【5分でわかる】GTM(Googleタグマネージャー)の設定方法
インターネット広告
2024.11.28
更新日:2024.07.05
公開日:2017.11.22
MEO対策としても、非常に重要なGoogleマイビジネス。利用したくても、実際にどう登録したらよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
また、Googleマイビジネスといえば、関係性の高い「O2O広告」についても理解しておかなければなりません。
そこでこの記事では、Googleマイビジネスの登録方法や仕組みから、O2O広告も含めて解説します。最後まで読んで、ぜひ掲載されるための施策を積極的に取り入れていきましょう。
O2Oとは、Online to Offlineの略で、以下のような施策を指します。
例えば、自社サイト上で「店舗来訪した際の割引クーポンを提供する施策」などは分かりやすい例といえるでしょう。
しかし、さまざまなO2O施策がある中で、大幅にデジタルシフトするに至らない場合が多いのが現状です。なぜなら、本当にWeb上の施策がリアルの購買行動に繋がっているのか、また繋がっていても費用対効果が分からない部分が多いからです。
そのような中、昨今の技術発展によって、Web上で接触したユーザーが来店したことを計測できる「来店計測」ができるようになってきました。これはWeb広告で接触したユーザーが、実際に店舗に訪問した段階でコンバージョンとみなします。そのため、費用対効果が分かりやすいものとなります。
ただし、全広告主が活用できる機能になっていないことも多いです。例えばGoogleAdwordsでは、広告主の条件によって「来店計測」が可能ですが、ハードルが高くて導入できない場合もあります。
そのため、少しでもO2O施策を成功に導くために導入したいのが、Googleマイビジネスです。実店舗情報を存分に活かした広告配信ができるため、現状の広告効果よりも成果が上がること間違いなし。また無料ツールなので、簡単に始めることができます。
Googleマイビジネスの特徴を見ながら、更なるO2O施策の効果改善を図りましょう。
Googleサービス(Google検索やGoogleマップなど)上に実店舗のビジネス情報を表示し、管理することができる無料ツールです(図1)。
図1:Googleサービス上での管理できるイメージ
地域ビジネスにとって、オンラインでの情報発信が不可欠であり、その効果は大きいといえます。その理由が、以下の3つです。
図2 出典:「Consumer Barometer (2016/1/29) 」
スマートフォンが主流の検索手段となった今、オンライン上でのビジネス情報掲載がより重要視されるようになっています。ユーザーが1クリックでGoogle検索やマップから詳細情報を得られて、直接ビジネスとコンタクトできることが大きなメリットでしょう。
また、ユーザーが簡単に情報を得られることが大きな利点であるため、地域ビジネスは積極的にオンラインでの情報掲載を行うべきでしょう。
Googleマイビジネスの情報が表示される条件としては、次の3つのいずれかの場合があげられます。
Googleマイビジネスの掲載場所は、PCの場合検索結果の右側に、モバイルでは検索語句の下側となっています(図3)。しかし、必ず表示されるとは限りません。表示させるためには、ビジネス情報を充実させ、掲載される仕組みに沿った取り組みを行なっていく必要があります。
図3:Googleマイビジネスの掲載場所
まずはじめに、Google上でビジネス情報を管理するための権限を取得しましょう。これにより、ビジネス情報の編集や追加が可能になります。
オーナー承認を行うことで、情報の正確性を保ちながら、ユーザーに適切な情報を提供することができます。
次に、電話番号を入力しておくことが重要です。Google検索結果から毎月1億件以上の電話がかかってくるため、電話番号を掲載することで、多くのお客様とのつながりが生まれます。
また、直接電話がかかる環境を整えることで、問い合わせや予約がスムーズに行えるようになります。
ビジネスのWebサイトへのリンクを貼りましょう。もしまだWebサイトがない場合は、作成できます。
Webサイトへのリンクがあると25~35%のクリック数が増えることがあるため、集客力が向上します。
営業時間を明確に入力しましょう。実は、地域情報を検索するユーザーの40%が営業時間を調べるといわれています(Google調べ)
正確な営業時間を掲載することで、お客様の不安を解消して来店を促すことができます。
魅力的な写真を掲載しましょう。写真があるページは、42%以上のユーザーが経路案内を利用することがあるとされています(Google調べ)。
分かりやすい写真を掲載することで、お客様の関心を引き、訪問を促すことができます。
最後に、良いレビューがあると、71%のユーザーがその商品・サービスに対してより良い印象を持つといわれています。そのため、積極的にお客様にレビューの投稿をお願いしましょう。
多くの良いレビューが集まることで、検索結果におけるビジネスの信頼性が向上し、新規顧客の獲得につながります。
またレビューに対する適切な返信や対応を行うことで、顧客とのコミュニケーションが円滑になり、リピート顧客の増加にも効果があります。
「関連性」、「距離」、「知名度」と大きく3つの指標があります。それぞれの指標に対して、どのような取り組みを行うべきか見ていきましょう。
検索語句とビジネス情報の一致度を高めるためには、充実したビジネス情報を掲載することが重要です。具体的には、事業内容や提供するサービス、商品の詳細などを正確に記載しましょう。
また、キーワードを意識した文章作成に努めることで、検索語句との関連性が高まります。
検索結果の掲載順位において、距離も重要な要素です。例えば、ビジネス所在地を正確に登録し、Googleマップ上での表示を確認する対策がおすすめです。
また、地域密着型のサービスやイベントを開催することで、周辺住民からの認知度を高めることができます。
知名度を高めるためには、ウェブ上での情報発信が欠かせません。
まずは、Googleマイビジネスで口コミ数とスコアを向上させることを目指しましょう。お客様に積極的にレビューを投稿してもらうことで、掲載順位の向上につながります。
さらに、他サイトへのリンクや記事、店舗一覧なども知名度に影響するため、積極的に情報発信を行いましょう。
掲載順位の上げ方を他にも知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
今回は、オンライン上でのビジネス情報を掲載する重要性とその施策と相性の良いGoogleマイビジネスの概要について触れてきました。配信できる状態を整えることも重要ですが、それはまだスタート地点です。
掲載される仕組みを理解し、情報の手入れを行なっていくことが最も重要です。それは、リスティング広告の運用に通じるところがあります。
O2O施策で悩んでいるのであれば、私達がお手伝いします。また、次回は実際にGoogleマイビジネスでできることや活用事例を紹介していきます。