【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
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2024.11.28
更新日:2024.04.08
公開日:2019.06.24
ウェブサイトへの流入を増やしたい、狙ってるキーワードでの順位を上げたい、でも何から始めていいのか分からない。
そんな風に考えているウェブ担当者の方もいるのではないでしょうか?
今回は、SEOコンサルタントの選び方と、今対策を依頼しているコンサルタントが信頼できるのか不安になったら確認する点などについて紹介していきます。
SEOコンサルタントとは、クライアントのウェブサイトへの流入を増やし、売上やお問い合わせ数といった成果達成の手助けをする人や会社のことです。
ウェブサイトが検索エンジンでヒットしやすくなるように最適化し(SEO)、サイト集客率を向上させるための戦略などをアドバイスをします。
基本的には「コンサルティング」なので、助言・提案が主な業務となります。実際の作業は社内で行うか、もしくは別途制作会社に依頼が必要となります。
SEOでは、検索時に上位に表示されることで視認される回数を増やし、認知されることで顧客数を増やすことが重要となります。そのため、テーマに沿った検索結果に上位ヒットさせるためのノウハウが必要となります。
SEOコンサルティングはまずクライアントにヒアリングを行い、サイトの状態や仕様、内容などから改善点を探します。そこから実際にサイト内で可能な技術や施策を提案し、PDCAサイクルを回し経過をみます。結果、どのような変化が起こったかフィードバックを行い、さらなる改善案を提案していきます。
SEO対策では、基本的にはセッションやUU(ユニークユーザー)といった指標を軸に改善提案を行います。
最近では、流入だけでなくCVR(コンバージョン率)の改善などUI(ユーザーインターフェース)・UX(ユーザーエクスペリエンス)に関わる部分も提供サービスに含まれます。
SEOコンサルタントの最も大きな仕事は、キーワードの選定策略です。顧客の状況や課題をヒアリングし、メディアに掲載するキーワードを洗い出していきます。その際、競合他社からの情報を収集し、どんなコンテンツが世間に受けているのかを明確にしてキーワードを選定したり、市場のどの部分を狙うかを決めたりします。
キーワードの選定が適切に行われていなければ、今後のコンテンツ施策の検討や見積もりが誤った方向で進んでしまうことにつながります。そのため、キーワード選定はとても重要な項目だといえるでしょう。
次に、コンテンツの充実化を図ります。選定したキーワードをもとに、コンテンツを制作していきます。コンテンツの制作はディレクター本人が行うこともありますが、1人で対応できない作成業務に関しては、SEOに強いライターを採用、編集者をつけてコンテンツ数を増やすことも検討します。
いずれの場合でも、コンテンツを制作する際にはただ数をこなすのではなく、Googleに認められるコンテンツの書き方を意識しなければなりません。そのため、専門的な技術が必要なのです。
質の高いコンテンツを制作する方法については、こちらの記事で紹介しています。
ウェブページを技術的に最適化することもSEOコンサルタントの役割です。具体的には、次のような施策を行い、SEO効果を高めていきます。
こういったデータを分析し、最も効果の高い手法を導き出すことがSEOコンサルタントの役割となります。
分析した結果を緻密に調査し、今後の施策を決定していきます。そして、クライアントに対してサイトを改善するための施策を提案したり、ウェブマーケティングにまつわるアドバイスを行ったりもします。
次にSEOコンサルタントに求められる能力やスキルを見ていきましょう。
SEOコンサルタントのスキルは、特に以下の図の3項目が重要です。
Googleのアルゴリズムに理解があることがまず大前提ですが、HTMLタグや文章構造、他にもアクセス解析についての知見も求められるでしょう。また、常に最新の情報にアンテナを張っていることも大切です。また、webマーケティング全般に対しても知識があったほうが良いでしょう。
クライアント側からの要望に対して有効的な企画力と、提案能力も必要となります。SEOでは日々アップデートが行われているため、成果が確実に得られないことも想定されます。そのためメリット・デメリットを踏まえた提案能力が求められます。分からないことに対しても自分の考えとSEO市場や競合の動向からお客様に回答できなければいけません。
近年のSEOでは、コンテンツが大事ということが声高に叫ばれており、コンテンツを作成してサイト内にアップすることが多くあります。
コンテンツ作成におけるキーワード選定は、キーワードの検索ボリュームや競合性、自社サイトの現在の順位をを基本的な軸として選定します。しかし、こういった定量データだけでキーワード選定するSEOコンサルタントには注意が必要です。
そのキーワードがどれだけWebサイトのCVに貢献するか?お客様のビジネスにおいて獲得が必要なキーワードか?など、結局Webサイト上でのパフォーマンスの最大化を踏まえた、定性データも込みで提案してくれるかは確認するべきです。
長期的なWebサイトの成長も踏まえて、キーワード選定をしてくれるSEOコンサルタントは信頼できます。
クライアントの商材やサイトに合わせた施策の実行のしやすさ、SEO的な重要度を鑑みて提案ができるSEOコンサルタントでなければプロジェクトは成功しません。
どれだけSEOのスキルが高くても、それを受け手が納得できなければ信頼を得ることには繋がりません。そのため、SEOの専門家ではないクライアントに対して、いかに噛み砕いてわかりやすく説明ができるかも重要なスキルとなります。
相手の意図を汲み取る能力も必要です。ヒアリング以上に相手の話を聞いて要望を引き出すことができることこそ、コンサルティングにおいて重要な能力と言えるでしょう。
ではSEOコンサルタントの選び方やポイントを紹介します。
SEOコンサルタントには「認定SEOコンサルタント」や「SEO検定」といった民間企業による検定試験があります。資格は特には必要ありませんが、コンサルタントの知識量についてひとつの基準になるでしょう。
何より重要なのは、コンサルタントとしての実績や経験があるかです。
前述したように、スキルや知識がないコンサルタントは選ぶべきではありません。
検定はあくまで知識量の指標であり、実践的な技術力の指標ではありません。それよりも自分の不明点や希望についての明確な返答を出してくれるかが重要なポイントとなるでしょう。まずは自分が気になってるテクニカルな質問をいくつか質問してみて、その回答内容に納得がいくのかを確認してみてください。
また、最新の情報に敏感であることも判断基準になります。アルゴリズムの変化などのアップデートについて情報を追えていることもひとつの指標です。
自サイトを担当してくれるメンバーがどういうメンバーで構成されているのかは確認しておきましょう。
特にコンテンツ作成が施策に入っているのであれば、誰がコンテンツ作成のディレクションをするのか、誰がコンテンツ作成をするのか、校正チェックするのかなどまで確認しておく必要があります。
ワードプレスなどを構築してコンテンツの納品まで依頼する場合には、Webディレクターやコーダーも確認しておきましょう。
体制が決まっていない場合には各施策の責任を誰が持つか不明瞭で、施策の実行の遅れ、ひいては成果が出ないことにも繋がってしまいます。
同業種・同規模のサイトでの実績を教えてもらうことで、自サイトの成果の予測をある程度見立てることができます。
過去に請け負った案件について、どれくらいの成果を出した実績があるかは確認しておくべきでしょう。その際には施策内容や期間についてなどにも踏み込んで聞いておきます。
また、同分野における知識があるかどうかも重要です。近い業種での実績があるならば、ある程度の業界内情報を持っている可能性が高いので、有効的な施策立案が期待できます。
施策やその結果のやりとりをすることになる担当のコンサルとの連絡頻度はどれくらいなのか、定例会や日々の報告はどれくらいでやってくれるのかも確認しておくことは大切です。
成果達成のために行っていることについての報告がされる機会があることはもちろん、アップデートなどの状況の変化についての報告をしてくれることは重要なポイントと言えるでしょう。
目まぐるしく状況が変わるSEOなので、こまめに連絡を取れるSEOコンサルタントであれば安心です。
それでは、SEOコンサルタントを活用することでどんなメリットがあるのでしょうか?ここでは、企業がSEOコンサルタントを活用することで得られるメリットについて紹介します。
SEOコンサルタントをうまく活用することでSEOにかかる時間を短縮できます。これは、優れたSEOコンサルタントに依頼することで、専門知識と経験を持ったプロフェッショナルが効果的な施策を提案し、実行してくれるためです。
また、そういったプロが業務に対応するため、自社でSEO対策を行う場合に比べて、効率的に結果を出すことができます。そして、自社でSEO対策を行う場合にかかる時間的なコストも削減できるため、社内に在籍している従業員は他の業務に集中できるのです。
・キーワードリサーチ
・コンテンツ制作
・Webサイトの最適化施策
・コンテンツ戦略の立案
上記のような業務に工数を感じているならSEOコンサルタントの活用がおすすめです。SEOにかかる時間を節約しながら、効果的なSEO対策を実施するために、SEOコンサルタントの活用を検討してみましょう。
SEOコンサルタントを活用することでプロフェッショナルの力を使えるというメリットがあります。前述したように、専門知識と経験豊富なプロがサイトの最適化やコンテンツ戦略の立案、キーワードリサーチなどの作業を担当してくれるため、Google検索で上位表示を狙える可能性が高まります。
また、プロの的確なアドバイスとサポートにより、サイトの収益向上や集客効果を期待できます。自社でSEO対策を行う場合に比べて、専門家のアドバイスを得ることで効率的に結果を出すことができるため、SEOの成長に頭を抱えている場合には活用してみると良いでしょう。
一方で、SEOコンサルタントを活用する際にデメリットを感じるケースがあります。依頼する際には事前にデメリットを理解しておいた方が良いでしょう。
1つ目のデメリットは、作業を任せるスタッフまで選べないことです。SEOコンサルタントは専門的な知識と経験を持つプロフェッショナルですが、具体的な作業を実施するスタッフやチームが別に存在している場合があります。そして、そのメンバーはSEOコンサルタントが選択するため、依頼者側が自由に選択することはできません。
一般的には、SEOコンサルタントの会社が所属するチームや担当者が作業を担当することになり、基本的には教育が施されているはずですが、案件と人の相性によっては当たり、はずれが存在してしまいます。そのため、作業のスキルやスタイルについて直接的な選択やコントロールができない場合があります。
もしくは、細かい部分までルールを設けて、作業を任せるスタッフに対して間接的に指示を送らなければならない場合もあります。そのような場合には、結果として工数がかかってしまうため、SEOコンサルタントを活用することに制約を感じる可能性があるでしょう。つまり、SEOコンサルタントに丸投げで依頼することに魅力を感じる場合以外は、ミスマッチが発生するケースもあるため、注意が必要だということです。
2つ目のデメリットとして、コンサルタントのスキルが人によることが挙げられます。SEOコンサルタントは専門的な知識と経験を持つプロフェッショナルですが、個々のコンサルタントのスキルや手法は異なる場合があります。一部のコンサルタントは優れた結果を出す一方で、他のコンサルタントは期待に応えられないケースもあるでしょう。そのため、コンサルタントのスキルや実績を事前に確認し、信頼できる専門家に依頼することが重要です。
また、コンサルタントのスキルによっては、顧客の業界やニーズに適した戦略やアプローチを提供できない場合もあります。これはコンサルタント自身の持つスキルや経験の範囲によって効果を発揮する案件が異なるからです。そのため、コンサルタントを選ぶ際には、自身の目標や要件と一致するかどうかを評価することも欠かせません。
順位が上がらない、セッションが増えないなどのように成果が出ないときには、今のコンサルに依頼していても大丈夫だろうかといった不安や疑問が出てくると思います。
そんなときには次に紹介する点を確認するようにしましょう。もし、この点を確認しても不安が拭えないようであれば、SEOコンサルタントを変えたほうがよいかもしれません。
成果を達成するために具体的にどういったことをしているのか率直に聞いてみましょう。 普通であれば、月に1度の定例会などがあると思いますので、その場で聞いてみるのがよいです。 各ページのタグの改善策やコンテンツを依頼しているのであればその納品物は遅れなく納品されているのかなども大切な確認事項です。
Googleの検索アルゴリズムは日々変動しているので、毎日とはいかないまでも、ネット上で話題になるような大きなアップデートが起こった際にすぐ連絡があるのかは大切です。連絡が遅い場合には、施策や成果にも大きな影響が出る可能性があるので、SEOコンサルタントの変更を考えたほうがよいかもしれません。
SEOコンサルタントを選ぶ際に不安を感じた場合、まずはそのコンサルタントが多くの成功事例を持っているか確認することが重要です。成功事例の数は、そのコンサルタントが実績を積み重ねてきたかどうかの指標となります。多くの成功事例があるということは、そのコンサルタントが幅広い業界やニーズに対応できる可能性が高く、結果を出せる能力を持っていることを示唆しているでしょう。
また、成功事例を確認することで、そのコンサルタントの手法や戦略が実際に効果をもたらしているのかを評価することもできます。信頼性の高いSEOコンサルタントを選ぶためには、多くの成功事例を持っているかを確認することが重要です。
制作体制が整っているということは、専門的な知識や経験を持つスタッフがチームに揃っており、効果的な戦略の立案や実施が期待できることを意味します。また、制作体制が整っているということは、プロジェクトの管理やタスクの割り振りが適切に行われている可能性が高く、効率的にコンテンツを制作できます。
さらに、チームの連携やコミュニケーションが円滑に行われることで、問題解決や改善策の実施がスムーズに進むでしょう。
適切なSEOサービスを受けるには、専門知識と経験を必要とするため、適切な報酬を支払う必要があります。安価な価格でサービスを提供しているSEOコンサルタントは、結果を出すために必要なリソースや戦略を提供できない可能性があります。
逆に、高額すぎる場合は適正価格ではなく、損をしてしまうことも考えられます。実績や評判を確認することは前提として、他のコンサルタントの価格と比較することも重要です。費用感とサービスのバランスを保ちながら、信頼できるSEOコンサルタントを選ぶことが成功への道を切り開くポイントとなるでしょう。
SEOコンサルタントに不安を感じた場合、円滑なコミュニケーションが取れているかを確認することが重要です。効果的なSEO戦略の実行には、コンサルタントとのコミュニケーションが欠かせません。信頼できるコンサルタントは、要件や目標について明確に話し合い、進捗状況や結果について適切に報告してくれます。
また、疑問が発生した場合にすぐに声をかけやすい関係を築けるかも重要なポイントです。意思疎通がスムーズで、課題解決や戦略の改善が迅速に行えるコンサルタントかどうかを判断することが大切です。
要望に合ったプランを用意してくれるか確認することも大切です。信頼してまかせられるコンサルタントは、クライアントのニーズや目標に基づいてカスタマイズされたプランを提供しています。
また、予算や期間に合わせて柔軟なプランを提供しているコンサルタントも存在しており、そういったコンサルタントに依頼することで、費用を抑えて最適なサービスを受けられるでしょう。クライアントの要望を理解し、それに応じた具体的な行動計画を示してくれるかを確認することで、協力関係が円滑に進み、望ましい結果を得ることができます。
今回はSEOコンサルタントの選び方、今依頼してるコンサルタントに不安を覚えたら確認するべき点を紹介してきました。 SEOに限ることではありませんが、お客様とコンサルの2人3脚で施策を進めていかないと目標達成は難しくなります。 ぜひ自社や自チームのメンバーとともに施策を考え抜いてくれるコンサルタントにSEO対策を依頼しましょう。