【PLAN-Bニュース】Web広告媒体アップデート・最新情報まとめ(2024/09/28~10/04)

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本記事では、Web広告の媒体別のアップデート情報・最新情報をお届けします!

今週は月初+四半期始まりということもあり、PinterestやMicrosoftのアップデート情報など、比較的多くの最新情報が出ていますので、要チェックです。

今週のピックアップニュース

Yahoo!広告の最新アップデート情報

検索広告(ショッピング)の商品情報掲載において、月額予算の設定に対応

概要

毎月の運用における予算が設定できるようになり、希望のタイミングでの変更も可能になります。

変更部分

  • MCCアカウントは以下で連携済みのショップや月額予算を確認・変更できる「ショップ一覧」というページが追加される
  • 商品情報掲載の注文実績の確定が、注文発生から45日→2カ月経過に変更
  • 取引明細および月次利用明細において、商品情報掲載と検索連動型ショッピング広告それぞれの表示に対応

対象サービス

  • 検索広告(ショッピング)

実施日

2024年10月30日(木)(予定)


参照:【検索広告(ショッピング)】商品情報掲載の月額予算設定について

ディスプレイ広告(運用型)において、入札戦略と課金方式に関するβ版機能の提供

概要

以下の機能がβ版として提供されます。

変更・追加点概要
入札戦略「ビューアブルインプレッション数の最大化」を提供(β版)キャンペーン目的「ブランド認知」において新たに提供
課金方式「ビューアブルインプレッション課金」の利用拡大(β版)

キャンペーンの作成・編集時に、特定のキャンペーン目的と入札戦略の組み合わせにおいて新たに選択可能に

「課金方式」の項目追加広告管理ツールの各種一覧画面の表示項目に追加
入札戦略の表記変更
  • ビューアプルインプレッション課金→ビューアブルインプレッション単価
  • 動画再生課金→動画再生単価
インポート用ファイルの変更細かい変更内容はこちらをチェック

~ADコンサルタントからのコメント~
GoogleがYouTube広告やP-MAXでのリーチを推奨するようなアッパーファネルへのアプローチとして、Yahoo!広告がビューアブルインプレッション重視の課金形態を追加しました。

運用型での適用ということで、Yahoo!ブランドパネル面などをはじめ、認知向け施策への活用が期待できます。

対象サービス

  • ディスプレイ広告(運用型)

実施日

2024年10月9日(水)(予定)


参照:【ディスプレイ広告(運用型)】入札戦略と課金方式に関するβ版機能の提供と項目の追加・変更について

Microsoft広告の最新アップデート情報

P-MAXキャンペーンでも検索語句分析レポートが対応可能に

概要

P-MAXキャンペーンでも検索語句分析レポートが対応可能になりました。

検索語句分析レポートとは、自社の売上につながる検索キーワードについての分析が可能なレポートです。選択した期間中に配信した広告に対して何かしらのアクションが発生したキーワードを分析し、主要なパフォーマンス指標を用いて関連カテゴリ毎にグループ化することができます。

その他にも以下のような変更がリリースされます。

  • ブランド除外の試験導入が引き続き利用可能
  • アセットグループレベルのURLルールを試験的に利用可能
  • DSAキャンペーンをP-MAXにアップグレードするための推奨設定事項の提供

~ADコンサルタントからのコメント~
Google広告と同様にMicrosoft広告でも、P-MAXの検索語句が確認できるようになりました。

おそらくGoogle同様に全ての検索語句が確認できるわけではありませんが、ユーザ動向を分析する上での参考となります。

対象サービス

  • P-MAXキャンペーン

実施日

2024年10月1日(火)


参照:Performance Max updates and other updates for October

ディスプレイ広告の入札とターゲティングのオプションの追加

概要

アップデート後の入札戦略一覧を以下に示します。

入札戦略詳細
手動CPM表示可能なインプレッション 1,000 回に対して支払う最高額を設定します。
拡張CPC クリックごとに支払う入札額を設定し、リアルタイムで自動的に最適化して、コンバージョンの可能性を高めます。
コンバージョンを最大化し、CPA を目標とする

「特定の CPA 目標を設定する」オプションを使用して、可能な限り多くのコンバージョンを獲得します。

アップデート後のオーディエンスターゲティング一覧を以下に示します。

オーディエンスターゲティング詳細
購買意欲の高いオーディエンス 特定のカテゴリ内で購入意向の兆候を示した顧客の厳選リストにリーチします。
動的リマーケティングユーザーが操作した特定の商品 ID に基づいてユーザーをターゲティングし、同じ商品 ID の広告をユーザーに表示します。
カスタム オーディエンスデータ管理プラットフォームから独自の顧客データを使用して、より豊富なユーザー セグメントを作成し、ユーザーにリーチします。
組み合わせリスト既存のオーディエンスリストを組み合わせてターゲティング戦略を強化します。
LinkedIn プロフィールターゲティング

LinkedIn プロフィール情報に基づいて潜在顧客をターゲティングします。

予測ターゲティング予測ターゲティングを使用すると、ターゲティングを検討していなかった、コンバージョンの可能性が高い新しいオーディエンスを簡単に見つけることができます。
インプレッションベースのリマーケティング (試験版)広告の配信に基づいて、永続的な印象を残し、ファネル全体にわたって効率性を高めます。

対象サービス

  • ディスプレイ広告

実施日

2024年10月1日(火)


参照:Performance Max updates and other updates for October

Pinterest広告の最新アップデート情報

AI と自動化機能を備えたPinterest Performance+ キャンペーンの提供を開始

概要

Pinterest Performance+ キャンペーンは顕在層の獲得パフォーマンスを推進するもので、ターゲティングの最適化、予算の管理、入札価格の決定をAIと自動化機能を用いて実現します。

α版とβ版のテスト結果によると、多くの広告主がコンバージョンキャンペーンとカタログ販売キャンペーンで顧客獲得単価(CPA)を 10% 以上改善、比較検討キャンペーンでクリック単価(CPC)を 10% 以上改善したそうです。

対象サービス

  • Pinterest Performance+ キャンペーン

実施日

2024年10月1日(火)


参照:AI と自動化で広告主をサポートする、新しいキャンペーン機能のご紹介

プロモーション機能の提供開始

概要

新たなプロモーション機能によって、検索とホームフィードにセール品やパーソナライズされたおすすめを表示できるようになりました。

パーソナライズは検索やピンの保存に基づいて行われ、最も購入の可能性が高いタイミングで表示されます。

実施日

2024年10月1日(火)


参考:AI と自動化で広告主をサポートする、新しいキャンペーン機能のご紹介

まとめ

全媒体として、P-MAXへの関心が高まっていますね。Microsoft広告のP-MAXに関するアップデートも引き続き更新されていくと予想されますので、引き続きチェックしていきましょう。

本ニュース記事では、1週間分のWeb広告の媒体アップデート情報、最新ニュースをお届けしていきます。来週も是非チェックしてみてください!

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