Googleアナリティクスでの検索ワードチェック方法|not providedの理由も解説

Googleアナリティクスでの検索ワードチェック方法
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    Googleアナリティクスは、サイトのアクセス数だけでなく流入ワードや流入ページを把握するためにとても役立ちます。検索されているキーワードを把握することはSEOにおいては非常に重要になります。

    今回は、そんなGoogleアナリティクスで検索キーワードを確認する際によくある問題点

    • not providedってなに?
    • not setってなに?
    • みんなはどうやって検索ワードを調べているの?

    についてご紹介していきます。

    ※GA4への移行について気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

    また、そのほかお役立ち資料をまとめておりますので、こちらからご活用ください。

    Googleアナリティクスでの検索ワードチェック方法

    チェック方法は以下の順序で行なってみてください。

    「集客」→「キャンペーン」→「オーガニック検索キーワード」から流入を獲得しているキーワードを確認することができます。

    下記画像の赤枠内が流入キーワードの一覧になります。上位から順に並んでおり、表示する行数を変更することでより多くのキーワードを確認することも可能です。

    初めて見る方にとっては意外なキーワードで流入していたり、5語くらいのワードで流入しているユーザーがいたりと、色々な所でびっくりするかと思います。これくらいユーザーはさまざまなワードを日々複雑に調べて、欲しい情報を探しているのです。


    (not provided)とは?not providedとなる理由 / not setは?

    前段落では触れなかったですが、流入キーワードのほとんどが、(not provided)や(not set)などと表示されてしまいます。

    (not provided)の表示は、Googleアナリティクスの検索エンジンからの流入キーワードが表示できなかった旨の表示になります。こちらは近年のプライバシー対策の問題で、Googleが検索キーワードの情報を提供しなくなったためにこのように表示されています。

    かつては、Yahoo!JAPANとGoogle共にこちらでキーワードの確認が行えましたが、現在は検索エンジンのほとんどがSSL化したことでデータが表示できず、(not provided)の比率が大きくなっています。

    暗号化とは?

    現在大半の方が使用している検索エンジンでは「SSL暗号化通信」というものが使われています。
    このSSL暗号化通信があることでセキュリティの保護がされています。

    SSL暗号化通信とは
    SSL/TLSは、一対の機器の間でデータの暗号化通信を行うことができる、トランスポート層の仕組み(プロトコル)です。
    SSL暗号化通信は、対になる2つの鍵「共通鍵暗号方式」「公開鍵暗号方式」の仕組みを用いて行われます。

    SSLによる暗号化通信で、インターネット上で送受信される個人情報や決済情報などの大切なデータは、悪意ある第三者によるなりすまし・データの盗聴・改ざんから守られます。

    引用:GlobalSign 「SSL暗号化通信とは」

    簡単にいうと、検索ユーザーのクエリがサイトへ訪れる前に暗号化されてしまうため、Googleアナリティクスではデータを保持できず取得できなかった旨の表示がされているということです。

    もともと2013年9月にGoogleがこの対応を始めたために、2013年ごろから「Not provided」の表示数が多くなったという背景があります。Yahoo!も次いでSSL化を2016年4月に発表し、Googleアナリティクスで確認できるほとんどの検索キーワードが「Not provided」になってしまいました。

    現在もYahoo!JAPAN、Google共にプライバシー保護の観点からほとんどのサービスをSSLで暗号化しており、Googleアナリティクスだけで流入キーワードをチェックするのは難しくなってきています。

    not setは?

    「(not set)」とは、選択したディメンションについて情報が得られていないときに、アナリティクスで使用されるプレースホルダ名です。「(not set)」がディメンション値として表示される原因は、レポートによって異なります。

    引用:Googleアナリティクスヘルプ「(not set)という値の意味」

    (not set)という値は、検索のキーワードの時にだけ表示される項目ではなくさまざなま場面で表示されるものです。notsetの場合も同じく検索キーワードを調べることができないので注意しましょう。


    not providedでわからないキーワードを調べる方法

    not providedで見れないキーワードも以下の方法から分析することが可能です。SEOにおいては欠かせない分析になるので必ずやり方を覚えておいてください。

    サーチコンソールの活用

    Google Search ConsoleというGoogleが提供しているツールを活用することで検索キーワードをチェックすることが可能です。登録方法などはこちらの記事をご覧下さい。

    登録が完了したら、分析したいサイトのアカウントを開き「検索結果」→「クエリ」を選択した下さい。

    下記画像の赤枠のように、獲得しているキーワードを一覧で確認することができます。

    また上部の赤枠の部分から、期間、クエリ、ページなどの条件で絞りをかけることができます。特定のページにおいて獲得しているキーワードを確認したいときなどに使用してみて下さい。

    こちらの方法で基本的にキーワードを確認することは可能です。ぜひSEO対策に役立ててください。

    SEARCH WRITEを活用する方法

    SEARCH WRITE_検索KW

    弊社が提供しているSEOツールのSEARCH WRITEを使用する場合は、「自社キーワード分析」から、獲得しているキーワードとその成果を確認することができます。

    任意の指標でソートや絞り込みをかけることができるので、改善が必要なキーワードの発見も簡単にできます。

    SEARCH WRITEについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。SEARCH WRITE


    キーワード分析が重要な理由

    キーワード分析が重要な3つのこと

    キーワードの分析が重要な理由は、

    • ユーザーが何が欲しいのか
    • ユーザーが何を知りたいのか
    • ユーザーがどんな悩みを持っているのか

    を簡単に知ることができるということです。

    検索キーワードがわかれば次の対策やページ改善に役立ちます。ユーザーが実際に検索している語句を分析することで、どういった課題を持って検索という行動に至っているのかを知ることができます。

    SEOにおいては、ユーザーが求めている情報を提供するページが上位表示されるようになっていますが、ユーザーが何を求めているのかはキーワードに現れます。

    キーワードをみて、検索意図(=検索した目的)を把握し、その意図に回答するコンテンツを作成しましょう。

    より簡単に、かつ深く検索キーワードの分析を行うには?

    もしもっと手軽にかつ検索意図などまでの分析を行うには、キーワード分析が可能なツールを使用することもおすすめです。

    例えば、こちらは弊社が開発したSEOツール「SEARCH WRITE」の管理画面ですが、特定のキーワードを分析するときには、そのキーワードをボックスに入力すれば、上位表示されているページがどういった検索意図を想定しているのかや見出しの構造が一目でわかります。

    あるページで上位表示したいときに、どういったキーワードで流入を獲得しているかを確認し、そのキーワードでの上位表示のために何が必要なのかが、一目でわかるため分析はサクッと済ませて実際の施策に時間を使うことができるようになります。

    このようにサイト分析も含め、SEOにおいてはツールを活用することでラクに対策ができるようになります。

    こちらのページで様々なSEOツールについてご紹介しているのでぜひご覧下さいませ。

    また弊社開発のSEOツールSEARCH WRITEについては以下をから詳細をご覧いただけます。

    まとめ:キーワード分析をサボらず行う

    キーワードリストを作って、新しいアクセスをどんどん増やしているメディアほどキーワード分析がおろそかになっているケースが多いです。月に1〜2回は必ずキーワード分析を行い、サイト改善項目をチェックするようにしましょう。

    SEO対策についてもっと学びたいという方は以下の記事をご覧ください。きっとあなたにあったSEO対策が見つかるはずです。
    SEO対策完全版マニュアル|費用対効果大のWEB集客方法について
    【完全版】コンテンツSEOとは|本当にSEOに強いブログや記事の書き方

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