SEOとは?SEO対策で上位表示する効果的な施策と事例
SEO対策
2025.01.08
更新日:2024.04.30
公開日:2018.12.17
SEOで上位化を目指すには、コンテンツの質を高める他に、被リンクを集めることが大切です。ユーザーにとって価値のあるコンテンツであれば、別のサイトで紹介され、リンクを設けてもらえることがあります。
コンテンツを増やすことで徐々に被リンクも増えていきますが、その中には国内だけでなく、海外向けのサイトによるリンクも含まれます。今回はそんな海外サイトからの被リンクについてお話します。
皆さんは海外サイトから受けるリンクについてどんな印象をお持ちですか?国内のユーザーに向けたサイトであれば、基本的に海外のリンクはスパムであると考えて良いと思います。
しかし国内だけでなく、海外にもサービスを展開(多言語で制作しているサイト)している場合は、海外のリンクだからといってすぐにスパムの判定を下すのは避けましょう。
では海外リンクの中でも特にスパムと思われるリンクパターンはどのようなものでしょうか?
海外のスパムリンクの多くは、コンテンツの内容に意味を持たないサイトです。言語が理解できなかったとしても、同じような見た目のページから大量にリンクされているという状況から判断することができます。
以下は一般的なスパムリンクの種類です。
ワードサラダとは、自動で生成された文章を羅列しただけのコンテンツで構成されたサイトです。中身の伴わないサイトからのリンクは、SEO効果がありません。ユーザーではなく、検索エンジンのみを対象としたサイトです。
掲示板型でリンクのみが羅列されており、一見するとリンク集のようなサイトです。こちらもワードサラダと同様に、サイト自体に価値の無いものなので、SEO効果はありません。むしろSEO目的の被リンクを自作自演で行っていると判断され、ペナルティの対象となる恐れがあります。
海外リンクで多く見られるのが、アダルト・ポルノサイトです。自身で運用しているサイトがアダルト関連のサイトで無い限り、スパムリンクといって間違いないでしょう。
海外から被リンクされているか調べる方法はこちら:被リンクチェックツールの紹介
上記で紹介したような海外リンクスパムの場合は、SEO効果は無く、逆に順位を落としてしまうリスクがあります。
ただし、それはあくまでもスパム行為に該当するものだけで、価値のあるコンテンツであれば海外リンクでもSEO効果はあります。優良な被リンク元となるサイトは、日本語も外国語も同じで、あくまでもサイト自体の質が重要です。
海外リンクには優良な被リンクも存在するため、分からない言語だからという理由だけでリンク削除の依頼を出すのはやめましょう。そもそもリンク削除の依頼をかけるのも、その国の言語、または英語での問い合わせとなるため、リンクの数が多い場合はかなりの労力がかかります。
またGoogleは明らかな海外スパムリンクに対しては、自動でリンクの効果を無視してくれます。そのため、良いリンクと悪いリンクを自分で判断する必要がありません。ただし、あくまでも機械による判断なので、中にはSEO目的による不正なリンクとして処理されてしまうこともあるかもしれません。
どうしても海外リンクが気になるという方は、リンク否認ツールを使用しましょう。
リンク否認ツールは、外部リンクを外さずにSEO的な効力を無くすものです。問い合わせによりリンクを外してもらうよりも、手軽に利用できるので便利ですが、良いリンクも否認してしまう恐れがあるので注意が必要です。
SEO効果が高いと言われている中古ドメインを購入する際に、海外ドメインを選ぶことがあると思います。海外ドメインを選ぶ場合は、一部を除いて全ての被リンクが外国語なので、リンクの良し悪しを見極めるのが難しいです。ですので、まずは明らかなリンクスパムやアダルトサイトがリンク元として存在しないかどうかを確認します。
中古ドメインを販売しているサイトでは、被リンクサイトのURLを公開し、評価を付けていることもありますので、参考にしましょう。また、これから作成するサイトのテーマと関連したサイトからのリンクが存在するかどうかが重要です。例えばダイエットに関するサイトを立ち上げる場合は、美容系のサイトからのリンクがあると良いです。
自分のサイトテーマに沿った海外ドメインを見つけるのは簡単ではありませんが、被リンクによるSEO効果を求めるのであれば、根気よく調べることが大切です。
2016年9月に実施されたペンギンアップデート以降、Googleは不正なリンクに対してはリンクの効果を無効化するように強化しています。これにより悪質な海外スパムリンクが貼られたとしても、SEO的な評価を下げることはありません。海外からのリンクを意識せずに、より良いコンテンツを作り上げることに専念しましょう。
SEOをもっと学びたい方はこちらもチェック:SEO対策の全てを紹介!