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インフルエンサーマーケティング
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「X(旧Twitter)広告のエンゲージメントを高めたいけど、具体的な方法がわからない」と悩んでいませんか?X(旧Twitter)広告を運用するうえで、エンゲージメントは非常に重要な数字で、CVに直接つながるユーザーの行動を表しています。
本記事ではエンゲージメントの意味や重要性、エンゲージメントの高め方を詳しく解説しています。また、エンゲージメントの分析方法も解説していますので、ぜひ参考にしてください。本記事を読めば、X(旧Twitter)広告のエンゲージメントを高められ、効果的な広告運用ができるようになるでしょう。
X(旧Twitter)広告のエンゲージメントとは、広告に対するユーザーの反応を表す数値です。ユーザーの反応にも種類があり、具体的には以下のようなアクションが含まれます。
ツイートに対するクリックなら、ほとんどがエンゲージメントに含まれます。
エンゲージメントは数値として表され、数値化した指標をエンゲージメント率といいます。エンゲージメント率は、エンゲージメントがカウントされた回数(エンゲージメント数)を用いて、以下のように計算します。
「エンゲージメント率=エンゲージメント数÷インプレッション数×100」
エンゲージメント率を見れば、広告が閲覧された回数に対してどの程度アクションがあったのかがわかるため、広告効果の分析の際に用いられます。
インプレッション数とは、広告がユーザーの画面に表示された回数を表します。エンゲージメントと同様に、X(旧Twitter)でよく耳にする用語ですので覚えておきましょう。
X(旧Twitter)のエンゲージメント率の平均は、約5%程度といわれています。一見低い数値に見えますが、InstagramやFacebookと比べると、高い値を示します。
X(旧Twitter)のエンゲージメント率は、インプレッションをもとに算出される数値です。そのためフォロワーが多ければ多いほどエンゲージメント率が下がる傾向にあると理解しておきましょう。
インプレッションは、ユーザーの画面に投稿が表示された回数を指します。対してエンゲージメントは、広告に対するユーザーの反応を示す指標です。つまりエンゲージメントは、インプレッションよりもユーザーの関心を強く反映しているといえるでしょう。
そのためインプレッション数が高くてもエンゲージメント率が低ければ、広告効果は高いとは言えません。ユーザーの関心度合いを確かめるためにはインプレッション数だけでなく、エンゲージメント率も確認することが大切です。
次に、X(旧Twitter)広告でエンゲージメントが重視される理由を5つ紹介します。
X(旧Twitter)広告を効果的に運用させるために、インプレッション数は重要な数字です。エンゲージメントの高い広告を投稿すれば、インプレッションも同時に増加する傾向があります。
X(旧Twitter)では、エンゲージメントの高い投稿が積極的にユーザーに表示される仕組みです。そのためエンゲージメントを意識した投稿ができれば、同時にインプレッション数の増加にもつながります。
エンゲージメントを見れば、配信した広告に対するユーザーの興味・関心の度合いが把握できます。
エンゲージメントが高まるときは、ユーザーが広告に対しなんらかのアクションをおこなったときです。アクションには、いいねやリツイート、返信、リンククリックなどが含まれます。
つまり、広告に興味・関心があったため起こした行動であるため「エンゲージメントが高い広告=ユーザーが興味・関心を持った広告」と考えられます。
エンゲージメント率が高い広告の内容を分析すれば、より効果的な広告配信につなげられます。エンゲージメント率は、投稿内容や画像の有無、ハッシュタグ、投稿のタイミングなどさまざまな要因で変化します。
どのような広告でエンゲージメント率が高い傾向にあるのか把握して、次の広告配信につなげましょう。
X(旧Twitter)最大の特徴は、二次拡散による認知度の向上が期待できる点です。エンゲージメント率が高まると、二次拡散がされやすくなり、認知度向上につながります。
X(旧Twitter)では、エンゲージメントが高い投稿が上位に表示される仕組みです。そのためエンゲージメント率が高い投稿ができれば、ユーザーの画面に表示される機会が増え、二次拡散が起こりやすくなります。
エンゲージメント率はユーザーの興味・関心度合いを反映するため、エンゲージメント率が高い投稿ができればフォロワーの増加や維持につながります。
エンゲージメント率が上がる要素は、いいねやリツイート、返信などのアクションです。それらのアクションをユーザーが行なうことで、広告主とユーザー間でつながりが生まれます。
ユーザーとつながりを持てれば、次の広告も同じアクションをしてもらえる可能性が高くなり、広告効果向上につながります。フォロワーの維持・増加も期待できるため、X(旧Twitter)広告の運用にとってメリットが非常に大きいでしょう。
ここではX(旧Twitter)でエンゲージメントを確認する方法を紹介します。エンゲージメントを確認する方法は、以下の2つの方法があります。
エンゲージメントはX(旧Twitter)のタイムラインから簡単に確認できます。まずは自身のツイート下部にある、棒グラフのマーク(もしくは「ツイートアクティビティの表示」)をタップしてください。
そうすると簡単にツイートの詳細が確認できます。画像の赤枠で囲っている部分がエンゲージメントです。
さらにエンゲージメント率は、画面左のインプレッション数を用いて以下のように算出します。
「エンゲージメント率=エンゲージメント数÷インプレッション数×100」
注意点として、確認できるのは自身のツイートのみです。
X(旧Twitter)アナリティクスを使った確認方法を紹介します。まずはX(旧Twitter)アナリティクスにアクセスして、ログインしてください。ログインしたら、画像の「TADに移動」を選択して次に進みます。
そうすると、過去のツイートの詳細が一覧になったページに移動します。画面の赤枠で囲っている部分が、エンゲージメント数とエンゲージメント率です。
ツイートから直接エンゲージメントを確認する方法と比べると、アナリティクスの方が一括で情報を確認できて便利です。
グラフでエンゲージメントの推移も確認できるため、より詳細な分析をおこないたいのであれば、X(旧Twitter)アナリティクスを使いましょう。
ここまでX(旧Twitter)広告のエンゲージメントの基本や重要性を解説しました。本章では、エンゲージメントを高める方法を9つ紹介します。
エンゲージメントは、適切なターゲティングによって高まります。X(旧Twitter)広告では年齢や性別、位置情報、興味・関心など、多種多様なターゲティングが可能です。
しかし適切でないターゲットを選択してしまうと、広告へ反応してもらえずエンゲージメントは高まりません。また無駄なコストを支払ってしまい、費用対効果も小さくなってしまいます。
そのため広告配信前に、自社の商品・サービスのターゲットを明確にしておきましょう。適切なターゲットに広告配信ができれば、エンゲージメントが高まり、二次拡散によるブランド認知度アップにもつながります。
ハッシュタグを投稿に含めると、インプレッション増加によるエンゲージメント向上が期待できます。
ハッシュタグを適当につけても、あまり効果はありません。投稿やターゲットとの関連性、トレンドなどを意識して、よりユーザーの画面に表示されやすいハッシュタグを意識してみましょう。
ユーザーと積極的にコミュニケーションをとって、お互いの距離感を縮めましょう。ユーザーのコメントに返信したり、アンケートを実施したりすることで、コミュニケーションが活発になりエンゲージメント向上につながります。
その時のトレンドや目を引くコンテンツを意識するだけでなく、ターゲット目線を意識した広告を作成しましょう。
万人に受けるような内容はたしかに効果的ですが、ターゲットの興味・関心からズレた投稿が多いと、広告効果が下がったり、フォローを解除されたりします。
ターゲットの性別や年齢、投稿時間、文字数など、ターゲット目線で広告を作成する意識を忘れないようにしましょう。
画像や動画、GIFを投稿に含ませるのは、ユーザーの注目を集めるために効果的な手法です。画像や動画は文字が多いタイムライン上では目立つため、ユーザーの目にとまりやすく、インプレッションが増加しやすい傾向にあります。
インプレッションが増加すればエンゲージメントの向上も期待できるため、画像や動画、GIFを時折投稿に混ぜるのは効果的です。
ツイートを継続して投稿することも必要です。せっかく投稿しても、ユーザーのタイムラインには大量のツイートがながれているため、広告がみられない場合があります。
そのため1日1ツイート以上の定期的な投稿を心がけ、ユーザーに認知してもらえるような運営をしてみましょう。
投稿時間も重要で、ターゲットのユーザーがアクティブな時間に投稿すれば、エンゲージメントが向上します。ユーザーが活発な時間は、基本的に11〜15時の間です。しかしさらに細かく時間を知りたい場合は、広告効果の分析が必要です。
X(旧Twitter)アナリティクスを使用すれば、効果が高い時間帯を見つけられます。最も効果的な時間を見つけて投稿できるようになりましょう。
インスタントウィンやキャンペーンによるエンゲージメントの向上も狙ってみましょう。
インスタントウィンとは、応募するとその場で抽選が実施され、リプライですぐに抽選結果が返ってくるX(旧Twitter)の機能です。フォローやリツイート、ハッシュタグ投稿などを応募条件にすれば、認知拡大やエンゲージメント向上が期待できます。
同様に通常のフォロー&リツイートやハッシュタグ投稿を条件にした一般的なキャンペーンも、エンゲージメント向上に有効です。X(旧Twitter)でのインスタントウィンやキャンペーンを成功させるためには、参加するハードルが低く、楽しめる内容である必要があります。
広告は配信して終わりではなく、広告効果を分析、改善する必要があります。
最初からユーザーの興味・関心をひける広告配信をするのは困難です。そのため広告効果を分析し、より効果的な内容に改善することで、エンゲージメントを高められる広告が配信できるようになります。
分析には特別な知識はあまり必要なく、無料ツールでも十分可能です。無料ツールではX(旧Twitter)アナリティクスやGoogleアナリティクス、有料ツールでは広告効果測定ツールなどがあります。
X(旧Twitter)広告の効果を高めるために、エンゲージメントの分析は非常に重要です。ここでは、X(旧Twitter)広告のエンゲージメントを分析する方法を4つ紹介します。
X(旧Twitter)広告では、文字だけの投稿や画像・動画つきの投稿など、さまざまなフォーマットで広告を配信できます。それぞれ配信方法によってエンゲージメントの傾向は異なるため、分析の際は配信方法ごとに効果分析を実施してください。
画像や動画つきのツイートは、タイムラインで目立つため、一般的にエンゲージメントが高くなる傾向です。もし投稿しているツイートもその傾向があれば、積極的に画像を入れた投稿をする方法も検討できます。
ツイートする時間帯や曜日によってエンゲージメントの傾向は異なり、ユーザーがアクティブな時間帯や休日に投稿すれば、エンゲージメントは高くなる傾向にあります。
しかしターゲットユーザーによって、効果的な投稿時間は若干異なります。投稿する時間帯・曜日によってエンゲージメントの変化を分析し、より効果的な時間帯と曜日を見つけてみましょう。
ツイートの内容が複数ある場合は、内容をテーマ分けしてエンゲージメントを分析しましょう。
ユーザーの共感を狙った内容と、笑いによって拡散を狙った内容では、エンゲージメントの傾向は異なります。そのため投稿内容はテーマに分けて分析して、テーマごとに効果的な投稿内容を分析・改善することが重要です。
いいねやリツイートなどのアクションごとに、エンゲージメントの傾向を分析しましょう。
エンゲージメントが高い投稿には、いいね数が多い投稿もリツイートが多い投稿も含まれます。そのため広告の目的によってどちらのアクションが欲しいのか異なる場合は、アクションごとにエンゲージメントを分析する必要があります。
たとえば、商品・サービスの認知度アップの場合はリツイート数、評価を知りたい場合はいいね数のように、広告の目的によって分析対象を変えてみましょう。
本記事ではX(旧Twitter)広告のエンゲージメントについて、特徴や重要性、エンゲージメントを高める方法について解説しました。エンゲージメントは、X(旧Twitter)広告を運用するうえで非常に重要な数字です。
本記事を参考にしてX(旧Twitter)広告のエンゲージメントを高め、ユーザーの興味・関心を集められる効果的な広告運用を実施してください。