フレッシュネスアルゴリズムとは?仕組みや特徴、対策方法を解説

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    フレッシュネスアルゴリズムは、最新の情報や鮮度の高いコンテンツを上位表示させるために、2011年に更新されたアルゴリズムです。

    よりタイムリーな情報を、いち早く得られるようにする目的で導入されました。

    本記事ではフレッシュネスアルゴリズムの特徴や、優遇されやすい条件や話題などについて解説します。

    また、アルゴリズムに左右されない、質の高いコンテンツを作成する際にはこちらのコンテンツチェックシートもご活用ください。

    フレッシュネスアルゴリズムとは

    ニュース記事や話題性の高いトレンド記事など、新しい情報が優先的に上位表示されているのを目にしたことがあるはずです。

    これらの表示結果は、フレッシュネスアルゴリズムによる影響を受けているものです。

    2010年に導入されたカフェインと呼ばれるシステムから、よりニーズに沿うよう2011年に行われたアップデートで、現在も検索結果に大きな影響を与え続けているアルゴリズムでもあります。

    どのような指標をもとに順位を決めているのか

    フレッシュネスアルゴリズムは、フレッシュネスファクターとよばれるスコアリングにもとづき、特定のテーマをもつコンテンツを検索上位に表示させるアルゴリズムです。

    アルゴリズムが提供される対象範囲は決まっておらず、Google側からもジャンルなどについては断定的な情報は公表されていません。

    ですが生活や健康、お金などにかかわるYMTL(Your Money or Your Life)に分類されるジャンルはもちろん、政治やニュース、商品、スポーツなど幅広いテーマが対象範囲に含まれていることは確かです。

    似たようなキーワードでも、ユーザーが最新の情報を求めていると判断すれば、Googleはより新しい情報が書かれているほうを優先的に上位表示しています。

    あくまでもメインコンテンツの内容で判断している

    フレッシュネスアルゴリズムでは、情報の鮮度を「メインコンテンツ」から読み取って判断しています。

    そのため、ヘッダー情報やサイドバー、コメントやタイムスタンプなどは、その指標に含まれてはいません。

    あくまでもメインコンテンツに書かれている情報の鮮度や、内容の新しさが基準となるのです。

    当然ながら、記事の語尾のみを書き換えたり、部分的にリライトをかけて言い回しを変えたりするだけの更新では、Googleはそれを「新しい」とは判断しません。

    あくまでもユーザーが求める最新の情報がそこにあるかどうかが重要となるのです。

    QDFアルゴリズムとの違いは

    フレッシュネスアルゴリズムと似た動きをするアルゴリズムに、QDFアルゴリズムというものがあります。

    このアルゴリズムも、トレンド性や話題性の高いものが上位表示される特性があります。

    フレッシュネスアルゴリズムと異なるのは、SNSやニュースなどで特定のキーワードなどのボリュームが一時的に増加したものが影響を受けるという点にあります。

    瞬間的に話題性が高まったタイムリーなキーワードで上位表示されやすくなるため、過去に書かれた記事などでも上がってくる可能性は十分にあります。

    またそれに準じて新規記事を作成した場合でも同様です。

    ただしトレンド性が高い分、そのアルゴリズムが適用される期間も短くなります。QDFアルゴリズムのみを意識して手間と時間をかけてSEOを行うのは、あまり得策とは言えないでしょう。

    どのようなサイトやページが優遇されやすいのか

    フレッシュネスアルゴリズムは、すべてのコンテンツやサイトにおいて「最新情報」を優遇しているわけではありません。

    特定のテーマやジャンルなど、「ユーザーが新しい情報を求められるだろう」と判断した内容に対して、その情報に見合うコンテンツを上位に表示させているのです。

    フレッシュネスアルゴリズムが適用される、おもな3つのテーマとパターンを紹介します。

    最新の出来事や注目のトピック

    数時間前や数分前の情報など、ウェブ上に流れはじめた出来事を、優先的に上位に表示させます。

    たとえば事件やニュース、注目度の高い選挙結果や瞬間的な話題に関する記事などが対象です。

    新聞の一面に掲載されるような話題性の高い情報であれば、数秒前にインデックスした記事やトピックなどが、上位に並ぶケースも珍しくはありません。

    ちなみに現時点で「ウイルス」と検索した場合には、コロナウイルスに関連したトップニュースが並び、検索上位には各都道府県の感染状況を知らせるページが表示されます。

    これは現在もっとも求められている「ウイルス関連情報」が、「インフルエンザ」でも「アデノウィルス」でもなく、「コロナウイルス」であるからこその結果だといえるでしょう。

    定期的に行われるもの(イベントやスポーツ観戦)

    定期的に行われているイベントなども、最新の情報が上位に表示されます。

    たとえば最近の話題でいうと、2020年東京オリンピックなどもそうです。

    2021年の時点で「オリンピック」と検索すると、直近に開催された東京オリンピックに関する話題が上位に表示されるようになっています。

    上から「ニュース」「注目の種目」。そして検索結果には一番上に、「東京2020オリンピック競技大会」の公式ウェブサイトが優先的に表示されています。

    ほかにもサッカーの試合の結果速報、駅伝の結果、花火大会やイベントの直近の予定なども対象となります。

    繰り返し更新される情報(気象情報や防災情報)

    更新頻度が高く繰り返し更新される情報なども、最新の情報が優先的に表示されるようになっています。

    たとえば気象情報や災害情報、地震情報など、ユーザーが最新の情報を知りたいと求めるものが対象となります。

    ほかにも商品の価格なども、ユーザーの利便性を重視し、最新のものが上位表示されます。

    フレッシュネスアルゴリズムの具体的な対策ポイントは

    フレッシュネスアルゴリズムは、より最新の情報を優先的に表示させるアルゴリズムです。

    このアルゴリズムに対する攻略ポイントは、シンプルに「常に最新の情報を発信する」ことにあります。

    このアルゴリズムでは、

    • 情報発信の早さ(鮮度)
    • 話題性の高さ
    • 更新頻度の高さ

    などを総合的に判断し、ユーザーの検索意図に沿う最新のものを上位表示させます。

    新規記事であればよりスピード感が求められますし、既存記事を上げるためにはより新しい情報にリライトすることが重要となるでしょう。

    なお1記事だけ新しい情報に書き換えられていても、過去記事が放置されすぎて古くなってしまっているようであれば、優先度は下がってしまいます。

    また記事の鮮度が高くても、コンテンツ自体が低品質であれば評価が下がり、上位表示はかないません。

    情報の新しさや更新頻度などサイトやメディア全体をとおして、バランスよく対策することが大切なのです。

    小手先のテクニックでは通用しない

    フレッシュネスアルゴリズムでは、あくまでも情報の中身が新しいかどうかで、その記事の鮮度を判断しています。

    「更新」にもいろいろありますが、タイムスタンプを新しく変更したり、HTMLの構文に手を加えたりする程度では、このアルゴリズムでは「情報が新しくなった」と判断されません。

    ユーザーが求めている新しい情報が掲載されているか否かが、大きなポイントとなります。

    決して小手先なテクニックに頼らず、素直に情報を更新することに時間をかけるべきでしょう。

    テーマやジャンルによってはフレッシュネスアルゴリズムの対象外に

    とにかく何でも記事の情報を最新のものにすればよいかといえば、必ずしもそうとは限りません。

    というのもこのアルゴリズムは、最新の情報がユーザーに求められることが多いテーマやジャンルにのみ適用となるものだからです。

    そのためクエリやテーマによっては、フレッシュネスアルゴリズムの影響を受けないものも多くあります。

    たとえば特定の食材を用いたレシピなどの検索結果では、情報の新しさによる影響は受けていないことがわかります。

    ※「レシピ」のみの検索キーワードの場合を除きます。

    このように、フレッシュネスアルゴリズムの影響を受けないテーマなどもあります。

    記事の内容を最新のものに保つこと自体は、SEOの観点でも良いことには違いはありません。

    しかしフレッシュネスアルゴリズムによる上位表示を狙う場合には、しっかりとテーマを見極めることも重要だということを理解しておきましょう。

    まとめ:フレッシュネスアルゴリズムを意識するなら常に最新の情報を

    フレッシュネスアルゴリズムは、ユーザーのニーズに沿うよう、最新の情報を上位に表示させる仕組みを持つアルゴリズムです。

    対象となるテーマの場合には、できる限り新しい情報を素早くインデックスさせることがカギとなります。

    ただし情報が新しくなるたびに順位も変動するため、フレッシュネスアルゴリズムのみに依存しすぎるのも危険です。

    フレッシュネスアルゴリズムの特性やユーザーのニーズを理解し最新の情報を発信しつつも、そればかりに偏らない、バランスの取れたコンテンツ内容にしていくようにしましょう。

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