちら |
出典:SELF for EC
「SELF for EC」はAIを活用したWeb接客ツールで、フッター部分に接客員が現れることで、商品案内や購入のサポートを行ってくれます。
会話に近い親密なコミュニケーションが可能で、カート内にある商品の類似品の紹介や、送料や割引情報を先回りして提示するなど、ECサイトでの顧客体験を実店舗での接客に近づけることができます。
「簡易接客導入プラン」や「本格接客導入プラン」など、要望に合ったプランを選べるので、目的や予算に応じたWeb接客ツール導入が可能です。
機能 | ポップアップ、チャットボット |
---|---|
他ツールとの連携 | - |
プラン・月額料金 | 要問合せ |
無料トライアル | – |
運営会社 | SELF株式会社 |
公式サイト | https://self.systems/selflink/ |
出典:Sprocket
「Sprocket」は、ユーザーの行動に合わせたタイミングでWeb接客を可能にし、まるで実店舗のような質の高い接客を実現します。
運用サポートやオプションも充実しており、より高度な接客が実現可能です。
効果の出やすい定番の施策(シナリオ)例などの資料も配布しており、ノウハウに自信がない場合の参考になります。
機能 | ポップアップ |
---|---|
他ツールとの連携 | 外部サービス連携 | 株式会社Sprocket |
プラン・月額料金 | 要問合せ |
無料トライアル | 管理画面の無料デモあり |
運営会社 | 株式会社Sprocket |
公式サイト | https://www.sprocket.bz/ |
出典:Repro
「Repro」では、Webサイトに訪れたユーザーのあらゆる情報に基づいた、1対1のコミュニケーションが可能です。
「バナー表示」によるキャンペーン告知や、カゴ落ち防止のほか、行動データの分析結果を、メールマーケティングに活用することも可能です。
Repro社のアプリマーケティング専門チームによるサポートも受けられるので、安心して利用できます。
機能 | ポップアップ、チャット、メール |
---|---|
他ツールとの連携 | – |
プラン・月額料金 | 要問合せ |
無料トライアル | 無料デモあり |
運営会社 | Repro株式会社 |
公式サイト | https://repro.io/ |
出典:b→dash
「b→dash」は、分かりやすい管理画面と、簡単な操作が特徴のWeb接客ツールです。
データの収集から活用まで行えるデータマーケティングクラウドシステムを搭載し、データ連携から抽出までをノーコードで完結できるのが強みです。
豊富な種類のテンプレートからポップアップを細かくに設定でき、特定のユーザーだけに表示させることも可能です。
機能 | ポップアップ、ユーザーのデータ管理、プッシュ通知など |
---|---|
他ツールとの連携 | – |
プラン・月額料金 | 要問合せ |
無料トライアル | デモあり |
運営会社 | 株式会社データX |
公式サイト | https://bdash-marketing.com/ |
出典:SiteLead
SiteLead(旧:賢瓦)は、Webサイトから離れようとしているユーザーを収益化につなげるための、「離脱防止機能」に特化しているWeb接客ツールです。
freeプランであれば、「ヒートマップ」「離脱防止ポップアップ」「オーバーレイ」 といったWeb接客ツールを完全無料で利用することができるので、まずは試してみたい方にもオススメです。
機能 | ポップアップ、ヒートアップ |
---|---|
他ツールとの連携 | – |
プラン・月額料金 | 月額1,980円~(税込) |
無料トライアル | あり |
運営会社 | 株式会社N1テクノロジーズ |
公式サイト | https://sitelead.net/ |
出典:Promolayer
「Promolayer」は、豊富なテンプレートから、Webサイトに合ったデザインのポップアップを直感的に作成できるWeb接客ツールです。
ひとり一人のユーザーに最適なタイミングでクーポンやキャンペーン等を提示し、カゴ落ちやサイト離脱を防止します。
日本のマーケットに特化したテンプレートや機能があるため使いやすく、ガイドやヘルプも日本語対応なので安心して利用できます。
機能 | ポップアップ |
---|---|
他ツールとの連携 | – |
プラン・月額料金 | 月額 $15 USD~ |
無料トライアル | あり(ポップアップ表示回数1,000回まで無料) |
運営会社 | 株式会社ピークデジタル |
公式サイト | https://promolayer.io/ |
出典:ECコンシェル
「ECコンシェル」は、「NTTドコモ」と「PKSHA Technology」が共同開発したWeb接客ツールで、ユーザー分析にAI・機械学習の技術を活用しているのが特徴です。
AIが接客を自動最適化し、ユーザーに対して最適なポップアップを表示します。
充実したサポートや、Web接客のエキスパートへの相談も可能なため、安心して利用できます。
機能 | ポップアップ |
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他ツールとの連携 | 対応サービス一覧 | 無料Web接客ツール『ecコンシェル』 (ec-concier.com) |
プラン・月額料金 |
|
無料プラン | あり |
運営会社 | 株式会社NTTドコモ |
公式サイト | https://ec-concier.com/ |
「Zendesk」は、チャットを表示したいページにタグを貼り付けるだけで簡単に利用できるWeb接客ツールです。
有人型のチャット以外にも、400パターン以上の自動アクションから設定した無人型チャットボットも利用可能です。
オプションでは、コミュニケーション設計やオペレーター代行などの支援も受けられるので、安心して利用できます。
機能 | チャット(有人、自動応答ボット) |
---|---|
他ツールとの連携 | – |
プラン・料金 | 月額55ドル~ |
無料トライアル | あり |
運営会社 | Zendesk, Inc. |
公式サイト | https://www.zendesk.co.jp/ |
出典:Chat Plus
「Chat Plus」は、JavaScriptのタグを埋め込むタイプのWeb接客ツールです。
1つの契約IDで複数の端末から同時ログインして使用することが可能なため、複数人でツールを触りたい場合にオススメです。
目的や運用方法に合わせて有人や無人などを設定でき、テキストやボタンのほか、スタンプ、フォーム受付など多彩なポップアップ表現が可能なので、自社サイトにオリジナリティを出すこともできます。
機能 | チャット(有人、自動応答ボット)、ポップアップ |
---|---|
他ツールとの連携 | チャットボットAIサポート10日間無料|チャットプラス (chatplus.jp) |
プラン・料金 | 月額1,500円~(税抜) |
無料トライアル | あり(10日間) |
運営会社 | チャットプラス株式会社 |
公式サイト | https://chatplus.jp/ |
出典:KARTE Web
「KARTE」は、Webやネイティブアプリの顧客体験を向上させるためのツールを幅広く提供しています。ユーザー分析などのデータツールも提供していますが、Web接客ツールとして使用できるのは、「KARTE Web」です。
ユーザーの行動分析やポップアップ表示、アンケート収集やABテストなどの機能が備わっており、一つのツールで一元管理したい場合には特にオススメです。
機能 | ポップアップ、ユーザーデータ管理、ABテストなど |
---|---|
他ツールとの連携 | Looker,Google Analytics,Google BigQuery,Salesforce Sales Cloud |
プラン・料金 | 要問合せ |
無料トライアル | あり |
運営会社 | 株式会社プレイド |
公式サイト | https://karte.io/ |
出典:Robee
「Robee」は、月額5万円からという手頃価格で、多彩な機能を搭載しているWeb接客ツールです。
ポップアップ、A/Bテスト、チャットボット、ヒートマップ分析やデータ分析などの機能を活用し、コンバージョン率改善に役立てることができます。
コンサルティングプランを活用することで、サイト解析やシナリオ設計、レポーティングなどのサポートも受けられるので、しっかり使い込みたい場合にもオススメです。不慣れな方でも分かりやすい管理画面で、細かく設定できる点でも人気があります。
機能 | ポップアップ、チャットボット、ヒートマップ、ABテストなど |
---|---|
他ツールとの連携 | LINE、AudienceOneなど |
プラン・料金 | 要問合せ |
無料トライアル | あり |
運営会社 | 株式会社MAVEL |
公式サイト | https://www.robee.tech/ |
「BOTCHAN PAYMENT」は、CVR・成約・LTV(生涯顧客価値)の最大化に特化したチャット決済フォームです。
決済までのユーザーの行動をチャット形式でスムーズに誘導し、ユーザーの入力ストレスを軽減することで、「カゴ落ち」を防止します。
充実したレポート機能と、専属のカスタマーサクセスチームの支援もあり、効率的な改善施策が可能になります。
機能 | チャット |
---|---|
他ツールとの連携 | 連携先一覧 | BX(ブランド体験)プラットフォーム BOTCHAN(ボッチャン) |
プラン・料金 | 初期費用+従量課金制(詳細は要問合せ) |
無料トライアル | 無料デモあり |
運営会社 | 株式会社wevnal |
公式サイト | https://botchan.chat/product/payment |
出典:Flipdesk
「Flipdesk」では、サイトに埋め込んだタグでユーザーの行動を解析し、それぞれのニーズに一致するようにクーポン発行やキャンペーン告知、チャットサポートなどを実施できます。
ユーザーが画面上の「戻る」ボタンを押したときに、ブラウザ上にポップアップを表示する「離脱防止機能」も備えています。
サポート体制が充実していて、無料の問い合わせ窓口もあるため、安心して導入を検討することができます。
機能 | ポップアップ、チャットボットなど |
---|---|
他ツールとの連携 | 要問合せ |
プラン・料金 | 要問合せ |
無料トライアル | あり(管理画面デモ) |
運営会社 | 株式会社マテリアルデジタル |
公式サイト | https://flipdesk.jp/ |
出典:sinclo
「sinclo」では、分かりやすいUIで誰でも簡単にノーコードでチャットボットを作成し、運用できるのが特徴です。
サイト訪問者のニーズに合わせて最適な声掛けを行い、離脱の軽減やコンバージョンの増加などの効果が期待できます。
料金については、月額一定料金で複数のサイトに設置できるのでお得です。
機能 | チャットボット |
---|---|
他ツールとの連携 | 機能一覧 | sinclo – ノーコードでできるチャットボット型Web接客ツール (medialink-ml.co.jp) |
プラン・料金 | 月額10,000円~(税抜) |
無料トライアル | あり(14日間の無料トライアル) |
運営会社 | 株式会社エフ・コード |
公式サイト | https://sinclo.medialink-ml.co.jp/ |
出典:hachidori
「hachidori」はミニアプリ、リード獲得、パーソナライズ、ヒアリングなど、様々な機能を備えたチャットボットを構築です。
リード獲得や社内ヘルプデスクなど、様々な方法でマーケティングと対応業務を効率化できます。
「LINE」の認定パートナーなので、「LINE広告」や「通知メッセージ」など、LINE上でのチャットボットに特化したサービスもあります。
機能 | ポップアップ、チャットボット |
---|---|
他ツールとの連携 | LINE、Facebookなど |
プラン・料金 | マーケティング用途 初期費用100,000円~(月額固定型/成果報酬型) |
無料トライアル | – |
運営会社 | 株式会社エフ・コード |
公式サイト | https://hachidori.io/ |
ここまで紹介したWeb接客ツールを比較一覧表でまとめています。気になるツールがあれば、ツール名をクリックまたはタップすると詳細箇所まで戻ります。
ツール名 | 目的・特徴 | 無料プラン・デモ | 費用 |
---|---|---|---|
SEARCH WRITE LEAD |
| あり | 月額5万円~(税抜) |
SELF for EC |
| – | 要問合せ |
Sprocket |
| あり | 要問合せ |
Repro |
| あり(デモ) | 要問合せ |
b→dash |
| あり(デモ) | 要問合せ |
SiteLead |
| あり (無料プラン) | 月額1,980円~(税込) |
Promolayer |
| あり (無料プラン) | 要問合せ |
ECコンシェル |
| あり (無料プラン) | 月額9,800円~(税抜) |
Zendesk for service |
| あり (無料トライアル) | 月額55ドル~ |
Chat Plus |
| あり (無料トライアル) | 月額1,500円~(税抜) |
KARTE |
| – | 要問合せ |
Robee |
| あり (無料トライアル) | 要問合せ |
BOTCHAN Payment |
| あり (管理画面デモ) | 要問合せ |
Flipdesk |
| – | 要問合せ |
sinclo |
| あり (無料トライアル) | 月額10,000円~(税抜) |
hachidori |
| – | 要問合せ |
いろいろなWeb接客ツールがあることはわかっても、「どう選べばいいのかよくわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
ここからは、魅力的な選択肢が複数存在するWeb接客ツールだからこそ、導入前に意識しておきたい選び方のポイントを解説します。
まずはWeb接客ツールを選ぶ前に、導入する目的を明確にさせましょう。
目的が明確でない状態で導入してしまうと、導入してから「そもそも何のために導入したんだっけ?」となり、運用が形骸化してしまう恐れがあります。
前項で紹介した通り、Web接客ツールの目的は大別すると「マーケティングの効率化」と「問い合わせ対応の効率化」の2つに分けられます。
ツールによって強みが異なるため、Web接客ツールに期待する機能を明確にしたうえで、自社に合ったツールを選ぶようにしましょう。
導入するWeb接客ツールの候補が見つかったら、必ず「実際にそのツールを継続的に運用できるか」をイメージするようにしましょう。多くのWeb接客ツールでは、デモや無料トライアルが用意されているため、導入前に必ず使用感を確かめることをおすすめします。
ツールを導入したはものの、いざ運用してみたら使いこなせず、いつの間にか使わなくなってしまったという経験をされる方も多くいらっしゃいます。特に大は小を兼ねるという考えで多機能なツールを選んでしまうと、「余計な機能が多く使いづらい」「機能が広く浅いため本来やりたかった施策ができない」といったことになりかねません。
Web接客ツールはさまざまに活用が可能な多機能ツールです。多機能だからこそ、運用する担当者本人が「導入する目的を果たすために実際に運用できるか」をしっかりとイメージし、日々使いこなせるツールを選ぶようにしましょう。
無料トライアルができる以外にも、以下の観点でもチェックできるとよいと思います。
既に使用しているツールと連携が不可の場合は、Web接客ツールの設定や分析に必要なデータを、Excelやスプレッドシートで管理する必要が出てくる可能性もあります。
ツールを使用する上で必要な工数が多すぎると、運用の定着の妨げになるため、既に導入しているツールがある場合は連携の可否をチェックしましょう。
また、導入してから定着までのサポート体制も、ツール選びの重要な観点となります。サポート期限や回数なども事前に確認してみてください。
1つ目は、購買率や申し込み率の向上など、マーケティング活動を効率化できる点です。
Webの接客では、販促側から取れるコミュニケーションが限定的で、ユーザーが抱く課題や悩みを解決できず、行動の前に離脱してしまうケースが多く存在します。
Web接客ツールを導入することで、ポップアップやチャットボットを適切に利用し、購買・申し込みの促進や離脱の防止のための施策を打てるのです。
分かりやすい活用例は、「CVボタン」の表示です。
新規顧客がWebサイトで欲しい商品やサービスを見つけたとしても、「CVボタン」が見つからないだけで離脱してしまうケースがあります。
当サイトの「PINTO!」でもポップアップの導入で、メディアとしてのCVRが0.1%ほど向上しました。
記事コラムが中心で、お役立ち資料などがCVにあたるメディアのCVRは、国内では0.5%が上限程度といわれているため、大きな改善です。
言い換えれば、「この情報に関する詳しい資料が欲しいな…」と思ったタイミングでCVボタンが見つからず、離脱してしまっていたユーザーが0.1%ほどいたいうことでもあります。
Web接客ツールは、他にも以下のように活用することが可能です。
購買率・CVRの向上を目的としたWeb接客ツールの活用例
簡単に言うと、購入を悩んでいるユーザーや、商材を選んでいるユーザーに対して、購入の促進を行えるということです。
以下の記事では、CVRが低い要因と基本的な解決策について解説しています。
運営しているメディアでCVRが低くて悩んでいる方は、ぜひ確認してみてください。
2つ目は、問い合わせの対応を効率化する用途です。
気軽に質問してもらえるようなチャットの質問フォームを表示し、問い合わせ対応にかかる時間の削減や、顧客満足度の向上を図ることができます。
形式としては、チャットに送られた問い合わせ内容に対して、手動で返信する「有人チャット」と、AIが自動で返信する「無人チャット(チャットボット)」の2種類があります。
顧客満足度が向上すれば、サブスクリプション型の商材の場合はリテンションレート(継続率)の向上、ECの場合はリピート率の向上などが挙げられるでしょう。
メール・電話でのお問い合わせには現れない「既存顧客の疑問や不安」を適切に吸い上げ、リテンションやリピートの障害となる要素を未然に取り除くことができます。
特にサブスクリプション型商材においては、サービスの利用開始から間もない新規の既存顧客や、トライアル期間中のお試し顧客の人に、今後も継続的に利用してもらえるかは重要な点となります。
以下の記事で、チャットボットツールについて簡単にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
次に、Web接客ツールのメリットについて、活用事例別に見ていきます。
まずは、マーケティングでWeb接客ツールを活用する場合のメリットについて3つ見ていきましょう。
Web接客ツールは、Webマーケティングにおいて大きなメリットがあります。Web接客ツールは、Webページに訪問中のユーザーに最適なコンテンツを表示させるツールです。ユーザーに最適な情報が伝わるため、CVR(コンバージョンレート)の向上が期待できるでしょう。
また、ユーザーの行動や属性を分析し、最適な商品やサービスを提案することにも長けています。例えば、特定の商品を閲覧したユーザーに対して、その商品と関連性の高い商品を提案することができます。ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズされた提案を送ることで、ユーザーの興味を引き、購買に繋げることができます。
効率的に操作が行えることも、Web接客ツールのメリットです。Web接客ツールは、自動応答やチャットボット、音声認識などの機能を備えており、ユーザーの問い合わせに迅速に対応できます。これにより、効率的に運営できるようになります。具体的には、Web接客ツールを導入することで、以下のような効果が期待できるでしょう。
自動応答機能による問い合わせ対応の迅速化:Web接客ツールには、自動応答機能があり、繰り返し問い合わせがある場合や、基本的な問い合わせに対しては自動で回答できる。カスタマーサポート担当者が手作業で対応する必要がなくなり、対応時間の短縮が可能。
チャットボットによる24時間対応の実現:チャットボット機能があるツールを活用すれば、24時間いつでも問い合わせに対応できる。人手でのカスタマーサポート対応が難しい場合や、深夜や早朝に問い合わせがあった場合でも、自動応答やチャットボットによって迅速に対応可能。
これらの作業を人が行うと、膨大な時間を必要としますが、Web接客ツールを使えば、かかる時間を短縮できるでしょう。
Web接客ツールは成約率の向上にも貢献します。なぜなら、Web接客ツールを導入することで、顧客が商品やサービスに対して不安や疑問を持った際にすぐに対応できるからです。具体的には、チャットタイプのWeb接客ツールを導入することで、顧客が質問や相談をしやすくなり、オペレーターがリアルタイムで回答することができます。
これにより、顧客の潜在的な不安を解消し、商品やサービスの魅力を再認識させることができるため、成約率の向上に繋がると考えられています。また、Web接客ツールを導入することで、離脱率の低減やユーザー満足度の向上にもつながることがあります。
次に、お問い合わせ対応でWeb接客ツールを活用するメリットについて紹介します。
Web接客ツールを導入することで、問い合わせ対応の品質を向上させることができます。チャットログや通話記録、ユーザーの行動データなどを蓄積することで、顧客の問題に的確に対応することができるからです。
また、Web接客ツールを利用することで、複数の問い合わせを同時に対応できるため、業務効率が向上します。そして、チャットボットを導入すれば、簡単な問い合わせや作業の自動化ができるため、オペレーターの負担を軽減でき、お客様1人1人への対応の質が向上するでしょう。
Web接客ツールを導入することで、お客様はサイト上で手軽に質問や問い合わせを行うことができ、迅速かつ適切な回答を得ることができます。また、お客様の行動や傾向をデータとして蓄積し、それを分析することで、ニーズに合わせたカスタマーサポートを提供可能です。これにより、顧客の満足度が向上し、リピート率や口コミにつながる可能性があります。
Web接客ツールを導入することで、実店舗のように、それぞれのユーザーの状況に合わせた接客が可能になります。
適切に運用すれば、商品の購買率やサービス提供率のアップを見込めるでしょう。
新規ツールの導入は、「実際に継続的な運用が可能か」が重要です。
機能説明のミーティングやトライアルを通して、担当者本人が「実際に運用できそうか」をイメージするステップを忘れないようにしてください。
以下の記事では、マーケターなら目を通しておきたい情報収集のためのメディア9選を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。